詩人:どるとる | [投票][編集] |
楽しかったなあ。
ただそれだけしか感想が出ない1日がなんて幸せだったのか
あとから気づいた
退屈だった。
それが幸せだとも思わず吐き捨てた言葉
味がなくなるまで噛み続けたガムは吐き捨てるのが正解だけど人生は違います
味がなくなったって吐き捨てることはできない。吐き捨てることは死を意味する
それが嫌ならば生きるしかない
突きつけられた旅立ちは選んだ人生いかんでどうにでもなるものさ そんな簡単な話じゃない
桜咲く春のまだ肌寒い四月の夕暮れ
窓から吹き込む桜の匂いに あなたの顔思い出して
なんとなく
会いたくなった
僕です
楽しかったなあ。
退屈だった。
どんな日だって
あなたは生きなさい
あなたは歩きなさい
どんなことがあっても
言い聞かせるんだ
死んだら負けだと
味気ないガムの味
まるで僕の毎日
そんな感じ
だけれど生きてく
僕は不思議の塊
桜の記憶がよみがえる
忘れたはずの君の記憶
手をつないだぬくもりも笑いあったあの公園も 全てがまるで昨日のようにほらね
桜が思い出させる
振り返ればもう後戻りはできない
前に進むより仕方ないのさ 道はいくつだってあるはずだ
桜の道を行くがいい
僕は生きてく
僕は生きてく
花びら一枚
手のひらに落ちた
風が吹けば
舞い踊る花びら
はかなくて
もろくて
美しい人生を物語る
僕はひとり風に吹かれて
桜の道をひとり行く。
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君のことを思うだけで胸の中が熱くなる
君は多分僕の中で一番大切な人に間違えない
大好きな人のため
生きてみるっていうのもわるくない気がする
だから
僕は君に言うよ
本当のことを隠さずに
僕は弱虫だ
僕は不器用だ
僕は口下手だ
僕はのろまだ
僕は 僕は
まだたくさんあるよ
欠点だらけだ
そう言いかけたあとで君が僕に言った
そんなの知ってる
知ってるけど
大好きよ
そんな言葉もらったのは生まれてはじめてのことさ
嬉しかったよ
うまく愛せるかはわからないけれど
ゆっくりゆっくり
歩いていこうね
君が言ってくれたんだ
僕はもう泣かないよ
僕はもう大丈夫だよ
一人じゃない
これほど心強いことはないね
愛してる
愛してる
あふれるように
僕は言うよ
行き先未定の列車に乗って明日へ出発
窓の外は一面の春景色。
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ひとり孤独の中
ため息ひとつ
隠しきれない
不安が涙になる
寂しさを抱えて
迷いを背負って
悩みに押しつぶされ
一匹狼は今日も風に吹かれてる
出口のない1日だ
答えの見えない日々だ
それでも僕は
それでも僕は
生きているんだ
今日も一匹狼は風に吹かれて昨日の自分の遠吠えが遠ざかるまで泣いているよ。
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今日も寄り道せずにまっすぐ家に帰ろう
あなたの帰りを誰かがきっと待っているから
ただいまという言葉を持ち帰るよ
かわりにおかえりなさいという言葉を受け取るんだよ
1日のはじまりがおはようという言葉で始まるならば
1日の終わりはさよならという言葉で終わりたい
でもそれじゃ悲しいから また明日会おうと言おうよ
夕暮れ 黄昏 誰かの影 揺れて 寄り添って
二つの影が手を繋げば 僕らの顔に笑顔が咲く
夕闇 あこがれ 誰かの落とし物 涙のあと 泥だらけの身体をお風呂でよく洗ったら 今日も1日ごくろうさま 僕の顔に太陽が照る
ただいま ただいま
言い交わす言葉
おかえり おかえり
受け取った言葉
今日もごくろうさま
いい夢が見れるといいね。
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誰かに親切にしたい
恵まれない子供たちに募金もしてみたい
できるならいつでも笑って過ごしたい
だけれどおあいにく様 世の中はそんなに甘くない
自分の立場や安いプライド守るために嘘ばかりついている
そんな自分に気づいて今さら本音をこぼしてもなんだかそれさえ嘘っぽいんだ
理想はいつだって
誰かと仲良くいたい
手を繋いで
