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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2304] 生きる
詩人:どるとる [投票][編集]


まぶたを閉じてごらん

広がる宇宙が僕の視界を包むだろう

星はあいにく見えないけれど

生きる事の意味
生きる事の理由
わからないことは
たくさんあるけど

それでも生きていくこと
転んでも立ち上がっていること
不思議なことだらけだ
だけれどなぜか
生きなきゃと思う僕は間違いじゃない気がする
ここにいるから

だから僕は生きる
今を生きる
精一杯生きる
生きるってなんだ?
こういうことだ
うまく言えないけど
きっと僕が今やってることだ
きっと僕が今までやってきたことだ
息をするだけが生きることじゃないのはわかってるけど
そんなくだらないこともふくめてぜんぶが生きるために必要なことなんだ

僕は生きる
明日も生きる
あきるくらいに繰り返す毎日の中を生きる
生きるということの本当の意味なんて無いのさ
大切なのはここにいて間違い犯さないように
息を吸って吐き出して たまに死にたくなってもまだしぶとく生きて悩み 迷い
僕らはそれでも生きていく
今も生きている

それだけが誇りだよ
ささやかなプライドだよ

生きるために今はある
いってしまえばそれだけの今だ
だから生きなきゃ無意味だ 損だよ
もったいないよ

だから僕は生きる
いろんな意味
抱えながら
いろんな理由
抱えながら

僕は今と向き合い
生きるべくして
生きるんだ
生きてるからね
生きるんだ

当たり前なその繰り返しが答えなんだ

うまく見えないけど
うまく言えないけど

生きるということは
つまり ズバリ
そういうこと

さあ 意気揚々生きようよ活きよう往きよう行きよう
たくさんの
意味のある 今を生きるんだ

生き抜くことこそが人生の最大の課題

負けるな
負けるな

さあ生きれるもんなら 生きてみろよ

生きることの難しさと闘いながら

なにもない地面に
足跡を つけて。

2011/01/03 (Mon)

[2305] 未来
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どんな夢を見ているの?遠い未来に
遠い遠いと思ってたらもう僕の大人になった
かっこつかないかっこ悪い大人だけど
ちゃんと生きてるよ

繰り返す日々の中で
本当に大切なもの
そして
本当に必要なもの
それだけを握りしめて
見つめるべき明日を探している

僕の目にうつる明日は曇り空ばかりじゃないからね

未来を待つんじゃなく
こちらから向かってゆくんだ
時間は追いかけてくるけどこちらから追いかけていこう

未来に何を望む?
未来に何を期待する?
死ぬまで未来はある
死ぬまで未来は消えない

明日に抱く希望は
けっして明るいものばかりじゃないけど
僕は未来に頼らずに

自分から歩いていこう

未来は歩き続ける者だけに与えられる場所

砂ぼこりにまかれながら 行こう。

2011/01/03 (Mon)

[2306] 北風の旅人
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大好きな君のことを思うと 胸があたたかくなる

僕は北風の旅人
寒い冬とともに
やってきては
去ってゆくのさ

ひゅるりらら
ひゅるりらら

風のように。

2011/01/03 (Mon)

[2307] 80歳からのラブソング
詩人:どるとる [投票][編集]


あんたのことを思う気持ちはひとりになっても変わらない
まだまだ長生きするけど あんたのとこにはかならず近いうちに逝くからね
待ってておくれ
おじいさんは
おばあさんが死んでからも
毎日毎日暇があれば
仏壇に手を合わせ
おばあさんとのいくつもの思い出を思い出してる

