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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2094] 冷静で冷酷な愛の物語
詩人:どるとる [投票][編集]


この胸の中
燃えている
熱い気持ち

それはまるで
世にいう恋心はるか昔の話

朝と夜を繰り返し
輝く星を数えて
カレンダーを何枚となく捲って

君の笑顔を見つけたよ
今日も昼下がり

君の涙を見つけたよ
今日の夜半過ぎ

僕にゃどうすることもできないのさ
だって僕と君は
なんの関わり合いもない他人だから

たとえ君が死んでも
知り合いぶって葬式さえ出れない

ただ悲しく思うだけだよ

僕は君のことが
多分好きだけど
伝えないさ
届けないさ
だって僕と君は
他人以上の関係にはなれないと思うから

これは冷静で冷酷な愛の物語
互いが互いを知らないことで
死を悲しむこともなく
互いの幸せを思うこともない
そんな物語

僕はあなたがすごく好きだと思うけど
あなたがどこでいつ死んでもいいとさえ思うんだ

さよなら
手向けの花を
捧げることもできないけど涙は流れるだろう

素直になれない
国に生まれたから

そんな言い訳を
いつまでも繰り返して 君の死を現実から遠ざける日々

定期入れの中に
はさんだ君の写真は今も僕のポケットの中にある。

2010/11/21 (Sun)

[2095] 僕の人生に口を出すな
詩人:どるとる [投票][編集]


カッコ悪い人生を精一杯やり遂げる
それが僕の生き方です

何気ないいつもの朝に僕は紅茶を飲みパンを食べてる
そんな瞬間でさえ
夢を見てる

僕の人生は無意味なんかじゃないから
誰も笑えない
僕の頑張りや
努力を

見えない翼を今
大きく広げて僕は
青く澄み切った
空を飛ぶのさ

アイデアひとつで
切り開かれていく未来
僕はさみしくないよ

持てる全ての輝きを
踏み出す力に変えて
今、新しい世界の扉を開ける

誰も僕の人生に口を出すな

ひとりの夜も
迷い悩む朝も
僕は強がりながらも
前に進んでるんだ

使い古された
心のエンジンを蒸かして走り出すよ

見えない翼を今
大きく広げて僕は
青く澄み切った
空を飛ぶのさ

未来に期待したって
いいだろう?
僕の勝手だろう?
不安がったって仕方ないだろう?

それよか笑おうぜ。

2010/11/21 (Sun)

[2096] 見えない雨
詩人:どるとる [投票][編集]


途方もなく 終わりのない悲しみに
いつやむともわからない 冷たい雨に
降られる夜は 涙さえ凍りついて流れない

僕は今 何をすべきだろうか
何もしないべきなのか
目の前が真っ白で
何ひとつ確かなものなんて見えやしないのさ

助けてなんて言えるはずもないだろう
今まで散々 ひとりぼっちで走ってきたんだから
太陽に背中に向けて

暗闇におびえている
真夜中に
ベットに横たわり
天の国に救いの唄
ささげる夜は

生きていく自信がなくなったあとでも
人は案外生きてしまうものなんだな
死ぬのはやっぱりこわいから 生きるしかないんだな

答はいつも 決まっていて 用意された道をまっすぐ歩いていくことだけだ

空は曇り 光は見えない
希望なんて死に絶えた世界

それでも 生きていくと決めたから
僕は明日も生きていくよ
泣きながら 傷つきながらも歩き続けるさ

見えない雨に濡れて
ずぶ濡れの心
今にも死にそうさ
でも死なないさ

きりもなく
流れるのさ
見えない雨に濡れている僕は
きりもなく
泣くのです
見えない雨に濡れている人は

人は いつまでも

雨音に遮られた
救いの声は
神様のお耳には
届くことなく
かき消されて。

2010/11/21 (Sun)

[2097] 恋の魔法
詩人:どるとる [投票][編集]


そんな感じの人生でいいよ
そんな生き方で一向に構わないよ
僕は全然いいよ

時計仕掛けの夜がまたもや動き出して
カチカチと時を刻む銀の針の音がやんだら
夢はまた始まるのさ

それは何かの魔法かい?
それとも何かの呪文かい?
僕は君に夢中さ

それは何かの魔法かい?
それとも何かの呪文かい?
なぜだか君から目が離せないよ

君はこの世界でいちばんはじめに僕が好きになった人だから
花束あげよう

おそらくねまだ僕の人生は長いけどね
君ほど好きになる人なんていないと思うから

受け取って
そして
受け止めて

僕は君に恋をしたから
はじめてのキスを君にあげよう

強がりと意地の張り合い その中間の微妙な関係がいちばんドキドキするんだよ

さあ 今 二人で
唱えよう
恋の呪文を
唱えた瞬間
幸せになれる
魔法を

せーので言おうね

「愛してる」って

今時クサイかい?
でもマジなとこが
憎めないだろう?

