詩人:どるとる | [投票][編集] |
流れ星が流れたら
まず僕に言ってよ
君の願い事
僕の分まで
流れ星に願うから…
ありふれた1日の中で こうしてあっという間に時間が過ぎて
気づくともうあたりは真っ暗闇 星の光を眺めてる
週末は意外と忙しい
あれやったり
これやったり
いろいろやることに追われてる
ただそれだけの1日っていう1日もあるけどでもそれがもしかしたらいちばん幸せなのかもしれない
文章に メロディをつけて歌にして歌ったら
切ない夜もなんだか
楽しくなるね
そんなウィークエンド
目指して
僕はカレンダーの数字を飛び越して
やがてたどり着くウィークエンド。
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何もない夜
星もあまり見えない夜
TVもめったに観ない
本を開いても 途中で飽きてしまう
だけど どこか今夜はいい夜だな
なにがとはいえないけど なんて素敵な夜
宛もない旅
衛星は迷子になってる
突き出したさよならの手紙も届かないまま
ふとした拍子に何もない夜から始まるどこか不思議な時間
あふれ出す夢の中からこんにちを
なんだか悲しいことも笑い話になってしまうくらい 優しい夜
だけど何もない夜
何もないのが幸せなそんな夜 なんて素敵な夜
流れた星の数は わからないけど 願いの数だけ 星が流れたらいいよね そんなふうに笑う夜 なんて素敵な夜
衛星は何周かしてやっともとの場所に戻ってきたよ
安心したように
月も輝き始める
邪魔な雲は立ち去り
月は街を照らす
不思議なことなど何もないけど それがまた素晴らしい世界
シンデレラのガラスの靴は 粉々に割れてしまうのがオチなはずの現実の世界も
夢の中なら 王子様に拾ってもらえる
そして訪れる素敵なハッピーエンド
そんな都合のよろしい現実など ないのが僕らの世界だけど
今日はそんなことさえどうでもよくなるくらい素敵な素敵な夜
なんて素敵な夜
なんて素敵な夜
なんて素敵な夜
何もないけど
何もないのが
幸せなそんな夜
なんて素敵な夜。
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いつも 何気なくそこにいて この僕を助けてくれる 大事なファミリー
血を分けた人たちがくれる優しさやぬくもりは 他人にはわからない何か特別なものがある
僕の家族も誰の家族もいつか 別々になる時がくる そしたら僕はいつか 一人きりになってしまう
でもそれは誰にでも同じなんだ
だから人は家族を自分も持ちたいと思う
一人きりほどさびしいものはないから
家族っていいよね
きっといるのがあたりまえみたいになってるから気づかないだけで 僕はきっと安心してるから わがままも言えるんだろう
何もできないけど
僕はいつも感謝してるんだよ
僕の大事なファミリー
いつか恩返しできたならいいな
こんな愚かな息子や娘を持ったことを考えると なんだか申し訳ないけど それでもあなたたちはいつまでも変わらない優しさやぬくもりで僕に接してくれるね
それが他人とは違う家族の良さなんだね
家族はけっしてどんなに離れても 断ち切れることのない特別なものなのさ
僕の大事なファミリー
いつまでも元気でいてね
普段は恥ずかしいから言わないけど
この場をかりて
伝えられたらいいな
いつもいつも感謝してるんだよ
僕の大事なファミリー
僕の大事なファミリー
いつまでもお元気で
いつまでもそのままで。
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どんな事にでも理屈や理由をつけて
冷静な自分を演じようとする
僕はまるで道化師のように 大事なあなたの前でもつくられた笑顔で心を開けずにいたんだ
ずっと 何かが おかしいと思っていた
だけれど裏腹なまでに本心はあなたを誰より愛していた
でも、さよならという幕が今静かに閉じていく
台本の中で続く劇のような 二人のゆがんだ愛は終わる
幻のような恋が僕の目の前を通り過ぎてく
君を愛していたのは僕じゃない僕なのさ
幻のような恋が僕の目の前を通り過ぎてく
