詩人:どるとる | [投票][編集] |
手と手を取り合える人が誰にも必要なんだ
人は独りきりじゃ生けてゆけないんだ
強がっても切なさはぬぐえないんだよ
僕は独りきりじゃ悲しい
誰も独りきりは悲しい
それでも孤独から抜け出せない日々
もうすぐ訪れる春
読み途中の本のあいだにしおりをはさむように僕はさみしさから逃れるように
目を伏せたのさ。
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今日も長い1日がようやく終わった
いろんなことがあったけど 何が一番楽しかった? 何が一番悲しかった?
僕の知らないあなたの1日を教えて 聞かせて 話して 笑って
僕の知らない場所であなたの涙がもしも流れていて
今もその悲しみの雨がやむのが長引いているならば
君の痛みに気づきたい そして なるべく早く笑えるように
僕ができる全力であなたを慰めてあげたい
僕はいつでもあなたの味方だよ どんなときだって傍にいてあげる
今日も離れていた距離のぶんだけ さみしさを埋め合わせるようにたくさん話そう
たくさん笑おう
あなたの笑顔が僕に元気をくれるから
どんな日だって
忘れはしない
あなたがくれる愛や優しさを
僕はいつだってあなたの味方さ 悲しいときは言葉で言わなくても構わないから
それとなく 悲しい気持ちを示してね
そしたらすぐに僕はあなたの傍 寄り添って そのさみしさや切なさと一緒に闘ってあげるから
僕のこの精一杯が嬉しかったら この手をそっと握り返してね
永遠の愛を描くように 僕の傍で僕だけのあなたとして 笑っていてくれること ゆるしてくれるなら
僕はいくらだって頑張れるから あなたのために精一杯の愛で応えたい
ただ男と女の人が一緒にいるだけ
構図だけならば簡単だけど あなたが傍にいてくれれば僕の目に映る世界はたちまち輝き出すから
願うならば 永遠だよ
僕は君だけを愛してるんだ
アイラブユー
アイラブユー
何度でも言うよ
ただ一途に精一杯あなたを愛してる
壊れるくらいの愛だよ
永遠にだってあなただけを愛してる。
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君の笑顔が太陽のように元気のない僕を照らしてくれる
まるであなたの笑顔は陽射しのようにやさしく 大地を照らす
僕にはその笑顔が何よりの栄養源
元気の源さ
君が笑ってるから今日も僕も笑えるんだ
体中みなぎる元気 あふれる笑顔 ビタミン。
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泣いて 笑って 人は生きてゆく
頑張れないときも
頑張れそうな時も
人は知らないあいだに頑張ってる
だから大丈夫
大丈夫だよ
あなたが思ってるよりあなたは頑張れている
あなたは頑張ってる
頑張ってる君へ
今伝えたいことは
なにもないよ
あなたは頑張ってる
明日もあなたは笑って 泣いて 生きていく
僕も頑張るよ
頑張る君を見習って。
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戯れ言のような僕の言い訳が見苦しく吐き出された夜に
神様は天罰さえ与えなかった そのかわりさびしさはそのままだった
めずらしく酔いつぶれた夜は 愚痴ばかりが口をついて出る
涙とため息のあいだに
アパートの一室にて昨夜未明 首吊り死体で発見された○○県の某
ラジオから流れたそんな悲しいニュースを聞いたらなんだか他人ごとじゃないような気がしてさ
明日にはそれが自分になるような気がしてさ 心もとなかったんだよ
だから涙は死なないことにしたんだ
結局どんなに悲しくても命投げ出すほどじゃないって思うから まだ僕は無傷で時々笑って時々は泣いて こんなふうにたまには悪酔いしてる
自殺未遂もできないくせに死にたがりやの僕です
結局一年、また一年
歳をとるばかりさ
一向に死に神は 僕の部屋には来ない
簡単に死にたがる僕の意思は脆いから
気分はいつでも変われる
死ぬことと生きること
どちらがどれだけ
楽だろう?
考えれば考えるほど
落ち込んでしまうね
アパートで昨夜死んだあの人は なぜ死んでしまったんだろう?
命投げ出すほど悲しかったなら 僕はその人に会わせる顔はない。
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転んだ人間を笑う人じゃなくて
転んだ人間を気遣える人になりたい
悲しくて泣いている誰かを悲劇のヒーローと罵る人より
そっと何も言わずに
その人の傍でその人の愚痴を聞いてあげたい
人生はね思ってるほど簡単なものじゃないから 泣いたって喚いたって 全然おかしくないさ
生きるってことは多分僕が思うに死にたいって気持ちに負けないようにする
それが一番大事なんだって気がするんだ
それが一番難しいから
あきらめ上手な僕も命だけは投げ出さないで今も生きているんだよ
頑張ってる人って どんなことですか?
