ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 投稿順表示

どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2054] 全国放送、愛してる
詩人:どるとる [投票][編集]


全国のみなさん
聞いてください
今日僕はこの世界中でいちばん大好きで
いちばん愛してるあの人に思いを伝えようと思ってます

真っ白なノートに書き綴った
何度も書き直した
セリフは届くかな
キザなセリフじゃないけど素直な気持ちで考えた言葉は君の心に伝わるかな

君が大好き 誰よりも
君が大好き 何よりも
できることなら今すぐ君を抱きしめたいんだよ

全国放送にしたいくらい 本当 大々的にほら 伝えたい
全国ネットにしたいくらい 本当 大げさなくらい 届けたい

この思いを

愛してる!
この瞬間も
過ぎた昨日も
せまる明日も
僕は変わらないよ
愛してる!

にぎやかなメロディ
あたたかな夜を包む
きらめく リズム

僕はいたって真面目さ

見えないブラウン管の向こうへ繋がってゆけ

稲妻の衝撃にも似た
あの初恋のときめきをもう一度思い出したから。

2010/11/13 (Sat)

[2055] 真夜中の声
詩人:どるとる [投票][編集]


君の声を聞かせてよ
さびしいから
優しい声を聞かせてよ
甘い声で囁いて
泣いてしまいたくなるから
切なくなるから

沈んでいく 夜の腹の中へ
僕の声はかすかな悲鳴をあげながら
消えていく
だんだん小さくなる
そして誰も届かない場所へ消える

真夜中の声

この夜を駆け抜けていこう

君とふたり
逃避行だ

新しい物語の中へ
逃避行だ

醒めない夢に溺れて。

2010/11/13 (Sat)

[2056] 優しさが生まれるとき
詩人:どるとる [投票][編集]


並木道に吹く風と
置いてけぼりの切なさ

ロマンスが香り立つ夜
コーヒーカップからあがる湯気が瞳を曇らせるね

涙の雨が降る
あたたかい雨が降る
真夜中の声は
やがて優しい唄になる

夜明けを待って
静かに夢の中で
朝が来るのを
待っているよ

優しい唄に包まれて
僕はまた僕になる為
新しい世界を想像する

真っ白な紙の上に
自由に絵を描くように

醒めない夢に溺れている僕自身が僕自身を助け出すよ

ほら歩き出そうね
新しい明日へと
輝くだろう明日へ

優しさが生まれるとき 人は長い長い悪夢から目醒める。

2010/11/13 (Sat)

[2057] パントマイム
詩人:どるとる [投票][編集]


嫌なことは忘れて笑う僕の真似をしてみてごらん
まるで腹話術みたいに君の本音を話したい
パントマイムみたいに見えない壁におびえる日々から抜け出して

笑って
笑って
笑って
笑って
歩いていこう
見上げてごらん
こんなにも
こんなにも
こんなにも
こんなにも
世界は綺麗で
美しいんだよ

閉じている目を開けて今から綺麗な景色をふたりで探しに行こう
二人三脚で

この世界に生まれたときから多分知っていたのさ
僕らはどんな極地でも笑えるってこと

さあ 笑って 笑って
笑って 笑って
歩いていこう
見つめてごらん
こんなにも
こんなにも
こんなにも
こんなにも
地球は綺麗で
輝いてるんだ

僕の真似でもいい
理由はなんでもいい
笑える時に笑っておきなよ

涙はすぐ流れるから
笑顔は涙より浮かべるのが難しいから

真似でもいいから
君が笑ってくれるなら僕は幸せだな

笑って
笑って
笑って
笑って
明日も明後日も
たとえ
明日が雨でも
きっとそばにいるから
だから
笑って
笑って
笑って
笑って
ふたりで探しに行こう
この街にもまだ残ってる緑色の幸せを
綺麗に咲いてる花々を

