詩人:どるとる | [投票][編集] |
悩みのない人なんていないのさ
みんな今日もそれぞれの悩み抱えて
時に涙が止まらなくなるのです
でもそんなときも最後まで頑張れるのは
一人じゃないから
傍にいる誰かが勇気くれるから
時にはっとするくらい気づかされるんだ
普段は感じない
優しさやぬくもりに
守られていることを知る時 僕は抑えていた感情を全部吐き出したけど 優しい人たちは何も言わずに僕の手を ぎゅっと握りながら 微笑んでくれた
人は一人じゃ生きていけないのさ
自分では一人で生きてるつもりでも
誰かに支えられなきゃ 一人でまっすぐ歩くことすらできない
たとえばお母さんやお父さんにしてみれば
僕なんていつまでも子供のままだから
巣立ったあとでも
きっと心配なんだよ
親しい友達へ
愛する恋人へ
知り合いの皆さんへ
この世界で生きるすべての人へ
人は手を握り合うことではじめて人としての力を発揮するんだ
一人じゃ涙のひと粒もぬぐいきれやしない
でも誰かが傍にいればきっときっと
励みになるよ
愛や友情が倒れてしまいそうな僕をすんでのところで支えていてくれるよ
きれい事じゃないのさ
感謝してるよいつも傍にいてくれる
あなたに数え切れないほどのありがとうをささげたい
あなたが苦しい時には僕が傍にいるよ
僕が苦しい時にはあなたが傍にいてくれる
どんなに悲しみが降り注ぐ 日でも
意味のない命の奪い合い繰り返す 争いがつづく国でも
どんな場所にでも
人と人が言葉を交わし
人と人が力を合わし助け合う
場所にはかならず
ありがとうって言葉が咲いてる
何気ない 言葉にでも
さり気ない 優しさにでも
返す言葉はやっぱり
ひとつだね
文化の垣根も歴史も人種も言語の違いも全てこえたこの地球に生まれた言葉の中で僕が一番好きな言葉さ
あなたがくれた
愛に その優しさに
今日も素直に応えるように言うんだ
ありがとう。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
人生の道のりは なだらかな道ばかりじゃないのさ
たぶんご存じのようにつらいことのほうが多いくらいです
それでも頑張って
勉強に勤しみ
仕事にはげみ
人はいつの間にか
気づけば笑ってる
今日も あなたの顔には 素敵に輝く笑顔が咲いている
あんなに 雨が降っていた空も 気づけば
嘘みたいに晴れている 物事の大半は僕の経験上思い込みによる一種の現実逃避
耳に痛い言葉が飛び交う世の中で 歳を重ねてゆくにつれ理想と現実のギャップに悩まされ いい加減な曖昧さと矛盾だらけの大人たちに 投げかけた常識は いつしか自分が捨てた非常識で 打ち落とされた
幼い昔はバカがつくほど遠い未来を 夢の国のように 明るく語っていたけど
とんでもないね
地獄もいいとこさ
上司はわがままで
先輩は自己中で
後輩は生意気で
常識など 表面上だけのハリボテ社会
何かが確実におかしな世の中で バカばかりが集まる群の中
何か質問ありますか?って問われた時に
空気の読めぬ真面目な僕は迷わず手を挙げてこの世の中何かがおかしくないですか?って叫んだんだ
目が覚めた時には
夢だと気づいたけど
僕の本心がにじみ出ている素直な夢だったよ
こんな世の中 僕が待ち望んでいた世の中なんかじゃないんだよ
政治家は簡単に裏金に手を出すし
犯罪は悪質化してゆくし
人の痛みも人の苦しみもわからないマナー破りまくる大人たちで溢れかえってる
常識が無いにしてもいい意味でバカな人情があるなら素晴らしいけれど
それさえ信じられないくらい なんだか
疑わしい世の中で
僕は誰かを信じていたくて
僕は誰かを愛してみたくて
僕は誰かを支えたりもしたくて
ただ 普通のことを当たり前にできるだけで世の中は確実にいい方向へ向かってゆく気がするのに
争い事はいまだやまず つまらないことばかり繰り返す大人たちの言い訳がこの地球を駄目にする。
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何か悲しいことでもあるのかい?
なんなら僕が聞いてあげるよ
バカな大人たちのかわりに聞いてあげるよ
胸にグサリと突き刺さる言葉が僕を包んだとき知った
素直な子供たちのほうが良いことと悪いことわかってる
テレビなんか 観ないさ
ラジオなんか聴かないさ
大切なことはあたりまえな日常の中に全てあるから
人が人をただ思いやるだけのことさえ
できない人がいる世の中で 何を信じなさいと我々大人は生まれてくる子供たちにいえばいい?
