詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕はなんのために生まれて そして
なんのために生きて行くのだろう
今のところは何も成し遂げてはいない
いつもただ繰り返しているだけさ
今日と明日を
行ったり来たり
時々過ぎ去った昨日を思い出してみたり
僕の存在は本当に正しい運命の流れで
何にゆるされ ここにあるんだろう
僕の影さえも 疑ってしまうほどに なんだかこの頃 生まれたことさえ 間違いなんじゃないのかと 思っているのさ
僕の存在は
一体なんだろうね
「生きたい」という思いは消えなくても
疑問だけが残る
もどかしい人生
僕の存在は
僕の存在は
うそじゃないんだろう? 神様いるなら教えて。
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パパのところに生まれてきてくれてありがとう
君は神様からのプレゼントだと思ってるよ
ずっと長い間待っていたんだ
ママのおなかをさすりながら いろんな話を君にしていたんだよ
名前はまだ決まってないけど 男の子ならかっこいい名前にしたいな
女の子ならかわいい名前にしたいな
僕は待っているよ
君の声が聞こえるのを
笑顔の君を抱きしめられるときを
君の手と僕の手は大きさこそ違うけど
手の形が似てる
鼻も少し似てる
優しいのはママに似たのかな
ねえ ねえ
もっと笑ってみせて
何もかも 包み込んでしまうような君の魔法の両手は小さいくせに 僕の指をぎゅっと握るだけで 悲しいことなんて忘れさせてしまうんだ
僕のところに生まれてきてくれてありがとうね
アイラブユー
アイラブユー
不器用な僕だけど
精一杯 君を愛すから
目一杯 君と生きるから
どうか僕を元気な声でパパと呼んでおくれ
それだけでパパは幸せになれるんだ
それだけでパパは元気になれるんだ
決めたよ
君の名前
よく晴れた青空のぞく月曜日
はじめて君の名前を呼んだ
君は覚えてるかな?
パパは覚えてるよ
ラララ…
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特別な事なんて何もしなくて構わない
生きているそれだけ
確かであればいいのです
人間は生きることに様々なお飾りをつけたがるものだけど
本当はそんなもの要らなくて
ただここで何かにうちこんで無理しないていどに頑張って
毎日を暮らすだけで
それだけで人生の通信簿は文句なしにはなまるさ
悲しい事は尽きそうにないから この先も涙とは長い付き合いになりそうだ
今日も隠れたとこで独り泣いていたよ
他人の痛みや
悲しみなんて他人には通りすがりの人が転んだみたいな些細な事にしか過ぎないから 慰められるのなんてまれで認められることははっきりいってあまり無い
それでもなんとか
冷たい視線を向ける人の群れを
かいくぐるようにして ここまで歩いてきたのは誇りに思うべきだ
誰かが投げ捨てるように僕の背中に言い放った言葉さ
「そんなの当たり前」
でも大切なのはその当たり前なことじゃないか…いつだって
君は生きてる 僕が認めてあげる
心臓動いてる 血が体中を駆け巡ってる
君が今悲しいと思うのは脳みそが正常である証
君が今うれしいと思うならそれを自信にしていけばいい
君がもしも誰かのことを自分のことのように思えるならば心があたたかい証
そんなことのひとつひとつ大事にしていこう
人間は頭よりも心が優れていればそれだけで素晴らしい
全ての人がそんな心を持っていれば今頃愚かな戦争など起こってはいない
全ての人が手に手を取り合い 笑い合える世界がここにあったはずなのに
人間の心にも影がつきまとってるから
誰かを無視して自分のことしか考えられない時もあるのです
だから僕は自分を完璧だとは思わないし
だから僕は自分をいい人だとは思えないんだよ
だからだから僕ははなまるはもらえないよ
今日も誰かを傷つけたかもしれないし
明日も誰かを傷つけるかもしれないから
でもひとつだけわかってる
とりあえず生きてる。
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死ぬまで僕は人を愛さないと 思っていたけど 見事に心奪われて
君を好きになってしまったよ
桜咲く四月のこと
人を愛すことの難しさや
人に愛されることの喜びも
君を愛してはじめて知ったんだ
家族以外の人とこうやって同じ場所に長いこといることがなんだか不思議さ
でも気づけば君にみとれている僕がいたよ
君を愛して時には君に愛されて繰り返す平々凡々な毎日
それは見返りを求めないただ純粋な愛という物語
ただ傍にいるだけでそれだけで良いような 決していい加減じゃないけど大げさでもない どこにでもあるありふれた二人の関係
今日も君と愛し合っているよ
だけれど誰かと違うのは 君と僕の愛は君と僕じゃなきゃ成立しないってこと
あくまで君は恋人なんだろう 決めつけていたよ 見事に覆されたね
将来さえ誓ってしまった
木の葉散る秋のおへそ
譲り合うことの難しさや
相手を思うことの大切さも
君に愛されて真面目に学んだんだ
同じ時間を重ねてゆくとなんだか少しずつ人の影の部分にも気づくけど その人の本当の気持ちにも気づけるんだね
君を愛して時には君に愛されて繰り返す平々凡々な毎日
それは見返りを求めないただ純粋な愛という物語
ただ傍にいるだけでそれだけで良いような 決していい加減じゃないけど大げさでもない どこにでもあるありふれた二人の関係
今日も君と愛し合っているよ
だけれど誰かと違うのは 君と僕の愛は君と僕じゃなきゃ成立しないってこと
世界中でここだけにある愛を僕は 知っている
それは君がくれる愛であったり僕が君にあげる愛だったりするんだな
今日も君と笑いあっているよ
だけれどふつうの愛と違うのは ふつうの愛より ふつうだってこと わかるかな?
