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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2514] 傍にある全ての愛と優しさへ
詩人:どるとる [投票][編集]


僕なんかの傍にいても なんの得にもならないのにね
君はそんなことハナから気にしてないように
さも当たり前のように僕がどんな失敗しても優しく笑ってくれる

でも僕もその優しさに甘えてばかりじゃだめだから
少しずつ少しずつ
間違え 減らせるように 君の優しさを糧にして 花を咲かせるように 心を育てていくよ

この頃はわりとさみしくなくなった
君がいてくれることの大切さとか誰かがくれる笑顔の大きさとか そんな事
僕にもちょっとずつだけどわかってきたんだ

数えきれないほどの失敗を重ねて
思い出すのもイヤになるほど涙を流した夜もあるけど
それでもやってこれたのは君のおかげさ

安っぽいかもしれないけど 僕は伝えたい
ありがとう
これからもどうかよろしくね

愛すれば愛するほど
時が経てば経つほど
心の中に大事な思い出が増えてゆく喜び
抱きしめて
今日も生きているのさ

きっと死ぬまで不器用はなおらないと思うけど すぐに弱気になる意気地なしの僕だけど
君が愛してくれるなら
辛いことも頑張るよ

傍にある全ての愛と優しさへ

僕ができる事がもしもあるならば
それは難しい事じゃなくて簡単な事でもないけど

いつまでも
いつまでも
受けた恩を
忘れない事

今日も僕は照らされているよ
朝は君という大きな太陽に
夜は君という大きな月に

ありがとう
これからもどうかよろしくね

君が僕を愛してくれる その意味を
君が僕を信じてくれる そのきもちを
僕はずっと忘れないよ

君は僕にとっての全てだという事
何があっても変わらないさ

だから傍にいてね
世界でいちばん愛してる君へ

君が最大限の愛で僕を愛してくれるなら
僕も僕が持ちうる最大限の愛で君を愛してあげよう

傍にある全ての愛と優しさへ

届いてください。

2011/02/25 (Fri)

[2515] 少年の詩
詩人:どるとる [投票][編集]


本当に伝えたい言葉をひねり出す
詩人たる僕らは心の底から聞こえぬ叫び声をあげている

昼夜問わず 僕にのしかかるさびしさがいよいよ誰かの命まで奪ったよ
今日、どこかで誰かが天国へ旅立った
テレビの中でキャスターが無表情で伝える

自殺を隠蔽しようとする 先生たちは一体誰の味方なの?
そしてその事実を知っていて知らないふりをするクラスメートはどんな心境なんだろう

傍観者と加害者 そしてしみったれた先生、親たちはどんなふうに流れた報道を見ているのだろう

いじめられてたという紛れない事実が
被害者の少年の机の奥にしまわれていたノートに 書き殴られて やっといじめが発覚しても
死んでいったその少年は時間とともに過去の人になってゆく

僕ら詩人はありのままを伝えるべきだけど 誰かの死を詩にする時に気づいてしまうよ どんな言葉も慰めにはならず 弔いにはならないって事

だけど 僕はそれでも会ったこともないその少年の痛みや迷いや悲しみを
全部わかったような顔で語りたいのだ

それを非難するのも正しいけど
僕は詩人だから
悲しみも喜びも
痛みだって
言葉にしたいのさ

少年がひとり闘っていたように
僕も言葉と闘っていくよ
少年がひとり泣いてたように
僕も言葉に泣かされているよ
だけれどその悲しみの差は違えども
僕はもういない
少年のいた足跡をたどるように
詩の中で少年の笑顔を涙を心を生き返らせてあげたいから

だから

言葉で今 伝えたい事があるから
言葉じゃなきゃ いつまでもわからない事があるから
不器用だって
素人丸出しだって
魂を込めるから
輝かない筈はない
輝かない筈はない

少年よ 聞こえるかい?
今 僕は君の抱いていた悲しみを 痛みを
詩にするよ

慰めたいためだとか
弔いたいためだとか
考えてもいない
愚かな僕だけれど

君の詩を書きたいという思いが僕を駆り立ててる。

2011/02/25 (Fri)

[2516] 僕の人生は駄作の詩のように
詩人:どるとる [投票][編集]


良いことなんて 何ひとつないけれど
このまま 潔く 死んだところで
そのあと知らない誰かに 笑われるのも
なんか癪だから
生きて 生きて 生きて
生きてゆくよ

思えば 全てが 不思議な事ばかりだね
僕が生まれたことにはじまり僕が死んでゆくこと まるで魔法のようさ

僕はここで 死ぬまで生きて 笑ったり泣いたりするけど
夢を叶えたり 誰かの役に立つような人生歩くつもりはない

ただ、僕は絶え間ない今という今を
本のページを飛ばし読みするように
忙しさにまかせて次から次に 見送っていくだけだ

僕の人生は駄作の詩のように

読む価値もないのさ

時にはそんなきもちになるけど
生きているのは何かに期待してるからでもあるのさ

空が晴れてくれるのをひたすら待つように

駄作が時に 名作に変わるから。

2011/02/25 (Fri)

