ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 投稿順表示

どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2384] 白百合
詩人:どるとる [投票][編集]


世界一 好きな人へ
この思い伝えなくちゃ
泡になってしまうまえに言葉にしなくちゃ

時の波に押し流されて昔話になってしまうまえに

白百合のような
汚れのない人よ

今まで 言い損ねてきたこと全部話すから
聞いておくれ

好きだよ…

今夜はたぶん
長い夜になるだろう。

2011/01/23 (Sun)

[2385] オーマイガール
詩人:どるとる [投票][編集]


不器用だけど
危なっかしいけれど
君のためならば
いつだって
いつだって
僕は本気になれるよ

この熱い思いを受け取ってくれるかい?
たくさん
苦労かけるかもしれないけれど
二人ならばやっていけると思うから
君じゃなきゃ
君じゃなきゃ
後悔が残るから

この思い受け取って

どこにいたって
何をしてても
最近は君のことばかり 仕事も手につかない

オーマイガール
君の心に話しかけるよ

ささやくように
愛してるってさ。

2011/01/23 (Sun)

[2386] 太陽の唄
詩人:どるとる [投票][編集]


夜を食べる朝という魔物が吐き出した新しい1日

目覚めるまでは
気づかないまま
朝は少しずつ
築かれてゆく

太陽がくれる陽射しはあたたかく
月がくれる月明かりは優しく

今日も僕は幸せです

さあ真っ白い紙に何を描こうかな

見えないペンを持つ手が
奮えているよ。

2011/01/23 (Sun)

[2387] 命の音
詩人:どるとる [投票][編集]


流れるように唄います
流れるように生きてます

聞こえるでしょうか
規則正しく刻む命の音

あなたへと流れるように唄っていく

聞こえるでしょうか
時に乱れる生きているという音

今日もあなたの中で
僕の中でみんなの中で
脈打っている

命の音。

2011/01/23 (Sun)

[2388] 今日もいつもの今日でした
詩人:どるとる [投票][編集]


今日もたくさん笑いました
今日もたくさん泣きました
今日もたくさん怒られました
今日もたくさん喜びました
今日もたくさん悲しみました

いろんなことがいろんなところでありました

朝ご飯を食べて
昼ご飯も食べて
夕飯を今食べて
布団を敷いて
今までの一連の流れが幸せというのなら
間違いじゃないね

僕はひとり頷く
天井眺め
意識遠ざかるまで
夢心地

明日もたくさん笑えるかな
明日もたくさん泣くのかな
明日もたくさん怒られるかな
明日もたくさん喜べるかな
明日もたくさん悲しむのかな

いろんなことがあったけど僕だけが幸せなんてことがないように
この世界に生きているすべての人たちの幸福を祈るよ

今日どこかのだれかが見つけた虹が
べつのどこかでべつのだれかが見てる惨たらしい戦争でも
神様は責められない
それは仕方ないことだと

だれかにはそれが日常茶飯事だ
こうしてのんきにあくびしてる瞬間もどこかで命がまたひとつ戦果に散っていく

それでも僕は僕の今日を生きるとしよう
つまらない慰めや
つまらない同情は
やめにして
募金箱に小銭を入れたら 笑いましょう

今日もいつもの今日でしたと
夕焼け空 見上げている今がある幸せ
かみしめながら
吹けもしない
口笛をBGMに
頑張りましたとはなまるをあげよう

ほら、魔法みたいに
1日はすぐ終わる
あんなにつらかった時間さえも 気づけば夢のように終わる

笑顔より涙が目立った日でも
負けるな
大丈夫
明日は晴れるから

信じることが
ときには自分を救う

明日は明日の風が吹く
良いように考えよう

ふつうがいちばん
幸せだってこと
忘れなければ
いくらだって
僕ら笑えるよ
いくらだって
僕ら泣けるよ

今日もいつもより
ちょっと良い日だった
べつにたいして変わらないのに強がる僕も好きになれたら

今日もいつもどおり大成功。

2011/01/24 (Mon)

[2389] 夜の魔物と戯れて
詩人:どるとる [投票][編集]


