詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたがいるから
戦える
あなたがいるから
頑張れる
その気にさせる
あなたはまるで
傷ついた戦士さえ
立ち上がらせる
戦場に咲く
汚れなき白百合の花。
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深い海の底から
いつか這い上がって
こんなに小さなプランクトンから
こんなに大きな人になりました
なんの理由かはいまいちよくわからないけど
この世界のはじまりは暗い宇宙の中で大爆発が起こって
そして地球の基礎ができたらしいんだ
やがて海ができて
それで空ができて
今度はいろんな生き物が生まれて
にぎやかな生態系が築かれた
そしてすさまじい
時間の流れで
幾年も幾年も
地球は進化を
繰り返して
僕が生きる
今日まで
こうして
止まらない流れの中で今も進化をし続けてるっていう話
とりあえず
僕は今日も生きてる
それを誰ひとりとして否定することはできないんだ
もう理由なんてどうだっていい
理屈なんて考え出したらくだらないよ
もうここにいるだけで生まれたこと受け入れてしまおう
つまらないこと考えるより今生きてるこの素敵な時間をもっと楽しもう
それぞれ
生きてる意味を見いだすその日が誰にでもやってくるはずだ
どんなにちっぽけな理由だとしても
それをばかにすることは愚かにもほどがあるよ
今はただ 未完成だけど きっとつぎはぎだらけのプライドだけど
だから生きてる
それでヨシとしよう
だけど生きてる
すり替えはお早めに
そしていつかはこの長い進化にも終わりが来るのだろう
白紙にもどるその日にはもう僕はここにはいないから
何も悲しくはならないだろう
そんなこと考えるより先ずは今を精一杯に生きてみよう
生き方なんて
着飾らなければ
荒っぽくたって
それは生きてることに変わらないよ
いいじゃないか
それが人生ぞ。
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それぞれの悲しみが
それぞれの喜びが
その日の出来事に
重なって 輝くよ
それはそれは素敵な
夜になると思う
精一杯偽ったつもりでも
目一杯強がったつもりでも
涙は正直なもので
そんな思いとは裏腹にちゃんと流れるの
嘘がばれるのはいつも 悲しいことが形になってしまうから
隠し通せないさ
透明な刺激が
胸を射抜きいろんなことが頭の中でごちゃごちゃめぐる
地上の世界にどうってことのない残業のあとに名もない夜が来る
今日はあんなこともあったな
明日はどんなことがあるかな
なんていう思いさえ
意味はないさ
意味はないけど
なんてほがらかな言葉でしょう
口にしただけで
それは 福音のように
見える世界をあざやかに染めるよ
そしてまた
朝が来るから
太陽に沈んだその時
この地上に夜が来る
僕の心には朝よりもまばゆい新しい夜明けが訪れる。
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睡眠時間を
溝に投げ捨てては
つまらない事に
費やしている
若いんだから
もっと明るくなりなさい
そういうあいつの思いとは真逆に
どんどん気持ちは暗くなるばかり
四畳半ばかりの部屋でいつまでも飛び立てずに 夢さえあきらめたと強がって
積み重ねてきた
日々を無駄にしているのはわかっているよ
だから全ての可能性を捨てたわけじゃない
ロングロングロングナイトタイムラン
この夜を味方につけて 悠々自適に走り抜けよう
夜のとばりがおりたら
高らかに笑おう
一か八か
たまには賭けてみよう
歩き出すことをおそれる者に訪れる明日は無い
ロングロングロングナイトタイムラン
偶然さえも巻き起こして この夜を駆け抜けよう
そして長いトンネルのようなこの夜から抜け出したら
そこには
素晴らしい朝がある
きっとさ
欲しかった夢がある
さあ 勝負はまだまだこれから
立ち上がれ 僕よ
唸りをあげて
世知辛い世の中に
唾を吐きかけろ
俺は逃げねえ
さあ かかってこいよ!