[2517] 桜の記憶
詩人:どるとる [投票][編集]


あたたかい陽射しの中で笑っている君のその笑顔は
まるで大地に降り注ぐ太陽のまなざし

君が笑えばなぜか僕もうれしくて
君が泣いているとなぜか僕も悲しくなる
そんな通じ合える部分と争い起こすように通じ合えない部分があるけどそれが僕らの愛を支えている

はじまりの風が今
胸を吹き抜けてゆくよ
僕は今 君と笑う

君が僕に笑うように
君が僕を愛すように
僕も君に笑うんだよ
僕も君を愛すんだよ

見返りを求めないその思いに今日もまっすぐな笑顔で応えよう

どんな運命の風が吹いても僕らは動じることなく 鼻で笑っていられる

僕らはこれでもかって位愛を知ってしまったから今さら離れられないんだよ

不器用な僕だけど
人を愛すことに不器用も器用もないだろう
だから僕は僕のできる精一杯を 見せるんだよ

大事なものはきっときっときっと
そんなに難しい事じゃなくて 変わらないきもち持ち続けている事守るだけで
ふたりはいつまでも
笑っていられる

僕は何度でも思うよ
誰の瞳に美しく映るあの桜のように
僕も君も もっともっと愛をふくらませてゆこう

はじまりの風に吹かれて 桜色に染まる道の上を 手をつないで歩く こんな景色さえも永遠じゃない事
痛いほど知っているから 僕と君いう花が枯れてしおれてしまうまでの残された時間を大切にしよう

この僕の空っぽの頭の中に咲く満開の桜の記憶
君と僕をつないでる
いつまでも忘れない
大事な記憶

桜を見るたび
よみがえる記憶。

2011/02/26 (Sat)

[2518] 空色のシャツを着て
詩人:どるとる [投票][編集]


空色のシャツを着て宛もなくどこかに出かけよう
なくしもののありかでも探すとしよう

悲しい出来事にいちいち泣いていても
仕方ないのさ
だから
だから

空色のシャツを着て
夢のない街から出て行こう
なくしたものが見つからなくても

悲しい出来事は尽きそうもないからさ
歩き出そう
ゆこう
ゆこう

ボタンのとれかけた空色のシャツを着て。

2011/02/26 (Sat)

[2519] どうせ笑うなら
詩人:どるとる [投票][編集]


君は笑うことは好きですか?
僕はあまり好きじゃないよ

だけれどできることなら好きになりたいものだ

幼いときはあんなに
素直に笑えていた僕も
大人になってふと気づくと愛想笑いばかり浮かべていた

嘘で汚れてゆく笑顔は やがて本当の笑顔を腐らせてしまう
笑うことの喜びも
笑うことの素晴らしさも嘘の笑顔じゃ
感じることはできません

心から 心から
笑いたいよ
あのころのように
素直に笑いたい
無理やりに
笑うんじゃなく
心から 心から
笑いたいよ

どうせ笑うなら

今日も僕はピエロの顔で お客さんに笑顔振りまくがごとく
社会に尻尾を振る
こんな自分なんて
心から 嫌いさ

笑うことは素晴らしいことだ
楽しけりゃ笑うのが普通だけど
楽しくもないのに自分をごまかして笑う辛さよ
わかるかい?
わかるかい?
このむなしさときたら
悲しいじゃすまないんだよ

心から 心から
笑いたいよ
あのころのように
素直に笑いたい
無理やりに
笑うんじゃなく
心から 心から
笑いたいよ

どうせ笑うなら

今日も日は暮れて空が真っ赤に染まってる
何事もなかった日だったんだ それだけにつまらないけど
それだけに幸せだったんだ

さあ 何を宛てにしてるの?
結局何を決めるのも自分でしょう?
違うかい?

心から 心から
笑えばいい
あのころのように
素直に笑うんだ
無理やり
笑う自分蹴飛ばして
心から 心から
笑うんだよ
笑うんだよ

何かを失いたくないとか 他人との友好を壊したくないだとかいろいろあるのはわかるけど 自分なくしてまで 守りたいものなどあると思いますか?

