詩人:どるとる | [投票][編集] |
不器用だって頑張るその姿が誰の目にも美しく見えるといいな
僕らは隙があればいつだって怠けたがるなまけものだけど
なまけものだって時には頑張る時もあるんだよ
誰かに優しくもできるし 泣いている人が傍にいれば 慰めてあげるんだ
大事なのはいつでも頭じゃなくってさ
計算など行き届かぬ
心と心の繋がり
そこで泣いている人を指をさして笑うような人じゃなくて
すぐさま 迷わずに
駆け寄って抱きしめられるようなそんな人になりたい
頭なんかわるくたっていいからさ 心がちゃんとしていれば
きっと僕らは誰もがみんな本当の人っていうもんになれるはずだ
自分を恥じることより
自分に誇りを持つんだよ
いつも自信を持つことは無理かもしれないけど
歩いていくその過程で誰もが挫折を味わって きっと1日も欠かさずに人は泣いているかもしれないけどあなたが心から生きてるってことを
感じられているならば
それでいいからね
それでいいからね
こんな簡単な計算もできないばかでも
ひとつだけいいところがあります
それは誰かを思いやれるという人間にはなくちゃならない心があること
ばかは今日もたくさんしかられて ミスもするけど 今日もばかは優しく 微笑む
不器用だけど頑張る姿が僕の目に 止まる
ありがとう おまえはばかだけど人間としては 僕の何倍も上をゆく 人だよ
そんな目をあなたは持ってるかい?
ばかをばかとしてしか見れない目は節穴さ
ばかを尊敬している僕もばかでいいよ
でも心のない人間には何にも言わせねえ
何にも言う資格はねえ
ばかが楽しくばかをやれる世界で 心と心で繋がっていたい
当たり前な事だけが重要視される そんな世界で ばかみたいに生きていられりゃ
生きている事を心から感謝できるはずだぜ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたがもっと笑えますように 誰もが誰かに願ってる
僕の一番大切な人
君の一番大切な人
その人の笑顔を守りたいと思うんだ
その人がもしも涙流して 悲しみに暮れていたときは そっと駆け寄って 何も言わずに傍にいてあげることしか できない僕を責めもせずにあなたは優しく笑ってくれた
そんなあなたの幸せのために僕はいくらだって頑張れるから
いつでも欲のないあなたは 見返りなど気にせずに僕の心配ばかりしているんだ
心配かけたくないから
僕がちゃんとしないといけないのに
だめな僕はあなたにいつも心配かけてばかりいるんだ
あなたが誰より好きで
心から愛してて
そんなあなたの幸せを守るため 僕はここにいるんだよね
だからあなたの笑顔が涙で濡れないように ずっと僕が頼りないけど 傍にいさせてもらえるだけで 幸せなことだと気づいたから ありがとう言うまえに僕はあなたに今までの恩を返したいんだよ
ありがとう
愛してる
いつも言葉にならないね
笑顔と笑顔で 向き合って ほらね僕らは誰より幸せになれるから
あなたにずっと愛されていたい
あなたをずっと愛していたい
二人の願いが重なる時 全ての光が瞬き出す 暗い夜でも雨降りの日でもあなたを思えば 平気だから
ずっとこのまま
あなたはあなたらしく
僕はもう少し頑張って
あなたにふさわしい人間になるよ
笑顔と笑顔で織りなされた日々を編み込んでゆく
僕らの毎日はずっと続いてゆくよ
愛されながら
愛しながら
たまに笑って
たまに泣いて
僕らは生きてゆくのさ
今日も僕に
優しく笑う
あなたが愛しいと思うから その愛しさを力に 頑張るよ。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
雑踏の中に投げた救いの声はあっという間に たくさんの足音にかき消された
そこで何をすべきなのか そこで何がわかるというのか わからないけどここにいるよ
立っているだけで めまいを起こして 狂ってしまいそうな夏の陽射しにうたれながら 僕らは世の中に潤いを信じたんだ
疑いもなく ただ そこにいるよ あなたがもしも僕を信じてくれるならば
言葉になどならない 僕から君へのメッセージ
真夏の青空の彼方へ飛び立った蝶
行き先はわからない
それでもあなたはそこで僕を見守っていてね
灼熱の十字路(クロスロード)
東京シティ
緑に囲まれた田舎の古き良き夏
ばあちゃんの育てた野菜にかぶりつく
川で釣り三昧
幼き頃の夏休み
毎日が本当にスペシャルだったんだ
さなぎから孵った
蝶は青空の中を
自由に飛び交う
成虫 もう子供じゃない
さあ 夏はそこまで来ている
真夏の蝶よ 鱗粉を撒き散らしながら
僕らの夏はここから始まる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
世界でただひとりの僕のお母さん
あなたは恋人や友達とは違う血のつながった愛で僕を育ててくれたよね
素直になれない時もあるけど それさえあなたは構わずにどんなことがあっても
僕を心配し続けた
いつの間にか
あなたはいない
いつの間にか
お墓の中
ああ もっとたくさん子供らしいことしてあげれば良かったな
