詩人:どるとる | [投票][編集] |
パパ頑張るから
どうか優しく見守っていてね
君のその笑顔や
ぬくもりが何よりも僕を勇気づける光なのさ
頼りなくて猫背で
融通も利かなくて
不器用でのろまで
頭もわるいけど
はじめまして君のパパだよ
これからもよろしくね
世界一愛してるあなたの旦那さんだよ
どっからどう見ても
大黒柱って柄じゃないけど
あなたたちを渾身の力で愛すから
あなたたちを精一杯守るから
いつもすぐ近くで倒れそうな僕を支えていて その光で照らして
あなたたちふたりの愛だけが僕を生かしてくれるんだ
今日もひだまりの中
微笑む顔に僕も
笑い返すよ
あなたたちのパパは
今日も頑張ってるかい? 汗をかき 泥にまみれて 世間の風にあおられて
あなたたちのために働いてるよ
これ以上は何も言わないで
毎日あなたたちのためなのさ
当たり前っていうのもなんだか悲しいけど
あなたたちのこと考えたら いくらだって頑張れそうなんだ
過酷なレースは続くよ
お日さまのような
愛に照らされながら
優しさという潤いに満たされながら
僕は今日もパパだよ
明日もパパだよ
ドレミファソラシド
ピアノの鍵盤の上を可憐に踊る指のように迷いのないメロディーは奏でられないけどたびたびところどころ間違いながらも
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、土曜日、日曜日
春も夏も秋も冬も
いつだって僕はあなたたちのパパでい続けるから
どうかどうか
今日もパパのこと
一途に信じてやってください
パパはあなたたちの光を浴びないと咲けない 儚い一輪の花
大切なこと
よけいなこと
くだらないこと
面倒だから
全て全て
愛すよ
パパは少しそんじょそこらのパパとは違う
一回りも二回りも
不器用だけど
そのぶん人より
努力するよ
それだけ人より
慎重になるよ
これは完璧なメロディーじゃない
不器用な僕が奏でる日常の片隅で転んだ音 そんなパパの唄。
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今僕は宛もない旅の途中だ
平坦な道ばかりじゃない
くねくねとやたら曲がりくねった道
急な上り坂でこぼこな悪路
風の強い日、日差しの強い日
どしゃ降りデイ
天候や体調にさえ
左右される旅だ
今はまだ描き途中の心の地図を広げて
未来予想図
叶えたい夢は
果てしなく
欲望は限りなく膨らみ続けてゆくよ
いくつも浮かべた
夢の風船は
いくつ割れないで
空に届くかな
日々歩き続け
疲れても
休むことなく
時を刻み続ける
時計の上
僕らは生きる
今僕ができることは
きっと特別なことなんかじゃなくて
ただ今を ただ今を
精一杯目一杯生きること
今を生きることが
明日に繋がってゆくんだ
無理はしないで
歩いてゆけばいいさ
人生は長い
みちのく人生
ひとり旅
騒げども 嘆けども
生きていくからには
涙あり笑いあり
苦労あり
それが人生というものです
わかったら
さっさと歩け 歩け
急がなくともいいから
あわてなくともいいから
ゆっくりのんびり
雲を気取って
歩いてゆこう
歩いてゆこう
いつか 笑うことも涙も流せない 骨となり果てるまで 僕は生きるよ
カッコなんか気にしないで僕は僕で生きてゆくよ
みちのく人生
旅烏
振り返ると切なくなる思い出は美しすぎる
夕陽のように
僕を優しく包み込むのさ
さあ 今日も笑おうじゃないか
誰かに気をつかって
泣けなかったら
あとで沢山泣けばいいじゃないか
長きに渡る人生
イロンナコトがある
みちのく人生
ひとり旅
今日も風に吹かれるように旅を続ける
旅人ここにあり
いざ行かん 明日へ。
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咲いては枯れる
花のように
満ちては引いてく
波のように
同じことの
繰り返しの中で
何かしらの
違いを見つけては
たやすく幸せになれる僕らは単純な生き物
その場の雰囲気に合わせて 態度を変える大人はみんなカメレオン 愛想笑いもお世辞も全て保護色と似たようなもの
ピエロはいつも
泣くことを知らないけどみんなが知らないところできっと泣いていることだろう
とにかく今日も平和であればいい
1日が無事に始まって
1日が無事に終われば
そのほかは何も求めない
今以上 これ以上
幸せになれなくて構わない
1日の中 1、2回笑えるならば幸せだから
うるさいおしゃべりな欲望の口をふさいで黙らせて
本当の気持ちは
いつも健全な
白い心
平和であれば
平和であれば
それでいい
それでいい
さあよけいなことを考えるようなら寝てしまおう
僕らは平和の願い人
世界中に捧げたい
ラブ and ピース
愛と平和の世界を一緒に目指そう。
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繰り返される出来事がいつも僕を照らしてる
影はただのお飾りさ
本当に自分の存在を示しているのは君の笑顔 君のその涙
有りの侭の僕の姿は
とても人には見せられない悪魔にも似た心
だけれど僕だって
人の子だからさ
優しさを持っている
ぬくもりを携えてる
自分の道は自分で決めると言い放ち
飛び出した
世界に
自由はありましたか?大人になった僕よ
襤褸襤褸の翼で
どこまで飛ぶの?
