詩人:どるとる | [投票][編集] |
この街とおさらば
誰か人とおさらば
恋人におさらば
未練のないように
知った顔には
さよなら言ってから
死ぬなら死のう
僕は止めないよ
あなたが決めた
さよならならば
生きることが
必ずしも正解とは
言い難いから
死ぬこてがあなたには生きることよりも
ずっと正解に近いならば死になさい
あなた自身のために
僕は振り返らない
過ぎ去った時を
いちいち
過去は過去
さびしくとも
前だけ見て生きる
時には俯くけれど
空っ風に吹かれて
あなたは
大きく口を開けた
闇の中へ身を投げる
さよなら
さよなら
何回でも言おう
僕は祝杯をあげるよ
あなたが笑っていたから
幸せがあなたを今夜包んだなら
そのためにうけた痛みすらあなたには
リビドーにも似た快楽
さよなら
さよなら
その身は潰れ
赤く黒いシミを地面に残しても
それがあなたが生きた証だとあなたが言うなら 僕は否定はしないよ
さよなら
さよなら
さよなら
あなたよ
さよなら
さよなら
あなたよ
死の捉え方は様々
どうか過ちだと
思わないでください
あの人にはそれが正解だったの
だから僕はあふれ出る涙は完全なる嘘だと 笑ったの 最後。
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いればいたで
うざったくて
いないならいないで
なんとなく淋しさ募る
お父さんの背中は
広くて 大きい
まるで海のように
まるで山のように
お母さんの両手は
優しく 暖かい
確かな温度の通った
人間的なぬくもり
世界は回っている
僕が生まれる前から
世界は回ってゆく
僕が死んだあとでも
愛おしい人の傍で
歌いたい
あなたが笑ってくれるならば 何よりのプレゼント
ファミリー
ファミリー
この世界で
ただ一つの
僕の宝物
どれだけ迷惑かけられても 最後まで僕を抱きしめてくれると言ってくれたから
ファミリー
ファミリー
この世界で
僕と同じ血を
めぐらせた
同じ名字を持つ
人たちよ
僕の傍で 回る
この地球の片隅で
小さな 小さな
今にも 沈みそうな小舟を一緒に いつか沈むこと覚悟で 今は
漕いで行きましょう
涙も笑顔も
分かち合って
痛みも安らぎも
溶け合って
やがて
本当の心で
嘘偽りのない
愛を示すから
灯台の光のように
ゆがみのない
まっすぐな愛で
照らすよ
ファミリー
僕の家族よ
全ての家族よ
この淋しい世界に今こそその結束を固めろ
手を繋げるのは
僕らだ
家族の名のもとに
帆をあげて
海原を行こう。
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無限カラットのダイヤモンドみたいな星々が夜空という最高の舞台でダンスしてるよそれぞれが自分を強調して光りながら
なんてことないいつもの夜なのになんだか不思議と
いつもとはちょっと違う気持ちになるよ本当だよ
まだ完成にはほど遠いけれど もしよかったら耳をすませて心落ち着かせて聞いてくれるかな?
時にはけんかもするさ人間だから
時にはわがままも言うけど
お互い様ねとそこは謝って またくだらない話しはつづく
おとぎ話のように
できればハッピーエンドで終われたらいいよね
普通でいいから
いつも傍で
君を見つめられたら
これ以上は幸せはないから
お願いだ
神様
あの人を
愛すことをお許しください
未完成のラブソング
いつか歌いきれるように
オーマイラブ
この愛を君だけに
届けられたら
素晴らしい
僕は決めたよ
君だけが僕にふさわしいプリンセスさ
さあ 2人で生きていこうね
沢山の幸せに出会えたらいいよね
不器用だけど
おっちょこちょいだけど
そんなとこさえも
愛してくれたら
素晴らしい
今 言おう
僕は君が好きだ
返事を聞かせてよ
僕だけに聞こえるように。
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悲しくもなく
嬉しくもない
空っぽの夜に
問いただされた
神様から僕への質問
さて問題です
あなたはなぜ生きているのですか?
