詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたがここにいる
それを証明するものはなんだろう?
胸に手をあてても
疑わしいならば
ほかにどんな証があるだろう?
あなたの足元に咲いている黒い影はあなたの分身だし
あなたがここにいることを誰よりわかってくれる人も沢山いるじゃないか
あなたがここにいることこそ紛れもないあなたが生きてる証
ここにいる人たちの笑顔や涙に触れ合うことで僕の存在はなお際立つのさ
あなたがここにいることを紛れもなく確かにしてくれているものは あなたの中に流れている真っ赤な真っ赤な血潮
そして素晴らしい素晴らしいこの鼓動
どんな音楽よりも美しい
あなたがあなたがここにいる その証を確かにしているのは
あなたじゃあなたじゃあなたじゃなくて
あなたの周りに咲いている 人たちの笑顔、そして涙
あなたを思う誰かの愛、そしてあなたを大切に思ってる
誰かの優しい眼差しだよ
生まれた事を時々
嘘なんじゃないかとかまぐれなんじゃないかとか そんな事思ってしまったらだめさ
あなたがあなたがここにいられるのは
あなたじゃあなたじゃあなたじゃなくて
あなたのあなたの周りに咲いている 誰かの誰かの愛や素敵な素敵な笑顔
あなたをあなたを思う 誰かの誰かの優しい気持ち、そして世界で一番愛すべきあなたの特別な気持ちなんだよ
あなたのあなたのあなたの存在はあなたの周りにある愛によって守られているんだよ
あなたのあなたのあなたの存在は誰かの助けがあってはじめて ゆるされている存在だから 忘れてはいけないんだな
あなたのあなたのあなたの命はみんなの手によって 支えられ守られ 大事に大事にされながら 今日もここにいさせてもらってるんだよ
そんな謙虚な気持ちでさ
いつでもいつでもいればいい
えらそうな顔してはだめだよ
あなたの存在を確かにしているのはあなたの中にある誰かの絶大な愛や笑顔
それは僕がいる証。
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何もない世界なら
あるもので遊ぶさ
でも、退屈しそうだ
愛し合う人が傍にいても退屈は紛れない
ここは誰も見知らぬ世界 真っ白な壁が天高くそびえ立ってる世界
何かを反対する人たちと
何かを賛成する人たちが常に闘う世界
毎日、死体が出るから 墓石屋と葬儀屋は休む暇もなく忙しい
秩序なんて無いから
法律もないようなもの 今日も誰かが必ずどこかで命を落としている 事情から目をそらしてばかりいて
えらそうな顔している大人たちが 肥え太る世界
社会に魂捧げた僕の懐はあたたかいよ
その恩恵をうけている人たちの笑顔はどこか病的で気持ち悪い
ここは見知らぬ世界だよ 秩序なんてとっくに死んだから 毎日誰かが誰かを殺めては 山積みになる死体
空を飛ぶ鳥たちは
ゴミを漁る 骨と皮ばかりのカラスが僕に悲しそうな眼差し向けても何も言えることは無いよ
ここは見知らぬ世界
誰も住みたがらないから いつしか ゴーストタウンになってしまったよ
家族の笑い声も
恋人たちの愛も
忘れ去られた
見知らぬ世界
吟遊詩人たちが
ホームレスのように
群がり 似通ったうた詠ってるだけ
そんな見知らぬ世界
ここが見知らぬ世界
ご存知見知らぬ世界
水はよどみ 緑は枯れて
空気は汚れ 人の心は病んで
見知らぬ世界にようこそ望むなら扉を開ければいい
あなたもこの世界の色に染まってしまえ
見知らぬ世界が僕を導くように誘うよ
手招きする
見知らぬ世界
歯車は錆びて 耳障りな音立てて 僕らは愛だ愛だと騒ぎ テレビの中でまだ死にぞこないの政治家たちが腐敗した議事堂で論争繰り返す
死語で綴ろう 未来への希望 きっと大丈夫 そんな事言ったのは誰だ 今さらわからない
見知らぬ世界で
あるもので遊ぼう
詩人たちと詠おう
見知らぬ人と
見知らぬルールの中で
見知らぬ場所で
見知らぬ夢を見よう
くたばるまで。
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さあ今日もお客さんに 営業マン張りの ピエロスマイル投げろ
拍手と歓声得るために 僕はピエロになるよ
社会はいわば サーカスの舞台 僕ら社員は一様にピエロ
愛想笑いもお世辞もね 上司へのヨイショも曲芸のようなもの
あしたへと綱渡り 時には火の輪くぐり 玉乗り 空中ブランコで未来へとジャンプ
うまくお辞儀できたら とりあえず1日はおしまい
色とりどりの服を着て 心にまで化粧ほどこしたら もう泣かない泣かない 僕はピエロ
さあサーカスのはじまり はじまり
拍手にお出迎え笑え ピエロ 耳まで裂けた笑顔で お客さんに笑え 笑え 笑え
いつだって ピエロはスマイルさ
あなたの笑顔がお客さまを何より喜ばすのさ でも僕らのほうは一向に楽しくない
それでいいのさ
納得できるだろう?