どこまで飛べるの?
僕は腐っても
ありのまま
あるがまま
生きたいよ
めぐりめぐる明日も
僕は僕だから
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今 世界のどこかで
泣いている人がいて
笑ってる人もいて
リアルタイムで命がなぎはらわれるように
続く戦争もあるんだ
そのことを面白おかしく話す人もいて
そのことを真剣に考えてる人もいる
中には人の命なんてどうとも思わない人がいて
それを知りながらも日々の忙しさに追われ 生きてる人もいるんだ
僕には何ができるだろう
困っている人たちに何をすればいいだろう
慌てふためいているのもなんだかかっこわるいからここは知らないふりをしておこう
傍観者たちが 被害者たちを見て かわいそうだという
僕も同じだけど
やっぱりそれだけじゃきっとなんの救いにもならないだろう
世の中は不思議だね
簡単に人の命を奪う人も沢山いるけど
平和を一心に願う人も沢山いるんだ
誰かを守りたいのにそのすべを知らない僕らは何ができる?
この愛を持て余してる日々がもどかしい
数週間経つ今もまだ街の傷も人の傷も癒えてない
あの苦しみを
あの痛みを
まだ背負いながら
生きている
僕は口ばっかで
いつも、口ばっかで
かわいそうとか
不憫とか
いいながら
何もしない
巨大な
何かが起こらないと
何も感じない
テレビやマスコミや
雑誌や新聞の中には
何もありはしないさ
本当の悲しみは人の命を奪うと同時に人の笑顔をさらっていたんだよ
津波は家や思い出や家族をさらっていたけどきっとそれ以上に人の大切な核となる何かをさらっていったんだろう
大破した街並み
残骸の山
泣き崩れる人がテレビに映りそれを真面目な顔しちゃって実況する人がいるって位にしか思えない
僕はただ何もできずにその悲惨な光景に言葉をなくしたよ
頑張りましょう
とか言えないね
本当に頑張るのは
被害者より
傍観者の僕らだ
でも僕は、震災の中で何かを学んだんだ
崩れ行くようなイメージの過去を引きずって俯く悲しみのイエスタデイ 忘れない。
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子供のころは 嘘なんかつかなくても
素直な気持ちひとつで生きられたけど
笑っていられるのはやっぱり子供の時だけだった
大人はなんでこんなに嘘つきな奴ばかりなんだろう
誰かを守るため
誰かを助けるためにつく嘘ならば素晴らしい
だけれど誰も守れず誰も助けられない
ただ誰かを持ち上げるための愛想笑いだったりお世辞じゃ悲しいだけさ
そうやって笑ってる僕も深く傷ついて
笑ってるのになぜだか心がどしゃ降りなのは この笑顔がまったくの嘘だからなんだよ
僕はいつも笑って世間に嘘をつく
平気なようで平気じゃない
誰か僕の嘘を暴いて白日のもとにさらしてくれ
世間でつく嘘は なんの役にも立たないし
ただつくたび悲しくなるだけさ むなしさが募るだけさ
できるなら 嘘なんかつかずに 素直な心だけで生きたいんだよ
だけれど立場や上下関係や 邪魔くさいものが沢山あるから
僕は位置づけられた
場所から動くことはできない
えらそうなことをほざくなら 這い上がってここまでこいとばかりに見下されるけど
僕はえらくなりたいとは思わない
えらくなればなるほど人から遠ざかる気がするから
この場所で
ずっと嘘をつき続けるよ
