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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2865] ありがとうのうた
詩人:どるとる [投票][編集]


ありがとう
なんて素敵な言葉なんだろうね
感謝の気持ち感じたらいつでもどこでも言えるね
ありがとう
どういたしまして
何度でも言いたい
そして言われたい

いつも助けられてるあの人に
生んでくれたあの人に
育ててくれたあの人に
いつも迷惑かけてるあの人に
僕を愛してくれるあの人に
全ての人に言いたい
ありがとう
ありがとう

ありがとう その一言だけでいい
ありがとう その一言に全てを詰め込んで
いつもは恥ずかしいからなかなか言えないその言葉だけど
さりげなく何気なくでも言えたならきっと心は晴れるでしょう

ありがとう その言葉僕も言われたならとてもうれしくなるから
いつもの感謝の気持ち込めて 何も特別なことできないなら尚更 言おう その言葉だけでも もらったらうれしくなるから

いつも僕の傍で
愛をくれてありがとう
敬語じゃないけど
その言葉の中には
たくさんの愛と優しさがあふれてる

誰にだって
どこでだって
感謝の気持ち
感じたら
言ってみよう
魔法の言葉さ
言った僕も
言われた君も
うれしくなる
幸せの花を咲かす
種になる言葉さ
ありがとう

今日は何回言えるかな
今日は何回言われるかな
あなたに何ができるかな
まずそれを考えているよ

何も目当てにしてないけど ありがとうって言葉だけでうれしくなれるから
今日も言おう
明日も言おう
感謝の気持ち
あふれたら

その言葉が咲く
世界ならば
きっと平和などすぐに訪れるのにね
単純にはいかないのが人生らしいね
面倒くさいね
難しいね
でも僕らは単純に
ありがとう言えたり
もらっただけで
幸せになれるよ

どこかの誰かが くだらない理由で起こしてる戦争には悲しさを感じるけど
それは心ない人たちのわがままが原因だってこと誰でも知ってる
誰だって平和が一番のはずだからそれをわかってるならきっと平和はもうすぐ。

2011/05/22 (Sun)

[2866] サーチライト
詩人:どるとる [投票][編集]


悲しみに沈んだ僕を優しく照らす サーチライト
それはあたたかくて
母のぬくもりに似たとても心地いい光

熱源は人の心さ
目には見えないけど
目を閉じても大好きなあなたがそこにいるのが僕にはわかるよ

遠くの方で今日もまた夕日が沈んで
もうすぐ夜が来て
今よりもっと
さびしさは募って
今よりずっと
切なさが際立って

明日になれば
きっと笑えるだろう
いつもそんなふうに
簡単に考えていたよ

不安なことばかりさ
期待しても仕方ない
ため息に曇る明日
もう何も見えない

月明かりが差し込む部屋の中で 今日もあなたのぬくもりに似た光に照らされてる

なにがあっても生きてやる
最後まで
自分自身に誓ったから
破れない約束さ
さあ 歩いて行こう
この夜をこえて
この闇をぬけて

光あふれる夜明けまで この心に笑顔がともるまで さびしさをぐっとこらえて 見えない地図を頼りに
たどり着くはずの朝を目指して 飛んでゆく

やがて街を照らす
太陽の光

全ての秘密を暴くような サーチライト
君にも見えるかい?

2011/05/23 (Mon)

[2867] 夢の旅
詩人:どるとる [投票][編集]


スピードスターが 天を駆け回る
多少不安なことがあっても へっちゃらだよ

たまにはベランダに出て ひとりだっていいから
天体観測をしよう
望遠鏡のぞいたら
そこから
何が見えるかな?

