詩人:どるとる | [投票][編集] |
この世界で誰より
何より 愛すべき人に愛を説明したいけど
いかんせん 説明し難い
だから僕は自分なりの解釈で語るよ
ほらただこうして
いっしょにいて
笑いあったり
ふざけあったり
慰めあったり
いつも何気なくしている事が愛なんだよ
僕らは知らないあいだに 愛をマスターしていたんだ
人に愛されることも
人を愛することも
ひとたび誰かを愛してみれば わかるんだ
ひとたび誰かに愛されれば 気づくんだ
誰かに愛されたいなら 誰かを愛してみなよ
ひとりよがりに愛を欲しがるだけじゃ
何ひとつ 手にすることはできやしない
愛されたいなら
愛されるように
心を学んでみよう
何気なく誰かを思うような瞬間に 人は少しずつ 大切な何かを学んでいるんだ
何気なく誰かに思われているように 僕も君に いつの間にか
愛されていた
それは形のないものだけど 愛は心で感じるものだから
なんとなく 伝わって来たんだよ
世界規模で考えたら
ちっぽけなことかもしれない
だけれど ここで僕らが愛し合うことは
まぎれもなく 素晴らしいことなんだよ
だから愛ってものは
いつも僕らが何気なくしているように
君は明日も今日の君のままで
僕も明日も今日の僕のままで
いっしょにふざけたり
いっしょに笑ったり
時にはケンカしたり
ねえ、つまりは一言ではいえない
愛全般なんだよ
僕がやってきたことが君に愛と呼んでもらえるなら
僕も君がしてくれるすべてを愛と呼ぶことにしよう
とかく勝手な僕だけど
わがままな僕だけど
確かなことを言えば
つまりは君を愛してるってことだ
かき鳴らす心のギター
旋律はやがて 歌声に変わり
優しい音色となって世界を瑠璃色に染めるだろう
僕は死ぬまで変わらないことを誓おう
生意気にも 僕の腕を自分のもののように
執拗に 握ろうとする君の愛らしさに今日も愛を感じるのです。
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この世界に生まれて
もう何十年 経っただろうか
季節が流れたのも嘘に思うくらい 何ひとつ変わらない僕が今ここで笑ってる
夢を叶えたわけじゃないし
それどころか歩いてくる途中でいろんなものを落とした気さえするよ
それでもあえて拾わなかったのは 僕にはただの重荷だと感じたからだ
いくつもの夜と
いくつもの朝を
僕は今まで
なんのために
乗り越えてきたんだろう?その答は…
繰り返す毎日の中で
何かが僕の中にもしも生まれるようなことがあったとしたら
それは多分気づかないくらい ささやかな変化だから 大人になっても
傍目からは違って見えても自分自身では気づけないものなのさ
ここで笑う僕のこの胸の中にあふれる喜びは やがて 吐き出したたばこの煙のように 雨がまた降り出せば たちまち消えてしまうけど
ただ今だけは
まぶしいくらいの
この陽射しに
笑うよ
生まれたての幸せをこの胸いっぱいに感じて そして抱きしめて
見事に織り成される 網の目のような運命の緻密な流れに逆らうように生きるなら
貧しさを言い訳にする事もしないで 小さな幸せとか くだらない話に 馬鹿みたいに素直になって笑うのも必要なことさ
降り出した雨にずぶ濡れの僕は出てくる言葉さえ 全てなくして 目の前にあるただ暗いだけの夜に夢から覚めるように見つけたものそれは
あたたかい光
希望という名前の
陽射しのよな
スマイル
笑えば笑うだけ
明日が輝いてゆく
そんな気がする
僕はただ脳天気なだけなのかな?
でも間違いじゃないだろう?
