詩人:どるとる | [投票][編集] |
この世界に生まれて
はや20数年と数ヶ月
いくつもの季節が通り過ぎたよ
名ばかりとはいえ
大人になったからにはわからなきゃだめなこと わかってるつもりでいるけど本当はわかってない
でも人にとっていちばん大切なことをわかっていさえすればそれでいいだろう
優しさを有り余るほど持っている
だれかを愛する準備なら整ってる
それなのに
届かないラブソング
空気に吐き出したため息のように
かき消されるのさ
僕は見た目大人だけど
中身は変わらず
僕は昔から僕だから
分からず屋だけど
歩いてきた距離だけ
その歩数だけ
見てきた景色だけ
その美しさだけ
心はちゃんと
育ってるから
ご心配なく
きっと僕を知る
だれかのイメージに沿うような僕だから
変わらず 話しかけてね
変わらず 語りかけてね
愛を届けるよ
優しさを伝えるよ
あふれんばかりの
思いを分けてあげる
たまには助けてあげる
困ったときは話してごらん
僕が困ったときは
話を聞いてね
流されるようにさすらって
流されるままにさすらいで
色んな出来事に揺れて
くだらないことに苛立って
時々は過ちに気づく
そしてまた自分を恥じるよ
でもそのぶん
だれかを愛したい
でもそのぶん
だれかを救いたい
ちっぽけな命だけど
非力な力だけど
僕が必要ならば
君の傍で
流されるようにさすらっていたい
流されるままにさすらいでいよう
木の葉のように
時が来れば
風にさらわれ
たやすく散るのに
まるで そんな終わりを知っているかのように笑いながら
限られた時の中で
僕は笑ってる
君と笑ってる
聴いてね これが僕のラブソング
古臭いかもしれないけど 聴く人がいてはじめて輝くよ
耳をすまして
心の耳ぴんと立てて
聴いてね
もったいつけておきながら名前さえないけど とりあえず聴いてね
僕のラブソング。
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僕の気持ちがそのまま詩になる
君の気持ちがそのまま詩になる
君が笑ってるなら
君がうれしいなら
そのまま詩に
その気持ちが
あらわれる
君が悲しいなら
どんなに笑っても
そのまま詩に
素直な気持ちが
詩になる
詩人の部屋においでよ
楽しいことばかりの毎日じゃそりゃないけど
ここにはたくさんの笑顔がある 涙がある
そしていろんな人生歩んできた人がいる
歳の幅も大小様々
性別も 趣味も 住んでるところも様々
だからおもしろい
君もおいでよ
楽しい楽しいポエニストルーム
たまには失敗する事もある
たまには非難されることもある
だけれどそれは違う人だからこその当たり前な意見の相違
気にすることないさ
自分の信じるまま
詩をうたいなさい
詩をお書きなさい
詩人の部屋は君を待ってる
詩を好きな人を待ってる
詩を愛する人なら誰でも大歓迎さ
ほら ほら 恥ずかしがらずに自分の思いをきかせてよ
君の詩がこの部屋をもっと盛り上げる
君の詩がこの部屋の中にあるいくつもの世界を広げる
だから さあ
ドアを開けて
入っておいで
詩人たちが
お待ちかね
詩人の部屋においでよ
楽しいことばかりの毎日じゃそりゃないけど
ここにはたくさんの笑顔がある 涙がある
そしていろんな人生歩んできた人がいる
歳の幅も大小様々
性別も 趣味も 住んでるところも様々
だからおもしろい
君もおいでよ
楽しい楽しいポエニストルーム
悲しい気持ちの人を慰める詩もいいね
笑ってる人にもっと希望与える詩もいいね
素敵な景色を詩にしてもいいね
だれかの心を洗うような清い詩もいいね
とにかくどんな詩だって君が描く世界なら
きっと素晴らしい詩になるはずさ
僕は待ってる
そして
話をしよう
詩人の部屋は24時間
年中無休 無料ですぐ仲間になれるよ
名前を決めてね
パスとID忘れないでね
さあ ログイン。
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帳尻合わせは疲れたね
こんな静かな夜には
コーヒー飲みながら
お話しよう
ターンアンドワンツーステップのリズムで月面に降り立ち
日進月歩 踊ります
くるりくるくる
衣のように風まとい
ワンツーワンツー
君とふたり 踊ります