おばあさんは流行り病で死んだ
あっけないもんだった
あんなに愛してたのに

おじいさんは偏屈で
頑固なとこもあったけどおばあさんが病気をした時から
人が変わったように
優しくなった
毎日笑ってた

自分にできることは小さいことだけだ
だけれどおじいさんはおばあさんのためにできることはなんでもした

やがて街の木々が紅葉をむかえるころにおばあさんは死んだ

おじいさんは一晩中
それこそ一晩中
泣き続けた
声がかれるまで

人の一生なんて短いものだとおじいさんは嘆いた

こんな別れをするくらいなら
どうしておばあさんにもっともっと優しくしてあげられなかったのかと
おじいさんは言い続けた

それでもおばあさんは死ぬ少し前に
かすかな意識の中でたどたどしい言葉で言ったんだ

あなたといれてよかった
その瞬間おじいさんはおばあさんがどれだけ自分を愛していたのかに気づいた

いつもただそこにいるだけだと思っていたよ
自分が思ってたより
おばあさんは
自分を思い
愛してくれていたんだ

おじいさんは今でも
病気ひとつしないで
おばあさんと過ごしたこの家でひとり
いつもいつも
笑っていたんだ
おばあさんが生きれなかったぶんまで
生きようとしてるんだ

今日もおじいさんは
仏壇に手を合わせて
おばあさんの遺影に向かって言うよ

あんただけを愛してる

80歳からのラブソング

年寄りだって
唄えるラブソング

おじいさんから
おばあさんへ

いつまでも
変わらない
一途な思い
80年分の
愛してる

伝えたい。

2011/01/03 (Mon)

[2308] 愛のあかし
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本当に大切な人は
いつもそこに居る

本当に大切なものは
いつもそこにある

気づかないだけだ
それだけで
僕は大分
損をしたんだ
今も損をしてるんだ

道でばったり
すれ違っただけの
人じゃない
今も一緒にいるのに
たかが数度のケンカだけで 簡単に心が離れるつながりじゃない

君のことを思うと
胸が熱くなった
あの初恋の炎
もう一度
ともらないかなあ

君と同じ歩幅で
君と同じ速度で
僕は歳を重ね
今 君と歳を並べ
毎日、顔を合わす
同じ思い出と
共有できること
たくさんあるのに
今更 大人気ない
こと言わないでさ

続けてきた愛を
そんなようなものを
続けていこう

たしかに気持ちは
少しさめたかもしれない
でもね今もケンカして口をきかない日々がつづくと
さびしくなるんだよ
それがまだ君と僕をつないでいる見えない愛のあかし

いつもそこにあるのに痛みを知らなければ気づかない
たしかなあかし

気づけば ほらね
また一緒に笑いあえる

それもまた長年一緒にいたふたりだからあるしぶとさだよ。

2011/01/03 (Mon)

[2309] アイラブユー
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くだらないことで
怒鳴ったりなんかしてごめんね
頭冷やしてあとから考えてみたら 本当ばかだったよな

いつまでも
いつまでも
子供のような僕だから
君には迷惑かけてるけど君が好きだよ

言葉ならなんとでも言えてしまうから
嘘はつけない
本当の愛で
君を幸せにしてみせるからね

不器用なのは 昔からだし字が下手なのも
気が利かないのも昔から引きずってきたものだよ

たとえば君と出会ってなかったら
僕はこんなに優しくなれなかった

君が教えてくれたんだ
素知らぬ顔してるけど
本当なんだよ
人を愛することの素晴らしさ
人から愛されることの素晴らしさ
そのふたつを教えてくれたんだ

たくさんの思い出もひとりじゃやっぱりつまらない

それを共有できる人がいてはじめて思い出は輝くから
僕から君へ
今伝えたい

遅咲きのラブソング

永久にアイラブユー

これからも
これからも
よろしくね

ハプニングの数だけ
傷跡の数だけ
僕らは大人になる

計算なんかできない
愛が支えさ

僕は君に伝えるよ

心からのラブソング

永久に愛してる。

2011/01/03 (Mon)

[2310] ごめんねのドア
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なかなか言えない言葉だよ
自分がわるくても
相手がわるくても
言えない言葉だよ

それでも人は単純なものだから
誰かに促されれば
謝れる時もある

背中を押されて
言い伏せられて
僕は君が背中でふさいだ ドアをノックする

君の涙を 君の言い分を 聞けなかった僕をゆるしてほしい

僕は今 開くよ
ごめんねのドア
君に謝るためのドア

君がゆるしてくれるまで
もっと君と一緒にいたいから

ごめんねのドアをノックする

仲直りしよう
小さな生活の中で
ふと浮かんだ
詩のように
ふたりの心に
さびしさが募るから

数回ノックしたら
君が開けてくれて
また僕は君に助けられたね

仲直りのキスをしよう

やっぱり
やっぱり
僕は君が好き

だから君を傷つけた自分が嫌いになる

だからだから
傷つけられないようにもっともっともっと君を愛そうと思うんだな。

2011/01/03 (Mon)