僕の真似をしてみてごらん
空き缶を拾ってみてごらん
落ちてる吸い殻を拾ってみてごらん
ちょっとした気遣いがこの世界を輝かせるから

パントマイムで
救われる世界
それもまたいいね

愛と平和と
省エネの毎日

隣に君がいてくれる幸せに微笑みかけたい

振り向いた君の笑顔に僕は一目惚れ。

2010/11/14 (Sun)

[2058] 現在地
詩人:どるとる [投票][編集]


じょうずな笑顔の作り方なんてあるわけもないのさ
笑顔はそもそも自分でつくるものじゃなくて
自然に生まれるものだから 勘違いしないでね

この世界に生まれて
もう僕も20年あまり
そろそろ
僕もわかってきたよ
この世界の歩き方

悲しみも喜びも
繰り返す
天気のように
それは全く不条理に
僕らの機嫌を変える

さあ 歩いていこう
悲しみのない場所へ
さあ 逃げましょう
泣かなくていい場所へ
なんて夢のような世界は無いけど

現在地を確かめて
迷わないように
今と向き合って
少しずつ少しずつ
輝けるすべを模索(さが)す。

2010/11/14 (Sun)

[2059] 雨音に閉ざされて
詩人:どるとる [投票][編集]


何も 聴きたくない
何も 見たくないよ

何も 触りたくない
何も 食べたくない

雨音に閉ざされて
ひとしきり 部屋の中
吹いたこともない
口笛で奏でる即興曲

どこまでも沈んでく
僕の心は重さなんてないけど 重いのさ

何も 言わないで
何も 言わせないで

何も 聴かないで
何も 聴かせないで

雨音に閉ざされた
暗い部屋ひとりきり
聞き覚えのある
あの懐かしい声がふいに僕を救う

雨の夜
星さえ見えなかったけどどこかあたたかい夜

夜の温度はまるで感じないけど優しいぬくもりに溢れてた

優しいぬくもりに溢れてた。

2010/11/14 (Sun)

[2060] 心泥棒
詩人:どるとる [投票][編集]


盗まさせてもらうよ
君の可憐なその瞳
盗まさせてもらうよ
君の純粋なその心

君は誰より 美しくて
誰から見ても多分同じくらいに素敵さ

光り輝く宝石のような星たちが光る
そんな夜に
屋根から屋根へと飛び移りながら
君の部屋の窓から
風のようにあらわれてサッと君を連れ去る泥棒さ僕は

この世界でいちばん
愛してる人を
「恋人」と呼びたくて
名前で呼びたくて
僕は君を盗むよ

ますます君が好きになる 見つめれば見つめるほど
ブラックホールのような終わりのない君の魅力に吸い込まれていく

今夜こそはきっと
君を落としてみせるんだ

盗まれてもらうよ
君の白いその手足
盗まれてもらうよ
君のその素直な心

君は何より美しくて
きっといつまでも綺麗だよ

君に盗まれた心は
もう二度と返さないで君が持っていてよ

心泥棒よ。

2010/11/14 (Sun)

[2061] 愛のうた
詩人:どるとる [投票][編集]


晴れた日も
雨の日も風のつよい日も
いつも一緒に居たいって思う人はこの世界でひとりだけ
君だけだよ

笑ったり 泣いたり
ひとりでするより
ふたりでしたほうが何倍も楽しいね
何倍も心強いね

たとえば今日みたいな晴れた日には君とどこかへ遊びに行きたい
人通りの多い場所
人気のない場所
そんな道を通り過ぎて ふたりが心から安心していられる場所へ逃げる

長年連れ添えばすれ違うこともきっとあるでしょう
喧嘩して何日か口をきかない日もあることでしょう
でもいちばん君に
そんなときでも
わかっていてほしいのは僕が愛してるのは世界でただひとり
君だけだってことさ