終わりなんてないふりで有限なんてないように
無限の中で踊ります
ターンアンドワンツーステップ
くるりくるくる
僕らは 踊ります
いくつもの言葉を
抱きしめながら
いくつもの記憶を
背負いながら
僕らは同じリズムを保ちながら
ワンツーワンツー
踊ります
ワンツーワンツー
回ります
くるりくるくる
地球のまわりを
回ります
心を包むように
回ります
愛して 愛され
愛して 愛され
ワンツーワンツー
生きています。
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歩き出さなくちゃ
たどり着けない場所へ 向かって走れ
現在地 確かめて
どんなルートで
行くか決めても
思い通りにはいかないのが人生だ
油断するな
新しい白いスニーカーは汚れるたび馴染んでゆく
Gパンは色褪せてゆくたび 味わいが出てくる
僕ら人間は心が育つたび 輝いていく
今こそ心の地図を広げて 迷ってる自分の背中を押そう
悩んだって
あせたって
戸惑ったって
目指す場所はひとつだけ
心のエンジンかけて
エンストするたび萎える自信も
僕は恥には思わない
さあ 行こう
歩いていくことが可能性を広げるのさ
何を信じる?わからないなら
自分を信じよう
履き慣れたスニーカーのように
馴染んでしまった
言い訳を繰り返してたって仕方ないんだよ
だから今こそ心の地図を広げて 怠けてる自分に渇を入れてやろう
たまには背中に蹴りを入れて
僕は僕を戒めるのさ
今こそ心の地図を広げて 迷ってる自分の背中を押そう
悩んだって
あせたって
戸惑ったって
目指す場所はひとつだけ
あのよく晴れた青い空に浮かんだ真っ白な未来
簡単に叶えてやろう
見せつけてやろう
吐き捨ててやろう
自分を見せてやろう
全ては歩き出すその一歩から始まるんだ
その一歩が全てを左右するんだよ。
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わけもなく ふと消えてしまいたくなる時
僕はどうすればいいかわからないよ
ただ涙におぼれてる
ぬけがらのように
魂のぬけた心
何をしても
楽しくないし
どこにいても
落ち着かない
虚空をさまよう 僕の瞳は何かを見てるようで何も見えてはいない
生きていくことにも
前向きになれない
死ぬことにも おびえている
中途半端で曖昧な自分なんてクソだ
早く死ねばいい
ゴミクズのような言葉を吐き出して
日々を送るのも疲れたけれど
不思議とまだわずかに残ってる
何グラムかの希望
眠れない夜 何もやることがないから
ただぼーっとしているだけで無駄に時間は経ってしまうよ
廃人のような 炭酸のぬけたコーラ
飲むほうだっておいしくないし
いっしょにいても楽しいはずがない
孤独を背負って いつまでも 何を待ってる? 何を求めてる?
悲しいのは僕だけじゃない
僕なんて生易しいものさ
生きていくことを投げ出したら
僕には何も残らないだろう
最初から逃げ腰の姿勢じゃだめさ
何も得られない
ゴミクズのような言葉を散らかして
日々を送るのさ
風に吹かれて
いつのまにか この手にあふれてる
何リットルかの涙
不思議とわずかに残ってる
何グラムかの希望
そのふたつが僕の最後の光。
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時計仕掛けの世界の中で誰もが忙しそうに時計気にしながら今日を暮らしてる 鳥かごの中の鳥のように
僕は社会という飼い主から金という餌をもらいなんとか生き延びている
立場はいつも
地の底だけど
見上げる空には
太陽が照っている
希望はまだあるさ
数えきれない 人の中で 行き交うぶすっとした顔の群れ
誰もがため息まじりの小言こぼし疲れ果てたような顔してる
今日も理由もなく誰かが誰かの命を奪ってる中で
どこかでは誰かが誰かの誕生を祝ってる
灰色の壁の向こうで誰かの死刑が執行されているかもしれない
そんな暗い日さえ
場所が変われば
僕のように
のんきにあくびしてる人もいる
テレビも新聞も 嘘ばかりだ。信じるに値しない
僕には死んだ誰かの心までは伝わらない
漠然とした痛みだけが 文面に踊るよ
あなたの今日は光に満ち溢れていた1日でしたか?
