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悲しみに沈んだ瞳を濁らせる 雨降りの街 5月のおへそど真ん中
旅の途中ですがここらで休もう
最近思うのは あきらめてゆくだけの人生にはさほど 苦しみはないということ
このまま 流されたい
心までレイニーデイ
雨降りの心地
涙色した季節だ
もう何もかも
忘れたい
にじんだ夏空に
笑顔がもどるまで
心晴れるまで
雨に濡れて。
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力の強い人 力の弱い人
頭のいい人 悪い人
前向きな人 後ろ向きな人
才能のある人ない人
人の良し悪しは何で決まるのかな
きっと頭じゃないことだけは確かなんだ
どれだけ頭が良くても 悪い事をする人はいい人とはいえない
頭は悪くても 何かひとつのことに打ち込んで 努力したり頑張ってる人のほうが何倍もえらいはずだよ
他人をだましたり
お金のために他人を傷つけたり 誰かのことよりも自分のことしか考えられない
そんな人になるくらいなら 断然僕はバカでも 心の大きな人になりたいんだ
名を残せなくても貧しくても必死で今を生きる人がたくさんいるんだな
頭なんかどうだっていいから 誰かを思える そんな優しくて人間らしいあたたかさにあふれた人になりたい そして血の通った人間になりたい
なんでも階級とか歳の差とかで人を優先する世の中はもう古くてさ これからはその人の頑張りだとかさ 一生懸命打ち込む姿だとかが尊重される世の中になってほしいものさ
結果はついてこなくても その過程が大事だって思うけど なんだかみんな結果ばかり気にしてるようなんだよ どれだけ自分が頑張ったのかはその人にしかわからないもので えてして人間ってものはどうしても結果に目がゆくんだ
一体その人の何を知っていて あなたはその人の全てを知ったような顔で 見下したりさげすんだりしているのか 一体あなたはその人を叱れるだけの大きな人なのか
疑わしいものなんだ
権力だとか 歳の差だとか関係なくて
ただ あなたはあなたの良さがあるだろうし そんな良さをもっと伸ばすことのほうが大事で
人間不器用で出来損ないばかりで それが普通のはずなのに完璧な人間を求めるあまり 完璧でない人の立場がなくなる世の中なんて僕は好きになれないよ
言いたいことがあってもなんでもないと理不尽な誰かの言葉にもこらえてる背中が寂しく見えたよ。
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あなたのその笑顔は力強いんだね
誰かに理不尽な文句を言われても全然歪まない 不屈な闘志を感じるよ
涙を流すだけでおかしな目で見られる世の中みたいだから
無表情でいるのがもしや正解かい?
言いたいことすらも言えないようなこんな世の中は腐ってる
ネクタイなんて叩きつけて 上司に辞表を叩きつけて 自由になりたい 鳥になりたい
親鳥から離れ
巣を旅立つ
鳥の影が雲を突き抜け自由の空へ消えた
行く先はだれも知らない
翼のない旅人よ
その足はなんのためにある?
旅烏 振り向けば淡路島?
