詩人:どるとる | [投票][編集] |
翼をもがれた鳥のように自由を奪われた
いうなれば僕らは
そんな危うい立場だよ
一寸先は闇だよと 友達が毒づく
それもそうだねと 納得したように見せるけど
恋も愛もいらない
友情なんて吐き気がする 望むのなら一生遊んで暮らせるほどの大金をください
神様も仏様もいないこの世界には 常識だけが人の良心を抑制する 精神安定剤がわりさ でも常識があったって法律に背いてまで人を殺す奴らなんか 腐るほどいるね
我が身を守りたいから 誰かを蹴落として見捨てて這い上がろうとする 僕ら人間は 下等な動物に過ぎないのさ でも中には素晴らしい人もたくさんいるから 僕は人を嫌いになれないし 一概に憎むこともできない
人目を避けるようにして 生きていくのは難しい どこに視線を逃がしても どこもかしこも人 人 人
人の中で愛が生まれ
人の中に友情が芽生え
人の中で絆が生まれ
人の数だけ いろんな物語がある
人と人が織りなす
毎日は ひとりじゃ何も生まれない
だから人の中に愛を求めてる 人の中に絆を求めてる
僕ら孤独にふるえてる子羊のように
誰も はぐれないようにと 無理にでも笑って 人の群れにいようとして いつの間にか似通った色に染まってなんだか楽しくないね
僕はごめんだ
多少淋しくても
一人、風に吹かれて
人の渋滞地帯にたまらなくなりそっとわき道にそれる。
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新聞や雑誌の誌面に躍らされてる
僕ら視聴者は一般人という名前の無知な素人
メディアだ テレビだとかものがあふれすぎて何がいいのか悪いのかわからない
膨大な情報に泳がされ 何を信ずるべきか何を疑うべきかわからない 政治家たちも曖昧なことを言う矛盾だらけの今の世の中に不安抱えながら毎日を送る日々
それが社会風刺だと誰もが口を そろえ
半ば 諦め気味のこの頃 誰が総理大臣になったって同じだと 僕も思ってる
だけど 僕は僕で自分の信念を持っているんだよ
誰もがそれぞれみんな抱えてる 悩みや迷いを
誰も 笑えない 誰もバカにできない
人生は 長いんだから 少しくらい転んだって 間違いを犯したって 取り返しのつかないことをしなければ
あとで笑い話になるさ
生きてるんだから
人は間違いを犯し
時にはバカなことだってするさ
きれいごとや嘘をつけるのがこの口で
それを考えるのがこの頭だけどその頭と口をつかって 優しい言葉や気遣いをすることだっていくらでもできるから
バカだって不器用だって構わない
だけど時には誰かのために身を削って働いたり 汗を流したり してみたら いい世の中になる
そうやって一人一人の努力が小さくても
やがて チリも積もればヤマとなるように
誰かの笑顔につながってゆくから
不安だとか 先行き危ういとか そんなリアルな迷いや悩みもあるけど 今は目の前にある 何かに必死で取り組み 散らかった現状を立て直すように
あなたはあなたの
僕は僕の今を
精一杯 片付けよう
汚れた社会だから
汚れていくのは仕方ない
そんなのは言い訳に過ぎないから
僕は汚れない
愛想笑いやお世辞で
疲れ果てた毎日に
誰かの笑顔が傍にあるなら何よりの元気に変わるから
僕はまた頑張れる
君とまた頑張れる
ぼんやりした頭の現代社会に生きる人々の目を覚ますようなロックンロール
明日への架け橋を。
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思考の迷路に迷い込んで 出口を探す日々
定められたルールに逆らって 嫌われ者になった堕天使
決められた生き方などおもしろくない
だから僕らは
彩られたこの世界で自由を手に入れるため 足枷をはずして
野に放たれた
トクトクと動く心臓が機械仕掛けの魔法を解き明かす
迷宮のひと。
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宛もなく 旅をする
