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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1404] 宇宙
詩人:どるとる [投票][編集]


ねえ あれは何かな?
君の細い指が指し示した一番星
キラキラと輝いて
僕らを照らしてる
わかってるくせに
君は聞いたんだろう

だけれど 僕は待っていたように言うのさ
あれはね あれはね
一番星っていうのさ

果てしない宇宙の闇に
終わりのない大空に
簡単に飲み込まれてしまう意識

とても壮大で
とても圧巻してしまう景色に言葉さえなくしてしまうよ

たくさんのうたを今までつくりあげてきた僕だけど もうそろそろそれも疲れたよ

立ち止まろうかな
ここらを終点にしようかな

だけれど 思えば思うほど 先を知りたくなるほど輝く 未知の明日

まるで宇宙へ抱くロマンさ

そして僕は憧れ抱く宇宙飛行士さ

走り続けようかな
どうしようかな
答を探してる
日々もまた宇宙。

2010/05/21 (Fri)

[1405] 
詩人:どるとる [投票][編集]


恋人の声
家族の声
兄弟の声
誰かの声

この世界には様々な
リズムを持った
声が響いている
心にすーっと溶け込んでくるようにそれは誰の心も安らかにさせる

声が言葉になり
それがもしも
愛の言葉なら
なおさら嬉しい
悲しい気持ちに
沈んでいる時さえ
欲しくなる
その響き

あなたの声が聞こえたら この世界は明るくなるだろう
光で満ちるだろう
今もこの街に朝も夜でも響いてるその声が誰かの心を支えてる
そしてまた聞いてる誰かの声が話してるその誰かをまた支える
響かせ響きあう日々

素敵なその音色は今日もほらここにある
何気ない風景に溶け込んで 誰かの心を何気なくその声が包んでいるんだ

そっと流れ込む音色が心に響いたとき
涙は こぼれ 笑顔が悲しみを 乾かす

きっとまた今日もどこかで 響いてる。

2010/05/21 (Fri)

[1406] 目を開けましょう
詩人:どるとる [投票][編集]


いつものように
朝起きて
目覚ましを止めた
僕の右手

空は快晴で
とても心地いい

行く宛なんて
決めてない土曜日
それでも
リュックを背負って
自転車に乗って
どこかへ行きたい気分さ

まぶしい太陽の光に目をそらさないで
目を開けて 世界を見つめよう

悲しみも見えてしまうかもしれないけど
きっと悲しみだけが見えるものではないから

幸せな景色や美しい色を探しに行くために 目を開けましょう

ゆっくり ゆっくり
まぶた開けば
色鮮やかな世界が生まれる
暗闇に光が生まれる

雨上がりの街
もう悲しみは去ったあと

さあ おそれないで目を開けましょう
そして 見たこともない景色を探しに出かけましょう

あなたの足で
いつまでも鳴り響く
目覚まし時計の口をふさいで しばらくしたら。

2010/05/22 (Sat)

[1407] 詩を書く人
詩人:どるとる [投票][編集]


詩を書く人は今日も思いをイメージとして受け止めて
それを形にするのさ
だけれどいつでも形にできるとは限らないから
詩を書く人は苛立ちや言葉にならないことへのやり場のない怒りを抱え込む
それでも詩を書くことはやめない
やめられない

言葉のプールを泳いで散らばるかけらを集めて
ひとつの世界を生み出すことの楽しさを知ったから
言葉にならない苛立ちや怒り以上の素晴らしさをわかっているから
詩を書く人は詩を書くのさ
詩を書く人は詩を書くだけの人だから
詩を書く人は詩を書くのさ

さあ 鉛筆を握りしめ
何もない紙の上に
文字ばかりの世界をつくるよ

築き上げる 日々
まるで詩を書くように 今日も日が暮れるまで頑張るのさ

詩を書く人は詩を書くことだけが仕事だ
だけれど詩を書く人は何よりも前に人間だから生きることが第一の仕事だ
だから詩を書く人は
今日もつよく生きるよ

言葉に支えられ
また
言葉で誰かを支え

形のない思いがつくり出した世界に新しい風をおくるよ

不器用だって下手っぴだってそれは詩を書く人がつくり出した 新しい世界

さあ 心して読むがいい。

2010/05/22 (Sat)

[1408] 初恋の雨
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どうして君じゃなければいけないんだろう
どうして君はそんなに美しい目をしてるの

