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季節はまたふりだしにもどって 去年散った桜も咲いた
あたたかな風に包まれて なんだか素敵なことが待っている気がするんだ
どんなに些細な事でも見方を変えたらきっと それなりに幸せだって思えるから
何度もすれ違ったあなたと今も変わらない愛を説きながら 毎日を過ごしていける幸せ
桜の花びらひらひら舞う 春の魔法にかけられて
鮮やかな桜色に染まった僕の街
ほらね耳をすませば
春の音色たちが奏でる美しいオーケストラ
春を盛り上げる魔法
かけられて
導かれて
たどり着いた
スタート地点で
今日も誰かの足音
楽しそうな笑い声
ウグイスの鳴き声
アラウンドオーケストラ
僕も奏ではじめるよ
指揮者が指揮棒(タクト)
振り上げれば
歩き出す僕ら。
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僕らはSとNの関係
どんなに離れても
引き合う磁石さ
晴れた朝に飲む
一杯の珈琲のように
欠かせないふたり
会話はしどろもどろ
あちこちつぎはぎだらけ 嘘もつくし場合には繕う時もあるけど 作り話じゃない
途切れ途切れの会話もあなたとなら楽しからずや
気ままにハレルヤ いつまでもふたり このまま 向き合って抱き合って重なり合って
やがて引き剥がせないほどひとつになって
愛という磁力だけで
同じ夢を見ている
同じ明日を観ている
同じ希望を持ってる
同じ空を見上げてる
僕らはただの磁石さ
愛という磁力で引き合うように手をつなぎ ともに同じ大地の上で同じ風に吹かれてる
僕らは単にSとNの関係
何度喧嘩しても
けっして離れない
愛という磁力で繋がってる磁石さ
同じ極同士はくっつき合わない
だけれど全てを分かり合えないからこそ僕らは引き合う磁石になれる
愛は完全であってはいけない
愛は完璧であってはいけない
不完全でいいんだ
未完成でいいんだ
許し合い
譲り合い
手を取り合う
ことができる
見た目こそ
あまり変わらない
僕らだけど
違う魂持つ者同士
引き合うのは
愛という磁力があるから
今日もSとNの僕らは何かは反発しても何かはかみ合うよ
今日もある瞬間ある場面で仲良く磁石になれる
ほらねみててごらん
どんなにすれ違ってもすぐにまた仲直り
引き合う磁石のように僕らは手を繋ぐよ
生まれた場所も
育てられた環境も
育てられ方も
違うけどなぜか
許し合い譲り合い
手を取り合い
愛し合える磁石さ
今日もまた
明日もまた
僕らは引き合う磁石。
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同じ雨でも感じる気持ちは違うから
あなたにはやさしい雨
またべつの人には冷たい雨
降り注ぐ雨をよけるように歩くあなたは
よけきれずに 悲しみにひれ伏して
しとしとと降る雨は街や人をただ濡らすだけじゃない
肌をつきぬけて
人の心も濡らす雨
静寂の中に降る太陽の光を浴びて あなたも僕も笑ってる
朝はただあくびして
夜はただ眠って
ただそれだけの毎日さ
特別な事など何もなくてもいい
何もなくてもいいさ。
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何も大したことなかった日も ため息つく前にさ 考えてみてごらん 今の君を
目の前のごちそうをたらふく平らげて満足している顔だけど
心は何ひとつ変わらないまま 空腹のままだよ
特別な事なんか何も起こらなくてもいい
ただ朝が来て遊ぶなり仕事するなりして いつの間にか夜になって 1日が無事に終わればいい
元気な声で誰かにただいま言えたらそれでいい
僕は何か 大切なこといつの間にか見失っていたかもしれない
それはどこにでもあるけどなくしやすいものなのさ