[2311] 仲直りの唄
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ごめん 言い過ぎた
僕はバカだった

なんていうか 僕が悪かったよ

うまく言葉にできないのがもどかしいけど

仲直りをしたいから
話し合おう

ケンカしたら お互い辛いなあ

口もきけないし
心がさびしい

誰が悪いか
誰が良いかより
どう仲直りしようか
それが僕の中で渦巻いていたよ

ごめんだけじゃ
ゆるされないのは
わかってるけど
ごめん以外で
考えつく言葉はない

だから 繰り返す
ごめん ごめん…

仲直りしたいんだ
ただそれだけなんだ

だから 繰り返す
決まり文句のような

仲直りの唄。

2011/01/03 (Mon)

[2312] 人殺しのラプソディ
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたが死んで悲しむ人はいない
そんな人ならもとからどこにもいない

周りに嫌いな人のいない世界は素晴らしい
だけれど嫌いな人も好きな人もみんないてこその世界
乱れきった個性さえ守られる

殺人鬼撲滅しようとしたら 誰も信じられないね
だから今日も
誰かが犠牲になる
人の中の殺意は
理由など無くても
人をたやすく
殺めるから
人の中の狂いまでは法律の手は届かない
法律の知るところではない

ハッピーエンドにしましょう

みんな疑い始めたら信じられる人などいない
だから人は人に騙され そして殺される

今日も

テレビの中のニュースなど 一部でしょう
だからこわいね

隣の人は50%の確率でイカレタ殺人鬼

誰かを殺めなければ
誰かを傷つけなければ法律は動かない
警察は動かない

人の中の殺意までは
管理できない

それぞれ考えてみよう
そんな呼びかけする看板などは
簡単に倒される

妄想の中の人殺しにも愛はあるなら
実行に移す前に

命の重さを
行為に及んだ
あとのことを
考えるべきだ

人殺し共に
差し伸べる
手はない
人殺し共に
差し込む
光はない

今なら間に合うぞ

ナイフを捨てなさい
銃を捨てなさい
狂気を捨てなさい

殺意をしまいなさい

そうすることが
自分を守るんだよ

妄想の中の人殺し共よ
人を殺めなければ
人を傷つけなければ

おまえたちは
ただの善良な市民。

2011/01/03 (Mon)

[2313] ため息とロマンス
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朝から黄昏て
窓辺の椅子腰掛けて
飴色の夜明け遠い目で見てる

ため息に1日がはじまり
ため息で1日が終わる
そんな切ない日をもう何度繰り返してるのだろう

独りがかっこいいとか
独りが気楽だとか
そんな言い訳で
他人とのつながりを拒んでる僕の本当の心はさびしさでいっぱいなのさ

形だけのロマンチスト
本当はさびしがりやなのに
また今日も独り
黄昏て
風に吹かれてるんだよ

並木道 コートの裾を巻き上げる風と
ポケットにしのばせた小さな希望

ため息はゆらゆらと
立ち上っては消える
冬のさえた空気に
言葉さえ凍りついて
並木道の木々も
どこか さびしげさ

形だけのロマンチストは所詮形だけだから
痛いとこ突かれたら
すぐに倒れてしまう
本当は弱いのさ

それでも独りぼっちだから黄昏て
強がってるだけなんだ

形だけのおしゃれも
形だけの見栄も
何もかも気取っただけのくだらない幻

ため息に曇る窓ガラス
はらはらと窓をかすめる落ち葉一枚

口笛で締めくくられる1日

それでも幸せだっと言いやがる僕の中の強がりは反省の色も見せないまま
絶え間なく
ロマンチストを演じようとするんだ

切ないため息とくだらねえロマンスの日々

ピカピカに光る
ダイヤモンドのような瞳はもう濁りきって
切なさしか映せない
黄昏しか映さない。

2011/01/04 (Tue)
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