人と人と間に立ってえらそうに世の中の批判してる場合じゃない ワイドショーなんて一番くだらない
人が人としてのあたりまえな形を忘れてしまえば人はどれだけ人を傷つけてもその悲しみにすら気づけないんだよ?
それが一番悲しいね
だから胸くそわるいニュースは尽きない
自分はわるくない
自分のことじゃないから見て見ぬふりさ
もう そんな言い訳や戯れ言 通用しないんじゃないのかい?
それで大人と自分をいえるのかい?
ふざけんなよ!
今夜も涙の雨が降る
アスファルトの街
ジャンクフードの香りがただようTOKYO一望
この街には 本当の愛や優しさが 足りない気がするよ
本当の声を 心の叫びを 僕は聞き逃さないように耳をすます渋谷の夜
ネオンがまぶしすぎて
立ちくらみしそうだけど
なんとか心の平行感覚は保てるよ
変わり果てたTOKYO
何か履き違えてるようなそんな街の景観に僕は言葉を詰まらせる
何か悲しいことがあってもおじさんは関係ないよ
いちいち人のことまで気にしてなんかいられないよ
あなたの味方は
学校にも仕事場もいない
腐った奴らが笑うだけ
いい加減な奴らが蔓延るだけ
この街はもの悲しさで あふれてる
若者のつけた汚れ
年配者がつけたレッテル
せめぎ合う両者の言い分が 油と水の戦争の果てに生んだようなこの街の色はどぎつい極彩色と地味な茶褐色。
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全ての人が人を思いやれる未来が来るといいな
全ての人がみんなの幸せをまっすぐに願えればいいね
人と人のつながりなんて
本当は簡単で
ただあたりまえなことをあたりまえのようにこなしていけば
いがみ合いなんてなくなるのに
そこにつまらない
欲望が働くから
人は人を簡単に裏切るんだね
悲しいニュースは日々メディアを賑わす
嫌な世の中だ
人と人のつながりが
希薄になったことで
人の本当の気持ちも見えなくなっているのかな
人は人だから間違いを犯し可能なら傷つけることだってできる
だけど
人は人だから人を思いやり助け合うことができる
人が人を愛すのに理由なんかいらない
アイラブユー
ただそれだけで人と人はたちまち笑いあえる
人と人が笑い合う世界で
人と人の営みはつづく
人が人であるかぎり
人は人でしかない
だから人は人なんだ。
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昔々の話
僕はたくさんの夢を見てた
たいした夢じゃなかった気がするけど夢を見てたんだ
宇宙飛行士になりたい子供は宇宙が大好きで
でも宇宙が大好きなだけじゃ宇宙飛行士にはなれない
料理が好きな子供も料理がうまいだけじゃ 料理人にはなれないのさ
夢っていうものは
叶えようとして
簡単に叶えられないものだってこと
知ってるから
悲しいね
面倒だね
好きなだけで
簡単になれたら
いいのにね
叶わないなら
叶わないなりに
またべつの未来があるはずなんだ
あきらめるときの言い訳にすればいいさ
無理して叶えても疲れるだけかもしれないから
見るだけ見続けて
叶わなくても
僕の夢は終わらない
宇宙飛行士になれなかった子供も
料理人になれなかった子供も
大人になって
誰かの役に立てる仕事に就いて頑張ってるなら 素晴らしいさ
不器用でも
ちょっと切なくても
どんな夢もどんな仕事も頑張れば頑張っただけ 力になるのさ
叶えられなかった僕に立派なことはいえなけどね
僕の夢はある意味本当に夢になりました
僕の夢はね
僕の夢はね
今は変わってね
今は変わってね
理想のいい大人に
なることだよ。
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僕が知ってる大人はピエロみたいに本当の気持ち隠してお客さん相手の営業スマイル浮かべ
毎日、生きている
愛想笑い お世辞はお手のもの
先輩、上司を祭り上げろ
果ては出世のため
金のため
日々、歩いてる
流行り廃りのめまぐるしい風潮の中時代の風に吹かれて
型にはまった生き方で楽しいですか?