きっと 何かに一生懸命になって 転んだり笑われたりしても
強く強く生きてる人のことを指すのでしょう
なんでもうまくできる人よりも 僕は不器用でも 一生懸命な人を応援したい
そんな人のほうが好きだよ
そんな人を笑う人はきっと自分に溺れている人なんだろう
人を笑わば 自分にすべて返ってくるんだよ
人生は長いんだから
そんなに焦るなよ
そんなに慌てるなよ
あなたがどんな状況にあるかはわからないけど
無理してからだ壊すなら 無理などしないほうがいい
無理して心病むならば 無理しないことにこしたことはない
人生はいつでも
自分のペースで生きていこうよ
他人のペースに合わせてもうまくなんて笑えるはずはないんだ
うまく笑いたければ
なるべく他人のペースに巻き込まれないようにすることさ
人生は無理せず なおかつ頑張ろう
難しいんだよね それが一番ね
愛想笑い浮かべ お世辞言いまくる
大人も大変だ
君の大変さはよくわかる
でもみんなほとんど同じような悩み持っている 君だけじゃないんです
でも君の涙わかる
君の言いたいことは痛いほどわかるから
僕は誰の苦労にも
何も言えないんだ
僕にできることは
自分のなすべきことをしっかりやって
頑張ることだけです
今日も明日も同じです。
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僕は単純な人間だ
簡単にしか考えられない
優しさとか愛しさとか誰かを心から思える気持ちとか 見失ってる世界の空の下
繰り返す毎日を本気で楽しんでいるのかと聞かれたら完全には「うん」と頷けないよ
あなたを今必要としている人は案外傍にいて
あなたが今必要としている誰かが案外あなたをそれほど悪くは思ってない
そんなことだってあるさ
人間誰も心を持っているんだから
話し合えば
きっと分かり合える
いつかは分かり合える
目と目で見つめ合いお話できない今の人たちの寂しさっていったら
荒野に吹く空っ風そのものさ
目と目でお話しようよ
古いなんて言わないでさ
心から心から 優しくなろうよ
心から心から 人間ってものを見つめ直そうよ
大事な何か見失ってる 今の人たちの心の闇を照らすまばゆい光を一緒に探してゆこうよ
その光はあなたのすぐ傍にある厳しくもあたたかい笑顔だったり
誰かのぬくもりだったりするんだよ
あなたの目を見て
あなたの声を聞いて
携帯越しじゃなく
面と向かって話をしたい
便利なものに頼って活字離れしたこの世界に愚痴をいうようにSOS信号を送るよ
今に誰も優しさや愛ってものを忘れてしまう気がしてこわいよ
僕はこの街を 素直に信じられず 疑ってしまう時がある
大切なことは多分 計算とかでは割り出せないけど すごく単純な答えです
計算するまでもない
愛、優しさ、当たり前なこと
一番大事なものが
消えかけてる
この世界には 人を思いやったりする心がなんだか最近 希薄になった気がしてる
携帯越しじゃ 人の表情はわからないよ
ネットパソコン画面越しじゃ 本当の気持ちはわからないよ
声と声だけじゃ互いの本当の悲しみや本当の喜びには気づけないよ
やっぱり手に手を取り合って昔みたいに
なんにもなかったあの頃のように 便利なものが当たり前じゃなかった世界で生きてみたい。
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たくさんの物であふれている世界
欲望に拍車をかけて
あれもあるこれもある
便利になるのはいいことだけれど
なんだか便利になりすぎて寂しさが際立つ
便利じゃないからこその 良さもあったのに 便利になるたびその良さを隅に追いやってる気がしてるんだよ
僕ももうおじさんかなあ
流れゆく時代の流れについて行けないよ
便利なことはいいこと?それとも悪いこと?
便利になることで省かれる苦労や手間もあるけど便利になることで見失う何か大事なこともあるんだよ
忘れてるね
便利な世の中は人をなまけものにする
働き者の時代はもう終わったのかな
最近思う
だけれど僕は便利な物で溢れかえったこの世界で 何を不満に思うでもなく
あるもので笑うよ
あるもので楽しめるよ
なにもなかったから
考え出された遊び
なにもなかったから
あふれた豊かなアイデア
そういうものが当たり前だった世界では誰もが不満など言わずに それが当たり前だと笑っていられたのに 便利になればなるほど人の心は病んでゆくようで悲しいのさ
寂しさ際立つ時代の中なんでも手に入ると思うその心は本当に当たり前だろうか?
なにもなくても
笑ってみせろよ、自分
なにもなくても
生きてみせろよ、世界
あくが浮かんだ僕の心
何がそのあくを掬い出してくれるだろうか?
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桜咲く季節が来たよ
出会いと別れの季節
卒業する人
入学する人
入社する人
いろんな出会い
いろんな別れ
笑顔と涙の空の下
桜は綺麗に咲くだろう
そして君の涙や笑顔を見送ったら旅立つように散ってゆくよ
思い出す 僕が学んだこの校舎から卒業した時
あざやかな桃色の桜が咲いていた朝
この校舎と別れる僕の背中を何も言わずに見送っていた桜
あれから時は流れて僕も大人だよ
毎日油にまみれて
工場で汗をかいているよ
桜が咲くと思い出すよ
あの時の涙
あの時の笑顔
いろんな思い出
あの日僕を見送った卒業の桜に
今年も誰かが見送られて 旅立つその背中に花びらがこぼれ
その人の心に思い出を刻むのだろう
笑顔も涙も桜色に染まるような
あざやかな日になるのだろう
旅立つ人の背中に僕は卒業の歌を送るよ
ふいに肩先にこぼれるような花びらのような儚いメロディー
そっと
卒業と桜の季節
色濃いその関係
忘れられぬ思い出の中の君のあの涙よ
時を駆け抜けあざやかに花開く
夢という桜になれ
未来に花開く 桜になれ。