だから

心から 心から
自分に笑いかけてあげなさい
心から 心から
自分に正直になってみなさい

馬鹿みたいに笑う自分が どれだけくだらないかわかるから

頑張ったね
頑張ったよ
もう無理はしなくていいから。

2011/02/26 (Sat)

[2520] 一輪の花
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も命ある者たちはここに生きていて 様々な事に誰もが雨に濡れている

時には命さえ投げ出したくなる そんな気持ちになるときもあるでしょう
だけれど本心は
死にたくなんかなくて
何より生きたい気持ちでいっぱいなはずなんだ

繰り返す毎日の中で
たくさんの人が通り過ぎてゆく この道に咲いた花 一輪
可憐に揺れながら
美しく色づきながら
少しずつ 少しずつ
育っているよ

ぼくたちの明日はどしゃ降りの中を走る車のフロントガラスのように視界が悪くて
見えやしないけど
それでも
生きると決めたから
歩いて行くんだ

可憐に 美しく
また雨に濡れても
僕は枯れるまで
ずっと花としての
短いような
長いような
生涯を駆け抜けるよ

大事なものは 何かを手に入れるとか何かを乗り越えるとかじゃなく 本当は自分がどれだけ 満たされているか それだけだ

今日も 日は沈み
空が真っ赤に燃えてる

もうすぐ夜が訪れる
寒さがぐっとこたえます

さあ 道草せずに
まっすぐ家に帰ろう

言い訳するのなら
明日でもできる
人の悪口なんか
言ったって仕方ない

一輪の花よ
けなげに生きていきなさい

本日、お日柄もよく何事もなく
1日が終わること
大変幸せに思うとともに明日への健闘を祈り 眠ろう。

2011/02/26 (Sat)

[2521] さなぎ
詩人:どるとる [投票][編集]


くだらない事で
時間を費やして
今日も僕は何をやっているんだろう

言い訳とか
屁理屈ばかり
そこら中並べ立てて
分厚い塀の中アスファルトに囲まれて
他人との繋がり
自ら拒むように
殻に閉じこもってる

僕はまるで 蝶になれないさなぎのように
いつまでも いつまでも 空に飛び立つことをおそれてるだけだ

答えを教えて
涙よ止まって
降りしきる雨の中
言いたいこと
吐き出すだけ
吐き出したら

僕の歩いてきた 今までの道のりはけっして無駄なんかじゃないって事 僕が一番わかってるから
今さら立ち止まれないよ

僕はまるで蝶になりたいさなぎのように
羽ばたいてみるけど
悪あがきに終わる毎日に あーだこーだ言いたいだけなんだ

生きる意味を教えて
生きるってなんだ?
わからなくなる
僕はなぜここにいる?
全ての光見失ったように何もかも信じられなくなる時
僕は僕じゃなくなるよ

さなぎのまま 成長できない蝶だ
いつまでもいつまでも殻の中に閉じこもってるだけだ

それでも
こんなんでも
生きる事の素晴らしさはわかるから
生きていくよ
死ぬまでは
負けないよ

さなぎはやがて蝶になるよ
蝶になって空に羽ばたいてゆくよ

僕もいつか 晴れた空に飛び立ってゆくよ

今、僕らの旅がはじまる

蝶のように独特の紋様を持った僕らはそれぞれが蝶と同じように誰もが同じようで違う自分だけの色と形を持っている

くだらない事が
時に思い出になる事
今日も僕は何かしらやっているだろう

だめなんかじゃないさ
何かができるさ

自分を信じよう
そこから全てをはじめよう

さなぎになれなかった蝶は気づくよ

僕は蝶になったと認められずにいただけだって思ったよ

そうだ 僕はもう蝶なんだ。

2011/02/26 (Sat)

[2522] 祈り
詩人:どるとる [投票][編集]


世界がもっと平和になればいいな
世界が今よりもっと緑であふれればいい

何かを祈らないではいられなくなるほどにさこの世界は荒みきってる

僕の祈りは届かないのかな?

祈りはやがて祈られなくなると 何も聞こえないつまらない世界の中でただ暴力だけが繰り返される

平和を願うことが
幸せを思えることが
人の最後の救いなのに

悲しい報せは尽きない

僕の祈りは誰かを救う力はない

けれど祈りつづける僕も馬鹿だよね

だって本当のことだからさ

平和や幸せを願うことが僕にできる ただひとつのこと

だから祈りつづける

たとえ祈りは届かずとも 祈ることをやめないのは僕の本心が語りたがるから。

2011/02/26 (Sat)

[2523] ラブソングという名の愛の歌
詩人:どるとる [投票][編集]


この世界でいちばん大好きな人へ
言葉じゃうまく言えないけど
伝えたい届けたい思いがあります

愛だの恋だの わからないけど 君といっしょにいると誰といるよりも楽しいよ

いつのまにか僕の心に灯っていた ごまかすことのできない君への熱い思い

自信なんて少しも
ないけどね
好きだよ
君のこと
太陽みたいに
僕を照らしてくれる
君にだけは
この心を開ける

あのね話があるんだけど 聞いてくれますか?歌に乗せて歌う無礼を許してね
ラブソングという名の愛の歌

君の心へ届け。

2011/02/26 (Sat)
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