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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1834] 幸せのリズム
詩人:どるとる [投票][編集]


朝一番の素敵な音色が響くよ リビング
おはようの声が聞こえたら 1日のはじまり

小鳥はさえずり
小川はせせらぎ
人は絶え絶え
夜明けに昇る太陽
やがて誰かの足音

幸せのリズムをこの耳で聞こう 聞こう
それはすべてのはじまりの合図
さあ 出かけましょ
太陽の陽射しを背中にうけて

見上げればきっと
青い空 白い雲
そして隣には君の笑顔

幸せ100%
淀みなき現実。

2010/09/19 (Sun)

[1835] 同時刻の外側で
詩人:どるとる [投票][編集]


真夜中の真ん中で
ふと何気なく思うこと
誰かが泣いている
誰かは笑っている
同時刻の外側で

君の笑顔が涙でぐしゃぐしゃに濡れそぼった顔になる時

僕は何ができるだろう
僕は何をすればいいの

黙ったまま 目と目で見つめ合って
それから 僕は

同じ時を歩いてる
人も同じ気持ちじゃないから
笑う人もいれば
泣く人もいるね

同時刻の外側で
悲しい別れもあり
素敵な出会いもあり
山あり谷あり
あれもありこれもあり
何かはじまる予感もあり
いろいろある

真夜中の真ん中で
夜空を流れる星に
僕は願うよ
明日も平和でありますように

同時刻の外側で
泣いている人には
悪いけどね
僕は今とても幸せです

ああ 泣いてる場合じゃないね
明日より今を大切に
生きること 自分に誓ったなら

同時刻の外側で
悲しい別れもあり
素敵な出会いもあり
山あり谷あり
あれもありこれもあり
何かはじまる予感もあり
いろいろある

要するにつまりは
そーいう結論にいたる

たどり着いた真夜中の色
それはあなたの目にどう映るのか?
それだけだよ

すべては。

2010/09/19 (Sun)

[1836] 冬が来るまえに
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木枯らしが吹く
季節の足音が
空耳のように
聞こえてる胸に

窓を開ければ
つめたい風が
吹くのももう
数えるほどで

襟をたてたくなる
季節はもうすぐ
僕の目と鼻の先に来ています

雪が舞い降る季節は
暑さを忘れるほど寒いから
また夏の暑さを恋しがるのだろう

ポケットにつっこんだ手さえかじかむ
手加減もしてくれやしない厳しい季節は僕の瞳に映る景色を一面真っ白に染めるのかな

冬が来るまえに僕はどんな備えができるかな

心の寒さは冬が来るまえより先に訪れているけれど

さて、さて。

2010/09/19 (Sun)

[1837] 続くストーリー
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いつも君の笑顔をこの窓から見ていたよ
君のその素敵な笑顔はまぶしい太陽のよう
どんなに落ち込んでいても元気をくれるよ

そっと 窓を伝う雨粒は
まるで空が泣いてるようだって君が言った
天気がわるいと二人の機嫌も自然とわるくなったね

口づけさえできなかった
ただ手をつなぐことさえ恥ずかしかった
恥じらいの季節の中で恋をしていたね
僕らは

通り過ぎた夏はまるで万華鏡のように
振り返れば素敵な思い出が瞳の奥できらめいて輝くのだ

隣で 笑う人が君じゃないのが淋しいけど今はお互いに愛し合うべき人がいて
昔を懐かしんでもあの頃の情熱をまたたぎらせて
思い出を追いかける気にはなれないよ

今 僕の瞳に浮かぶ
君の白いドレス
二人を祝うように
鳴り響く 鐘の音

好きだと言えないまま見送ってきた日々が僕に残したのは
もう間に合わない
はるか昔の小さな
切符一枚

遠ざかる背中に
声もかけられないまま
君の髪が風になびいて
涙でにじむ景色に溶けたオレンジ色
何もかもが夢のようにはいかなかった

だけれどどこかこれで良かった気もしてる

涙と笑顔にはさまれるようにして続くストーリー
ヒロインだった人はあなたが決めた人を選んだだけ
主人公はただ引き下がるのさ

僕はただ君の幸せを祈る それだけだよ

悲しくても
切なくても
続くストーリー
めくられていくページ
逆らえない
抗えない
時の流れ そのたの運命

誰もいない人気のなくなった並木道に風が吹き抜けたそのあとは 何が残る?
切なさと淋しさの連鎖反応

ああ 悲しや
降り止まない雨。

2010/09/20 (Mon)

[1838] 一緒に歩こう
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不器用でなんにもできないけれど
君のことを好きになってしまったよ
この思いがもしも
一生叶わないなら
あてどもなく海原をさまよう椰子の実のように
行き着く岸を待つばかり