僕は君を愛して
君は僕に愛されて
君は僕を愛して
僕は君に愛されて
その繰り返しさ いつも
単純だけどこれ以上ない幸せ。
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予報にもない雨が降る時もあるから用心は怠らないように
雨男は泣くよ
涙ポロポロ流して
涙注意報です
今日は広い範囲で涙が降るでしょう
悲しいことがあったから。
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明日になれば今日よりももう少し心から笑えるから
そんなにしょげた顔をしてないでどうかどんな些細なことにでもいいから君なりに笑ってごらん
いいことはなくても
考えてみてごらん
生きてるだけで十分素晴らしい
だって朝昼晩ときちんと欠かさず食事ができて
あたたかい風呂にも入れるし
家族も友達もいる
ただそれだけで
幸せって思えませんか?
これ以上何を欲し求めるというのですか?馬鹿な僕にはわからない
あなたがここに生きているだけで
あなたがここで笑ってるってだけで
きっと誰かの励みになっている
きっと誰かの足元照らす光になっている
「死にたい」ともしも思うならば
思うだけでやめときなさい
あなたの命はあなただけものじゃない
どっかで聞いたようなセリフかもしれないけど
きっと真実なんて
全ていってしまえばきれい事
だけれどそれが真実のまっすぐなところ
なにもないところから生まれた命が
ほらね今日も自由な意思を持って笑ったり泣いたり くだらないことでたまにすれ違ったり こんなにも生きてるよ 僕らは今日も
海の青と自然の緑と僕らの笑い声で にぎやかな街の中
時に悲しみの雨が降るから
あなたがもしも励ませられるなら 誰か泣いている人の傍で
泣き止むまで一緒にいてあげなさい
それが笑顔の花を咲かす種になる
ほら 笑い声すら聞こえない場所にも蒔いてあげよう
この世界にもっと笑顔があふれますように
願いながら僕は顔中に咲かせます
笑顔の花を
ほらね満開だろう?
あなたもできるさ
人は生まれながらに
誰もが笑顔の種を持っているんだ
でも勘違いしないでね
笑顔は無理につくるものじゃない
自然とほころぶものなのさ
待っててごらん
今に空が晴れたら君も笑顔になれるだろう
今は悲しい雨が降ってるから 笑えないだけだ
うれし涙が 咲かせてくれるよ お日さまみたいな笑顔。
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何もかも時代のせいにしてしまうよ
何もかも人のせいにしがちだよ
この頃なんだか
毎日が味気ないんだ
趣味もないし
やりたいことも
無気力だから
やりたくない
部屋に閉じこもってる
休みも何のためにあるかわからない
現代人の全てがこんな生活してるっていいたいわけじゃないけど
僕っていう現代人は
そんな毎日生きてる
カレンダーの数字
飛び越えて
いくつも季節を
通り過ぎたのに
何も変わらない僕だ
それでもいいんだって人生あきらめモード全開で 無気力感に沈んでる
つまりはこれ所謂ロジックだ
今宵は 見たいアニメがあるのだ
好きなキャラの瞳に一目惚れ
到底、童貞捨てきれずに恋人いない歴なんてナナナナナッシング
生まれてこの方女友達すらいません
世の中は平均台みたいで不安定
今にも下手したら辞めさせられちまうかもしれないから
そろそろ本気なんてものを出しましょうかどうしましょうか?
あきらめるのだけは天下一品 誰にも負けないからね
悪い模範にならなる
僕って現代人は今日もぐうたらゆったリズム 裏リアリズム
悪循環のサイクル
くるくる 回る
今日も堕落、体たらく、とりあえずは働く、結果は最悪、そんなんでもいいなら生きますけど…
どう…どう?
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雨が降ってるから
傘を差さなくちゃ
差し出した僕の傘は
君を濡らす悲しみからどれくらい君を守れていますか?