多分僕はこれからも君を心無い言葉で傷つけるかもしれない
でもわかっていてほしいのは 絶対手はあげないってこと

厳しい人になって
やたら冷たくなって
誰からも愛されないならばいっそ優しすぎるような人になって
愛されたいよ
たとえば君に

君だけに伝えるために歌いたい
歌なんか下手だけど
それでも聴いてくれるなら
僕は頑張って歌っちゃうから
聞いて 本気の僕の歌声

君と出会えた奇跡にも似た運命じみた
あの日 僕はきっと赤い糸の繋がりを感じたんだ
嘘でも気のせいでもない証に僕は今でも君を変わらない気持ちで愛してる
そして今伝えたい
あのころと変わらない気持ちでもう一度
プロポーズするのさ

出来映えなんか気にしないで 言葉は拙いけど これでも愛のうたなんだよ

のどを鳴らして
最後まで君のそばで歌いたい 歌いたいよ

何歳になっても
何十年経っても
変わらない思いがここにあるから
その時疑った人がいるなら何十年後で僕らの気持ちを聞いてもらえばいいだけさ

ここにある平凡な毎日の中でそれとなく繋がる心と心

君だけに届けたい
夜も寝ないで
つくった僕の
この愛のうた
BGMも伴奏も要らないよ
僕の声だけが楽器さ。

2010/11/14 (Sun)

[2062] 幸せになれる方法
詩人:どるとる [投票][編集]


幸せになれる。そんな予感がしたよ
なんでもない日だけどどこか幸せ

鳥たちのさえずりと
川のせせらぎと
時を刻む腕時計の音

この自転車は目的地もなく自由に道を走るだけの鉄の塊
僕のこの右手と左手と右足と左足だけが
目的地を決めるギアに代わる物です

幸せなんて そもそも見えないもので そこにあると思えば目の前にだってあるもので
だから平凡な毎日だってよく探せば
きっとあるはずさ
見落としてた幸せが
通り過ぎてた裏道みたいにまだ知らない場所に咲いてる花のようにきっと
幸せはあるんだよ

だから

幸せになろうよ
まずは思い込みでもって幸せを見つけようよ
いつまでも泣いていても状況は同じさ
それよりいち早く笑えるための突破口を探し出そう

強くなるんだ 僕よ
雨の中でも
笑えてしまえるくらいに

僕は幸せだ。
多分思ってるよりずっと いやそれ以上に

固定観念を捨て
今 脱皮するのさ
長い眠りから
醒めるように
お姫様よ、王子様よ
お目覚めですか?

あなたは幸せなのさ

幸せになれるコツを知っているなら

思い込みが大事だよ
固定観念を捨てなよ

国規模で考えてみなよ
君は不幸せなんていえないはずだから

それが幸せになるのにもっとも最適な方法さ

かんたんだろう?
今からでもやれるよ。

2010/11/14 (Sun)

[2063] 夜の温度
詩人:どるとる [投票][編集]


降り止まぬ雨に濡れている僕の背中が声を出さず泣いている
いつからだろうか
こんなにも僕の背中がさみしくなったのは

もう何日も眠れない日がつづいてる
あたりが暗くなって
さあ寝ようと思うと
いつも眠れないよ
僕だけが置いてけぼりさ

夜の温度に 冷やされて 熱せられて
僕はいつも 感じてる 思ってる

夜の温度に 傷つけられて 悩まされて
僕はいつも 迷ってる 悩んでる

記憶に翼がはえて
鳥みたいになって
飛んでいった
抜け落ちた思い出
嫌な過去はシュレッターにかけて処分さ

さあ 眠れずとも
朝は来るから

朝になればなったで
出かける僕がいて
そして部屋に鍵を掛けて さあ出かけようって時にいつも眠くなるんだ

ぼーっとした頭で
仕事は辛い

突き刺さる視線が痛い

そしてまた眠れない夜は来る
極めて惨い手段で
この僕を眠らせない。

2010/11/14 (Sun)
8416件中 (1941-1950) [ << 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 >> ... 842
- 詩人の部屋 -