こんな時代の中で僕は素直な気持ちぶち込んだ荒々しいロッケンロール歌いたいけど 生まれてくるのはなぜか自分慰めるための 優しいうた
僕が知ってる子供は
いつもいつでも 素直な気持ちで 笑いたいときに笑い 好きなことができる 自由な存在
だけれどいつの間にか
大人になって
縛られている
毎日に気づき
いらだつばかりの
日々を過ごしてる
こんな時代の中で今日も 社会に魂まで売り渡した大人たちはピエロを演じながら
つまらないというような顔をして
本当の気持ちを隠しつづける
ベランダに干された洗濯物のように
風が吹けば
逆らうこともなく素直に揺れる
そんな生き方を心から愛していた子供のころが恋しくてならないんだよ
大人になってからそんな生き方はいつの間にか
うっとうしくなったんだ
誰かに従い生きるうちに 自分の思いを引き出すことすらできなくなった僕が抜け殻のようにさまよう
その姿が ほら
大人だというならば
悲しいとしかいえないなあ
僕が信じていた大人はすぐに裏切る
僕も完璧な大人じゃないけれど
嘘ばかりつくこの悲しさに 僕はなんだか人間の無情さを感じるのさ
ロックンロールはまだ歌えない
今は自分慰める歌を歌わなきゃ 傷がひらく
こんな時代の中で僕は素直な気持ちぶち込んだ荒々しいロッケンロール歌いたいけど 生まれてくるのはなぜか自分慰めるための 優しいうた
僕が知ってる大人の姿は 僕が信じていた大人の中にはいなかった
僕が知ってる大人はもっと自分の思うままに生きてた。
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辛いときには誰かを頼りなさい
頼る人がいないなら気がすむまでお泣きなさい
雨がやむように
いつかは笑えるから
言いたいこと言えない時 黙ったまま
うつむいてることしかできなかった
そんなときが誰にでもあるから
そんなときはぐっとこらえて自分責めたりせずに あとでめいっぱい愚痴りなさい
うれしいならばかまわず笑いなさい
あなたが笑ってるところをもし誰かがうらやましく思って
笑うじゃまをするならば その人から離れた場所で 笑いなさい
意地悪な人の愚痴や悪口も
目の届かない場所でならいくらだって言いたいよね
人生は誰かが 鼻で笑うように そうかんたんにはいきっこないから
時には挫折して
死にたくなるのがふつうなんだ
飾り立てた振る舞いや一目瞭然の強がりは 見る人にも自分にも単に悲しいだけだから
なるべく素直に生きなさい
子供は思ってることためらいもせずに口にする
いくら口にしても
しかられる以上のことはされないんだ
でも大人は違って
しかられるだけじゃなく 職場からおわれたり信用をなくしたりする
それでも大人だって
時には逆らうこともある
でもそれは勇気のいることなんだ
毎日毎日真面目に生きてるのは確かに
えらいとは思うけど
誰かにほいほい従ってばかりいることが
えらいとは思わない
感情ってものがあるために
僕らは うれしいときは笑い
悲しいときには泣くというようなあたりまえな気持ちにしたがいながら毎日を生きてる
でもそれを押し殺し生きることが大人だと大人たちはいう
でも人間は 笑いたいときには笑いたいし
泣きたいときには泣きたいよ
子供みたいに
嘘のつけない
純粋な瞳で
一点の曇りもない空を見上げたい
言葉にできないそんな気持ちを
いつの間にか心の奥に無理やり押し込んでいるうちに大事なものをいくつも失った気がする
なんだか笑うことさえむなしいな。
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降り続く雨を避けられずに 今日も涙に濡れてる 人の数 知れぬこの浮き世
天気予報はいつでも
空の気分しか 教えてはくれないから
今日どんなことを理由に泣くとか笑うとか 自分の空の色はわからない
もしも偶然、出逢ったあなたが 僕の傘になってくれるなら
僕もあなたの傘になってあげましょう
人生っていうものは辛いこと悲しいことには事欠かないから
そんなときこそ誰かの愛や友の絆が強い味方になってくれるんだよ
悲しみは降り続く
明日も明後日も
何年、何十年後も
だけれど僕は幸運にも
いくつもの
アンブレラがある
一人じゃないってことが こんなに勇気づけられるなんてね
全ての悲しみから
逃げられるわけじゃないけど
悲しみに濡れた
僕の心 乾かす
太陽が ほら
僕を愛してくれる
僕を呼んでくれる
手をつなごう
歌を歌おう