聞きたいことはたくさんあって
聞いてほしいこともたくさんあって

それは君のこと
好きって意味で
こんなことはじめてだから何をどう言葉にしたらいいのかわからないけれど

君が世界一好きだよ
拙い言葉かもしれない
だけれど君が好きだよ
今いちばん伝えたいのはそんな言葉だよ

初恋の雨が降る
心に 顔中に
言葉は今 死んだ
君の目の前じゃ
どんな言葉さえ
小さくなってしまう

でもぬぐえない
君を好きなこの気持ち
膨らんでゆく思い

どうすればいい?
この切なさには終わりはない
そんな気がするのさ

初恋は静かにその戸を閉めて
知らないあいだに終わっていた
僕にはもうどんな言葉もいらない

君は 雨上がりとともにどこかへ 消えた
ふらり ふらり
お空のかなた。

2010/05/22 (Sat)

[1409] 君は僕のすべて
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僕にはこの世界で誰より大切な人がいる
たまにはケンカもするけど それだけ仲がいいってことなのかな

言葉を武器にそれぞれのプライドを刃のようにぶつけてみても
互いの醜さがただ垣間見えるだけだろう

それならいっそ言い合いはやめて
分かり合える部分だけ見つめて
譲り合うなり分かり合うなりしていこうよ

ふと気づくといつも
心の中の鏡にうつった僕が大切なはずの君を傷つけていた

この世界で 何億 何万分の一の確率で出会った君という人に
偶然か運命なのかわからない奇跡で
君と愛し合える今に
幸せは多かれ少なかれ満ち足りてるからね

今なら 言えるよ
ためらいなく

君はこの地球上で
僕がただひとり
愛している人
君は僕のすべてだ

君はどうなのかな
暗い影が差し込む
その時にあふれた
涙の向こうで泣いてる君の心は何色なのかな

重なり合う心
たまに
すれ違って
離れる心
ひとつにはなれない
すべてを分かり合えない
それは違う人だから
でも愛があれば
足りない部分を補うことはできるはずだから

この世界で 何億 何万分の一の確率で出会った君という人に
偶然か運命なのかわからない奇跡で
君と愛し合える今に
幸せは多かれ少なかれ満ち足りてるからね

今なら 言えるよ
ためらいなく

君はこの地球上で
僕がただひとり
愛している人
君は僕のすべてだ
何度でも言うよ
君は僕のすべてだ

そして
僕は君のすべて
聞かなくても
気持ちは同じだろう。

2010/05/23 (Sun)

[1410] 女と涙と雨のアンサンブル
詩人:どるとる [投票][編集]


あんな小さな水たまりも飛び越せない
ひ弱な僕は雨を呼ぶ君のその悪運を呪う

涙はつめたくなったままで 微笑みは容赦なく えげつなく
この僕に大きな影を抱かせる

雨雲を連れてきた
君なんか嫌いだよ
レイニーガール
長靴の中にまで
雨水が入っちゃって
悪運にもほどがあるからね
涙はとめどなくあふれるんだ
あふれるんだよ

水たまりはだんだん大きくなる
心の中に波紋広げて
不安は膨らんでく
いつか破裂してしまうんじゃないかな

悲しみの中で 笑う君はおかしな人
もう慣れてるのかな
おかしくなったのかな

雨雲を連れてきた
君なんか嫌いだよ
レイニーガール
長靴の中にまで
雨水が入っちゃって
悪運にもほどがあるからね
涙はとめどなくあふれるんだ
あふれるんだよ

あんな小さな水たまりも飛び越せない
ひ弱な僕は雨を呼ぶ君のその悪運を呪う
ひたすら僕は呪うよ

リズムを刻む
雨粒の無神経な計らい
女は雨女
雨を呼ぶ
涙は大粒
顔中を濡らす

最悪な1日になりそうさ。

2010/05/23 (Sun)

[1411] 大切なのは
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大切なのは
他人がどう思うかじゃない
自分がどう思うかだ
自分がどう思うかですべては分かれる
他人に左右される答など何ひとつない
大切なのは
自分が決めた選択に自信と誇りを持つこと
そして大切なのは
どんな結果になってもそれに後悔をかぶせないこと

それが大切なこと。

2010/05/23 (Sun)

[1412] とてつもなく長い夜
詩人:どるとる [投票][編集]


時計とにらめっこしてなかなか眠れずにいた昨日の夜
プロレスも野球も興味はないから
バラエティー豊かな
テレビはいらない

時間だけが有り余る日々だ いつでも
涙ばかり流れている

自信はなく
勇気もなく
やる気などさらさらない

ただここにあったのは
ただここにあったのは

意味もなく とてつもなく長い夜なんだ
理由もなく とてつもなく長い夜なんだ。

2010/05/23 (Sun)

[1413] ラブソングおひとつ
詩人:どるとる [投票][編集]


幸せは願う者のもとに降り注ぐもの
誰かを愛したり
誰かに愛されたり
したときにだけ幸せは訪れるもの

手を伸ばすその先にいる人にちゃんと言おう

僕は君を 愛している
これは嘘偽りない真実

さあ 受け止めて
僕の見えないプレゼント
ラブソング おひとつ。

2010/05/23 (Sun)
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