明日にどんな期待しても 明日になれば打ち砕かれるとしても
僕はバカみたいに
それこそ夢見る少年のように 追えば追うほど遠ざかる彗星を追いかけるんだ

ハロー 聞こえるかい?僕の声がノイズに混じって ハミングするメロディ
尾を引いて 夜空を元気に駆け回る 生まれたばかりの星の子供たちの笑い声未来を担うための小さな手

ハイテクな未来の中でもこんなに綺麗な景色に出会えるよ
テレビなど消して
お金も持たないで
そこら中にある
作り物じゃない
地球の宝物
握りしめて
自転車飛ばして
君は星になる
天の川を駆け抜ける
太陽系を一周して
またこの部屋に戻ればいい 夢の中におぼれるように
心地いいリズムに揺られて目覚めるまで

夜明けが迎えに来るまで
何度でも何度でも
千の夜をこえて
星たちと追いかけっこするのさ

胸を焦がす切なさだとか 明日の不安だとか今は 不思議なほど眼中にないから

遠い昔から数え切れないほどゆっくりと回り続ける
規則的な世界で
僕らだけは規則に従わず 割と自由に生きるんだ

理由などないけど
脈絡もなく笑うんだ
悲しいことがもしもあるなら 我慢や躊躇もしないで 泣けてしまえる世界ならば
この夜も少しは
優しく見えるのに
夢の中でも
時折見え隠れする
不安が 輝く天体の鮮やかに 影をさすよ

ハロー 忘れてしまった思い出があとから僕を追いかけてくる
銀河系の郵便屋さんから届いた手紙の中には いつか僕が書いた未来の自分宛ての手紙が書かれてた
たくさんの夢がこぼれた 僕のなみだは流れるたび星になって
空に昇ってゆく
光に包まれ目覚めてしまえば 夢の途中でも僕の旅は終わる。

2011/05/23 (Mon)

[2868] 明日になれば
詩人:どるとる [投票][編集]


今日は何回笑いましたか?覚えているかぎりでいいから教えてごらん
愛想笑いじゃなく
心からの笑顔を聞いているんです

理不尽な世の中に涙が流れても 冷たい地べたを這いつくばっても
人生を諦めないのは
雨上がりにまた笑いたいから

どんなに 今日が雨降りでも
どんなに 今日嫌なことがあっても
いつでもきりもなく僕は明日になれば きっと笑えるだろうって
信じてるってより
信じたいだけなんだ
そしてまた今日も思う
明日になれば きっと
そして僕は何度でも
思うんだ

負けないために 笑うんだ 今を生きるために 強く強く笑うんだ
明日に向かう旅の途中で たまたま雨に降られただけさと 自分の不運を嘆いても
また雨が上がれば
虹が出るように
昨日のなみだが
嘘のように
笑えるから

信じよう
ダメもとでもいいから
信じよう
今は雨に打たれても
明日になれば
きっと きっと

光を 見たことがあるかい?
夜明けなど かなわないような
とてつもない光が僕の中に 生まれるのをいつか見たんだよ

そしてまた今 僕の中にその光が生まれるのを見ている
僕はあまりの眩しさに目を開けられないけど 今僕は笑ってる

そうさ 今日という明日にたどり着くため
僕は生きる

悲しみなど 笑って
こえてやるから
涙の海を泳いで
明日という岸辺にたどり着いたら
そこで僕は好きなだけ笑うんだ

七転び八起きのストーリー
いくら転んだって明日にはけろっとしてる僕がいる

明日になれば
傷なんてすぐ
癒えるさ

軽率なくらいに
考えてもいい

立ち上がるための
勇気を手にしたら
明日に向かって
ただ走って行くんだ

明日にたどり着けば
苦労した意味がようやくわかるよ。

2011/05/23 (Mon)

[2869] ロマンティックナイト
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流れ星が流れたら
願い事を言わなきゃ
たとえかなわないとしても ロマンのない夜は嫌いだ

かっこつかない僕だけど
わざわざかっこつける気もないけれど
生きてるだけできっと合格点さ
何かいいことあるさ

人の良さって何で決まるんだろう?
きっとそれは心の中にこそあると思うんだ

千の夜をこえて
いくつもの数え切れない悲しみをぬぐい去って
たどり着く夜明けに
少し 下拵えだ
ロマンを少々

ため息が出ても
何も心配することはないさ
歩いてゆくためには傷だらけになっても仕方ないさ

千の夜をこえて
いくつもの数え切れない悲しみをぬぐい去って
たどり着く夜明けで少し深呼吸だ
ロマンが足りない

それでも抱きしめる
朝に一杯の珈琲が僕の目を覚まさせる

一夜だけのロマンティックナイト

今夜こそ 流れ星に祈るよ。

2011/05/23 (Mon)