後ろを見るな
前を向いて
歩きなさい
一足しかないこのスニーカーが履けなくなるまで歩け。
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自分の頑張りを笑いたくない
確かに僕は頑張ってるのだ
涙に濡れた頬を
忘れない
傷だらけの昨日も忘れない
風に吹かれ 黄昏て
昔の自分がふと鏡越しに今の自分と重なった時 ぶれたその姿
本物の明日はあの山の向こう
急がず焦らずにひとりだって行こう
計算などは行き届かない 心の中に宿る僕というたったひとつの歌を光にして
闇をくぐり抜けよう
何もできなくていい
僕は僕でいればいい
認められたいとか
許して欲しいだとか
そんなこと最初から思ってない
会う人会う人
ただの他人でいい
誰にも僕を裁けない
誰にも僕を笑えない
そうさそうなんだよ
いつも
今を生きる全ての僕へ
今を生きる全ての君へ
たどり着くのはいつも僕の素敵な笑顔
生きてるんだよ
僕はいつも
笑うために頑張ってるんだよ
誰かの指図はうけないんだよ
傷だらけになったっていいさ
泥だらけになったっていいさ
汗ばんだまま
傷ついたまま
歌を歌おう
ひとりぼっちの
貸しスタジオで
今を切り取る歌歌うんだ
真夜中の涙
昼過ぎの憐れみ
絶え間ない
人の流れ
とどまらない
嘆きと卑屈の豪雨
降り止まない
不安の風
矛盾だらけ 理不尽なことだらけのこの街で僕は生きてるんだよ
それだけではなまるじゃないか
もう何度この部屋で繰り返したキーワードさ
oh 今を生きる全ての人たちのための賛美歌が流れる世界
降り立つ天使
あざ笑う悪魔
僕は裏切りの堕天使
辻褄合わせの日々
もうやめたもうやめた
疲れ果てた
翼を休めて 自ら
死を受け入れ
日々、一歩ずつ
奈落へ足を近づけて行こう
僕の命はかけがえのないものだと歌うんだ 明日は来るだろうその時僕らは笑えるかな?
嗚呼昨日も涙も今日の笑顔も冷徹な他人にとってはただの雑音やただの看板にしか過ぎないさ
だから僕は誰も信じない
誰とも手を繋がない
これからはひたすら僕を歌う。
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自分を愛せない
人間に他人は愛せない
アイラブミー
アイラブユー
どちらもできて
はじめて
アイラブワールド
はじめて
アイラブスペース
マイラブミー
マイラブミー
何度でも
何度でも
僕は歌う
いくつもの
わがままな
詩の中に
自分の
隠れた涙を
裏切りの痕を
押し寄せる波
さらわれたきのうたち
サヨナラ 街の灯よ
サヨナラ 街のぬくもりよ
夢へと続く階段の一段目を踏んだとき
僕はもうここにはいない
扉は閉まる
マイラブミー
マイラブミー
言いたいこと
腐るくらいあるんだ
だけど
マイラブミー
マイラブミー
全て自分へと続く
道なき道を
歩く僕は笑う
たまに怒る
計算など行き届かない
行き届かないさ
いつも
いつも
いつも
スランプじゃないのさ
医者でもないのさ
暗がりに手を伸ばした それだけ
マイラブミー
世界は僕の存在を
土砂降りの雨の中に
位置づけた
位置づけた
だから僕は僕を愛せなくなった
悲しい日々はまだ続きます
サヨナラ 涙よ 風の中に消えた きのうという幻に踊らされて。
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人生には目に見える道なんてない
どこに繋がってるかもわからない見えない道を人は歩く 同じくらいの不安と期待 抱えて
失敗することもある
行き止まりもある
でもそこで諦めたら二度と叶わない夢も憧れもある
だから人は不安でも
無謀なくらい一度きりの人生に賭けている
僕も歩こう 失敗ばかりの日々だけれど
満天の星空
昨日とは違う土砂降りの夜
このからだひとつで
道なき道を歩くんだ
行くぞと決めたらば
振り返らない 最後まで
大丈夫、大丈夫
どこからかわいてくる自信がありがたい
この気持ちひとつで
道なき道を歩くんだ
せーので開けた明日の扉に力を込めて 飛び出せば きっとそこは素晴らしい景色広がってる