死ぬまでに考えておいてください
僕はなぜ生きているのかわからなくなったよ
その場その場で生きている意味を変えてる
ある時はおやつを食べるため
ある時はいつか叶うともわからない夢を叶えるためだったり
ある時は音信不通の友人を探すためだったり
ある時は観たいテレビ番組のためだったり
ある時は仕事に打ち込むためだったり
その場その場で生きる意味は違っていたね
でも一番の生きる意味はきっと生きていたいからだ
それじゃ答えにはなってないというなら
僕から神様へ問題です
僕はどうして生まれたんでしょうか?
ねえ答えてよ…神様
僕が生まれて もう
数十年が経って
いろんなことが
わかりました
大人にもなって
ちゃんと仕事にも就いていますが
趣味もありますが
変わらないものがひとつあります
それはあの頃から僕は僕だってことだ
性格はあまり変わってないし
頭も良くなってない
でも好きな人ができました
守るべきものがあります
ひとりじゃ生きれないってことわかりました
答えは結局ただ一つ
生まれて良かったよ
それだけ
死ぬまで
歩き続ける
僕らは
誰の意思でもなく
自分の意思で生きたいと思う
ちょっとかっこよくて かっこよすぎる旅人なんです
歩いて行こうぜ
うぉーくまん
生きる意味はまちまち
神様からの問題など
破り捨てて
ゴミ箱へポイさ
あんたなど関係ない
僕は生きたいから生きてるだけだ
さあ 生きて行こうぜ
うぉーくまん
歩くたびに
少しずつ
天国までの距離が
近くなるけど
そんな悲しみさえ
受け入れて
微笑んだその時
ただの夜明けすら
輝いて見えるよ
歩いて行こうぜ
生きて行こうぜ
うぉーくまん
僕なら大丈夫さ。
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ふつうに勝る幸せはない
退屈に適う毎日はない
今日もあくびが出るほど幸せ
窓の外ではこれ以上でもこれ以下でもないありふれた景色が広がってるけど
憂うつな気分もまた
言い換えれば平和ってことだよね
世界規模で考えてみたらね 僕らって恵まれているはずなんだ
朝昼晩三食食べられて
風呂にもはいれて
着るもの、食べるもの遊び場には困らない
それだけで
十分幸せです
世の中にはそんなふつうな生活さえできない人がいる
それを考えたら
なんだか毎日退屈してる自分がなんだか恵まれている気がしてさ
あくびが出るたび幸せ感じるのです
あくびが出るたび幸せになれるのです
ふつうに勝る幸せはない
退屈に適う喜びはない
あくびが出るほど幸せ。
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楽しいことがなくたっていいじゃないか
生きているだけで
幸せだろう?
悲しみがあふれた
世界には
笑顔なんて
必要なくなるなら
笑える今のうちに
笑っておこうよ
泣いて笑って
怒って しょんぼりして 遊んで 疲れて
眠って
いつの間にか夜になって 気づけば明日になって
多分楽しいことは
今日はなかったけど
明日になれば
見つかるはず
だから生きて行こう
愛とともに
夢とともに
流れゆくように次から次へとめぐるストーリー
今日はどんなシナリオが待ってる?
楽しいことがあるように願って
始まるストーリー
願いをかけて
祈りを捧げて
今日も夕暮れに
口ずさむ希望の唄。
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今夜は期待を裏切らないいつもと同じ夜だな
この退屈さも憂うつな感じも昨日と瓜二つ
誰にもぬぐいきれない涙があるよ
べつに何がきっかけでとかそんなんじゃないけど
どんな些細な幸せにも涙があふれる夜
涙腺はもうゆるみっぱなしだから
歯止めが利かないくらい涙があふれる夜
夜の片隅で 不器用に光り輝く星を見つけたら
それはきっと僕の涙だよ
名もないその星に名前をつけて
今は君だけが頼りだ
どんな小さな光も
足りないくらい
僕は淋しいから
どうか どうか
慰めの唄を
口ずさんでよ。
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消えてゆく 今日の日よ わずかなぬくもりだけを残して
ビルばかりに囲まれた 東京の街で 流行りに流されて
本当にすばらしい
歌は地下鉄のように
暗い路地裏で静かに響くだけさ
明日の行方を知ってしまえば きっと僕は死にたくなる
どうせ希望なんて
あるわけもないのに
僕だけの一番星を探している旅の途中さ
消えてゆく 今日の日よ 数秒ごとに生きれば生きるほど
その味を濃くしてゆく人生よ
まだ若いこの僕に何を求めていますか?