あるべき僕らの姿とはかけ離れた
欲望で腹を満たすだけの日々
それを幸せと呼ぶのかは僕にもわからないけど
きっとお金や宝石には加算できない幸せがあるから
あなたが浮かべるその笑顔
あなたが誰かに捧げてるぬくもりや優しさ
見返りなどは望まないその汚れのない瞳で幸せなどは簡単にこの手の中さ
腹は膨れ
心は穏やかだ
もともと値打ちなどないものだけど
お金じゃとても買えないものだから
僕はなくしたくない
これからも抱きしめていたい
あなたの笑顔
優しさ、ぬくもり
その果てしない愛を
値段などつけようもないその命を
僕は抱きしめていたい。
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僕は何が不満なんだろう? この贅沢極まりない毎日にこれ以上どんなものを求めているんだろう
いつになれば一体
欲望の口をふさげるんだろう
人は誰でも心に弱さを持っているから
気を抜けばすぐに汚れてしまう大事な部分から
だけれど心は本来優しい気持ちに満ちあふれてるから
わるいことをしても
心が痛まない事はない だから僕は過ちを犯したあとで 冷静になったとき 後悔したり嘆いたりするんだ
たくさんの便利な物で溢れかえった 世界の中で何を不自由に思うの?僕を含めた若者よ
着の身着のままじゃ今の人は何もできない
通り過ぎる大人たちは口々に嫌みをこぼすのさ
もし荒野に置き去りにされたら何もできないまま死ぬだろう
そんなこと言われている
だけど
本当は僕らだって
何かを成し遂げたいと思ってるんだよ
だからこそ生きてるんじゃないか?
無気力感にさいなまれた 僕らはまるでクラゲのようにゆらゆらとさまよって たまに何がおかしいのか笑って
流行りにばかり
気がいってめぐりのわるい悪循環
若者たちで溢れかえった都会の片隅に
求めていたような自由はあるかい?
届かずともその思いを歌にして声に出して 歌ってる路上シンガーが自由を探して
日々、路上に立って歌ってることに意味はないとしても
僕もあんな風に意味など考えず 誰かを愛したり 誰かを守れたりできたなら
生きている意味などは自ずと見えてくるだろう
ゆらゆら揺れながら
旅人気取るように
骨もないクラゲは今日も歌うよ
現代人をバカにするなよ
こんな時代に生まれただけさ
べつにだれかのせいにしようとは思わない
僕はただ日々歌うように生きるだけだ
流れるようには生きられないけれど
素晴らしい明日を
夢見ながら
頑張って
傷ついて
笑って泣いて
そうして生きてる
ほめられたもんじゃないこともするけど
必死な僕らを笑える道理はあるか?
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無い物ねだりの延長戦今も続いている
僕の夢は大金に埋もれて 高いビルの一番上で天下とった気になる事
僕はもう 何が幸せなのか わからなくなってしまって
誰のことも愛せない
馬鹿みたいに人で溢れかえったこの街で
誰を愛し 僕は誰に愛されているの?
孤独という言葉では
悲しみという言葉ではくくれない涙があるから
時代は移り変わる
人の気持ちも変わる
無駄に歳をとる僕がいる こんな思いをするくらいなら生まれなきゃ良かったよ
そんな事をいつもこぼしてはいつまでも子供みたいにだだをこねているだけなんだ
風が少し吹いただけで 恐れおののいて
風向きが変わるように気分が変わったりするから僕はわがままだ
死んだって変わらないだろう ばかはなおらない
認めてやるぜ
僕はいい人じゃない
すぐにあきらめて
すぐに弱音吐いて
逃げ腰になる
だめなやつだ
嫌われてもいいんだ
自分の非を認めるよ
だけど僕だって
だけど僕だって
生きていたって
いいだろう?
笑っていたって
いいだろう?
泣いたって
いいだろう?
ここにいても
いいだろう?
居場所があっても
いいだろう?