信じよう、信じよう
いつもながらにけっこうなお手前でとかなんとかいってるうちにたどり着く明日に 道は再び僕に選択肢を迫る
さあ僕には時間などないのさ
考えている時間にどんどんチャンスは死んでくよ
でも焦るな
慌てるな
そんな声が
いつも
僕を焦らせるし
慌てさせる
耳をふさいで
目を閉じて
風を感じ
生を受け入れ
新しい光を抱きしめて 踊るように生きるのさ
道なき道を 歩くんだ
今日も傘は 置き去りにして
濡れるのを覚悟で人生はまた始まる
スタートの合図も待たずに走り出した
このレースはルールなんて便利なものはなく ただ自由に生きるだけ
道なき道は続く
地平線も見えないくらい遠くに太陽が沈む
抑えきれない涙は空を滲ませ オレンジ色が淡く溶け出す
サヨナラ 手を振る僕と目の前を横切る鈍行電車
遠ざかる今日を見送るように手を振った
道なき道を探しに
分け入る 獣道
邪道もたまには必要
美しさは皆無でも
僕の中にこそ
道はのびている
さあ旅の始まり。
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明日になる前に 今日何ができるかな
そうだ 明日の僕に手紙をそっとしたためよう
悲しみも
喜びも
全部、全部抜かりなく明日の僕に
くまなく伝えよう
ここにいる僕は
いつか跡形もなく
消えてしまう存在だからせめて最後まで生き続けられるように頑張ろう
一体生きるためには
何が必要だというの?たかが偶然の切れ端の僕ら同士で他人のことをえらそうなこといえるわけもない
勝手に人間がつくったルールになんぞ縛られたくないんだぜ
明日のために今日の僕ができること
探そう 見つけよう
ちっちゃなことだって明日へ繋がる橋の足しにはなるはずなんだよ
明日のために今日の僕ができる最善のことを 今日の僕の仕事を果たすんだ 明日のために 今日のために 何より僕のために
それが明日のためにできることならば
努力も転んだ傷跡も惜しくないよね
僕のため全ての人のために明日が来るから 今はここで明日が来るまで待っていよう 来ないでほしい明日もあるけど
いいことがあれば
笑うんだろう?
それならつかの間の悲しみなんて軽くこえてみろよ
そして大きな波が引いたら 笑おう
少しずつ痛みなんて引いてゆくさ
泣き止んだ空に
虹が架かるように
あなたの顔にも
笑顔が咲くから
そろそろ笑おう
そろそろ帰ろう
あなたのことを待ってる人のもとへ
あなたのためにもある明日へ向かおう
こちらから赴かなくともやって来る明日だけど明日になったのにいない奴がいたらそいつはリタイアしたんだな
僕は消えない
消えたくない
誰にも覚えてもらえなくても 空っ風に吹かれるかかしのようにとぼけたふりで
デンと地面に根を張る木にも花にもなろう そして… また訪れる明日
僕のため全ての人のために明日が来るから 今はここで明日が来るまで待っていよう あなたは 雨に濡れながら 希望と絶望の狭間を行き交う 雑踏の中に靴音を紛らせて。
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あなたがいるから
僕はいつも笑っていられるんだ
そんな人が誰にでもすぐ傍にいるんだ
今日もあなたの笑顔に誰かが励まされ
あたたかな陽射しのようなその笑顔で泣いている誰かがまたいつもみたいに笑えるよ
悲しいことは死ぬまで尽きないけど
それでもひとりきりじゃやっぱり人生はさびしいから
誰かが傍にいてほしいとき心細い時眠れない夜強がれない時そんなときこそあなたがいる
そしてあなたにはほかの誰でもない僕がいるんだ
お互いにお互いを照らしあって
お互いがお互いを助けあって
この街は この地球は今日も笑顔あふれる
愛と平和の世界
ただ人が人を思いやる それだけで世界中の平和などたやすく解決するのに なんでかな
簡単なことが一番時間のかかることみたいに思えるよ
それでも僕らはバカみたいに 毎日喧嘩しても すぐ仲直りしてさ そうかと思えばまた背中向けているけど 大事なことはいつも忘れてないよ