道化師は笑うよ
嘘をつくように
今日も冷たい世間の風に吹かれて
マッチを擦るように
優しさやぬくもりにあふれた愛を求めて
この街に居続けるけど毎日が悲しいよ
嘘つきばかりの街の中 僕も同じ嘘つきさ
鏡に映る僕の姿はいつも情けないさ
でも、素直な心はやっぱり隠せないものだね
涙があふれる帰り道
今日も1日が終わる
ほら嘘つきはどこだ? もうどこにもいないだろう
ここに今いるのは
悲しみに涙を流し
喜びに顔をほころばせる 素直な人だよ
いうなれば僕は正直者の嘘つき
本音は嘘などつかず正直に生きたいのに
嘘をつかずには生きられず 居場所さえ与えられない世界が生んだ矛盾の中であがく幼子。
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回周遅れのランナー
最下位を走ってるのに なぜか余裕な顔
単に馬鹿なのか
何か策があるのか
わからないランナーは今日も一番後ろで笑ってる
人生はいつでも競争事 少しでも気を抜いたら すぐに抜かれる
彼はそんなこと考えない
人生はいつでも楽しむものさと
自由な風に吹かれて
豊かな音色を紡ぎ出す愛着あるアコギと戯れて
歌いながら
笑いながら
走り続ける
彼こそ理想のランナー
みんなが必死こいて取り組むことも彼は不器用なのかやる気がないのか
興味も示さず
空を見上げてる
いつか彼が話してくれた
僕は青空が好きなんだ
彼は笑ったよ
一番の称号なんかいらない
いつでも笑えるなら
いつでも幸せなら
それでいいのさ
回周遅れのランナーは歌うように
踊るように
景色に咲いた
花のように
生きると言った
彼は前を向くことしか考えない
人生はいつでも楽しいものさと
自由な思想を広げて
豊かな色彩をかもし出すひと味違う夢を抱きしめて
歌いながら
笑いながら
走り続ける
彼こそ本物のランナー
青空に浮かぶ雲のようなランナー
彼が目指しているのはゴールじゃない
どこまでも終わりのない明日なんだ
笑っちゃうよね
でも素晴らしい
彼は素晴らしい
一番後ろを走りながらも気持ちだけは僕らの何万キロ先を走ってるんだね
僕の理想は彼のようなランナー
青空に浮かぶ雲のようなランナー。
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人を助けることに理由なんていらない
人を愛することに理由なんていらない
人を守ることに理由なんていらない
人をかばうことに理由なんていらない
人を思うことに理由なんていらない
人に憎まれたり人を殺めたり どうして人は人の道からはずれたことを平気でするのだろうか?
人を愛したり 人に愛されたりする事に理由なんかいらないんだよ 探しちゃいけないんだよ
理由もなく人は人を愛して 人は人に愛される それでいい
それでいいじゃないか
つまらない理由で繕うならば それはもどかしいだけだから
たったひとつの理由が見つかるまでは
理由もなく僕はあなたを愛して 理由もなく僕はあなたに愛されていたい
あなたを助けることに理由はいらない
僕が君にすることに見返りなんかいらない
理由のない愛があったっていいと思うよ
僕は今日もめぐりくる明日も理由もなくあなたにいいところ見せようと奮闘して空回り 笑ってごまかす そんな繰り返し
僕が生きていることに理由なんてあるかい?
僕が生まれたことに理由なんてないだろう?