輪になって束になって
明日の夢を
嘘なんかつかないで語り合いたい
誰かが決めたルールの中で 常識という名前の神様にひれ伏しながら
時にそれを怪しんで
僕らは今日も地球という名前の土俵の上
本音と建て前の相撲をとるのさ
卑怯な手もバレることがなければ裁かれることもなく
まかり通る世界
嘘つきははびこり
美しい緑の中に愛想笑いが汚く咲き乱れ 耳障りなお世辞がひびく
罪のない人たちの涙が流れてもそれをどうとも思わない人々はただ通り過ぎるだけ
どっかの世界で続いてるつまらない戦争はいくつもの命を奪いいくつもの笑顔を摘み取って平和という思想から大きく外れた悲しみに満ちた絶望を生むけれど
それでも確かに
僕らはどこかで信じてるのだろう
明日はかならず晴れることを
やまない雨などないことを知っているように
平和な日本
幸せに溺れ
浮かれている
僕らの毎日
考えてごらん
おまえもおまえもだ
僕自身もだ
「この世界は不条理に満ちている」
ふつうならそう考えてしまうのに
戦火の中
必死に生きようとしている人たちの目は死んじゃいない
毎日毎日贅沢してばかりの僕らの目より輝いているよ
僕らの中で日夜
繰り広げられている
愚かしい戦争はいつ終結を迎えるんだろう
本当の平和は心の中に芽生えるものなのさ
目を開き瞳に映る
燃え盛る街
そんなイメージの中
幸せしか知らない僕にはきっと何もできない
だけれどそんな毎日を生きている人たちは明日を生きようと明日へ必死に走るだろう。
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地平線の果てに
見えた未来はまばゆく 愛と夢に満ちあふれていたんだ
今とは全然かってが違うだろう
それもそのはず
僕は走るのを途中で諦めたんだ
汗をかいて罵られて
それでも笑っていることなんて僕にはできなかった
自分をかわいそうだと思ってしまった
長い長い道のりだ
人生は何があっても不思議じゃない
だから失敗なんか
いちいち数えてなんかいられない
きっと数えられないくらい失敗したんだろうけどまあ良しとしましょう
僕らはどこに向かって日々走っているんだろう
ゴールも見えない
日々は続く
地平の果てまで
「見果てぬ夢」と名付けられた未来
僕の瞳に映っているのはなんともさびしい景色
それでも僕の日々は続く
地平の果てまで。
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嘘つくことしか知らないみたいに愛想笑い浮かべて 「嘘つきは社会人のはじまり」 今ではそんな感じ
ピエロスマイル
営業スマイル
イエローニコニコマーク
嘘つき世にはばかる
尻軽 ヘイガール
今何世紀?
教えて
何を僕らは守るために日々働いているのかな?
神経すり減らし
同じだけ靴底すり減らし
僕らは今日も
嘘をつきに行くのかな
今日も僕は 心の中で泣きながら嘘をつくよ
「本音は○○なのに
今必要なのは△△だから」方程式は慣用句のように僕を惑わすよ
愛想笑い おひとつどうぞ
お世辞によいしょ
上司を祭り上げるよ
これでもか
これでもか
ねえ?ねえ?
嘘の湯加減は
いかがなものか?
明日も僕は嫌がりながらも 嘘をつくよ
自分を守るため
本当にそうかな?
この頃疑ってしまう 僕がいるよ
すかさずそいつの口を塞げ
本音は世の中じゃ
じゃまになるだけだ
そんなそんな世の中は 嘘つきばかりだ
この笑顔は嘘
この言葉は嘘
この態度は嘘
全部嘘だ
でも言えない
笑いながら笑いながら 嘘をつこう
泣きそうで泣けない顔で 笑おう
今日も働く人たちは大変ですね
鞄には嘘を忘れないように入れて
本音は置いてゆこう
さあ嘘をつきに行こう
早く上手になって
もっと金を稼ぎ
もっと信頼得たいな
拍手をされるピエロみたいに 本物の笑顔と見まがうような嘘っぱちのスマイル
手に入れたい
今日も僕も君も精一杯嘘をつこうよ
今日も僕は心の中で泣きながら嘘をつく。
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言葉にできない思いがここにある
言葉にならない気持ちがこの胸にある
愛してる
大好きだ
そんな言葉だけじゃ
満たされない僕らはわがままなのかな?
