詩人:どるとる | [投票][編集] |
当たり前な悲しみに泣いて
当たり前な喜びに笑って
毎日毎日生きることが幸せなんだと思えたらそれは新しい僕はじまり
はじまり告げるファンファーレ
天高く
響くよ
はじまりの唄。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
急ぎ足でやって来た冬に 僕の勇み足がじゃまをする
枯れ葉散りゆく 季節の終わりに 雪の気配感じ 立ち止まる
誰もいない 殺風景な部屋の中で ひざを抱え 僕は何を思うのだろう?
これから生きていく
たった独りきりの日々
途方もない寂しさが今さら募ります
期待よりも僕を苦しめてるのはずっと不安なんだよ
独りで強がり
涙隠しても
それは仕方ない
誰もそばにはいない
目を静かに閉じてはじまる冬
寒さは心さえも
凍えさせて
希望という
一文字を
かき消すように
上から下へと
降り注ぎます
心の中に明日を描いて
簡単にそれは
僕が裏切る
まるで裏切るために
描いた理想のように
描いた明日は
わざと僕が大げさに描いた明日です
冬の寒い部屋の中
暖房もつけずに
ただひたすら
描いてる
上手な笑い方
ただひたすら
見つめてる
変わり映えしない壁の模様
冬のデッサン
見えない雪が
心の中に
降り積もる
何も言わずに
何も話さずに
僕はただ
冬の終わりを待ちつづける
凍りついた
氷のような
日々が
溶けるまでは
ずっと
笑えないね
泣けないね
ずっとこのままだね
明日は晴れないね
黒い雨雲がたちこめて わずかな光さえも見えない
だから今はささやかな絶望に
静かに目を閉じて
神にでも祈ります。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
弾けもしない
ピアノの鍵盤に
指を適当に置いて
鳴らす メロディ
不協和音
弾けもしない
ギターを抱えて
誰かの真似事
爪弾く 弦
音痴な歌声
らくがきだらけの日々
あきらめてばかりの僕
改革案などは
たやすく取り下げられて
変わらない僕が今
笑うけど
泣き顔よりも
ひどい顔だね
らくがきだらけの世界
後回しにしてばかりだ
明日は見えない
不安に押しつぶされて 心はぺちゃんこ
所詮僕に奏でられるのは こんな陰鬱なメロディー。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
君はなんで僕を愛してるんだろう
こんな不器用で
だめな僕なのに
気も利かなくて
融通利かなくて
勉強もスポーツも
苦手なのに
それでも君は
僕を愛してくれる
悲しいとき
寂しいとき
いつも傍にいてくれる
言葉じゃ言えないから
僕はずっと
ずっと
君の傍にいて
君と同じ風を感じ
君と同じ音を聞き
君と同じ景色を見るよ
愛する僕と君だけじゃなくって
同じ気持ちを持った人ならば
わかるでしょう
愛し合う人と人が
歌い出せば
それは
素敵な愛の唄になるんだよ
君の唄が空に届く
神様が手をさしのべてくれるように
光が差すよ
笑う君も 泣いてる君もぜんぶ君だから
君のすべてを愛せるように
僕は誰よりも君という人を見つめているのです
ずっとこの場所から。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
時の川の流れるその音を僕の耳が受け止める
時おりはげしく波打つ川はおだやかな流れとは裏腹な力を持つ
どんな日も
どんな時も
明日は晴れる
信じるんだ
今 踏み出した
地面に花が咲く
キラキラと輝く
雨上がりの虹のように
僕の心に架かる
橋を渡って
僕は明日へと渡るのさ
まだ青い清らかな微笑みを胸に歩き出す
これが僕の旅立ちの唄。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
何回ケンカしても
たった一回の
仲直りで
単純な僕らはまた
笑いあえるのだ
心に雨が降るときには
かならず僕には君が
君には僕がついているからね
どんなに悲しくても
どんなにさびしくても
大好きな人の顔を見ればたちまち元気になれる
家に帰ろうよ