歯を食いしばって何かにたえるのはもうたくさんだ
人なんて所詮 ひとりじゃ何もできやしない。わかってる
だけれど大丈夫ですなんて強がってしまうんだよ
今日も僕は何かが悲しくてさ 何かがうれしくてさ 根拠はなんにもないけど
ここにいたい
そして笑っていたい
時には泣いていたい
いろんな出来事にぶつかって ばかみたいに誰かに慰められて 人のあたたかさを知って そんなふうにみんなの中でアホみたいに本音ぶちまけて
生きていたいのさ
ばかなくらい笑って
ばかなくらい泣いて
ばかなくらい歌って
ばかなくらい生きて
生きて 生きて
死ぬまで生きて 生きて
バカヤロウはバカヤロウなりに生きてるよ
きっとおまえも。
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悲しみにのされてうつむいている人の背中にどんな言葉をかけたらいいだろう?
先生、教えてよ
そんなに頭がいいならば
テレビでえらそうな顔をしておきながら
逮捕されてる輩の言葉なんて聞きたくもないさ
この世界には不器用だって 貧しくたって必死で生きようと働いている人がいる
そんな人に比べたら
あいつらなどは足元にも及ばねえんだ
希望を持って生きてゆけばきっと夢は叶う
そんないつになるかわからない確証もない言葉には惑わされない 僕は誰の言葉にも耳を傾けない
絶望に打ちひしがれるほど僕は努力をしてるわけじゃねえが
生きている者としていえることはあるからさ 声を大にして
叫びてえ思いがあるんだぜ
テレビで冠番組牛耳りベラベラしゃべるおしゃべりな奴なんかより 陰で知らないところで必死に世の中支えてる人たちのほうが何倍もえらいんだ
俺たちがここにいるその証を見せろといわれたなら
僕らは誰ひとりそれを証明することはできない
なぜならば僕らは生きているけど それは生かされてるだけだから
前に進む事よりまずは生きる力を身につけて その死魚のような瞳に光をたぎらせて 言いたいことをぶちまけてごらんよ
彼が生み出したロックンロールは僕を見捨てなかった
汚いやり方でのし上がった者たちが 優しさより冷酷さを人々に植え付けても
僕らは惑わされるな
大切なのはいつも
寸分違わぬ 愛情だけだ
生きていくために
資格とかさ 証だとかさ 身分を明かす必要は果たしてあるのかい? 僕は腐ったって僕で どんなに落ちぶれたって僕からはみ出すことなんざできないんだぜ
だから僕は明日も僕に対し
卑しさも 優しさも
憎しみも ぬくもりも何ひとつ
裏切れない
そういうふうにつくられているからさ
言い訳の数だけならば負け知らず
そんなの自慢にならないね
でも、上等だぜ
病んでる世界にロックを推進せよ。
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今日も色んな事がありました
悲しかった事
嬉しかった事
あっという間に
時間は流れて
気づいたら
もう夜でした
こんな風に
いつか 僕は
全ての朝と夜を
使い果たして
死んでしまうのかな
それならばもう少し
笑っていたいよ
できるだけ長い間
生きて 笑いたいよ
あっけない
1日の終わりに
僕は
なにをするでもなく
ぼんやりしていた
また明日から 長い長い一週間が始まる
けれどなんだか味気ないまま いつも終わる休日
切なさだけを残して
こんな風に
すぐに みんな
全ての夜と朝を使い果たして
天に召されてゆくのかな
世界中の人たちが笑顔で今日を生きれますように
おそれながら僕は願います
誰もが抱えてるこの言いようもない切なさを僕も痛いほど感じているから
一杯の珈琲を残らず
飲み干すまでのこの時間を僕は味わうことができるかな
気づけば半分近く飲んでいた珈琲がほら
少しずつ少しずつ
まろやかな味になる
通り過ぎてゆく 思い出 遠ざかってゆく記憶 切なさがにじみ出る
涙が止まらない
真夜中 枕に顔をうずめて
あっという間に時間は流れて僕はもう大人になっていた
