詩人:どるとる | [投票][編集] |
ここにある平凡と
変わらない毎日が
僕にくれる幸せ
それを感じながら
たまに思いながら
暮らしていけたなら上等さ
この先の人生
予想はできるけど
多分理想は高すぎて
現実じゃ通用しないだろうね
あれもしたい
これもしたい
いろんな夢があふれてしまうけれど
本当に手に入れたいものは案外すぐ近くにあるのかもね
必死に探してる自分がばかばかしくなるほど意外な場所にそれはあるのかもね
あ〜あ 遠い昔の話をし出せばきりがないほど輝いていただろう
残酷だけれど今じゃ幻と同じさ
さあ それより前を向いて
てくてく歩いて行きなさい
後ろばかり振り返ってても仕方ないのさ
だからたまには立ち止まって 思い出を振り返るのもいいよ
だけれど気が済んだならまた歩きだそうね
太陽を見失わないように方角なんかも確かめたりして
ゆっくりゆっくり
夢へと近づこうよ
あそこに見えるのはひときわ輝く宝島
とりあえずはいちばん近い砦から制覇しよう
日々、精進
そして鍛錬
忘れちゃいけない
愛と優しさ
平和への意識
手をつなごう
夢を見よう
頑張ってたどり着いた世界には何がありますか?
答はしばらくはわからない
でも結果が知りたくて生きてゆく
曖昧な壁をぶち破ってその先にある光を掴むんだよ。
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ただ二人は一緒にいられるだけ
それだけで良かった
ただ二人はすれ違う暇もないほど
いつも一緒だったね
時には泣いて
時には笑って
繰り返す日々に
逆らうこともなく流されるように
僕らは歩いてきた
たったひとつの愛を信じて
たったひとつの明日へ向かって
たったひとつの夢を見て
たったひとりの人を愛して
お互いがお互いに愚かなほどお互いをまっすぐ見つめていた
それだけのことさ
目をそらすことなんて考えなかったね
今でも思うことは
たったひとつ
僕は君だけを愛してる
いままでもこれからもずっとずっと。
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笑うあなたが僕は好きなのです
涙に濡れた顔じゃ笑えないね
どうしたら笑ってくれる?
どうしたら泣き止んでくれる?
現実は大変だから
時間がかかりそうです
それならいっそ僕が永遠に君の隣にいてあげることにしよう
そしてまた僕はあなたの笑顔を見たい
そう思うだろう
無駄なんて思わないでいろいろ試行錯誤をして 案を練るよ
さあ 僕は傍から見ればおかしなパントマイマーだね
でも僕は笑うあなたが好きなんだ
だから笑わさせてもらうよ
僕はあなたに笑ってほしい
いろいろ御託を並べるよりも単純な思いを届けることで
まっすぐに伝えるんだ
そのほうが伝わるんだ
僕は難しいことや回りくどいことは言わないかわりに
ああ 素直に言うよ
あなたが心から
誰より好きなんです
おそらく100%の確率でこれからも変わらないだろう思いを打ち明けたよ
今はただ君の返事を待つ僕だ。
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心の距離を縮めよう
二人の距離を縮めよう
寒いこれからの季節はとてもひとりじゃ居られないよ
どんなに距離を埋めても埋め足りない部分ができてどうしてもどうしても隙間ができてしまう
でも、それをカバーするのは分かり合う二人の気持ち次第さ
ほらそんな小さな隙間なんてものともしないほど僕らは大きな心で笑いあう
ヒーターの熱で
暖まった部屋に二人並んで語り合う夜
足先が冷えてきたら
コタツの中
互いに互いの足をすりあわせるのさ
12月の街に
白い魔法が雪を降らすまえに大切に抱きしめてる思いを伝えたい
しのばせた銀の指輪が君の薬指にはまるその時僕はきっと思うだろう
この人を命にかえても守り通さなきゃと
そして生涯何があっても愛し抜くと
気持ちの外で二人の距離はいつの間にかジグソーパズルのピースみたいにぴったり重なったね
これからもどうかよろしくね
二人で歩いて行こうね
僕らは僕らなりに
生きていこう
急がず 焦らず
ゆっくりとした
ペースで人生の頂(いただき)を目指そう。
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愛する人もいない
愛したこともない
僕にはクリスマスは意味は無いね
恋人たちで賑わう
大通りを歩いてみても僕は風と一緒さ
居るようで居ないんだ
街の店先に飾られたイルミネーションは綺麗だけど僕には切なさを煽るだけ
キリストの誕生日に
何を祝い何を楽しむんだろう
僕はたったひとり
部屋の中でいつもと同じように帰ってきたらメシを食ってあとは寝るだけさ
祝うことなんか何もありゃしない
楽しむことなんて何ひとつ無いよ
ひとりぼっちのクリスマスは騒がしい街がとても耳障りで
気がどうにかなりそうだね
ひねくれ者のクリスマスは寄り添う人がもしいるのならば
もう少し楽しくもなるのにね