夢を語り合おう
キスをしよう
抱き合おう
笑い合おう
傘のない日々を生きてる人は昔の僕みたいに 一人で強がって生きてるんだろうな
でもねいつか気づけるよ 一人じゃ結局力不足だってこと
自分慰めてみても
誰かの優しい言葉にはかなわない
だからあなたという傘が必要なんだ
そっと差し出すようにあなたがくれた言葉は 見えない傘になって 僕を全ての悲しみから 守ってくれる
ありがとう
これからもよろしく
あなたは僕のあんぶれらで
僕はあなたのあんぶれら
変わらないその立ち位置で 生きてゆければ幸いです。
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殺風景な部屋に似つかわしい何もない夜
何気ない言葉に胸打たれて
僕らは 宛のない話を延々 つづけた
それとなく 進む 会話には辻褄なんかなくて 言いたいことを言いたいだけ 言うのが通例だったよね
会話は進む進む
話は様々
恋の話をしてるかと思ったらいきなりべつの話に変わるような 規則性のない自由なコミュニケーション
ああ 夜は いいもんだな
感慨深く 腕を組み
朧月夜に 一句詠む
僕らは筋書きのない映画の中で
お互いがその時その日の気分でなりたいヒロインと主人公になりきって
自由かつ気ままに暮らすのさ
のらりくらり
風に吹かれ
野良猫のように
想像力は住処を 持たず その時の気分で1日はシリアスにもなり ロマンチックにもなったりするんだ
ほらね、大事な気持ちは 言葉にせずともいつの間にか 心に生まれてるんだ
おふざけ半分
真面目半分
たまにその割合
狂うけど
一番好いのは
多分 絶対
二人が笑えていること
それだけで
それだけで
幸せなんて
この手の中さ
今日も筋書きのない映画はひとときのエンドロールに見送られ
映画が終わって画面が暗くなるように
夜になって
さびしくなって
自然に会話が生まれてまた映画が始まるよ
ご観覧の皆さん
今宵はお集まりいただきまことにありがとうございます
ただいまから上映されますのは
どこにでもいる
愛し合う男と女の
くだらない楽しい毎日です
ほら、目を見張れ
口を真一文字に結べ
今日も些細なセリフが 笑いを巻き起こすよ
日常という名の
悲喜劇が
世界を巻き込んで
今日も現実なのか
夢なのか
わからない
日常が始まる
筋書きなんて
無くたっていい
二人がいればそれだけで
愛があればそれだけで
平凡な毎日も映画のように めくるめくメリーゴーランド
まわる まわる 奇跡。
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あなたは1日に何回笑っていますか?
そのうちの何回が本当の笑顔ですか?
嘘をつかずにどうかお答えください
愛想笑いを咲かせた顔はまるで踏み荒らされた畑のように
痛々しい顔だったよ
でも思いのほか大人たちには好評だった
どうやら現代社会では どれだけ自分を隠せるかが大事らしいなあ
素直な気持ちを隠して ごまかし続けて
僕は楽しくもないのに笑って
こんなにおかしなことはない 常識が軒を連ねるこの世界で
まかり通ってるのは
常識という名を借りた非常識ばかりじゃないか
都合のいいことばかり言って結局は長いものに巻かれていればそれでいいんですか? ねえ?ねえ?先生教えてよ
僕らは激しくたたきつけるような時代の雨に打たれて
社会にあらがうように誰もが恐れおののく向かい風の中追い風みたいな古ぼけた歌歌い続ける今はなき死語で書き綴るシンガー
僕の声は誰にも届かない 価値のない歌だけど精一杯魂込めたから
無駄なものは省いた必要最低限の本心を述べよう
速度を落とし気を抜いて止まればたちまち押し戻される時代の風に吹かれて
今日も喉を鳴らして
社会に真っ向から逆らうような破天荒なメロディー
奏でて 奏でて
僕らは青春という名を借りた 迷路から脱出するまでの日々を不安で身をふるわしながら生きるのさ
流行り廃りがめまぐるしく 常に新しいものが時代を先駆する時代の風に吹かれて
何が大切なのか見失いそうになりながらも 流れゆく季節を旅する時代の風に乗って
吹き荒れる情報網にかかった現代人の冷酷な視線が突き刺さる
あなたも同じような気持ちでこの風に吹かれていますか?
今日のあなたは笑ってるの?
それとも泣いていたの?
同じようで違う風に誰もが吹かれて
誰のせいでもなく
なんのせいでもなく
僕やあなたは
生まれて
今日も明日も生きる
秩序が嫌みなほど煌めく世界で。