今さら こみ上げる積年の後悔が涙になって頬を伝うよ
母の膝の上 まるでゆりかご
気づけば そこにあなたがいて
気づけば やっぱりいるはずもなくて
不意に涙ぐんだりして
遠い昔思い出したりして
いなくならないとわからない あなたの存在がどんなに僕にとってかけがえのないものだったのか
愚かな僕は今さらあなたを恋しがる
あなたは僕の全てだった
あなたは僕の始まりだった
それなのに
それなのに
ありがとうさえ言えないままお別れしてしまったよ
ああ今 あなたとの思い出があふれ出す
聞こえるかわからないけど 天国の母よ
ありがとう
そして
ごめんなさい
本当はとても 大好きだった
本当はとても 感謝していたよ
ひとり 歩き出す
僕を遠い空の彼方から見守っていてください
世界でただひとりの僕のお母さん。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
忘れたはずのイエスタデイ 胸を突き刺す
たどり着いた真夜中に言葉をなくした
一羽の鳥 翼を休めて
少しずつ 寂しさが色濃くなる
ふと気づくがら空きの映画館でひとり
映画を見てる
そんな心地
切なさが際立つよ
この街でひときわ 高いビルの屋上にのぼって叫んだ思いは強がりでしかないから
やがて 本当の気持ちが僕の頬を伝い落ちるだろう
その時あなたは
誰かに優しくするようにただ当たり前に僕を慰める
あなたが優しくすればするほど 僕とあなたの距離は離れてゆくことをあなたは知らないまま
遠い 眼差しで 隣で笑うあなたを 僕は見つめていた
あなたが好きで
ただ好きで
それだけなのに
こんなに辛くて
死ぬほど苦しくて
それなのに
叶わない恋
僕の瞳は あなただけを映しているのに
あなたの瞳にはいつだって いろんな人への愛が映ってる
五月雨よ
あなたを愛してしまった あの人への思いを跡形もなく 洗い流して
思いだけがいつも
一人歩きしていたよ
その優しさは
ギリチョコ程度の
愛だったんだね
それなのに
あなたは誰のことも
精一杯全力で愛すんだね
あなたは罪な人さ
出会わなければ
良かった
そんな思いさえ
打ち消すほど
あなたと居ると
僕まで優しい
気持ちでいっぱいになるんだ だからあなたともっと居たいと思ってしまう
あなたと居ると
毎日が楽しいから
それがぎゃくに悲しいストーリー。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
鏡に映った自分を 信じられなくなる時がたまにあります
ほらね誰かを傷つける僕がたまらなく嫌いです
でもそんな自分も好きになってしまったら 僕は僕じゃなくなる
それは全く違う人
今、リアルタイムで
僕はネットに 言葉を書き込む 窓の外は美しい月の夜
現実をシャットダウンしたら きっと悲しさだけが残るから
まだここで
生きたい
生きたい
生きたい
明日へとスクロール
ネットをとじて
夢の中へダイブ
さよなら今日よ
さよなら世界よ
我は、眠れる獅子となり この部屋で安らかに 安らかに 夜明けを待ちます
あなたの傍で
何気に
手を握って
伝わるぬくもりに素直に沈む
ネットの海に沈むように。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
人生で一番大切なのは勉強ができる事やスポーツが万能な事よりも 与えられた時間の中で自分が自分らしくいられる瞬間が実感として得られるような人生を送ることだ
人生のかけっこで一番になるような人の生き方は僕にはできない 僕は最下位だろうと気にせずにゆっくり僕なりのゴールをめざしたい
明日に生きる答えがあるからこそ 今日を生きることには大きな意味がある
どうして生まれたんだろう
どうして生きてるんだろう
そんな疑問を解き明かす答えが明日にあるならば僕は生きたい
生きる答えを見つけるために
傷だらけでも
かっこわるくても
僕が僕らしくいられるように
今日が無駄に終わらぬように
明日こそ笑うんだ
明日こそ笑うんだ
それが僕の生きる答えだ
単純だけど難解な答えだ
どうして生きてるんだろう
どうして生まれたんだろう
その答えが明日にある
だから僕は今日も明日のドアを開けるんだよ
生きる答えを見出すために
埃にまみれても
弱虫でも
自分が自分らしく笑えるように
いつか行き止まりにたどり着いて 今までの人生を振り返る時
悔やまぬように
いい人生だったと思えるように
今こそ生きるんだ
明日も生きるんだ
大丈夫 生きているかぎり報われる
それが僕の生きる答えだ
単純だけど難解な答えだ
やまない雨はない
いつか青空が見える
信じるとこからはじめよう
ばかみたいに晴れた空を信じよう
大丈夫 裏切られても誰かを信じられたことは無駄じゃない
気を取り直して 生きていこう
そこにある平凡な毎日を全力で 愛しながら ただ 僕らしく生きていこう。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
生きている事は一体 どんな事なのかと聞かれたときには
あなたならどう答えますか?
