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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2234] ラブソングという名の愛の歌
詩人:どるとる [投票][編集]


頼りないけどもし僕でよかったらいつでも傍にいるから
泣かないで
ねえ笑ってよ
今日は君らしくないよ

悲しみなんて
屁のカッパさ
大丈夫
君は独りじゃない

愛とか恋とかじゃ
けっしてないけど
なんて呼べばいいかな
友達でもないこの関係

僕は歌が下手だから
頭もわるいから…
つまりは単純なんだよ
そのくせ一匹狼さ
頑固なとこも確かにあるけど話してごらん
君が敵視する誰かさんとは違って多分否定なんかしないから

甘いくらいの優しさで包み込んであげたい
君が抱えてるさびしさも果てしない
心の闇も

こんなもんだよ
僕が本気になっても
だけれど精一杯なんだぜ

ラブソングという名の愛の歌

響いていくがいいさ
君の心へ

ありのままの気持ちは好きって気持ちを隠さないまま
最後まで僕は君を愛していくだろう
最後まで君は僕を愛してくれるだろう

天使のような横顔が笑ってる

君の心に降ってた雨も弱まりやがて
笑顔っていう太陽が
君の顔中に喜びの花を咲かせたよ

さあ気持ちを変えて
どこかへ出かけようよ
買ったばかりの自転車で。

2010/12/18 (Sat)

[2235] ロンリー論理
詩人:どるとる [投票][編集]


仕事もくだらないさ
やりたくてやってるわけじゃないんだ
勉強もくだらないさ
やる気なんて起きるわけもないんだよ

常識なんて 誰かが見てないとこじゃ平気で人は破って
赤信号だって車が来てなければ
平然と渡ってしまうような僕もそんな大人だ

誰かが思ってるよりも僕はだめな大人で
自分が考えてるよりも僕は誰かに愛されてて
それに気づけないままの僕も僕らしくて
気づいても気づかないふりし続けるのも僕らしいんだよ

できた人になんかなりたくなくてさ
ただ、誰かを一途に思えるような人であればいい
論理は大抵最低な僕を打ち崩すための凶器でしかない
どれだけ僕はそれに傷つけられたのか

ohマイロンリー
こたえておくれ
言えねえ胸の奥
光る
僕のぶっちゃけた本音

誰かを愛すよりも
誰かを殺めたい
誰かに愛されるなら
誰かに殺されたい

そんな裏腹な気持ちで隠してる
本当の気持ちの置き場をなくして

僕は今夜も
眠れないロンリーロンリーロンリーナイト

絶え間ない論理に責め立てられて

溺死しそうだ。

2010/12/18 (Sat)

[2236] 命をつなぐ唄
詩人:どるとる [投票][編集]


人が人を愛すのに理由などいらない
人が人を守るのに理由なんかいらない
人が人を助けるのに見返りなんか求めるな
人が人に助けられるのに見返りなんか気にするな
人が人であるだけで
人は人になれるから

人を愛せる人だから
人に愛される人になり
人を思える人だから人に思われる人になる

ささいな物言いでケンカになってすれ違っても人が人である以上
必ずどこかでまた巡り会えるときがくる

人は腐っても人だから反省し己を恥じることができるのも人だから
一度くらい腐っても
また人を愛せたら
それはまた人になれたあかしです

生きるのは悲しくもあるし切なくもなる
だけれど生きていれば良いことだってあるからさ
生きていこうと決めたとき 僕の幸せは約束されている
自信とは勇気無しには生まれないものだから 先ずは自信をつけるため勇気を出して歩み出そう
その先にある揺るぎない未来に向かって
その先にある揺るぎない夢を掴むために

人が人を思えるのは
その人が人だから
人が人をかばえるのはその人が好きだから
でも好きな人も
嫌いな人も
愛しそして守れたらその人は人以上に人だろう

僕も誰かを愛する時がきたなら
きっと人になって
人が人を愛すことの尊さと難しさを知るだろう
人が人を守ることの重さと優しさを知るだろう

この世界でたったひとつの命を持つ
この世界でたったひとりのあなたに

僕は唄います
命をつなぐ唄

そうして今日も僕は人に出逢い人として接するのさ

人が人をあたりまえに愛し助けられる世界で
じゃまなものなどない

誰かを傷つけても
悲しませても
心が痛まない人など
最早 人じゃないから
そんな人を除けば
人じゃない人などこの世界にはいない

僕だって人を捨てる可能性さえ秘めてるからちょっとこわいね

でも今はあなたという人を愛せる人

その喜びを知る人。

2010/12/18 (Sat)