何があったのかはわからないけれど
悩みがあるなら
解決するまで
いっしょに悩んであげるよ
悲しいことがあるならば 聞かせてほしいんだ
僕らは永遠を誓ったその日からひとつだから
独りきりで悩まないで
独りきりで抱えないで
僕に話してごらんよ
すれ違う日も
背中合わせで向き合えない夜も
君だけが僕のすべてだから
百回のケンカよりも
ずっと一回の仲直りで
僕らは繋がってる
そして
今日もそんなつながりの中で僕らは君を見つめている
そして
君は僕を見ていてくれる
これが愛なんだね
それが愛なんだよ
さあ うつむいてる顔をあげて歩いていこう 明日へ
不器用だって
いいじゃないか
それもまとめて
愛すから
そそっかしくたって
いいじゃないか
かわいいもんだよ
僕には君じゃないとだめなんだ
心がそう言ってるから。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
未来はいつでもあなたの目の前にある
あなたが生きているかぎり未来はある
だから 走るのをやめないで
未来は走るのをやめたとき 消えてしまうから
遅くてもいい
変でもいい
自分のペースで
走ってごらん
君は近未来ランナー
走るのをやめたら
君は死人だよ
だから生きるために
走りなさい
僕も近未来ランナー
走るために生まれ
生きるために走る
近未来ランナーだ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
言葉は暗い海に沈んで
もう這い上がってこれないくらい
深く深く沈んで
僕の声は静かに死んだ
これからの日々
不安で不安で
仕方ないよ
それでも
誰も
助けてはくれない
夜の片隅
散らかったままの部屋
救いの声をなげても
返らないのさ
まるで独りで
壁に向かってボール投げるように
跳ね返ってきたボールをキャッチしてまた投げるような
そんなひとり遊びは
悲しいだけだね
ため息を夜の闇の中へキャッチアンドリリース
釣り上げた幸せを
少しずつ手放してく
さよなら…
詩人:どるとる | [投票][編集] |
何が幸せで
何が不幸せなのか
答えは見えぬまま
朝が今日も来ました
大切なこと
忘れちゃいけないこと
たくさんありすぎてさ
時々いやんなるね
ため息も出ちゃうね
暗い話はやめて
明るい話をしようよ
どんなに
悲しくても
信じるんだ
明日を
暗い未来なんか
待ったって
意味ないさ
待つならば
明るい未来を待とう
いくつもの
言葉を星のように
並べて
歌おうよ
夜空には月
青空には太陽
変わり映えしない毎日とありふれた景色の中で笑う僕と君
日常はつづいてく
川はせせらぎ
鳥は羽ばたき
花は咲いては枯れて
木の葉はたゆたう
そしてまた夜は
水面に月を写し
誰かの部屋を照らすだろう
優しい月明かり
またたく星明かり
僕はすべての声をひそめて
何も言わずに
ここにある
美しい
命の音に耳澄ます
僕は幸せだ
今、確かに
気づいたよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
恋ってなんだろうね
名前くらいは知ってるけどね
それがどんな意味で
それがどんなものなのかはあんまり知らないのさ
君は知ってるみたいだから教えておくれ
恋ってものの味を
恋はわからないけど
君が笑うと
僕は嬉しくなって
君が泣くとね
悲しい気持ちになるよ
これはなんていう気持ちなのかな?
もしや恋ってこんな気持ちですか?先生
僕だけに笑ってよ
僕だけに怒ってよ
僕だけに泣いてよ
恋を知らない僕が
恋をはじめて知るとき僕は大人になれる
いつの間にか知らないうちに
僕らは何かわからないのに恋をしていたよ
あなたが好き
わたしも好き
そんな気持ち
そろったら
それは恋なんだろうか?
君の大きなおっぱいに顔をうずめて
これが恋だとふざけている君を思うと
胸が破裂しちゃう
破裂まで 3、2、1バーン
息もつかせぬくらい
素敵な恋をしましょう
とにもかくにも暮らしは続く
赤い屋根の下
白い壁に囲われて
二人は笑う
ささやかな幸せに
身悶えて
今日もルララララ
うまく言えないけど
恋ってこんな感じね。