夜は朝を食べる魔物
朝は夜を食べる魔物
ちなみに僕は草食で彼女は肉食だ

やがて朝は夜に食べられて
まるで食物連鎖のようにまた朝が夜を食べる

夜という魔物がすべての光を食い尽くして
その残骸が人口の光だけになったら
街は暗闇の中
魔物の胃袋の中

なかなか眠れないや
理由は特にはないが
それでも眠れないや
錠剤は効かない

銀盤の上でダンスを踊るように
円を描くように彼女はコーナーを廻る

僕は夜の魔物と戯れて
ひとり口笛を吹く

明日の天気など
どうでもいいから
少しだけ夜の魔物よ
僕に光を残しておけ

君の家へとつづく路がわかるように

今夜も息を荒らげて
路なき路を進む
君の家の灯り
見つけたら
僕の鼓動はオーケストラ並みに高鳴る

さあ 慰めのひとつも用意しておけよ
本当、気が利かない人なんだから

それでも好きな人
夜に食べられた
朝が僕に言うよ
私は夜に食べられるための朝なのさと
そして
夜はこう言うよ
わが輩は朝に食べられるための夜なのだと
明日になれば立場は逆さまになる

僕と君のように
君と僕のように

夜が朝と戯れるように
僕も君と戯れるのさ

死ぬまで、たぶん

いくつかの夜と
いくつかの朝と
食べ残された
休暇を残して。

2011/01/24 (Mon)

[2390] 星空のオーケストラ
詩人:どるとる [投票][編集]


指揮者のように
タクトを振るように
時間が流れてゆく

月は輝き
魔物が笑う
こうもりは
長い眠りに着いてる

これは一夜かぎりのオーケストラ

逃したら もう二度と聴けない

今夜かぎりの碧い夜

言葉は要らない

ただ美しさだけが際立つ音色の中

譜面もないのに見えない五指が奏でる
無限大に広がるメロディ

君だけに訪れる一夜かぎりの奇跡

窓を開ければ広がる星空のオーケストラ

今夜かぎりの碧い夜。

2011/01/24 (Mon)

[2391] ふわふわ
詩人:どるとる [投票][編集]


心は風船のように
ふわふわと自由気ままに一人歩きする

魔物よ 静かに
眠りなさい

朝が来たなら
お前の出番は無いよ

ふわふわといつでも
生きていたいのさ

ふわふわといつでも
詠っていたいのさ

そんな僕を見て
あなたはただ笑う

あなたはただ笑う

ふわふわと
ただ笑う

二人は風船のように
ふわふわと風船になって 笑いあっていた。

2011/01/24 (Mon)

[2392] ギターを弾きましょう
詩人:どるとる [投票][編集]


何かを忘れてないか?
大事なこと
どうでもいいこと

何もかもいっしょにしてないか?
最近はため息で
1日が暮れる

すべてが空回り
夢の終わり感じる
そんなときも

悲しいときも
嬉しいときも
歌を歌いましょう
ギターを弾きましょう

歌えばラララ
元気が出るさ

だから
だから

ギターを弾きましょう。

2011/01/24 (Mon)

[2393] ママの思い出
詩人:どるとる [投票][編集]


ママ、ただいま
空振りの挨拶だから返事は返らない
ママはお空の上だから

男手ひとつで育ててくれたパパにはわるいけど内緒で
休みの日にはひとりママの墓参り
何時間も話し込んだよ

いつも友達のママを見るとね
ママの優しいあの顔を思い出してしまうよ

僕にはママの思い出はあまりないけど
あの日、デパートに行っていっしょに買い物したこと
今も覚えているよ

やがて大人になって
僕はパパになっても
ママは僕にはいつまでもママだから
あなたがいなくても
しっかり生きていきます

あんまり自慢できるような大人じゃないけど
ママが言葉じゃない何かで教えてくれた優しさを大切にします

ママの思い出だけを残して時間はどんどん過ぎていき
やがて僕はパパになって愛する人と二人幸せになる

ママが生んでくれた
僕だから

ママのように僕も
いつか子供にめぐまれたら 優しさを教えてあげたい

そしてママの思い出を聞かせてあげたい

僕の自慢のママの話を。

2011/01/25 (Tue)
8416件中 (2271-2280) [ << 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 >> ... 842
- 詩人の部屋 -