ただ今だけは
まぶしいくらいの
この陽射しに
笑うよ
生まれたての幸せをこの胸いっぱいに感じて そして抱きしめて
眠気など吹っ飛ばして新しい朝を軽々と笑いながら飛び越えよう
街行く僕の顔には
はちきれんばかりのスマイルが光ってる
何が楽しいってわけじゃないけど笑おう。
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朝は明るく
夜はしめやかに
僕の毎日は
いつもだいたいそんな感じて
過ぎてゆく
流れていく
何もない散らかった部屋の中に 唯一美しいものは 君です
ロマンスはつづくよ
まぶしすぎる君の笑顔が くだらない話さえ不思議と盛り立てる
ふと気づといつも下心が 見え隠れするけど それもまたいいでしょう?
わがままな君のせわしない 毎日に付き合ってあげる
だから
僕に君の全てをくださいな
ロマンスはつづくよ
熱すぎることもなく
冷たすぎることもないちょうどいい 体温で僕の心は 満たされているから
予報にもない 突然の雨に降られたって 君とならば 笑って 濡れていられるよ
悲しみにずぶ濡れの僕らの心には もう
何も 迷いなどはなく
ただ 互いを思い合う愛があるだけなのさ
今日も咲いたと思ったら
日は暮れゆき 時間はあと花びら一枚だけを残して ほとんど散っていた
君が笑う 僕も笑う
君が泣く 僕は泣く
いつも順序は簡単さ
単純すぎて笑ってしまうね
ルールなんてものはさ 最初からなくて
ただ愛し合う二人がいれば それでいい
ロマンとか 飾り付けられたような毎日に 夢はない
僕らが 欲してるのはいつも 馬鹿みたいに笑ってられる毎日さ
わがままな君のせわしない 毎日に付き合ってあげる
だから
僕に君の全てをくださいな
ロマンスはつづくよ
熱すぎることもなく
冷たすぎることもないちょうどいい 体温で僕の心は 満たされているから
予報にもない 突然の雨に降られたって 君とならば 笑って 濡れていられるよ
愛々傘の下で二人
雨をしのいでいる
傘に隠れた上の部分で隠れてキスをしたのも 通りすがりの人にしてみれば ただの1風景だけど
僕らには大事な人生の階段の一段
それがなかったから次には足をのばせられないよ
ラブ&ピースデイズ
今日も平和なら言うことはないぜ。
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生きてゆくことが
時々 面倒になる
でも生きる以外の選択肢は死ぬしかない
だから僕らは
死ぬことよりも
痛みの少ない
生きること
続けるんだ
生きることにも痛みはそれなりに伴うけど 死んでしまったらもうその先はない
それじゃあまりにもつまらない
だから僕らは
生きる痛みをこらえて 今も生きている
今ここに生きている
僕らを照らす光は
とても気まぐれだから
簡単に僕を裏切るけれど
信じられるものの少ない中 頼りないものでも手放すことは僕にはできない
そこにある絶望
握りしめた希望
混ざり合って
ひとつの世界
光がなければ影はできず
影がなければ何も存在しない
こぼれる涙
あふれるような笑顔
生きる痛みも
死ぬことへのおそれも生きることを選んだ自分に全てのしかかるよ
それでも乗りかかった船と 僕らは群れをなし
今日もオールを漕いでいます
かわいた笑いが
部屋中に虚無感を生むけれど
生きることは
僕の存在を
証明するただひとつの足跡だ
だから それだけは投げ出せないよ。
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ため息でやたら曇る未来だ
遠目からでも見て取れる
立ち止まってる僕が見える
どうしたんだろう
歩きもせず ずっと
空ばかり 見上げて
何を探してるんだろう
手にしてる地図には
夢までの詳細な道筋は ヒントはおろか
答えは見当たらないよ
ただ 繰り返す 毎日の中で
ただ 過ぎてゆく 時間を 一度も 尊く思った日はないよ
僕の記憶が途切れるその場所が僕の最後の場所なら 歩き続けるその足を止めるまえにちょっと
笑ってみたいな
だから 僕は 遺された時間の中で
さんざん無駄にしてきた時間の中で
何かを見つけたい
これからはそんな
目的で生きていく
足元に咲いてる 小さな花が ささやかな勇気をくれた気がした