こんな風に
いつか 僕は
全ての朝と夜を
使い果たして
死んでしまうのかな
それならばもう少し
笑っていたいよ
できるだけ長い間
生きて 笑いたいよ
あっけない
1日の終わりに
僕は
なにをするでもなく
ぼんやりしていた
泣き止んだころ
カーテン開ければ
やさしく笑ってる
僕の顔が窓に映る
さあ明日も頑張ろう。
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桜咲く季節が静かに訪れし時 僕の頬に涙が流れ
忘れたはずの思い出が花びらのようにこぼれる
言葉ではいくら強がってもやっぱり心は正直だから偽れない
あなたとの楽しかった日々
今僕はその足跡をたどるように
あなたを思い出すから 悲しくなるのさ
ああ 桜咲く季節は悲しくなる あなたの影を振り払えないあなたがくれた思い出はあまりにも美しいから
桜咲くこの道に僕は今年も涙をこぼす
あなたが残した 小さなこのアルバムの中にある いくつもの写真
そのどれもが笑ってる写真じゃないけど
あなたの笑顔はまるで太陽のようだった
役に立たない 不器用なこの僕にも あなたはやさしくしてくれた 嬉しかったんだ
ああ 桜咲く季節はあなたの季節だから
まるでゴールのないマラソンを強いられているようなものさ
この悲しみには終わりはないから
桜咲くこの道に僕の涙のあと見つけたら
それは去年の僕の涙
まだ君を忘れられない
ああ 桜咲く季節は悲しくなる あなたの影を振り払えないあなたがくれた思い出はあまりにも美しいから
桜咲くこの道に僕は今年も涙をこぼす
愛とひとくくりにしてしまえば楽だけど
そんな安い恋じゃなかった だからこそ悲しみはぬぐえない
ぬぐえない
この道はあなたと歩いた最初で最後の道
春になると一面に桜でいっぱいになる
素晴らしい桜道
悲しみとやさしい思い出の道さ
笑顔も涙も記憶している桜の道さ
花びらのように 涙こぼれ 気持ちとは裏腹な青い空が心に虹を架けるまで。
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魂込めない言葉など
誰も救えない
助けられない
なんの役にも立たない
それでも言葉は不思議なもので
気持ちを伝えあう手段だけじゃなくて
その言葉以上の何かがあるんだ
僕らは何気なく
誰かに伝える時
言葉に魂を込めている
時にそれはあたたかい愛だったりはげしい憎しみだったりするんだ
今日も全ての人が言葉の雨にうたれて生きている
あなただけの1日の中で あなたは誰にどんな言葉を捧げるの?
愛を
憎しみを
どんな場面で
どんな場所で
伝えるの?
その言葉以上の気持ちが受け取ったその人の胸に風穴をあけるときもあるから気をつけてね
言葉はいつも両刃の剣
使い方を間違えたら人の心をズタズタにしてしまうんだ
だから僕はめったな言葉を
むやみに使わない
言葉などつかわなくても伝えあえことはできるから
目と目をあわせれば分かり合える
きっと
言葉は込めた気持ち以上の何かを持って
あなたに伝わる
言葉はあなたを時に思いがけず傷つけてしまう
時にはナイフのように
時にはシルクのように
誰かを傷つけて
誰かを守って
でも、言葉はなくてはならないものさ
言葉がなくなったら僕らは 迷子になってしまうよ
今日も誰かを傷つけてしまうかもしれないけど 言葉で 言葉で 会話するのさ
あなたに あなたに
やさしく届きますように
愛も憎しみも ストレートに伝わる 言葉は悪魔のような僕らをためしている
今日も誰かを 傷つけてしまう
だけどその中で誰かを救い出せる
そんな言葉の魔力は時に力以上に人を助けられる
あなたを あなたを
言葉で救えたら
きっと 僕の言葉も捨てたもんじゃない
自信が持てるよ
笑顔になれるよ
言葉は情報伝達の手段じゃないのさ
気持ちを伝えあう
手段なのさ
間違わないでね
ねえ あなたには僕の言葉はどう伝わってるかな?