叩きのめすぜ
やられた分より
倍にして返すぜ
約束のこの夜に
奪い返す
幸福のふた文字。
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夢見し時の訪れに僕はただひとりみんなからだいぶ遅れて夢の扉をひらいた
long time lan
駆け抜けた
長い長い時間の端っこでずっと夜になるのを待っていたよ
懐かしい匂いがする
懐かしい景色が見える
懐かしい色に染まる
懐かしい誰かに会える
長く終わりなんてなさそうな夢の中で
いいとこで続きになるテレビみたいに
ほら 目覚ましが鳴る
僕は目を覚ます
カーテンをひらけば
太陽の光がまぶしい
つよい日差しに目をぎゅっとつむりまた目をあければ
ひらけた世界に
嘘偽りはなく
ただ美しさだけがありありとそこにある
偽ることなどできないのさ
それは美しいと呼ぶほかにはないから
だから僕はいう
目覚めし時の訪れに
いつもの世界なのになんと美しい世界なんだろう、と。
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保証なんてできないけどね
僕は君が好きだから
守るのは当然のことだと思ってるよ
不器用だし
頭もよくない
性格も暗い
だけれど
世界一あなたを思う
気持ちは
誰にも負けない
つもりだよ
ただ真っ白な微笑みを浮かべる君は
どんな未来を僕に望んでいるのかな
とりあえずできるだけ頑張ってはみるけど
ふたり並んで写真を撮ろう
ピントは合ってるかい?
ピースをして笑顔で
今日という1日を
形にしてみよう
なんでもない日でもいつも記念日さ
君と出会えたことも
君と笑いあうような些細な出来事でも
祝える理由になるよ
今日だってたくさん笑ったから記念日さ
あなたが笑うだけで
それだけで僕はみょうに嬉しくなっちゃうんだ
だから君のその笑顔を守りたい
そう思うのさ
朝が来て 夜が来て
その繰り返しをずっとずっと君と送れるなんて なんて幸せなんだろう
少しずつ褪せてくどころか
少しずつ鮮やかになってゆく
僕らの気持ち
特別なことなんて何ひとつない日々だけど
幸せは僕らの心に生まれる 見えない光
僕らは感じてる
いつも
だからなんでもない今日は 名前のない記念日
カレンダーには載らないけど 僕らにとっては ねえ
大切な記念日さ
君が笑ったという
君と笑ったという
君が泣いたという
君と泣いたという
ただそれだけで
魔法みたいに
記念日になるんだよ。
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僕のこの声はあなたに届いていますか?
少し涙まじりのこの声は
あなたの心をふるわせていますか?
つまりは誰より君が好きだってことだけど
それだけを伝えるのにも勇気と決心が必要なんだ
簡単じゃないんだよ
絡まったように
ぐちゃぐちゃの言葉
素直になろうとすればするほど心はうらはら
強がってしまう
意地を張ってしまう
あなたに伝えたい
あなたに届けたい
それだけなのにね
どうしてこんなに
難しいのだろう?
ねえ 神様
いるのならおしえて
ひとりぼっち 出口のない迷路の中
必死にもがくけど
やたらあがくけど
さんざん走り回ったあげくたどり着くのはいつもこの暗闇の中
君に伝えることをおそれているのさ
わかってるのにね
いつも逃げてしまう僕がいるんだ
本当に伝えたいのは
心の中で何度でも何度でも浮かんでは沈んだ 単純な思い
あなたが死ぬほど
好きなんだ
大げさなようだけど
これが本心です
心の声は言葉にすれば
あなたに届くうたになる
聞こえてますか?
