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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2585] 生きてるだけでそれだけで
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたがそこで笑ってるだけで
僕はうれしい
誰かが救われる

あなたがそこにいるだけで
僕は安心するよ
いい夢がみれるよ

信号が青になるのも
待たずに渡るような
生き方をするあなたと
信号が青になって確かめてから渡る僕とじゃ悲しいくらい違うけれど
歩く速さやしゃべる速さや食べる速さは違ってもどちらかが片方に合わせればいいんだから簡単さ

考えてみたらね
難しくなかったよ

生きてるだけでそれだけで何もかも良かったりするんだ

あなたがそこで笑っているそれだけのことなのに 僕には何よりの支えになってたりするんだ
あなたがそこにいるだけで ただそれだけのことで 時には恥ずかしいくらい感謝してしまう時があるんだ

あなたの存在は僕を生かす光のように
この僕を照らしてくれる

愛してるよ
今日も素敵さ

僕はあなたのために生きるから
あなたもどうかお元気で生きててね

余計なことはしなくていいんだよ
生きてるだけでそれだけで素晴らしい
それ以外は求めない
あなたが幸せならそれでいいんだ。

2011/03/15 (Tue)

[2586] イエスタデイ
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運命という風に乗って運ばれてくる
明日という1日

イエスタデイ
君は明日に
何を願いますか?
叶っても
叶わなくても
君は明日に
何を期待していますか?

少し触れただけで壊れてしまうような脆い心を僕は守れるでしょうか
わからないけれど

またここに訪れる
イエスタデイ
夜明けが来れば
全てわかるはずさ

解き明かされる謎
それは虹のような
光彩を放って
僕の瞳に映るよ

イエスタデイ
君は明日、どう生きるのですか?
予定はありますか?
いつものように過ごすはずの1日は無残に壊れたけど
あなたはそれでも希望をなくしてはいませんか?
心配です
心配です

イエスタデイ
誰にでも訪れる
同じようで
違う明日

またここで始まる
イエスタデイ
時計が回る
振り返る僕はなぜか笑ってた

イエスタデイ
君は明日に何を願いますか?

僕は何も願わない
どうせ叶うはずもない

真っ白なページに広がるシミがほら輪廻を誘う

あふれる涙で水分補給

イエスタデイ
世界はそんなふうに回ってる

裏切りと嘘と少しの信頼と莫大な枚数の札束

今日も僕は風に吹かれ 愛を探してる

イエスタデイ
訪れる明日が
その名前のように
明るい日になるよう
明るい日になるよう

今日を生きて 生きて
ただ生きて生きて

それだけの1日

イエスタデイ
待つことのない待ち合わせ 見えないバスに乗って いつの間にか朝にたどり着く僕さ。

2011/03/15 (Tue)

[2587] 1日の終わりに
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真っ赤な太陽がアスファルトに熱を伝える

誰かがどこかでまた自ら命を絶つ
誰が悪いわけでもなく世界はバランスを崩し不安定になる

僕らが待っていた
明日はもう少し明るいイメージだった
期待はずれだ

昨日に忘れ物をしてきたけど 今さら取りには戻れないことくらいわかってるつもりなんだ

ただ漠然とした切なさが涙腺をゆるめるから 涙が止まらない夕暮れだ

君がうつむくと影までさびしそうに 同じ動作をするからなんだかおもしろい

熱されたアスファルトに涙がこぼれて
あっという間に
かき消されるように
乾いた

なんにもわからないよ
僕にはわからないよ
国境も県境も何もかも
踏切も 横断歩道も
目の前を横切る電車も 真っ赤な夕日も
泣いている誰かの涙も 家族のあたたかな夕飯も守るべきものはたくさんあるはずなのに嘘のように壊れてゆくのかな

眠りこけた夕暮れに
ギターは僕の声を拾いながら鳴るのさ

まるで弔うように
まるで抱きしめるように愛とも殺戮ともとれない不思議な言葉が散らばる

いつもと変わらない
1日の終わりに

僕はテレビから目をそらして睡魔に負けた。

2011/03/15 (Tue)

[2588] 明日は今日より笑えるように
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明日は今日よりきっと笑えるはずなんだ
なんの保証もないけど笑えるはずなんだ

悲しいことも雨がやむように 通り過ぎてゆけば 空が晴れるように何か楽しいことがあるはずだ

今は信じようよ 目の前にある希望を捨てないで明日は今日より笑えるように 祈るだけだ

馬鹿みたいでも
笑われてもいい
嫌われたって構わない

僕はひとり風に吹かれて旅人のように黄昏て歌うだけだ

この思いを歌うだけだ。

2011/03/15 (Tue)

[2589] 愛があふれてる
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受話器の向こうには遠く離れた恋人
久しぶりの声に胸がときめいたよ

こんなときに限って
出てくる話はないものさ ただ二人は笑いあった

いつか二人で暮らせる 日を夢見ながら
二人は何時間も話し込んだ 声と声だけで

いつまでも いつまでも僕は君を大切にするよ 今度長い休みもらえたら会いに行くよ
君の笑顔はまるで太陽みたいだよと話す僕の笑顔は君にどんなふうに映ってるのかな

悲しいくらい 愛があふれてる

会いたい 会えない
繰り返す日々の中
心の距離だけは
離れないようにと
強がっている二人だった

おしまいのないラブストーリー
ページはめくられて
春がやってきたけど
なんだか悲しいニュースばかりだから笑えないね うまく

それでもどこまでも どこまでも僕は君を愛してみせるから

あふれるこの愛を何年かけても届けるんだ

ほらね心に愛があふれてる。

2011/03/15 (Tue)