[2237] きれいによごれた唄
詩人:どるとる [投票][編集]


汚れていることの美しさを思う
そんな時がある

汚れてても 美しいと思うのは ふつうに考えればおかしなことだけど
たとえば美しいだけじゃ語れない唄がある 美しいだけじゃたどり着けない世界がある

精一杯僕は汚れて
目一杯いつも着飾って
遠慮も損も考えずただひたすらに嘘もついて
現実から逃げ回って
それでもどこかで答を見つけようとする僕は本当は現実ってものを期待半分不安半分で
見つめているんだよ

だから時々汚れて
無理に美しくなろうとしないで
汚れているなら汚れたままでもいいから

きれいによごれたまま僕は誰かを愛し
そして誰かに愛される

それが僕の理想です

きれいによごれた唄で僕は汚してやるよ
僕の心も この世界も

偽りこそが本当だという誰かの言葉こそが偽りだけど
それも一理あるから
光と影の中で
影の唄も僕は同じように愛すのさ

たとえば美しいだけじゃ語れない言葉や行き着けない場所がある

だから僕は唄います

きれいなくらい
ピカピカに
よごれた唄を

きれいごとは踏み潰して
聖書は切り裂いて

僕は僕の中の
悪意と手を切ることもなく
僕の中の天使と
キスを交わすこともなく

ただ、僕は曖昧に
汚れ そして 輝く

それが僕の理想です
それが僕の本音です。

2010/12/18 (Sat)

[2238] 僕はそんな人になりたい
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お日さまのように輝いて
お月さまのように
誰かの足元を照らして

僕もそんな人になりたい

北風のように時には誰かの肝を冷やして
南風のように時には誰かの心を温めて

僕はそんな人になりたい

子鼠のようにすばしっこく誰かを困らし
ライオンのように誰彼構わず食らいつき

僕はそんな人だからさ

答えのない日々を生きてる僕を救ってください

僕はどう変わってゆけばいい?
そしてどうこれから生きていけばいい?
たずねてわかることじゃないけど

この頃自分自身がわからない

わからないのです

僕はどんな人になりたいのか
どんなふうになりたいのか

自分探しは青い春が過ぎ去っても終わらない

今も現在進行中さ

使用中のトイレの個室の中で迷い悩みつづける 明暗の日々はつづくのだ

目には見えない出るモノが出るまで。

2010/12/18 (Sat)

[2239] 僕らの素晴らしい世界
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誰かが描いた筋書きの上に
僕らは書き足していくよ まったくオリジナルのストーリー
枝分かれしてゆくように本編とは別物のイレギュラーストーリー
機械まかせの時計仕掛けの世界で アナログに頼るのはもう古いのかな

美しい感情を
僕は捨て去れない
素晴らしい原風景を
道は悪くても君と文句こぼしながら歩いていきたい

僕はまだ死なないから

数値化された感情に
未分化のままの優しさに何が救われるのか、だからだからあらがわずにはいられないんだよ

いつか誰かがが見ていた空はやがて空爆で赤く染まり
戦争の悲惨さを伝えるため時をこえて現在写真はあちこち散らばって 僕の目にこうして簡単に映ってる

誰かが築いてきたからこの世界は平穏を保てるのに
少しずつ
進化していくその様を見たとき僕は醜い言葉を吐かずにはいられないんだ
こんなデジダルな世界にゃ人のぬくもりなんて冷たく見えてしまうよと

首相も次から次へと変わり
法律も次から次へと変わり
何が大事なのか
本当の何かが
忘れ去られる
現状に嘆く人
この街にどれくらいいるのだろうか

常識なんて かやの外で
守るのが逆に おかしいことのように
いつでも悲しいニュースは事欠かない

僕らが見ていた
未来はきっとこんなんじゃない
鳥たちも獣たちも
きっとこんな僕らを軽蔑しているのさ
素晴らしい世界は
みんながみんな
仲良くしていれば
それだけで築けるのに

こんな世界は嘘っぱちだ
常識や法律なんてあったって人の狂気を抑えられなければただの立て看板さ

立ち入り禁止の看板なんて蹴り倒されて
すぐに犯される常識

素晴らしい世界は
僕らが求めていた世界は今 所在もわからないくらい
ここにあるのに
ここにはない

誰かが築いてきた
世界を
誰かが打ち崩す

壊れていく僕らの
常識の形
乱れていく世相

それでも僕はひたすら人をつづける。

2010/12/19 (Sun)

