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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1914] 哲学
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僕はそんなものには左右されない
自由があってこそ哲学はある。

2010/10/11 (Mon)

[1915] 終わらないオセロ
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白黒つかない現実がここにある。

2010/10/11 (Mon)

[1916] 心が死んだ日
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眠れない夜は寝たふりを押し通せば
誰もわからない
誰かには居心地のいい場所も僕には居づらいだけで
すぐ逃げたくなる

孤独という部屋に
僕はいつも閉じこもっているよ
僕の中の幸せの命日はいつだっけ?

たどり着いた真夜中に星はきらめいて
大きな月が窓の外に輝いている

無駄に生きてる
そんな気がする
生まれてから今日までの毎日をひとまとめにしたら心が死んだ日と呼ぶにふさわしいね

なぜだか生きたい
まだ生きていたい
生きて何をするとか
したいとかわからないけど 光見えないけど

心が叫ぶ
負けるな

だから僕は心の声にしたがって
歩き続ける
果てしないこの砂漠を
終わりのないこの宇宙を

今も…

そして今日も
夜が来てさ
何かくだらないこととかでちょっとでも笑えたら

なんてこと考えてる
多分そんな瞬間のために生きてる

幸せはいつもほんのちょっとした生活の隙間にある小さな笑顔

なんとなくわかる気がするよ
だからだから

明日も…。

2010/10/13 (Wed)

[1917] 僕の好きなひと
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冷たい雨はもうやんだから

あなたには笑ってほしい

悲しみなんて通り雨さ
すぐに通り過ぎるよ

だからそんなに気を落とさずにいてほしい

眠れない夜なんてめずらしくもないから
歳を重ねるにつれて涙もろくなるのも
おかしなことじゃないから
なんなら僕がそばにいるから

雨がやんだら
虹が架かったら
また いつものように笑ってほしい

君の笑顔は
僕を元気にする魔法さ
君が笑うとつられて僕も笑ってしまうから

夢から覚めるように
悪夢から抜け出したら
一番最初に見せる笑顔は僕に見せてね

雨がやんだら
お日さま出たら
また 元気に笑いあおうよ

雨がやんだら
虹が架かったら
またいつものように笑ってほしい

あなたらしく
そのままで
笑ってほしい

ただそれだけさ

そして今日も地上に夜が訪れて
眠りにつくころ
素敵なメロディのような君の声が僕を呼ぶ

さあ 素敵なお話会のはじまり はじまり

月が眠っても
星が眠っても
まだ眠りたくない

ふたりは夜通し
語り合うよ
いろんなこと

ねえ きりがないね
話題は尽きない

ああ この世界中で
誰より話が合って
心から愛してる
僕の好きなひと
君となら きっと
このままどこまでも行けるね

夜の裏側では
張りぼての月が昇り
誰かがからくりを動かす やがてすべての小道具を片付ける

そんな夢の中にふたりいつの間にか落ちていた
同じ夢の中で
同じ景色の中で
同じ理想を追いかける

夢とのかけっこは
つかず離れず
つづくよつづく。

2010/10/13 (Wed)

[1918] 宇宙
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愛し合う ふたりは
ふたりだけの宇宙の中で新しい世界を創造する

頭の中に浮かべた
イメージは膨大すぎて
図書館にも入りきらないたくさんのアイデアにあふれてる

たとえばどこかへ向かう道の途中で出会う道端の花のように
青い空に浮かぶ名前もない雲のように

そこにあって当たり前なものでもそれは何より尊く素敵な輝きを持っている

この胸の鼓動がやがていつか静かになるまで
僕は君とここで
創造しよう
新しい世界を
明日という
一歩先の未来を

そして心の中に浮かぶあくをすくいだすようなすさまじい一発を

空の彼方に広がる
宇宙のような
果てしない物語の中で繰り返し綴られる
出来事の一部始終を
つつがなく 抜かりなく
僕は描いてゆく

見えない日々の日記帳に
思い出という名にかえて。

2010/10/13 (Wed)

[1919] メイドインスイートホーム
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言葉もなく
僕は世界で
どこよりも
落ち着ける
この家の中から

世界中の幸せを祈り
世界中の平和を願う
ラブアンドピース
愛と平和の子守歌

常に物語は創られる
この家の中から
常にチャンスは生まれる
この家の中にも
常に可能性は失われる
この家の中でも

メイドインスイートホーム

目指すは半人前より
ちょっと上のほう

完璧をはずれた
不完璧な完成形

つまりは君のその平穏そうな笑顔を守れたら
それだけでいいみたいなストーリー。

2010/10/13 (Wed)

[1920] さよならストーリー
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『さよならバイバイ』簡単すぎるかな

遠ざかる バスが
見えなくなるまで
手を振ろう

さよならするだけ
それだけの物語
でも涙は嘘じゃない
ちゃんとお別れもするつもりさ

最後のキスはどんな味がするのかなあ
最後の夜は満月かな?三日月かな?