手のつけられない
恋という扉を
開けることさえ
できず
近づくことさえ
ままならないから
冬は切なさがより一層増すんだ
寒さがストレートに心を揺さぶるんだ
大嫌いなクリスマスが大好きになることを本当は願ってるのに
素直になれずに
僕は今年も
ひとりぼっちで
過ごすのかな
窓の外に舞う雪と
にじんでゆく景色
涙のクリスマス
ひとりぼっちのクリスマス。
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おめでとう
そっと囁くように
僕は言うよ
だれにも祝ってもらえない自分に
自分で言うよ
マイディアーハッピーバースデイ
笑うなら笑え
言わなければ
やっていけないよ
こうでもしなけりゃ
いられないんだよ
嫌うなら嫌え
どうせ僕はひとりだ
今さらどんな悪口も痛くないね
だから…
おめでとう
そっと囁くように
僕は言うよ
今日が僕が生まれた日
世界に産声をあげた日
祝わなければ駄目だよね
だから僕は囁く
マイディアーハッピーバースデイ
白い季節に授かったこの命が燃えるように熱くなる
孤独になればなるほど生きる気力がわき上がる
さあ 何も言わないで歩いていこう
靴を履いて
ドアを開けて
ため息を1、2度ついて
そしたら今日は思いきり贅沢しよう
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やさしい気持ちで
詩を書いたなら
やさしい詩が生まれる
きびしい気持ちで
詩を書いたなら
きびしい詩しか生まれないね
やさしい気持ちで
いつも居られたら
やさしい詩がたくさん書けるのにね
やさしい気持ちで
人と向き合いたい
そして
やさしい気持ちで
自分と向き合いたい
現実と向き合いたい
本当はすべての出来事と和睦を願ってる
やさしい気持ちが
思いに重なって
やさしい詩ができる
今日はどんな気持ちで僕は居るのかな
そしてどんな詩が書けるのかな
でもたとえどんなことがあったってやさしい気持ち忘れたら
それは自分じゃないね
だからやさしい気持ちで詩を書くときは
詩を書くときは。
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誰より 誰よりも
愛してる人に
伝えたい気持ちなんてたかがしれてるね
どんなふうに形にすればいいの?
どんなふうに君を愛せばいい?
繰り返し繰り返す
夜と朝
そのたびに入り交じる
光と影
時の重さをこの身にうけて夢の砂漠を旅する日々
ロマンという果実を食べてしまった僕らはまるでアダムとイブ
世界から嫌われた
二人ぼっちさ
落ち着ける場所を探して歩いていこう
記憶の森に捨てた
僕らの忌まわしい
過去は忘れて
今はただまっすぐに互いをみつめて
ずっと閉じられていた
窓を今 開け放そう
そこからが愛のはじまり。
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感情があるおかげでこんなに悲しい
でも
感情があるおかげでこんなに嬉しい
そんな僕は幸せなのかい?自分に問いかけても
自分のことなんだからって笑う毎日
とうとう人生ってものがわからなくなってきたよ
毎日辛くて
とても不安で
そんなの当たり前なことと笑い飛ばさないでよ
それでも生きてる僕は当たり前なのかな?
この百年あまりの時間の中で
残された時間をどれだけ有意義に過ごせるかなんてどうだっていい
僕は僕として
生きられればそれでいい
頭の中に渦巻く
様々な感情の渦に
のみこまれてしまう夜は眠れるわけもないだろう
何が悲しいか?って
すべてだよ
絶望が僕に囁く
早く死んでしまえ
死んだあとの世界はとても楽だろうけど悲しい楽園さ
だから生きることも投げやりで死ぬこともできずさまよってる
僕は僕のヌケガラなのさ
これから生きていく自信がないよ
これから歩いていく気力がないよ
それを人はただ
弱虫の言い訳と
笑い飛ばすだけだ
枯渇した涙の川
そこに泳いでいた
景色は今やモノクロ。
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生きることに決まりはないでしょう?
だからどんなに不器用でも生きてることにかわりはない
僕はひとり真夜中の遊歩道
なんとなく立ちつくして月を見ていた
自分の存在の証がほしいよ
それがある場所だけでも教えてよ…神様
そんなの いやしねえよな
ありもしない天の国に救いの唄を
捧げてしまう夜は
何も言えない
言葉に詰まるといつも嘘でごまかしてしまうのは昔からだよ
ねえ 僕はこの先
どこへ行くのだろう?
地図さえ無い道だからヒントも無いよ
頼れるのは僕自身だけだ
差し込む光に
影が覆い被さるように
浮き上がった希望は
たやすく絶望の淵に沈んだ
ああ もう限界なのかもしれないね
さよなら…
まぶしい夜明けと
ガードレールに沿って曲がる自転車
昇る朝陽に深呼吸
あたたかい
ブラック珈琲と
値上げした煙草
悲しくても
腹が減る
さあ そろそろ街へもどろう。