旅人一人風に吹かれて
今日も旅の途中
くたばるまでの凡そ
百年ほどの時間の中を旅するように 僕ら人間は生きる
悲しいことも
嬉しいことも
地図には刻まれる
今日の失敗も
明日の栄光も
地図は記憶する
僕らは無意識のうちに思い描いたその地図のとおりに生きているのかもしれない
目には見えないけど確かにある 百年地図
道しるべは自分の気持ち次第だよ
さあ 宛もなく さまようその行き先は はじめから決まっていたかのように 少しずつ 運命の歯車がかみ合うように 永住の居場所になる
目には見えないけど
誰もが持つ 百年地図
目には見えないけど
確かにある 百年地図
旅人が 歩いた道は人生というひとつの地図になる 地図になる
百年の歳月を閉じ込めた地図になる。
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男は働いて 女は家事をして それぞれの役目を死ぬまで果たす
時には喧嘩もするけれど 時間が経てばまた仲直りして
愛し合える僕らは
夫婦なんだね
必死でお金を貯めて買った 銀の指輪
僕の薬指と君の薬指に光ってる
言葉なんか なくても僕らは 互いの気持ちがわかるほどに 寄り添っていたよね
伝えたいのは いつもちっぽけでありふれた言葉だけど
恥ずかしがらずに
言えたならあなたが笑ってくれるならば
今まで言えずにいた言葉を届けたい
ありがとう
愛してる
毎日ごくろうさま
本当は 僕などより
ずっと苦労してるのにひどい言葉を言ってしまう僕をゆるして
長年連れ添っただとか 時間の長さじゃなくて 僕らは 互いを好きになった その時から 全てが今に繋がっていた気がする
今日もあなたの手をとって 僕はあなたに愛されて
寄り添うように
いつか まぶた閉じられたなら 幸せ
大事なことはいつでも胸の中だよ
これからも
よろしくね
ずっと一緒にいられたなら 歳をとっても愛し合えるのならば
僕らは 夫婦になったこと 今よりずっと幸せに思えるその時を
楽しみに待ってる
いつだって あなたのことだけを見つめてる
命を懸けてもいいさ
あなただけを愛してる
僕らは ひとつの場所に寄り添う どこにでもいる夫婦
でも 僕らはどこにでもいるけど ここにしかいない夫婦
ありふれているけど
届けたい 伝えたい
世界でいちばん愛するあなたへ
ラブソングなんてかっこいいものじゃないけど あなたへの思いを込めた愛の歌を夫婦という題名をつけて あなたへ届けよう
病むときも
健やかなる時も
夫婦はひとつ
ずっと
永遠に夫婦さ。
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別れを告げる 雨のホーム 朝からしとしとと雨が降る
別れるための口づけは 切ない味
さよなら
そんな言葉も言えないまま
列車を待ってる
あなたとの思い出が鮮やかすぎて 本当は別れることなんかしたくないけど 未練断ち切るためには
言わなきゃいけない
さよならがある
甲斐性もなくて それでもあなたはついてきてくれた それなのに酒ばかり飲んで ギャンブルに溺れた俺から 言い出した
さよならだよ
けじめをつけるためのさよならだよ
君には不幸は似合わない
さよならしなきゃいけない時だ
列車がベルを鳴らしてホームに向かって雨粒を振り切って停車位置で止まれば
そして今 あなたを乗せて 窓が閉まる
小さくこぼした
さよならが発車ベルにかき消されて
届かなかった
この恋に ひとつの別れにピリオドをうち 雨に唄う 切なげなブルース 傘も差さずに雨の中 濡れながら走る 帰り道 必死にあなたの最後の涙を ぬぐい去ろうとしていた
曇りガラスの窓に
あなたが書いた
一言は僕のよわい心を一瞬で 優しさが包んだ
『幸せにね…』
あなたがくれた言葉は 身勝手な僕を最後まで 気遣っていた
自分があまりに 情けなくて 泣いた雨の街
涙が 洗い流されて
汚れた僕の心は あなたへの愛を 思い出させた