あなたという太陽に今日も僕は照らされてて
さびしい時
あなたの言葉が聞きたいとき
あなたに救われている 考えてみれば助けられてばかりだね
頭が上がらないよ
いつもいつでもあなたが気づくと傍にいるんだよ
やっぱり運命なのかな
偶然にしてはできすぎてるぜ
あなたに感謝したいことがあまりに多すぎるから
僕の残りの人生全てあなただけに捧げたい
特別なことや立派なことは何もできないかもしれないけど
ずっとあなたの傍にいるから あなたもずっと僕の傍にいてね
さびしい時は我慢せずに この僕にそのさびしさを一晩中聞かせてごらん
文句など言わずに
あなたの話を聞くから きれいごとなんかじゃないさ 本気でそう思うんだ
あなたに照らされて
僕はここに咲いているんだよ
だからあなたが悲しみに暮れているとさ
太陽がかげったみたいで僕も笑えないんだよ
あなたが笑っているその顔が大好きだから守りたい あなたの笑顔。
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空が泣いているよ
しとしとと
雨垂れの夕暮れ
アスファルトを
冷やす 幾千もの絹糸のような雨
あなたは窓から顔を出して僕に微笑む
濡れるのも気にせずに優しく微笑む
それだけで良かったね
僕はあなたのためならば
なんにもできない僕だけど あなたの傍にいたいから
あなたのその笑顔を守りたいから
降り続く見えない
この雨からあなたを
かばうように
あなたの前に立って
生きて行こう
生きて行こう
「あなたのためならたとえ火の中水の中」
なんでもできるさ
そんな覚悟の雨に濡れて
僕はあなたと手を繋ぐ
なぜか僕は涙を抑えきれない
あなたを痛いほど愛してるから
じかに伝わる不安と期待に満ちた痛み
歓喜の雨に濡れて
拍手もされずにたどり着いた明日に希望がありますように
幕開けは晴れがいい
さああなたと一緒に踏み出した太陽の下
傘をたためば
もう何もこわくない
優しいあなたの笑顔がそんな気持ちに変えてくれるんだ
わかったんだ
この身が亡びるとも愛だけはいつまでも死なない。
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大人になって 大人の大変さがわかっても
何も得るものなんて何もない こんなふうにずっと同じ毎日を繰り返して
いつかキャンデーのように 時間をかけて少しずつ小さくなってやがて時が来れば跡形もなく
消えてしまうんだね
重たいカバンを背負って
僕は前へ前へとペダルを漕ぐ
カレンダーの数字をひたすら飛び越えながら
きっと明日になれば
良いことがあるはず
確かなものは何もないけど 無理矢理にでも思わなくちゃ 苦しくて辛くていられない日々だから
ため息を愛想笑いやお世辞で隠したりごまかすたび 自分の中の大切な何かが 命よりも先に燃え尽きてしまうような気がして 悲しいばかりのエブリデイ
それでも繰り返すのさ その言葉
明日になれば きっと今日なんかより素晴らしい1日が訪れる
今日流した涙なんて問題じゃないくらいの笑顔に出会える
そんな期待もむなしく わかっていたけどまた変わらない1日がやって来る
太陽が昇ったり沈んだりする光景をただ眺めているだけで
いつか楽になれるのに なぜか変化を求めているのに面倒くさいばかりで 散らかった部屋からいつまでも抜け出せないよ
そんな例えが似合ってしまう エブリデイ
ほらね手を伸ばせば
すぐそこに 明日がある 夢は見当たらないけど 約束された平穏な毎日がある
なぜか 努力なんてしてなかったけど それでもね 何かに期待していた僕だったよ
うまく物語のように
偶然に幸せが訪れる
そんな愚かしい考えで 来るはずもない流れ星をずっと待っていた 星ひとつない夜空を眺めながら
記憶はだんだん遠ざかり どうでもいい昔話は汚い靴のかかとで踏みつぶしたよ
あとに残っていたものは吸いがらのような役に立たない僕の薄汚い 嘘や言い訳の山
夢から覚めて気づくといつも ひとりの自分が悲しくて悲しくていたたまれなくなる それでも強がらずにはいられないエブリデイ。