疑問だけが残る日々
歪んだ笑顔が鏡の中
醜いから 泣いた
でもあしたになれば不思議なくらい 笑ってる僕がいる
その姿はどこからどう見てもピエロだね。
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言葉にならない悲しみを
言葉にできない喜びを
僕らはあまりに知ってしまっている
言葉にならないさびしさを
言葉にできない切なさを
誰もがみんな抱えてしまったよ
言葉ではくくれない何かが
言葉では語り尽くせない何かが
誰かを今日も苦しめているよ
僕は何もできない
僕は何もわからない
でも僕は僕の
君は君の
今を精一杯生きている それだけで素晴らしい
そういうことにしてはいかがでしょうか?
今は言葉にならないならば余計な言葉で穴をふさぐより
ずっと
ずっと
素晴らしい
だから人は
何も言わず
本当に悲しいとき
本当に嬉しいとき
涙を流したり
笑ったりして
誰かを抱きしめるのさ。
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どんなに 励ましあっても負った傷跡は消えないよ 記憶からも心からも素肌からも
でも僕らは愛し合える生き物だから
今日もなにかといって愛とほざいている
向かい合わせでお話をしよう
携帯は鞄の中にしまって たまには目と目でお話しよう
どんなことでもいいから
いつでも どこでもいいから
あなたの悲しみ教えてよ
あなたの喜び教えてよ
あなたの好きなこと
嫌いなこと
お話しなくちゃわからないこと
なんでも知りたい
なんでも聞きたい
だからお話しよう
またもやここでも「愛」とほざいてさ。
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人生はいつでも焦らないことが肝心なのです
急がなくても終わりはいつかやってくるから
いつか終わってしまう人生のために 走るより歩こう
坂道が続きます 上ったり下ったり 大きくカーブしてたり
時々は悪路に出会うので気をつけてね
悲しみも喜びも旅にはつきもの 失敗したって恥じることはないさ 大丈夫、大丈夫
ドライブがてら生きていこうよ 今日も
何かいいことこちらから探しに出向こうよ
行こう 行こう 行こう
いつかいつかいつか生まれて良かったと心から思える日まで。
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ただ誰かのために優しい僕でありたい
傷ついている人を何も見返り求めず慰める人になりたい
勉強もできなくて
物事をすぐに諦めて投げ出してしまうようなだめな僕でも できることがあるってこと知ってるから
あなたの傍で
今日も僕はあなたに元気与えるため笑ってる
大きな幸せは追えば追うほど 離れていってしまうのなら 僕は目に見える範囲に咲いてる小さな幸せで構わない
無理せず
怪我しない程度に
頑張るよ
いつでも
だからってわけじゃないけど 僕の傍でその太陽みたいな笑顔で僕に笑ってくれませんか?
悲しみはいつも場面やタイミングを選ばずに僕らを 攻め立てるから 悲しいときには僕を頼りにしてほしい この猫背で良かったらいつでもただで貸してあげるよ
誰かのために ただ
生きてみるのもわるくない
誰かのためといいながら あなたのために生きたい
あなたという太陽の傍で 僕は笑っていたい いつもいつまでも
ただ誰かのために強い僕でいたい
頭より力より 心で勝負したい
肝心なとき一番大事なのはどんなときでも素直な心忘れないこと 簡単でもないけどけっして難しくないさ
愛という一文字を頭に思い描きながら 僕はあなたを精一杯愛してごらんにいれましょう
嫌なこと したくないこと 繰り返し繰り返し浴びせられる誰かの冷たい言葉や世間の刺さるような視線 から逃れるようにたどり着いた あなたの笑顔に 今日も僕は照らされ 救われて
大地に根を張る一輪の花のように あなたの笑顔に生かされているんだよ
だからってわけじゃないけど 僕の傍でその太陽みたいな笑顔で僕に笑ってくれませんか?
悲しみはいつも場面やタイミングを選ばずに僕らを 攻め立てるから 悲しいときには僕を頼りにしてほしい この猫背で良かったらいつでもただで貸してあげるよ
ハッピーかい?
何よりあなたが幸せならば僕も幸せ。
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僕らはなんのために勉強するんだろう?