優しさだけじゃ
だめなんだね
愛してるって言葉だけじゃ満たされないんだね
愛は難しいね
深みにはまったら
なかなか
這い上がってこれない
今日も雨に濡れてる
君はバレバレの作り笑い浮かべ強がってる
ただ僕は笑顔の君が見たいのだ
ただそれだけなのにね 君を濡らす雨は止む気配すらないよ?
ねえ この傘をどうぞ
ねえ べつの傘をどうぞ
ねえ どんな傘なら君を濡らす雨から君を守れる?僕も泣きそうだよ?
二人して雨に濡れてる真夜中の零時
シンデレラの魔法は解けて ひとときの慰めももろい傘にしか過ぎなかった
君はまたしばらくすれば濡れてる
それでも笑う
君が好きなのに
僕は笑えないよ
それでも消えないんだ
今日も見たいのは
君の笑顔
晴れた空の下
迷いもなく
浮かべる
君の笑顔
雨はずっと降り続く
僕らのはるか
真上から 降り注ぐ
空の涙。
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帰り道はいつも切なくなる
自転車でも歩きでも時間の流れは変わらない
今日は気分がいいからわざと遠回りして帰ろう
なぜかなんとなくそうしたいのさ
夕暮れの空に浮かぶ
飴色の雲が 家に帰りたくなくてまだまだ遊び足りずだだをこねてる子供を母親みたいに見下ろしている
人はみんな帰る場所があるから 今日も行ってきますとドアを開けるのさ
そしてそうやって開けたドアを今度はただいまって言って開けるのさ
1日の始まり
1日の終わり
同じドアから始まり
同じドアで終わるね
今日は二回開けたよ
はじめは行ってきますと言ったよ
お次はただいまって言ったんだよ
お母さんは行くときも帰るときも優しい眼差し向けて
僕を送り出し 迎え入れてくれた
大人になっても
変わらないのさ
お母さん ただいま
お父さん ただいま
お姉ちゃん ただいま
お兄ちゃん ただいま
おじいちゃん ただいま
おばあちゃん ただいま
弟に ただいま
妹に ただいま
猫に 犬にただいま
インコにただいま
自分にただいま
僕は今日も何事もなく無事に帰ってきたよ
ただいまのドアを
そっと閉めて
夕暮れを食べた夕闇が夜に食べられて
やがて月がでしゃばって 星が夜空のステージでダンスをして
僕らは眠るんだ
明日の幸せ祈って
そしてまた朝が来たら僕は開けるだろう
何度となく開けた
おかえりとただいまのドア
ドアを開ける手も身体もなくなってこの世界から消えてしまうまで
何度も何度でも
繰り返し
僕は開くのさ
送る人に行ってきます
迎える人にただいま
行ってらっしゃい
お帰りなさい
その流れで明日も1日が始まり終わるだろう
日が昇り日が沈むだろう
いつも 当たり前のようにしていることが幸せだとも気づけなかった子供のころの僕も大人になれば
全てが幸せだったことに気づいて 涙を今頃流す。
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まだまだ先のことだと思っていたけれど
気づけば僕も大人になっていた
そして当たり前に毎日せっせと働いて
相変わらず不器用に生きてる
時々子供の頃の記憶がよみがえって 泣きたくなるときがある
それは決まって夜なんだ
枕に顔をうずめ
子供みたいに泣いている僕の背中をさするのは誰だい?大ざっぱに愛とでも呼ぼうかな?ねえ彼女?
大人になったら きっと楽しいことが待っているに違いない
そう思って 必死で走ってきたんだよ
だけれど案外 楽しいことばかりじゃないけど でも案外 そんなこと考える余裕もないくらい忙しいから ある意味幸せさ 忙しさが叶わなかった夢も届かなかった理想の自分も忘れさせてくれるから
でも時々 泣いてしまうよ 大人でも子供みたいに
夢なんて今さらどうでもいいけど ただ僕はね 輝いていたあの頃が懐かしすぎて
今でも 思い出されるたび涙が降り出して 景色が土砂降りの日の窓ガラスみたいに何も見えないくらいぼやけてにじむんだよ
大人になったらきっときっときっと毎日が楽しいよね
あれもしたい
これもしてみたい
あんなのになりたい
こんなこともするんだ
馬鹿みたいに理想広げていた あの頃の僕の声が時々 忙しさにかまけて 何かと理由つけて寝てばかりいる僕に何かを教えてくれている気がしてしかたないんだ
大人になった自分に宛てていつか書いた手紙は引き出しの中
今でもその内容は覚えているんだよ
嗚呼 いえるわけもないのさ
だって全て叶わず終わった夢だから
それでも今も馬鹿みたいに思ってる
今も案外これはこれで幸せなんだ
言い聞かせるように
繰り返し思うことで夢への未練を断ち切ろうとしているんだ
笑いたいなら笑っても構わないよ
でもねでもね
僕は向かい風に吹かれながらも 必死に日々生きてるんだよ
これだけはなにがあっても誇りにしたい
あとはもうきっぱり諦めてくだけさ。