[2240] 九官鳥と叫ぶ愛の言葉
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不思議なんだよ
うまくは言えないんだよ
だけれど確かなことがあるんだよ

それは言ってしまえば簡単なこと
僕は世界で誰より
君を愛してるってこと

僕が昔 幼かったとき
近くの店の前に
鳥かごがあって
その中にかわいい
九官鳥がいたんだ
通りがかる人
通りがかる人に
何度もおはようと
言っていた

まるでスピーカーのように

僕も何度も繰り返してるから
まるで九官鳥のように

どこで覚えたのか
わからないけど
愛してるなんて
そんな不埒な言葉
どこで覚えたの?

僕もいつからか
叫んでた
そんな言葉です

九官鳥のように
ただ覚えたまま
覚えた言葉を叫ぶ
だけれど魂込めて

九官鳥の声で
街はにぎやかさ
名前は忘れたけど
さりげない勇気をありがとう

やっと僕も言えたんだ
君に愛してるって

確かさ、あの少しあと九官鳥はどっかに引き取られたけど
忘れない君の声

羽根をばたばたさせながら叫んでた愛の言葉

僕も一緒に叫んでたような愛の言葉

君の心にはちゃんと届いたかな
からかうように僕は君に問いただす真夜中。

2010/12/19 (Sun)

[2241] ラクダの唄
詩人:どるとる [投票][編集]


人から嫌われるなら
どうせなら世界中の人から嫌われたほうが楽だ
人から好かれるならどうせなら世界中の人から好かれたいもんだなあ

矛盾してることは大嫌いなんだよ、そのくせ私生活は中途半端もいいとこです

曖昧な中途半端な
さびしさを残したまま誰かに好かれても
誰かに嫌われても
僕はうれしくないぜ

砂漠の中を渡り歩く 喜び悲しみの砂嵐 不意の目潰し
道はだんだん険しく
そして悪くなる
死んだほうが楽だ
そういう日もあるけど生きていたって楽なときはあるから
まだまだ僕はこのまま時間っていうラクダに乗っていくんだ

口を開けたまま
舌を鳴らして
時間を食いつぶして僕は向かい風のなか突き進む

のらりくらりと

「月の砂漠」を我ら旅人は。

2010/12/19 (Sun)

[2242] ワクチン
詩人:どるとる [投票][編集]


良薬は口に苦し
苦労は買ってでもしろ

そんな言葉は
僕には馬の耳に念仏さ

右の耳から
左の耳へと
ぬけていく

侵された心に
ワクチン打って
癒やしてほしい

ここ
ここ
ここ

そこ
そこ
そこ

適所にワクチン打って
癒やしてほしい

足腰にくる日々だから。

2010/12/20 (Mon)

[2243] 泣いてるひとのぶんまで
詩人:どるとる [投票][編集]


夜の向こう側で僕を呼んでいる気がする
気のせいかな
そうじゃないのかな
僕にはわからない

今日もいろんなことがあったけど
一言でいうのなら
「疲れた」
そんな言葉が
一番お似合いさ

今日も僕は笑ってる
だれかが世界のどこかで泣いててもそんなことさえ知らずに
僕が泣いてる時にはだれかが世界のどこかで笑ってる
笑っていたときの僕と同じように僕が泣いてることなんか知らずに

自分のことに精一杯喜んで
自分のことに精一杯悲しんで

賢く生きるためには
他人の涙さえ
気にせずに
今見えている
自分の幸せに
笑えるくらいの
強さと
少し醜いくらいの
邪悪な心が必要なんだ

わかってるさ
僕が笑ってる
この時間も
どこかでは
泣いてる人が
ごまんといること

わかってるからこそ
何もできない僕は
だれかのぶんまで
笑えない人のぶんまで
笑うんだ

泣いてるひとを笑うんじゃなくて
笑ってる自分を笑うように

泣いてるひとのぶんまで幸せをかみしめて
泣いてるひとのぶんまで喜びを味わって

僕は力いっぱい笑うんだ

今日も明日もあさってもそこに泣いてるひとがいるなら
僕の笑顔は
泣いてるひとのぶんまで輝くだろう。

2010/12/20 (Mon)
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