そして僕には何ができますか?
僕の唄はいつかお日さまの下で歌えるかな?
行く先もわからない
宛のない鈍行の旅
明日の行方は星空の彼方でゆらめく蜃気楼。
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あなたは明日だれとどこでどんなふうに生きますか?
目覚めた瞬間から
問われる
生きるという
1つの形
それぞれの生き方
今日も僕に投げかけられる
「あなたはどう生きますか?」
なんとなく生きる。
阿呆みたいに生きる。
馬鹿みたいに生きる。
欲張りながら生きる。
流れるように生きる。
笑いながら生きる。
怒りながら生きる。
泣きながら生きる。
歌うように生きる。
愛されながら生きる。
愛しながら生きる。
嘘みたいに生きる。
誰に許されるともなく生きる。
何に許されるともなく生きる。
とにかく今日を生きる。
それなりに生きる。
地道に生きる。
急かされながら生きる。
恐れながら生きる。
転びながら生きる。
躓きながら生きる。
走るように生きる。
歩くように生きる。
働きながら生きる。
養いながら生きる。
敬いながら生きる。
1つしかない
今日という24時間を
それぞれがそれぞれに生きる
いつか尽きる自分という全世界の
百年の寿命の中で
僕もあなたも
「生きる」という形をとることで
様々な場面に
出会い
様々な景色を
通り過ぎ
今日まで生きてきた
その事にきっと正解なんてない
間違いなんてない
でも信じたい
生きていればこそ
見える まぶしいほどの「光」を
その光がくれる
「生の実感」を。
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人の命を簡単に奪う戦地の空を見る少年や少女の瞳に映る燃え盛る真っ赤な空と
幸せに平和ボケしている日本の馬鹿なガキ共の瞳に映る空はまるで違う
あなたの目線で見える世界
アングル変えれば
地獄にも天国にもなる
だが、ガキ共の瞳に映るのは単なる欲望と薄汚い金への執着だ
戦場に揺れる名もない可憐な花と都会の花屋にある気取った花とでは価値が違う
きっと戦場に咲く花は値段がつけられないくらいに尊いものだ
花屋にある花など
それに比べたら
ただのごみ屑だ
日々流れる血と
消えてゆく命は無意味な戦争の果てに奪われ
どこかで響く誰かの馬鹿な笑い声に汚され
やがて僕らはチンケな慰めで遠い異国に同情している
銃声を聞けば
身を縮め
悲鳴が飛び交えば
耳をふさぐ毎日で
愛と平和など
夢のまた夢だ
それでも戦場に咲く花にはなんの罪もない
神も仏もないこの地球には腐った大人たちの無意味な殺し合いが生んだ沢山の悲劇が今もなお繰り返されている
僕は言い捨てる
馬鹿らしい
命をなんだと
思っている?
命を奪うような
人間は人間じゃない
猛り狂った
ただの獣だ
見よ、戦場に咲いた花の美しさを
子供たちの潤んだ目を
お前たちはそんな美しささえ無視して
人を殺める
少年は今日も命からがら
生きている
いつ死ぬともわからない
恐怖の中で
そして我が日本では
平和すぎるがゆえに
馬鹿みたいな奴らが群れをなす
僕は秩序のないこの国の有り様に狂いそうになる
一体平和とはなんですか?
一体人間とはなんですか?
馬鹿は今日も馬鹿なだけだけど
少年は今日も
戦場に咲く花のようにただそこにいるだけで美しい
生きていることを何より 僕らに知らしめてくれる
君たちの命は
きっと馬鹿な奴らの命より 重いと思う
馬鹿は今日も馬鹿みたいに笑う
僕はただ黙って世界を見渡す。