一筋縄じゃいかない愛がここにある
ただ愛してるだけじゃだめな愛がある
試行錯誤繰り返して
重たい時をくぐり抜けてやがてたどり着いた真夜中に
思いすれ違うときがある
そんなときはただ黙って言いたいことを言わせてあげる
言葉にできない喜びがここにある
言葉にならないほどの悲しみがある
いくつものいくつもの道を歩き
人はいつでも笑えるわけじゃない
だから涙を流すときもある
それを笑うのはいけないよ
そっと傍にいてあげよう
言葉になんかできなくていい
言葉になんかしなくていい
言葉を越えた何かがある
言葉より大切なものがいくつもある
君が好きだ
愛してる
そんな言葉しか言えない僕も君は愛してくれる
そっと抱きしめてくれるんだ
ああ返す言葉もない
それでも伝えたいんだ
愛してる
愛してる
ただそれだけを繰り返して 歌うようにささやくように
僕は思いのままに
君を愛すよ
言葉がえしだ
愛してる
エコーのように寄せては返す素敵な言葉
本当のことは
この一言だけで全てわかるよ
″ありがとう″
時をこえて
僕は歌おう。
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人間って不思議だね
ひとりじゃできないこともふたりそろえばできることはずいぶんあるんだね
友達はできるなら沢山ほしいけど わがままな僕にぜいたくはいえない
もしも助けがほしいとき、本当に困ったときいつでも 頼れる人がすぐそばにひとりいればそれでいい
大きな悲しみの波がどこかから前ぶれもなくやってきて君の笑顔をふいにさらう時 僕には一体何ができるだろう?見逃した涙にどんなことができただろう?
見返りを求めずに
ただ一心不乱に 誰かの あなたの力になりたいんだよ
本当はね捨て身の覚悟であなたをなんのためらいもなく愛したい
欲望や見栄や つまらないもののために
人はたやすく人というあるべき姿をなくして
「誰かのために」だとか そんな風に思うこともできずに
目の前に出された
ごちそうに目がくらんで「誰かの痛み」にも気づけずに
人は人じゃなくなってしまうのかな?ねえ教えて、神様
不器用だっていいんだ
下手くそだっていいんだよ
勉強なんてからきしできなくたっていいんだ
すぐに物事をあきらめて投げ出してしまうのが常だけど
それでも あなたはあなたで 僕は僕なりに精一杯人をやっているんだ
今日も目一杯人として誰かを愛し
そして人として大いに間違えて 嘘もつくしお世辞も言い愛想も見せるけど
人は不完全なんだ
ならば少しの歪みは仕方ないだろう?
大切なのは
間違いを恥じることじゃなく
違う形で人としての道を貫くこと
1日の中で誰かに
ちょっとでも
優しくできたり
少しでも
気を遣えたなら
それはそれは
素晴らしい
1日だといえるでしょう
僕は完全な人にはなりたくないんだよ
まっすぐな道を少しもずれずに転ぶこともなく歩けるような人にはなりたくない
僕が目指す人は
いつだって
心に熱を帯びた
優しくあたたかい
そんな人です
今日も不器用だけど
僕は僕なりに生きてる
僕、そんな人。
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明日の僕の心のお天気は未定なの
わかるはずもないよ
心の天気は専ら未定さ
山の天気に似てて
気まぐれなんです
その時その時の
状況や気分いかんで
僕は笑いもするし
泣きもするんだよ
ウェーザニュース
おしらせします
明日はどうやら
晴れるらしいね
でも本当に知りたいのは空の天気じゃなく心の天気なんだよ
はたして僕は笑えるかな?
はたして明日はいい日になるかな?
不安と期待に満ちた
未開の地に降り立った穢れなきangel
暑苦しいジャンパーを脱いで爽やかなシャツ一枚で駆け抜けたいspring
横切るチャンス
掴み損ねるな
輝きは意外な場所にこそ咲いている
咲いている
天気図を埋め尽くすほどの邪魔くさい
無様な傘マーク
眩しい笑顔で塗りつぶせ
次がある 次がある
次がある 次があるのさ
「今日は雨でも
明日は晴れる」
天気予報だってたまには外れる
でも信じよう
太陽みたいな笑顔咲く明日を。