これが僕の気持ちさ
やっと素直になれたよ
でも答は君が決めるからどんな結果になっても僕は泣かないよ
でも これだけは確かさ
僕は君が好きなんだ
きっといつまでも
これからも ずっと
永遠にね
心の声が同じことをいっているから。
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青春のシミみたいに
いつまでも心に染み着いてる
幼さとみょうな大人への憧れが僕を中途半端にさせてる
都合のいいときだけ大人になりたくて
いつまでも本当は子供でいたくて
悲しいことも
嬉しいことも
それなりに感じてきた
出来損ないとはいえ
ちゃんと痛みは感じるから
僕なりに悲しかったよ
僕なりに嬉しかったよ
不器用だけど
愛想はないけど
わかってほしい
それだけは
所詮僕なんていつかは跡形もなく消えてしまうのさ
だから今を精一杯生きたいけど
あまり面倒なことはしたくない
たとえ何かを失っても勝ち誇ったような顔で金に埋もれる人生よりも小さな幸せの中で生きていたいから
余計なものはいらない
貧しくても心の豊さがあればきっと僕の場合は生きていける
人間としては最低かな
でもどれだけばかにされても
曲げられないのさ
きっと俺だけじゃないだろう
そう思うのは
悲しみも 喜びも
いつかは僕から手を引くように 何も感じなくなるから
それはさみしいから
そばにいてよ
この幼く生意気な僕のそばにいてよ
ひとりじゃ本当はさみしいのさ
でも僕は群の中じゃはみ出し者だから
ひとりで黄昏ているだけなんだ
意地を張ってるだけじゃないんだよ
ちゃんとさみしくて
それなりに悲しくて
何かと頑張ってて
多少は努力をして
傷ついてる 痛いよ
心が生きてる証だね
明日も面倒だが、
生きてゆくつもりさ
決心は曖昧だが、
生きさせてもらうぜ
生きる権利 そっと掲げて。
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僕の名前を呼ぶなら
旅人と呼んでおくれ
常識に縛られた僕を
自由の象徴みたいな
旅人と呼んでおくれ
ちっぽけなプライドをぶら下げて
上辺だけの慰めを
誰かに向けて
差し出すよ
世辞や愛想笑いが咲く
社会という花園で
僕はうまく咲けるかな
腐らないでいるのは
刃向かわないでいるのは
思うよりも難しいね
従うことで得る幸せは悲しいね
本当は素直に生きたいけど 僕には従うことでしか生きるすべはないのでしょうか?
食虫植物みたいに
僕は甘い匂いに
誘われて
いつしか
元気すら吸い尽くされて心から笑ったことなんて思い浮かばないね
本当の自由を探す旅はまだつづきます
天候は日々変わります
気分も日々変わります
さて明日はどこへ行こうか?
どっちへ行こうと明日でしょ?なんてつまらない事はいわないでさ
不自由の中でゆるされた自由を手に入れよう
きっとつまらないものなんかじゃ無いんだ
旅人の旅は靴底が擦れても心が病んでも 雨の降る中をずぶ濡れで 歩き続ける
地球は今日もまわる
太陽は今日ものぼる
朝が過ぎれば夜が来る
ただそれだけ繰り返す旅。
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夜でも朝でも君を思うこの気持ちは
おさまる気配はない
いつだって僕は暇があるなら君を思ってる
こんな気持ちになったのは思えばはじめてさ
これってもしかしてもしかしたら恋なのかな
好きさ 君が 好きさ
死ぬほど 好きなんだ
なぜに こんな 簡単な言葉が出ないのかな
こわいものなんて強いはずの僕にあるはずもないのに
もしかしてもしかしたら
僕は強がってるだけで本当は弱虫なのかな
でも 伝えたいよ
本当に君が好きだから
何時何分でも君のこと考えてる
気づくといつも仕事もそっちのけで君のことばかり
こんな気持ちはすごくじゃまなんだけど
不思議と捨ててしまうことが僕にとって
正解なのかなと疑ってしまう僕もいるよ
だから今もこの胸の中で燃えている
君の姿を見かけるたび胸が痛むよ
それはわかってても伝えられない意気地のなさから
おそれることなんて何もないはずなのに
自信のない僕じゃ
最低なシナリオしか見えてこない
もしかしてもしかしたら僕はだめなんじゃないかと
伝えるまえから弱気で
踏み出せない小さな一歩が何千キロにも見えてしまう
でも好きなのは本当なんだ だれよりも
だからこそ伝えたいんだ この気持ちを
だって 本当に僕は君のこと 好きだから。