きっと僕はあなたを世界で誰より愛していたんだと思う
ただその愛に気づけなかったんだ
僕は雨の中 空に向かって 叫んだよ
さよなら…
あなたへの愛が本物だったからこそ 僕は自分を今恥じている
僕はいちばんなくしちゃいけないものをその時 なくしたんだ。
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昔の栄光にすがりついたままじゃもういられない
僕は脱皮する
新しい詩を書く
ダーウィンがほざいたように 進化すべき時を悟ったよ
今 僕は 脱皮する
スタート地点に戻って
この旅をやり直す
きらめく言葉を探す旅に出る
僕の言葉は進化する
1が10へ
10が20へ
20が30へ
少しずつ 山のてっぺんを目指すよ。
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ありがとうって伝えたい
お世話になってるあの人に
ありがとうって伝えたい
いつもいつも傍にいてくれるあなたへ
アイラブユーを届けたい
世界でいちばん好きな人へ
アイラブユーを届けたい
何より 誰より 大事な人へ
もらったものの大きさや 優しさやそのものの価値や見える見えないに関わらず
優しさや 親切や
気遣いや 愛情のほうが お金をかけて買ったものよりずっと 心に残り続ける 価値のある財産だ
ありがとうって言いたい
この世界の全ての人に
ありがとうって言いたい
誰もがみんな思ってる
ありがとうって言いたい
人が誰にもひとりはいるから
ありがとうって言いたい
何度でもいつでもどこでも
場所を選ばずに時間帯を選ばずに 交わしあえる言葉さ
手ぶらだって 誰かにありがとうって言われただけでこんなに 嬉しくなれる
ありがとうって言っただけで言ったほうも嬉しくなれる
だから 感謝の気持ち 感じた時には
ためらわず 迷わず
ありがとうって伝えたい
ありがとうって届けたい
ありがとうを贈りたい
今日もどこかで誰かが誰かに言うだろう
そして誰かが誰かに言われているだろう
ありがとうって差し出せば ありがとうを受け止めて また繋がってゆく 笑顔の輪
ありがとうという種が心に喜びの花を咲かすように ありがとうっていう綿毛が
またべつの場所で咲くのさ
ありがとう
僕がいちばん好きな言葉さ
今日も言いたい
明日も言いたい
ありがとうって
伝えたい
届けたい
感謝の気持ち
感じたら
ありがとうって
言いたい
もしも感謝の気持ち感じてくれているなら僕も言われたい
強制するようなものじゃけっしてないけどその言葉だけで感謝をしてる人と感謝されてる人の二人は笑顔になれる
『ありがとう』
その言葉だけで
僕の心は幸せで満ちる
ありがとうって言われたら
ありがとうって返すんだ。
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人生に近道はないから
ずるもできないけど
そのぶん ゆっくりのんびり マイペースで歩いて行こう
マニュアルなんてものもないし地図もなければ 親を選ぶ権利もない だから理不尽なこともあるけど
幸せなやつの言い訳だと 思わずに聞いて
僕の戯れ言を
きれいごとが並べられた部屋の中
僕は決めた
走るより
歩こうって
人生は長いから そんなに急いでもしょうがなぁ
人生は長いから そんなに慌てても馬鹿らしい
だから だから だから だから
ゆっくりのんびり マイペースで 美しい景色を眺めながら
歩いて行こう
生きて行こう
僕は決めたよ
走るより
歩こうって
僕は決めたよ
苛立つより
落ち着こうと
僕は決めたよ
怒るより
笑おうと
僕は決めたよ
逃げるより
立ち向かおうと
僕は決めたよ
諦めるより
挑もうと
僕は決めたよ
結果より
過程だと
僕は決めたよ
死ぬより
生きようと
僕は決めたんだよ
もう決めたんだよ
他人の言葉より
自分の気持ちを信じようと
僕は決めたよ
たった今 決めたよ。