そんなふざけた
思惑を乗り過ごした
まぬけな真面目さが
さよならの場面に涙を降らす

君を乗せたバスが
小さくなってしまうよりも早く
にじんでく景色

さよなら
はじめて言える
あの日は言えなかったから少し遅咲きだけどやっと長い夢から覚めたみたいな気持ちさ

街路灯の照らす道をひとり歩けば
よく君と歩いたことふいに思い出して
悲しくなる
切なくなる

ああ わざとじゃないのに
何度も来てしまう
この並木道

もう秋だね
もうちょっと待てば
冬だね
早いものだね

さよならという
ストーリー

忘れてしまえば
いい思い出なんてないけど君のことを思い出すたび
この心に雨が降るよ

ああぬけがらの僕は
深い海の底みたいな暗い夜の片隅で沈んだまま

浮かんでこない
在りし日の僕ら

さよなら さよなら
それだけだよ

余計な言葉は多分必要ない

さよならという
ストーリー

そっと表紙を閉じれば読み終わった本のような記憶さ

さよなら…
涙に流されていく。

2010/10/13 (Wed)

[1921] 千の夜
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ここにある平穏
それを乱す悲しみ
崩れ去る期待と
あとから僕を責める
物陰からの叱咤

社会という海は荒れ模様
政治家たちの戯れ言が波打ち際に叩きつける波のように
意味もなく繰り返し
つかの間巷にひびいては
静かに消えてゆく

同じような文句を垂れて
同じような捨てぜりふを吐いて
政界から消える人影

つまらぬテレビはもう消して
千も億もあるこの素晴らしい夜に身を寄せよう

たいして特別な日々じゃない 普通の毎日だ
でもあなたがいることで僕はこうして笑っていられる
そしてきっと僕がいることであなたも笑っていられる
上手に理屈をつくりあげたら
君とふたり遊ぼう
子どものように戯れよう

難しい事は
二の次で
愛する人のため
僕はこの夜に
輝く月になるよ

そして君を照らす
そんな役目を担うよ

千の夜は過ぎ
千の朝も過ぎ
やがて何もかも
消え去ったころに
残るのは
真の愛だけ
真の思いだけ

さあ 僕らはただ
互いを思い合うだけで歴史にも名を残せるくらい素晴らしい愛を築くのだ

目には見えない
愛という形そのものを 抱きしめて

この夜を泳ぐ魚になる。

2010/10/13 (Wed)

[1922] うしろを振り返る時
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前ばかり見てたら
むなしくなるだけ
たまには歩いてきた道のうしろを振り返ってみよう

懐かしい匂いがする
あの頃の風がなんとなくだけど
香ってくるよ

見えない雨にうたれてる今日も
輝くような笑顔落とす明日も
きっと道の先には
暗い森をぬければ
青空だってオアシスだってひろがる
そういつだって信じてる

だから僕は生きていける
だから僕は歩いていける

ふと立ち止まる
そのわずかな
瞬間に
思い知らされたよ
こんなに
景色がきれいで
こんなに
空気がきれいで

世界はこんなに
素晴らしいんだってこと

流れる時間から少し解き放たれてうしろを振り返るその時
僕は本当の自由を手に入れる

安らぎに満ちた幸福が心にあふれんばかりに 満ちてゆくよ

そして僕は見上げる夜空に星を見つけ
明日晴れることを確かに知る
そしてやっと
肩の力をぬいて
気持ちよく笑えるよ

素直に。

2010/10/14 (Thu)

[1923] 僕の世界
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視界いっぱいに
ひろがる雨雲
もうすぐ
雨が降り出すだろう

それをわかっていながら
濡れるのも覚悟で
悲しみに体当たり

僕の住むこの世界は
規模だけやたら広くて
立場はやたら窮屈で
見えている景色だけではわからない
悲しみや喜びがたくさん咲いているのです

たとえば少し離れた
隣の国にも
たとえば海をはさんだ遠い国でも
それは変わらない
社会通念上の真実

さあ 気まぐれに
エンジンをかけては
どこへ行くのかな
予定も立てずに

神経質な割には
いい加減な人は
行き先も決めずに
勢いまかせで
悲しむことを
嘆くばかりか
悲しむことを
喜んでいる
楽しんでる

僕の生きるこの世界には一応ルールというものがありまして
でもそれは裁かれることをおそれない人にはただの脅しでしかなく
だから今日も誰かが誰かを傷つけ殺めているのでしょう

もはや人を縛ることなどどんな罰を課してもそれは単なる脅しにしかならない
だから
嫌なニュースは尽きない
明るいニュースの影につきまとうように悲しいニュースが見え隠れする

さあ 今日は
どんな出来事があるだろうか?
少しでも何も起こらず平穏な毎日はあるだろうか?
無事に夜をむかえ
無事に次の朝に目覚める
そんな繰り返しの中で
無事に死に目をむかえ
無事に弔われる
そんなふつうの人生さえおくれたなら
僕は幸せなのに
より多くの幸せを
手に入れたい人の瞳はなぜにそれほど血走っているのだろうか

理解できない事が多すぎることが理解できない

雨の降らないありふれた青空をのぞんだ鳥がふいに撃ち落とされるような
こんな世界は愛しくて
だけどその愛しさのぶんだけ憎くて
いたたまれない

そんな世界で
僕は生きている
何かにおそれながらも
幸せな気持ちにもなる

光と影が巧く隔てられたこの世界で
今日も ゛もしもの雨゛に降られて 濡れる。

2010/10/15 (Fri)
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