ただ 息を吸って吐いて 与えられた事をバカみたいに真面目にしていればいいのかなどうかなあ
誰にもだいたいは同じ時間が割り振られている 僕も同じ時間の中を悠々と生きる
誰かが誰かを今日もさり気なく思うように
僕も知らないあいだに誰かを思っているのかな
嫌みな誰かを憎んだり
優しい誰かを愛したり
様々な人間模様が織りなすリアルな物語
暮らしはもうしばらく続く 僕がくたばるまで 解せない思いを残したまま 命の水を飲み干すまで。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたがいて
僕がいて
みんながいて
家族がいて
友達がいて
恋人がいて
お隣さんも
地味にいる
そんな毎日の中で
欲ばかり張って
さんざんわがままに生きてきた僕だけど
二度と消えない傷跡も抱えているよ
上司がいて
社長がいて僕ら平社員がいて成り立ってる会社で毎日働いている
労働とひきかえにお金をもらって
それで一体何を買うの?それで一体何ができるの?
ほらよくあるような教科書に載ってるようなマニュアルどおりの幸せはどこにありますか?教えて
見るのもいやになるくらい うじゃうじゃと人ばかりで 溢れかえったこの世界で
今日もその中の人に僕は救われて
今日もその中の人に僕は傷つけられて
人を信じてみたり
疑ったり
様々な今を生きて
僕は現在(いま)いる場所にたどり着いたんだ
誰からも忘れ去られてもいい
ただ生きているあいだだけは 満足のいくまで 傷ついたり 転んだりしたいんだ
べつに夢を叶えたいとか 大きな何かを成し遂げたいとか そんなんじゃなくてさ
生きている意味を
少しでも
感じられたら
それだけで僕は幸せだよ
あたたかい家族のぬくもりも
微笑ましい恋人との日々も
一人になってしまえば寂しさだけが残るだけさ 淡い日々が過ぎて 何もかも 消えちまったら 痛みなんてすぐ 和らいで
一人も寂しくなくなって 一人なら一人の楽しみを見つけている僕がいるんだ
やがて僕も誰かが歩いたこの道の先で朽ち果てて 死んでゆくのが運命なのさ
社会にとらわれた身体 自由など夢のまた夢さ
でも限られた自由の中で僕は笑ったりしている 完全には自由じゃないからこそ
守られていることもまた事実
情報化社会に埋もれた人と人が長い年月をかけて積み重ねた
愛や友情の記録を僕も残したいのさ
朝は普通に飯を食って
夜は普通に風呂に入ってぐっすり眠れたならそれでいい
独り今日も私腹を肥やす。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
青い空 白い雲
蝉しぐれ 線香花火
夏祭り 縁側でスイカの種とばし
懐かしい夏がもうじき帰ってくる
長い長い坂道を 汗だくになりながら
暑い日差しに焼かれて あなたとのぼったあの夏に忘れてきてしまったよ たくさんの思い出 光り輝く記憶のかけら
そのひとつひとつが宝物だよ
もう多分二度とは返らないあの夏に
大人になった僕は夏になっても ただ暑いだけで エアコンの利いた部屋で 涼んでるだけの日々
幼い頃のようなドキドキやワクワクはここにはないよ
四畳半の安いアパートにも
夜中のコインランドリーにも
深夜のコンビニにもあの夏の香りは匂わない
今はもう願っても手には入らない夏のわすれもの
忘れたまま ずっと僕の胸に輝く僕だけの思い出
ほらもうじきやって来る 切なさを連れて
刹那に過ぎ行く日常会話のように ほらね 気づけば僕ももういい歳だな
夏にわすれものしてきてしまったよ でもそれが何かはわからない
でもとてもかけがえのない どこにも売ってない いわば幻ともいえるような きらめく思い出のかけら
僕の胸に今も突き刺さってる 思い出は痛みを伴って夏になるたび この胸によみがえる
遠い遠い夏のわすれもの ひとつ ほらね線香花火のように
ポタリ静かに 涙の雫こぼれるように
見えない思い出があふれた
狭いアパートの一室から ふと窓を開けた景色の彼方に見えた
打ち上げ花火
儚く 散った
ああ 切なさが部屋いっぱいに広がったよ
たばこ吸っても
目をとじても
耳をふさいでも
ごまかせない
あの夏の心地よい暑さは この肌にまだ少し その痕跡(あと)を残してるから
忘れられるわけはない
あの日の暑さ
あの日の僕の笑顔
空高く打ち上げた花火と大好きなあなたのぬくもり
その全てがわすれものだよ
ほら指折り数えるまもなく やって来る
面影のような逃げ水の彼方から。