だからまた歩き出す
風景画のような
世界が動き出す
一歩踏み出せば 始まる 物語は進んでゆく
真っ白だった 地図にはいつの間にか
いびつだけど
僕の歩いた
足跡が書き加えられる
時計仕掛けのストーリー
終焉まではまだ遠い
歩き続けよう
記憶が途切れるその日まで
神様の手違いで生まれてしまったのが僕だとしたら 今さら命は返せませんと言ってやる
そして間違えられて与えられたこの時間を走り抜ける
時計仕掛けのストーリー
神様なんていやしない
行き止まりならば
壁をぶち壊しても
行く覚悟でいるよ
地図はもう要らない
自由気ままに空を飛ぶとしよう
見えない翼をひろげて風をつかまえろ。
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絶望した 頭を抱えて 気が変になったように
当たり散らす 朝
夜明けなど嘘だ
だれが信じるものか
散らかった 何もない部屋に 咲いた 声のかわいらしさに
部屋中が一瞬で華やかになります
絶望の果てにあるという 死ぬよりも辛い感覚に襲われた瞬間
僕は気づく
あなたが天使だった
あなたは天使だった
あなたは神様だった
あなたは神様だった
窮地をお救いください
絶望の夜明けを
希望の夜明けに
変えてください
変えてください
絶望に差し込む
まばゆいばかりの
サテライト
手を差し伸べる
君が差す光の中で
本当の夜明けが
訪れる。
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僕はキセキを待っていた
来るはずもない流れ星を待っていた
君はキセキを待っていた
いるのかいないのかわからない神様に祈ってた
言葉は苦手だから
へたくそだけど
頑張って
ひねり出したよ
ちゃちな慰め
君に幸あらんことを
世界に幸あらんことを
笑ってしまうだろう?
これでも本気です
日が傾きかけてくると僕の心も君に傾いてゆくんだよ
言葉にならない思いにぶつかったとき
僕は闇にのみこまれてしまう
でもあなたの存在が僕を闇から救い出してくれる
あなたは気づいてないだろう
あなたはそこにいるだけでいいのです
なにもしなくても僕を照らしてくれるのです
あなたの存在はまるで太陽
隔たりなく世界を照らす太陽
うれしくないはずはない
でも
うれしすぎることはない
あなたは僕だけには笑わない
でも
あなたの笑顔はまぶしいくらい素敵だ
難解だね
君の幸せを願えば願うほど 自信がなくなる
君を好きであればあるほど 自分がちゃちに見える
星をかぞえる夜に
そんなこと
思ったよ
ねえ 今君は
何してるのかな?
時をこえて
空をこえて
思いよ 伝わればいいな
でも幸せになっておくれ 僕なんか寄せ付けないくらい
輝いておくれ
悲しい願いさ
君の望むような
幸せは多分
僕は持ってないから
誰かにたくすよ
幸せになってください
幸あらんことを祈ります
世界の片隅 同じ空の下 街の一角
赤い屋根のこの窓辺から
戯れ ギターを小さく鳴らして。
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数分進んだ時計を伏せて裏にして 自由になったつもりで手ぶらで出かけた夕暮れ
行き先なんかもとから決めてないけど
自転車に乗って
前かごには
希望を積んだ
もう日も落ちるっていうのに 今ごろどこへ行くというの?
ちょっと どうかしていたよ
だいぶ どうかしていたよ
僕は君のこと 何もわかってなかった
ちょっと 整理してくるよ 頭の中
ちょっと 風にあたってくるよ
僕は君のこと 深く傷つけたから
嘘でごまかしても
言い訳で繕っても
やっぱり
ふたりの愛は
本物だから
また、何度でも
素直になれる
ドアを開けたとき
君が泣きそうな顔でもう こんな辛い日々やめにしようってこぼしたから
僕は頷いたんだ
ちょっと明るく今夜の晩御飯は何?って聞いたよ
そしたら君も冗談っぽく わたしです
なんて言ったんだ
僕はいつも君を思ってて
君はいつも僕を思ってくれる
それだけで男と女は幸せになれてしまう
それだけで僕と君は明日を信じられる
だから何度でも
すれ違おうとも
何度でも 素直になって 互いに頭を下げられるよ
僕は君を思わない日はないよ
君は僕を思わない日はないのかな?