僕の今日はどこに行こうが影がつきまとうような悲しい日だったとしても
あなたはそんなことさえ 知らないで笑っていればいいよ
誰かが落とした笑顔を誰かが拾った
ほんの何気ない一言が誰かを傷つけ 誰かを救うのさ
あなたの明日は見違えるくらい 素晴らしい日になればいいね
僕もすぐには笑うことはできないけれど少しずつ笑いたいな
そしてあなたと喜びを分かち合えたなら
きっと昨日じゃ見つけられなかった
光が心に灯るよ
散らかした皮肉も卑屈も 明日には 全部
幸せの雨に洗い流されて きっときれいな言葉が部屋中に咲くだろう
あなたの明日も
いい日になればいいね
あなたの幸せやあなたの無事を
特別願うことはしないけど
明日になればわかることさ
とりあえず今日は
明日を待とう
眠れない夜だとしても
少しずつ明けていく夜が朝の光に包まれたとき
目覚めた僕を揺り起こすのは光だけじゃなく影もつきまとう1日だって事を忘れなければ小さな幸せにも笑えるね。
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身も心も穏やかになるようなあたたかな陽射し差し込む開け放された自由な午後
ふと目を閉じ
風を感じれば
思い出すよ
君のこと
遠い昔話になるけれど
あるところに愛し合う二人がいました
そしてその二人は
桜舞う道の上で出会い
桜舞う道の上で別れました
桜があんなにも大好きだったはずなのに
出会いの場所が
別れの場所に変わったとき 僕は春になるのがこわくなったよ
春がくると切なくなるよ
大事なものはいつだって 息もあたるくらい 近くにあるのに
なぜってくらい
気づかないんだよ
忘れてしまうんだよ
言葉でならいくらだって言えたはずだね
それなのに 僕の口から飛び出したのは 桜さえ散らすような
さよならっていう終焉の呪文
桜咲く季節はなぜか切なくなる
君のこと 思い出すから
こんなにも 穏やかなのに 春風にさえ背を向けて
うつむいて歩く桜並木
心の中は 君へのもうしわけなさでいっぱいさ
でも 一度枯れた花は咲かないね
僕が君に今さら
言える言葉はない
だから歩きだすのさ
ひとりきり 花びらで埋め尽くされた
桜色の花の道を。
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人はとても弱い生き物なんだ
欲望にもすぐ目がくらむし
何かと頭がいいから
自分の利益のために他人を犠牲にするし
だけれど人は人を愛せる生き物でもある
人は人の優しさや愛を知ることで心を学ぶ
勉強とか つまらない事よりずっと大切な事を知っていれば
立派な人になれる
僕も君もただの人で
べつにえらくもなんでもないけれど
束になって
手をつないで
たまに愚痴言って
笑いあう
そんな毎日が僕って人や君って人を何より 人らしくしてくれる
たまには躓いてしまう時もある
でも根っからの意地の悪さで持ちこたえる
退屈で退屈で死にそうな日も生きてることの素晴らしさ忘れたわけじゃないよ
人は独りのさみしさを感じることでひとりじゃできないことがあることに気づくよ
そして誰かの愛を恋しがる
僕も君もべつに魔法使いじゃないから
種もしかけもないけれど まるでひとりでいるのとは違う誰かの存在の有り難さ
感じるその時 魔法よりずっと素敵な気持ちが僕を1ランク上の人にするよ
僕も君もただの人で
べつにえらくもなんでもないけれど
束になって
手をつないで
たまに愚痴言って
笑いあう
そんな毎日が僕って人や君って人を何より 人らしくしてくれる
きっと弱いからこそ