空を見上げたら
一面の星々が
まるで
宝石のように
輝いている

一緒に歩こうよ
僕は裏切らないよ
幸せとかの定理は
いつまでも多分
わからないけれど

君がいれば僕は
強く生きていけるから

一緒に歩こうね
君しかいないんだ
聞き分けもない
僕だけどそれでも愛してくれるなら
優しくなる努力だって惜しまないよ

君がそばにいると
世界は不思議と
きらめいて見える
昨日の悲しみが
嘘のように
晴れていく
青空が心にものぞくよ

だから一緒に歩こう
僕から差し出すよ。

2010/09/21 (Tue)

[1839] 君を想う夜
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窓の隙間から
のぞく夜空に
たくさんの星たちが
キラキラ輝いている

君も見ているかな
もう寝ちゃってるかな
そんなこと考えながら僕もいつの間にか夢の中

何をしてる時でも
どこにいる時でも
いつも心の中には
笑ってる君がいるんだ

たとえば
君がいなくちゃ
僕はただの弱虫だ
君がいるから
強くなれるんだ

だから負けそうな時
こんな切ない夜
僕は目を閉じて
大好きな君を想う

不思議だけど
どっかから
強さがわいてくる
また立ち上がれる

いつか 僕もこの家を出てひとりで暮らし始めるころには
君も一緒に暮らしてほしいのさ

そして明日も
この窓から
のぞく夜空に
星が流れるでしょう
そしてまた
君を思うのでしょう

切ない夜は何度でもやって来るから
負けそうな時は何度でもやって来るから
そのたびに君を思うのでしょう

大好きな君を想うのでしょう
まぶたの裏で笑う君に笑いかけるのでしょう

街明かりは
ただ静かに揺らぎ
月が眠りに落ちたのを確かめたあとで
夜明けを呼ぶように
朝の訪れを待つのです

僕が君を待つように
君が僕を待つように
大切な人を待つように

はじまりのページを静かにめくる。

2010/09/22 (Wed)

[1840] 夢の亡骸
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もう何度迷えば気がすむのだろう
あと何回悩めば終わりはくるのかな

悲しくて 切なくて
むなしくて わびしくて
カッコ悪くて 幼気で 傷つきやすくて わがままで

僕って人は

天高く蹴り上げた
サッカーボールは
ゴールに届かず
夢からそれていった

なんのために走ってきたのかな
だれのために頑張ってきたのかな

わからなくなって
道の途中 途方に暮れる

夢の亡骸 抱きしめて。

2010/09/23 (Thu)

[1841] たいせつな人
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大切な人はいつもそばにいるのに
近くにいればいるほど気づかないものなのね
嘘や言い訳を重ねて
いつも逃げちゃう

くだらない愛なんて何ひとつないはずなのに
せっかく芽が出たのに摘んでしまうようなものだよね

見なくてもわかるよ
君が泣いているのは
それなのにそれなのに変わらないままの僕がなにもしなくても君を傷つけてしまう

この世界で誰より
きっと誰よりも
愛してる
愛してるのに

たいせつな人は
遠ざかるばかりで
心に降る雨もやまない。

2010/09/23 (Thu)

[1842] 雨降る1日
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灰色の空と
傘の花
咲き乱れる街

一枚上着を羽織らなきゃ
寒くなってきたから
気まぐれな雨に濡れて
僕は道の上
屋根を探して歩く

雨宿りする木曜日
心にまでそのうち
雨が降り出してきて
滅入ってしまうね

ビデオを観ても
ゲームをしても
むなしくて
ため息しか
出ない昼下がり

雨はやまない
のどばかり乾く
腹ばかり減る

雨降りの1日
心は深い海の底
声にもならない
思いが泡のように
心にわいて
切なくなる

さみしさがぐっと
さざ波のように
押し寄せてくる

名前のない傷跡が
疼く 木曜日
雷鳴が遠くで光って鳴りける

笑えることなど
何ひとつ ありはしないのだ。

2010/09/23 (Thu)

[1843] 
詩人:どるとる [投票][編集]


窓の外はどしゃ降りの雨
心の中もどしゃ降りの雨

名前のない悲しみに
名前のない切なさが
入り混じったような
名前のない痛みが
名前のない傷になって僕を追いつめる

鉛筆画のように鮮やかさのない景色に
地味な公園の遊具が色あせてる

名前のない雨が
名前のない道を濡らして
名前のない場所へと
名前のない雨が流れてゆく

振り返れば思い出はモノクローム
窓をかすめる雪のようなものだよ
手のひらに乗せてみても溶けていくだけ
少しの冷たさを残すだけ

だから 忘れないように人はたまに生き急いでしまうんだね

今まで歩いてきた道につけてきた足跡のひとつひとつが思い出だから
消えないはずなんだ
いつの日かたいせつな何かを忘れてしまっても
心の中には残ってる
大事な記憶が降り止まないで降り続いているよ

見えない雪が
懐かしいあのころを
思い出すたびに
忘れてしまった
過去をそっと濡らすよ

さよならを言うように
次々と消えていってしまう
日々はまるで絶え間なく降り続く雪のように

ぬぎいきれない切なさと懐かしさだけ
残したまま

やがて眠りの中へ
覚めない夢の中へ
僕を導くのだろう。

2010/09/23 (Thu)
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