[2870] 自画像
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ひとつの檻の中に
どうしてみんなを
閉じこめたがるの
世の中は

正しいことが全てだって僕だってわかってるけど 正しいことが時として僕らを理不尽に傷つけることもある
正しいことも結局は誰かが決めたルールじゃないか
そんなどこの誰かもわからない人につくられたルールにつきあうつもりもないけれど なんだかんだで正しさを裏切れないのは 僕の中に正しさを守ろうとする清い自分がいるから

時々 自分が 誰だかもわからなくなるよ
どこへ行けばいいのかさえわからなくなるよ

人のことをああだこうだ言うのは簡単だけど自分を評価するのは案外難しいんだ

自画像を描くのと同じように 見たままの自分より 着飾りたい気持ちが 本来の自分を醜くも美しくも変えるんだ

悲しみに沈んだ
ビー玉のような瞳で見上げた空には
こんなにも星が輝くのに 僕はいつまで経っても輝けないまま
どんなに嬉しいことがあっても うまく笑えないんだ

自分って者を改めて見つめたときに 自分って者の存在の意味を案外理解していないことに気づいて
冷静な自分を見失っている自分がいたよ絵に描けば すらすらと理想の自分が描けるのに 現実はそう簡単にはいかなくて
希望失ってばかりだ
期待し損ねるばかりだ

心の中の自画像は黒く塗りつぶされ
僕は自分が誰かわからない

僕は誰ですか?
なんのために生きてるんだろう?

教えてください
その答えがもしもあるならば。

2011/05/24 (Tue)

[2871] 地平線バックパッカー
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たったひとつの答えを導き出すために
いくつもの試行錯誤の果てに希望を抱いている
赤道をこえて
海峡をこえて
野山をこえて
たどり着いた朝に
飲み干す珈琲はエスプレッソ

地平線を目指す具合に終わらない旅は続く

バックパッカーを気取って 日々四苦八苦して
命燃え尽きるまでのおよそ百年間の中を駆け巡る

僕は地平線バックパッカー

吐き気がするほどの灼熱の砂漠も
どこまでも広がる津軽海峡の荒波も
同じように 僕の人生とリンクしてるよ

僕は地平線バックパッカー
誰もが地平線バックパッカー

わずかな賃金を餌に
今日も命をすり減らし残り時間に慌ててるよ

たったひとつの答えを導き出すために。

2011/05/24 (Tue)

[2872] 今日もどっかで頑張るパパのうた
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ママはいつも 家事に洗濯 子守 買い物におわれて
毎日のように 大変なんだ 僕が知らないところで たくさん苦労しているんだね
パパはなにができるだろう 頼りがいがあるパパならいいけど
弱虫の僕の背中はいつも 猫背に丸まってる
だけどいつも大好きな君とママのために
一日中 汗を流して転んだりなんかしながらも
家族のために一生懸命働いている それがパパなのさ

ママみたいにはなれっこないけど
パパができることはたくさんあるよ
ママよりは 一緒にいる時間は少ないけれど
忙しさを言い訳にはしないよ
たまの休みがあれば
君とママと手を繋いで どこかに行こうね

かっこなんかつかなくたって 頑張るその姿が子供の瞳には 立派に見えるから
そんなに心配しないでさ いつものようにパパでいればいい
背伸びしたり
無理をしたりしてまで理想のパパになろうとするんじゃなく
ありのままのパパこそきっと ママにだって 君にだって
世界でただひとりのパパなんだってこと
忘れないで

世界には何人でもパパがいるけどひと家族にひとりしかいないパパだから
僕は僕の思うようなパパでいよう
不器用でも
弱虫でも
おっちょこちょいでも ママと君には僕しか パパはいないから
僕が守るんだ
ママと君の笑顔が僕を強くしてくれる

ありがとう
愛してる
そんなありふれた言葉しか返せないけど
それ以上の言葉は多分いらないと思うのさ
大切なのはいつも
僕が僕らしくいること
あなたたちが知ってる世界でただひとりのパパで居続けること

今日もこんなパパだけど頑張ってるよ

繰り返す日々の中
ささやかな冗談を織り交ぜながら
喧嘩する時もたまにはあるけど どんな事があっても変わらないよ
僕は君のパパで
僕はママのパパで
ただの人間だけど
それだけで僕も君もママも家族だっていう確かな幸せ
それさえあればパパはずっと頑張れる。