僕らはなんのために働いているんだろう?
僕らはなんのために生きそして生まれたんだろう?
理由もわからないけど生きたいよ 死にたくないよ だから僕は今 何かに必死になって頑張ってるんだよ
きっと
こうしてここでただ生き続けることが
僕が僕であり続けられる僕が僕にできるただのひとつの事だから 今日も僕は僕だ どこからどんなふうに見ても僕は僕だ
僕である証はわからないけど
とにかく僕は僕なんだ
ありがとう 僕に優しさをくれて
ありがとう 僕にいろんな事教えてくれて
感謝すべき事が沢山あるから
反省する事が沢山あるから まだここでもう少し頑張ってみるよ
黙り込む夜 言葉などなんの役にも立たない 悲しみに沈んだまなざしを 夜空が魅せる星のダンスパーティー
今日も思ったよ
僕は思ったよ
そうだ簡単な事じゃないか 僕は僕であるため生きているんだ
僕は僕としての使命を果たすため
生きているんだ
死ぬまで 僕を続けて行くんだ
僕が僕が僕であるため ただそれだけのために僕は僕は僕でいるよ。
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不安という名前のモザイクが希望を覆い隠して明日が見えないでいるよ
必死で生活にすがりついていつ爆発するかわからない爆弾抱えてる
自己主張をしろと言いながらも 余計なことだけはするなという大人たちの勝手な矛盾に僕らはいつもされるがまま振り回されている
吹き荒れる理不尽で横暴な風に今日も 僕たちはただ「はい」と頷くだけで立場のない僕たちに反論なんてできるわけもない
鏡に映った自分の姿が時に醜く映るよ
でもその自分も自分である事を認められたら
少しは楽になれるかな?明日が見えるのかな?
もうひとりの僕が僕に言うよ もうそんなに生きるのが嫌ならば 死んでしまえばいいじゃないか?って
でも僕はその声を無視してまだ ここで
生きているよ
泣きながらも
毎日、生きているよ
通りすがりの人が
背中向けたまま
僕に投げつけた言葉
「言われた事だけやっておけばとりあえず首は繋がるよ…」
本当にそれでいいんだろうか
何かがおかしいな
何かが変なんだよ
この世界は
この世界は
人は誰も胸の中にもうひとりの自分を飼っているんだ
その自分は強い自分だったり弱い自分だったりするんだ
あなたの中にももうひとりの自分は確実に存在しているんだよ
ふとしたときにその自分があらわれて僕に向かって言うんだよ
「みんな死ねばいい」とか「世界が終わればいい」とか軽々しく 簡単に
生きている事がすごく楽しい時もあるし
すごく嫌な時もある
僕の中にも沢山矛盾があるじゃないか
他人ばかり世の中ばかり責められない
僕らは常に光と影の真ん中で生きている中途半端な存在なんだから
もうひとりの僕が言うよ
「頑張るのもいいけど限度を弁えて頑張れと」
めずらしく優しい自分と出会えたから僕はもしかしたらここにいられるのかもしれないんだ
あなたは幸せですか?
僕の頭の中でまわりまわる言葉の渦 ぐるぐるとまわる。
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僕らは生きている
誰がなんて言ったって
僕らはここにいる
誰が否定したって
僕らの存在は死ぬまで消えない 消えないよ、ずっと
あからさまな嘘だね
また今日もドアを開けて 愛しい人が顔をのぞかせる
愛してる ありがとう
ハッピーかい?
何もない夜だ
退屈な夜だ
並べ立てた言い訳をほらね あなたは
いつでも優しく包んでくれた
僕はここにいるよ
あなたはどこで何をしていますか?
恐怖の大魔王も
マヤ文明も
だれそれの予言も関係ない 僕らはただ明日を見つめて生きていくだけだ
そしていつか同じような事が起こった時には万全の準備と備わった危険への意識と冷静な対応で 明日をもしれない災いに備えるだけだ
僕らはここにいるよ
あなたもそこにいなよ
笑える余裕があるなら 笑おうよ そして僕と一緒にたとえば歌おうよ
ここにいる僕とあなたとの違いは何もない 何もないんだ
ただあなたはあなたの今を精一杯生きて
ただ僕は僕の今を精一杯生きていく
笑顔の仕方を忘れないようにしてほしい
悲しみに負けない強さを あきらめない立ち上がる力をなくさないでほしい
僕から送ろう 夜明けを願う希望の詩
瓦礫の中に埋もれた光を掘り起こすのはあなたたちの心如何
僕は僕の精一杯で
あなたはあなたの精一杯で
それぞれの明日を見つけよう。