[2590] この切なさに終わりはない
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時々どうしようもなく切なくなるときがある

この切なさに終わりはない

何が切ないかはわからないけれど
とにかく切なくてどうしようもない時がある

あるんだ。

2011/03/15 (Tue)

[2591] あなたが好きだから
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これから始まる素晴らしい季節にふとした出来事がたったひとつあればいいね

桜が見頃を迎えるころには多分もう少し笑えるような空が広がっているはずだから

うつむいてるその顔をあげてほら歩きだそうよ
目の前に広がる青い空を見上げてごらん
不安などかき消してしまうだろう

君の笑顔が見たいのだ

わがままなくらい
僕は思うんだ

あなたが好きだから。

2011/03/16 (Wed)

[2592] 予報にもない悲しみに降られて
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何もない空に
あなたの笑顔を
浮かべてみたよ

原発の影響でよどんだ不安げな空を
あなたのイメージで埋め尽くしたら
もう少し笑えるようになるかな
さあねどうかな?

悲しいニュースが多い世の中で あっちでこっちでまた泣いてる誰かの胸が痛むような声や涙

不況ですね
不景気ですね
本当はそんなことどうでもよくて
誰かが1日の中で少しでも笑えたなら
僕はそれでいいのだ

真っ赤な太陽に僕が話しかける
サヨナラ
明日もこの調子で
退屈な分には構わないから
どうか平和な世の中でよろしくね

大切な人が傍にいて
普通に笑えるような
この当たり前な毎日がどれだけ幸せなのか 教えられた3月に流れた涙はいつまでも乾くことなく僕の心に残るだろう

僕らはどうして
訪れる危機に
気づくこともできずにいつもみたいに笑っているんだろう

僕は無力だが
できることがある
それはあなたを抱きしめてあげること
無意味なんかじゃないさ

予報にもない悲しみに降られて 涙の海の底に沈んだ僕らに光は届くのかな?

ちっぽけだけど
頼りないけど
今はただ
希望を捨てずに
輝く明日を
待っている

雨上がりの虹のように
悲しみのあとの喜びに
あふれた未来を
僕らは待っている。

2011/03/16 (Wed)

[2593] 雨が上がれば
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この夕暮れだけは
世界のどこかで
何があっても
きれいに映るんだね

真っ赤な空を見て
泣いてる誰かの
背中がふるえてる
あなたは大切な
誰かをなくしたの?

いつもの街は
跡形もなくなって
「悲しい」
その言葉に尽きるけどきっと泣いてるばかりじゃ 前には進めないね

優しいあなたならわざと 悲しくないふりをして いたずらなキスを頬にくれるね
でも僕はあなたの悲しみに気づいてるから
あなたの傍にずっといるよ そしてあなたがさびしくないように歌を歌ってあげる

大したことはできない
大したことをする気もない
だけど言えることは
ただひとつだよ

桜だって こんなに世の中悲しくたって
一粒も涙流さずにきれいに咲いてるんだ
だから君もあの桜のように 泣くだけ泣いたら 笑ってごらん
あなたの気持ちは痛いほどわかるからこそこの悲しみを越えて あなたが笑えるような明日を 願うよ

僕は雨上がりの虹を待っている あなたと
二人 お揃いの笑顔たたえながら

きっと雨が上がれば
春が顔をのぞかせるよ

気づいてもごらんなさい
もう春は来てるんだ

もう少しすれば
満開になるよ

君の笑顔も
僕の笑顔も
世界中の笑顔も。

2011/03/16 (Wed)

[2594] コトバ
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言葉は時に人を傷つける

傷つけられてはじめて知る言葉の鋭さ

言葉は時に人を救うこともある

慰められてはじめて気づく言葉の力

言葉は何のためにあると思いますか?
人を傷つけるためにあるなら悲しいね
悲しくなるね
多分言葉は人を傷つけるためじゃなくて
人と人を繋ぐためにあるんだと思う

僕らは言葉を自由につかえるけど
だからといって誰かを傷つける言葉にはなんの力もないのさ

言葉には形や色はない 匂いもしない
だけれど不思議だね
傷つけられると心が痛むんだよ

言葉は形を持つもの以上の殺傷能力があるんだ
僕の心に 君の心に
深い傷を残す
癒えない傷を残す

言葉の力は凄まじいから 簡単に人を傷つけられる
でもそれをわかってるなら
言葉の力を誰かを救う力にしていこうね

言葉は人を傷つけるためにあってはならない
言葉は人を救うためだけになくてはならない

言葉はねじ曲げたら
言葉じゃなくなるよ

僕は誰かを傷つけるための言葉を放つ誰かの言葉などゴミ屑と思って歌うさ

言葉はいつも
人を傷つけるような
鋭さを持ってはいけない

人を傷つけることもできる言葉だからこそ
どんな言葉でも操れる僕らだからこそ

言葉を汚してはいけない

人を傷つけた言葉は死んだも同じだよ

そんな言葉に力はないのさ

言葉のゴミ屑の山に埋もれた詩人にはなんの言葉も 通じないさ

黙ったまま
僕は僕で 歌い続けるよ

言葉を汚した誰かの亡骸に 手を振って

またひとつ
ここにひとつ
刻んでやるさ

僕という詩人の言葉。

2011/03/16 (Wed)
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