2011/05/24 (Tue)

[2873] レインマン
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降り続く雨に濡れながら ひた走る僕の後ろから また新しい明日が追いかけてくる

とりとめもないことに今日も苛立って
何かをなくして
何かを手に入れて手に入れたものと同じだけの代償を支払ってまた何かを手にする日々

悲しいくせに 悲しくないふりをしてまで
涙を隠してまで浮かべた笑顔だけど 今にも泣きそうだった

雨降りの街並み
通り過ぎてゆく
時計の針の音だけが
景色に残像を残すように
かすかな余韻を置いていく

明日に向かうための切符を握りしめて
夢に揺られて
通りすがりの人が
挨拶代わりに
僕にくれたのは
そんな無防備な態勢じゃ 訪れる未来には希望はないと思うことさ

窓の外の雨が 急速に強まった気がして
扉を閉めようとしたけど あまりの風に現実へと 引き戻され
気づいたときには
またいつもの憂うつな朝だった

やっぱり僕は不運な宿命から逃れられないレインマン

勇んで飛び出した時に限って 雨に降られる 油断したらすぐにずぶ濡れ

神様の名前を叫んでも 救いの光は差し込まない

願えばどこへでも行けてしまえるこの身を包む自由をこれほど 憎んだ日はなかったよ

それでも 雨に濡れながら 僕は追いかけてきた明日にしがみついて そのまま 明日に行くのさ

たどり着いた明日に希望はなくても
生きることが唯一
僕に示された道なのだと知っているから
灯台の光 見失わないように 多少悲しくても 現実から目をそらさないよ

追い風が 吹いていたのは昨日までの幻だと知るんだ

明日からは過酷なくらいの向かい風が吹き荒れる一週間になる

それでも それでも
僕はカレンダーの数字を飛び越えて
雨がやむのも待たずに 雨の中に飛び出してゆく レインマン

傘もレインコートも用意されていない人生だから
悲しみにさえ濡れながらも 雨上がりを目指すように喜びを探しに行くんだ

明日へ…

2011/05/24 (Tue)

[2874] 矛盾
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世の中の矛盾に気がついて それを大人に言ったら
大人は言った
「そんなの仕方ないじゃない」

世の中嘘つきだらけ
幸せってお金じゃ買えないっていうけど
本音ぶちまければ
お金がなければ
幸せどころか
住む家や
食べるものにも困ってしまうよ

矛盾した気持ち抱えたまま 納得できねえそれを あたかも理解したように 生きても楽しいはずがない
笑えるわけがないよ

愛想笑い咲き乱れ お世辞が弾丸のように飛び交う 一歩間違えれば戦場のような社会の中で 僕らは働きアリのように 毎日世のため人のためにときれいごともこぼしながらも本当は自分のため何より自分のため 今日も生きてるよ

矛盾は日々増えてゆく
減っていくことはない
世の中に矛盾した人や決まりがあるかぎり
どんなに正しさで隠したって 曖昧な返事で繕われた部分が垣間見える

矛盾はそれですよ
大人は 一喝するように 僕の言論の自由を剥奪するかのように
理不尽に叩き落としたよ

今の子供の未来は暗いね

思いやりのない子供ばかりさ
それは親も同じだからだ

矛盾は社会の中にもある
矛盾は家庭の中にもある
矛盾は学校の中にもある

矛盾した世の中がつくり出した附に落ちないおかしなおかしな人の言動

悪いのは誰ですか?
この水掛け論には終わりはなさそうだ

僕は逃げるように
現実から目をそらしたけれど 目をそらした先目をそらした先
矛盾があふれているよ

乱れた社会の中
何が正しくて
何が悪いのか
真面目に考えている人がいるのに
それさえできない
人がいることが不思議なんだよ

生きている以上
やっぱり
必要なのは
正しいことを正しく
できること
それさえ守れていれば人は矛盾のない社会を生きれるのに
白にも黒にも当てはまらない僕らの中の矛盾は
もしかしたら
導き出された
答えともいえるのかもしれない
思考は行き止まりにさしかかる。

2011/05/24 (Tue)
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