ホーム > 詩人の部屋 > 人間もどきの部屋 > 愛に救われて

人間もどきの部屋


[2] 愛に救われて
詩人:人間もどき [投票][編集]


壊れそうな理性をなにで抑えようか
ただ決まりきったあたりまえな正義でそれは悪いことだと自分を戒めようか

首をひねりジタバタして考えてる


だけれど未だこたえは見えず
ぼくは闇の中にたたずみ未ださまよい抜け出せずにいる

やり返すことでしか満たされない幼稚なハート
ブレイクしたらなにもかもぶち壊れそう

くり返す日々はなんの意味もおしえてはくれない
すべて己が決める
生きることも死ぬことも未来も夢も

それだけに死にたくなるほど迷い悩み頭割れるほど苦しい

それでも壊れる寸前にすんでのところでぼくを助ける愛の声

憎々しいけれど
明日の笑顔をありがとう
悲しみと喜びをありがとう
今なら素直に言える

だからフェードアウトはまだちょっと先に延ばそう

ぼくにはまだ愛がいるから
ぼくにはまだ希望はつきないから

光に照らされてる
ぼくはまだ見放されていないから
ぼくは君と明日へ旅立つ。

2009/03/11 (Wed)

前頁] [人間もどきの部屋] [次頁]

- 詩人の部屋 -