それでもたまには喧嘩してしまうのは
僕らが男とか女だとかいうまえにひとりの人間だからさ
だけどわかってるのは僕も君も人間だけど 愛し合う者同士だってことだ
いつも僕は君を思ってて
いつも君は僕を思ってくれる
それだけで ただそれだけで愛は生まれる
それだけで ただそれだけで生きていこうと思える
いつも僕は 君に救われて
いつも僕は 君に愛されて
僕は君に精一杯の思いを伝えています
不器用だけど 笑ってくれる君が優しすぎるのか わからないけど
ありがとう
愛してるよ
いつも僕は君を思ってるよ
ただそれだけで 強くなれるんだ
今夜も尽きることのないお話会が始まる。
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今僕の中に生まれてる 新しい光
それは事あるごとに生まれ 簡単に死んでく
はかない命の重さと尊さを 抱きしめて
誰の時間も流れゆく
今君の中にも生まれてる 新しい光
それは気づかないくらいささやかなものだ
瞬く間に 大人になったよ 気づかないほどどこが変わったのかわからない僕です
まぶしいその光はこれからの日々を照らすために生まれ続ける光
抱きしめて
抱きしめて
僕は泳ぎ疲れても止まらないこの脚で
たどり着いた
真夜中に着地するんだ
目覚めた朝にも
夢を見てる夜も
僕の隣には
いつでも
やさしい光がある
だから笑っている
明日もそこに
きっとどこかに
新しい光が生まれてる
明日もそこで
きっとどこかで
新しい光に包まれるよ
君を包む光よ
新しい光よ
傷ついた
その心に
安らぎと
癒やしを
与えたまえ
僕の中に生まれてる
新しい光は
きっと 何度でも死んでは生まれ変わる
そこに僕がいるかぎり生まれる光
新しい光
僕はそこに命の脈動を感じるのです。
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この世界に生まれて
もうどれだけの年月が経っただろう
その時間の長さと短さを抱きしめて
今という船の上
たどり着いた
この夜に星を眺めてる
小さな悩みや迷いはいつしか 消え去って
本当に向き合うべきものだけが 上手に並べられて
生きる人全てに襲いかかるよ
鳥かごの中の鳥のような立場を巻き返すには あと何年あと何十年かかるかな
金という餌を与えられないと所詮僕らは飯にもありつけない
だから何かに従わなきゃ 何かに頼らなければ 生きられない
『誇り高いプライドがあるから』
そんな戯れ言はこの世の中じゃ通じないよ
通り過ぎる誰もが僕を冷たくあしらうような世の中を時々見るけど
そればかりが世の中じゃない 僕は人の持つ優しさとぬくもりを知ってるから
本当のことが全てじゃないと知ったとき
僕は嘘をつくことで自分を守るすべを覚えたけど それは僕の求めた姿じゃない
愛想笑いも お世辞も本当は言いたくないけど 散々ばらまいたあとじゃ もう襲いね
流れゆく川のように
そのせせらぎのように
僕はただあるがまま
生きたかった
僕はただありのまま
生きていきたい
今日も僕は僕なのに
僕が思い描く僕から遠ざかってゆく
僕はいつからこんなに簡単に嘘をつけるようになったのだろう?
悲しいくせして
涙こらえる僕のこと
理解できないけど
その悲しさはわかるよ
どうせなら
どうせ嘘つくなら
嘘をついてる
自分に本当という
ただひとつの心を見せてやりたい
だからだから嘘をあたかも本当の事のようにしゃべる僕自身を誰より心の底からほかの誰でもない僕自身が憎むべきのさ
嘘を本当の事のように言っている
僕など 単なるうそつきだ
消えてなくなればいい
だけれどだけれど
どうして僕はいくら嘘をついてみても
裁かれないのだろう?
正しいようだけど
どこか矛盾のある
穴だらけの世の中さ。