人は人を傷つけたその過ちに気づき胸を痛める
燃えるような切なさの中で 誰かの愛を恋しがるように ひとりではわからない大切な気持ちを 人は人を愛し 人に愛されることで 人としての大事なことを学ぶのです
だから思うんだよ
何度でも気づくんだよ
人に生まれて良かった
だって こんなに生きてることを 幸せに思える時があるから
だって こんなに人を愛せる喜び そして人に愛される喜び わかるから
僕はただの人だ
でも、人はこの世界でいちばん 頭のいい生き物だ
だから人は人を愛せるんだな
だから人は人の痛みがわかるんだな。
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大事なものはいつも
肌身はなさず持って行かなきゃなくしちゃうよね
君は 僕にとってただそこにいるだけのお飾りじゃないのさ
だから不器用だって
笑ってほしい
愚痴も言ってほしい
僕の悩みや迷いも
聞いてほしい
はじめて唇重ねた時
あまりの味気なさに退屈をおぼえた僕だけど 君といるのは楽しかった
君が笑う 君が泣く
君が怒る
君が拗ねる 君が眠る 君がふざけてる
君が話してる 君が食べてる 君がテレビ見てる 本読んでる
どんな君も好きだ
だから ずっと死ぬまで 君は僕の傍にいなさい
僕も ずっと死ぬまで 君の傍から離れないから
雨降りの日も
晴れた日も
正月も
クリスマスも
給料少ない月でも
君がいれば
僕はそれでいい
だから傍にいなさい
君の役目はただ
僕の傍にいることだ
本当の愛は ただそれだけで全部 届くよ。
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嘘をはりつけたようなバレバレの愛想笑いが不規則に咲き乱れる
社会という名前の花園
お世辞で幸せは買えません
僕たちはいつからか
自分に嘘をつくことさえ 平気になって
悲しい気持ちさえ
ごまかして
その場をやり過ごす
そんな姿が時々自分でもマヌケに見えてしまうんです
まるで僕はお客さんに 笑顔振りまく サーカスのピエロのようなんだ
拍手や歓声を得るためにピエロは笑うけど
僕は嫌われたないために 社会という名前の小さな世界の中で
みんなと仲良くいれるように
心では嫌でも 無理にでも笑うしかないんです
仲間はずれにされたら
もうここにはいられないんです
嘘なんかつきたくなくても 嘘が僕を守る唯一の盾だから
かばうものがなくなったら僕は無防備になってしまう
だから自分に嘘をつくんだ
今日も僕はピエロになって 笑うんだ
だけれど心まではやっぱりいくら笑ったってごまかせるもんじゃない
1人になった時
溢れ出る涙が汚い笑顔を 洗い落として
素直な僕の本当の顔が 泣いているよ
僕は明日も嘘つきつづけるだろう
だけれど心まではピエロにはなれないよ
僕はただの人だから
まるで僕はお客さんに 笑顔振りまく サーカスのピエロのようなんだ
拍手や歓声を得るためにピエロは笑うけど
僕は嫌われたないために 社会という名前の小さな世界の中で
みんなと仲良くいれるように
心では嫌でも 無理にでも笑うしかないんです
真っ赤な空が闇にのまれていくのをただじっと見ていた
なんて美しい景色だろう
その時の僕の顔には嘘のない 本当の笑顔があったよ
その時の僕の心にはいつもとは違う純粋な気持ちが あふれていたよ
そして僕は笑うんだ
抑えつけていたものが一気に解き放たれるように
そうだ僕は泣くんだ
僕はピエロじゃない
お客さんを笑わせる道理もない
だけれど嘘はこれからも僕たちを惑わす。