それが恋の魔法さ。

2010/11/21 (Sun)

[2098] 愛情あるいは憎しみ
詩人:どるとる [投票][編集]


愛しさが膨らみすぎると
ろくなことはないよ

愛情は行き過ぎると
憎しみに変わる
誰かに嫉妬して
妬んだりもする

愛情ってのは表面上じゃ素敵なものだけど 深すぎるのも考えものだね

それは子供に向けての愛情でも彼や彼女に向けた愛情でも同じことがいえる

あなたは彼女を愛して
私は彼を愛してる

だからそこには
いっさいの裏切りは無いものなのさ

だから愛情は
簡単に憎しみに変わる

愛情の裏には
いつも憎しみがある

愛し合う
二人のあいだには
境目はない

でもいつでも
抜け出せるよ

憎まれるのを
恐れなければ。

2010/11/21 (Sun)

[2099] そして世界は滅びゆく
詩人:どるとる [投票][編集]


予言は予報をこえられないのです
予報は当たるのは高確率だけど
予言はまったくわからない

虚構の世界は
否応なく
滅びゆき
やがて
実像の世界が
縫い込まれる
ほころびの上に

僕らは単なる偶然の上を歩く やがては散りゆく 一枚の枯れ葉

かすかな風にさえ怯え 日々を暮らすのさ

徒然なるままに
僕は生きていく

そして胸糞わるい
世界は滅びゆく

あとに残るのは
お気に召された
見目美しい景色だけ

さあ 描こう
幸せなだけの物語

涙はもう必要ないさ
これからはただ
笑っていればいい。

2010/11/21 (Sun)

[2100] 世界一好きな人のために
詩人:どるとる [投票][編集]


この世界でいちばん
好きな人に伝えたい思いがあります

見た目カッコ悪くて
中身はもっとカッコ悪くて
だめな僕だけど
人を思う気持ちは嘘じゃないから
もしも僕の気持ちをわかってくれたなら
素直に嬉しいな

伝えたい 届けたい
心から君へ

できることなんて
きっとたかがしれてるけれど

伝えたい 届けたい
受け取って
受け止めて
この思いを

はじめて見た時からなんだ
鼓動が止まらないよ
高鳴っていくばかりで

こんなこといったら大げさかもしれないけど
笑われるかもしれないけど

世界一好きなんだ…
本当だよ…

目には見えないけど
本当だよ…

世界一好きな人のために生きたいのさ。

2010/11/21 (Sun)

[2101] スマイル
詩人:どるとる [投票][編集]


ピエロみたいに
笑えるかな?

笑顔って難しいけど
君ならできるさ

何か楽しいこと
思い浮かべてごらん
不思議と笑顔になれるよ

悲しいこともあるにはあるけど
今は笑う時間だ
涙は引っ込んでろ

スマイルひとつで
明るくなる世界
スマイルひとつで
強くなれるんだ

そんな 君が 大好き
笑顔の君が大好き
たとえば 眠れない夜に行き詰まった時に思い出してよ
君のためだけにつくったこの歌を
口ずさんでごらん
元気が出るはずさ

スマイルひとつで
明るくなる心
スマイルひとつで
立ち上がられるんだ

悲しみなんてぶっ飛ばして
道がないならば
強行突破 道をつくればいいだけだよ

口角もっとあげて
笑えるかい?

君が笑っていられる世界なら僕も安心して毎日過ごせる
君の機嫌次第で僕も悲しかったり楽しかったりするんだよ
不思議だろう?
でも本当なんだ

そんな 君が 大好き
笑顔の君が大好き
たとえば 眠れない夜に行き詰まった時に思い出してよ
君のためだけにつくったこの歌を
口ずさんでごらん
元気が出るはずさ

世の中、生き方はひとつじゃない
いくらでもあるから
君の思ったように
生きてごらん
弱音は聞きたくないよ

僕は君を信じてるから
そばにいるから

君が笑っていられる世界なら僕も安心して毎日過ごせる
君の機嫌次第で僕も悲しかったり楽しかったりするんだよ
不思議だろう?
でも本当なんだ

スマイルひとつで
明るくなる世界
スマイルひとつで
強くなれるんだ

スマイルふたつ
重ねれば
二人分の笑顔が
もっともっと
世界を明るくして
心を豊にするんだ

だからスマイルさ

いつも僕は君のそばにいるよ
だって僕は君をこの世界でいちばん愛してるから

smile fore you…
前向きになるための君だけの応援歌(うた)。

2010/11/21 (Sun)

[2102] ギンガ
詩人:どるとる [投票][編集]


ほら 君にも見えているかい?あの星々
きれいに光っているだろう どれもが

僕だって あの銀河の中に光る星のひとつさ

いつか本当のお星さまになるまで
君と二人 光っていたいのさ

広い銀河の中に輝く星々が また生まれまた消えていくのを見た夜は

僕の瞳に輝く涙が
こぼれるだろう

それは安い同情や
悲しみなんかじゃない名前のない痛みさ

生まれながらに
命の終わりを
知っているならば
わかることさ。

2010/11/21 (Sun)

[2103] ママがくれた贈り物
詩人:どるとる [投票][編集]


ママが死んでから
どれくらいになるだろう

パパは隠してるけどもうわかってるよ

あの日パパに無理なお願いで
サンタに逢わせてといったら扮装したパパが現れた

精一杯喜んで見せたけど
ママが死んだ僕を喜ばせようと思ってくれたパパの優しさわかったけど
でもねママのいないさびしさが涙になるよ

パパをなるべく悲しませないように
精一杯笑ったあの夜はとても寂しかった
寂しかったよ

ママが最後にくれたあの優しい笑顔はママが最後にくれた贈り物

ありがとう
僕は大人になったよ

ママは元気かい?
僕の涙のかわりに
白い雪が降るだろう。

2010/11/21 (Sun)
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