理由とはかわせない運命には結びつけられないものなのさ
僕が生きていることも
君が生きていることも
いつか生まれたことも
いつか死んでくことも
理由のないめぐりあわせ
それを動かすことができないならば与えられた時間や有余を大いに楽しむんだ
あなたは理由もなく
ここに生まれて
そして理由もなく
生きている
僕も同じだ
理由なんていらないよ
僕もあなたも理由もなく今日を生きてて
明日をめざしてゆく
そこに理由なんて
あてはめられない
でも無意味じゃない
あなたや僕が生まれたことや生きることには理由こそないけど大きな意味があるんだよ
それは理由以上の
意味があるんだよ
いつかはっきりとわかるよ
あなたがここにいる意味が
人は誰でも理由もなく最初から人だから。
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悲しみの通り雨が君のほほを濡らすとき
僕は何ができるだろう
くだらないことにいつも時間を費やして
気づけばほらね
あくびばかりの日々
いつだって
同じことの繰り返しさ
間違いも笑顔も涙も
夜も朝も晩飯もサヨナラのセリフも怒る要因も全部
あなたは
あなたは
あなたは
僕の最愛の人だよ
あなたは
あなたは
あなたは
僕の最後の光
優しく照らして
言葉をなくして
立ち尽くす僕を
いつか抱きしめて
そっと抱き寄せて
アイラブユー
オーマイラブ
あなたの膝の上で眠りたい すやすや
あなたの
あなたの
あなたの
愛は永遠を描きながら僕を包み込み
あなたに
あなたに
あなたに
幸せと安らぎを与えるように
どうして
どうして
どうして
愚かな僕に愛をくれるの?
アイラブユー
オーマイラブ
いつもあなたの膝の上で眠りたい おやすみ
あなたの あなたの
あなたの
膝は優しいゆりかご
安らかな夢へ導く魔法の箱船
あなたの膝の上で見る夢はファンタジー
いつもあなたの膝の上で眠りたい
そしてあなたの夢を見たい すやすや おやすみ
アイラブユー
オーマイラブ
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも
あなたの膝の上で眠りたい すやすや
狂おしい程のこの愛を フォーユー
あなたの
あなたの
全てを知りたい
あなたの
あなたの
全てになりたい
こんな気持ち
はじめてだから
最初で最後の
アイラブユー
オーマイラブ
何度でも何度でも
繰り返す
アイラブユー
オーマイラブ
いつも ああ いつも
あなたの膝の上で僕は…アイラブユー。
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世の中の理不尽(ふじょうり)に今日もものの見事にしてやられながら
サルのケツみたいな真っ赤な夕暮れのなか センチメンタル喫煙タイム満喫
黄昏、
憧れ、
向かい風、
追い風、
逆らう僕らと平手食らう僕ら
財布の中の泡銭とそれでも握り拳ほどかない誇り高きプライド
夜風に溶けたため息が負けんなって言ってるようでさまだまだ若い僕だから立ち上がるよ
上司に媚(こ)びへつらい
愛想(つくりわらい)ふりまいて
お世辞売りさばくように無銭(ただ)でばらまいて
自前のネクタイ風になびかせて
靴底をすり減らし外回り
世間様の視線をかいくぐって
それも時代だとわりきりあきらめてる奴らのすぐ隣でカップめん音たててすすりながら
それでも僕は負けるもんかと ひとり荒波に立ち向かう姿勢見せるのさ
僕は安月給のいちサラリーマン
だけど、いつか
ビッグな夢
勝ち取ってやるさ
全国の肩身狭きサラリーマンよ
理不尽に今日も苦しめられて
多忙の中、時代の風に吹かれて
燃えるような
瞳を空に向け
狼みたいに
叫んでる
忘れられた愛や優しさをこの街にまだ信じてるから
嘘や嘯きなどいらなくなる時が来るはず
ああサラリーマンよ
今日もどんな思いで
堅っ苦しいネクタイしめて
満員電車にガタゴト揺られてるの?
世の中の理不尽にしてやられながら…
本当は悔しくて仕方ないくせに唇かみしめても 愛想笑いして立場を守りながら
我慢し続けてるのだろう? わかってるさ
僕も同じ立場だから
ああサラリーマンよ
断崖に咲く花よ
荒波にさらされ
潮に 侵されて
それでも
笑うのかい?
なあなあ
サラリーマン?
おまえの涙は嘘じゃないんだろう?
ならば、恥じることはない
目一杯泣きなよ
「時代の風に吹かれて」
気に入っちまったよ
その言葉
ああくだらねえ毎日
それでも愛すべきエブリデイ
さすらってさすらって…。