振り返ってみても ただ木枯らしが吹いているだけ
最後に見たあなたの涙は ずっと忘れられない記憶だから
僕の心に焼きついて離れないだろう
道しるべを失った舟のように 宛てをなくして さびしさという大きな大きな海の中をさまよう日々が押し寄せるよ
幻のような人のぬくもりが消えていく
もう誰も愛せない
もう誰も愛さない
幻のような人の優しさが遠ざかってく
もう誰も傷つけない
もう誰も傷つけられない
幻のような恋が僕の目の前を通り過ぎてく
そしてやがて 夜空に散らばる星屑のように
瞳でとらえられてもけっして届かない
ただの幻になる
燃えつきた二人の時間は 木枯らし吹く並木道のベンチに積もった落ち葉のように
彩りをなくして
それぞれの記憶の中で忘れようとしても何度でもよみがえる忘れられぬ記憶になる
それが幻の恋
幻のような恋です。
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労働者(サラリーマン)は毎日毎日大変なんだ
今日も明日も大人の事情に追われてる
時には理不尽な世の中にしてやられて
矛盾に気づいても何も言えなかったりする
1日1日をのりきるだけでも大変なんだ
愛想笑いに お世辞をばらまいて 機嫌をとって 精神的にも疲れ果ててよしんばいいことがあって笑ってみてもなんだかぎこちなくてむなしいのさ
いいことなんかないに等しい1日の中で思うことは
何もない退屈な1日ほど幸せなことはない 最近そう思う
無理に大人になろうとして 飲めない酒を飲んでみたり 吸えないタバコを吸ってみたりばかばかしいからおやめなさい
子供のままで いいってこともある 大人になろうとするより大切なことがある
それは大人になろうとしてなるよりも大切なことさ
それはそれは
人としての心や優しさをなくさないようにすることだ
変わらなくていい
変わらなくていいんだ
僕は僕らしく
ずっと二十歳を過ぎても ばかなくらいがちょうどいい
いろいろ文句も言われるけど 刃向かえるなら 苦労はしないね
鏡に向かって自分に言うよ 今日もおつかれさま
おまえは誰かが言うよりも そんなにわるい大人じゃないさ
歌でも歌って忘れてしまえばいいさ
涙は空へ流して
忘れたふり
忘れたふり
それでいい
いつまでも
いつまでも
大人になれない僕へ
いつまでも
いつまでも
子供のままでいいさ
大事なことはいつだって昔から変わらないはずなんだ
それは人の迷惑にならないような大人になること
気弱だっていい
ばかだっていい
不器用だっていい
大事なのはいつもいつでも大人じゃなく人間らしい自分でいること
心や優しさ忘れたら
あたたかい何か落としてしまったら
それはそれは悲しいから たとえ大人になんてなれなくたって
心まで子供だって
人間ならばそれでいい
そんな風に思う僕だ。
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僕はただの人間だから
完璧なんてほど遠い場所で笑う
僕はただの人間だから
失敗もたくさんするし罪も犯す
僕は死ぬまで人間だから
時には立ち直れなかったりもする
いろいろな理屈とか常識持ち出して 人間の心とか無視する世の中なんて嫌いに決まってる
誰かに好かれるために 僕は生きているわけじゃないから
べつに誰かに嫌われたってどうだっていいんだよ
大切なのはいつだって自分が好きになれるような自分でいること それがいちばん大事
無理に笑って 楽しいよとか嘘つくくらいなら 感情全部さらけ出して 涙におぼれちまうくらい泣いたほうがいいね
嘘ついてまで 正しいと思うことを ねじ曲げて あとで悔やむのならば 他人の静止を振り切って
僕は人間が人間としての本来の姿で
誰かを愛したり
法に背いたりするほうがいい
どこまでいっても
どんなに調べても
僕はただの人間だ
人間だからこそ
失敗するのが普通
欲望に弱いのが普通
だけど大切なのは
何かひとつでも
人間のいい面を持っていることだ
人間が人間として
ただの人間として
僕は生きたい
寿命がくるまで生きたい
そして 人間のまま
失敗をして
悔やんだりして
ため息ついたり
地団太踏んだり
舌打ちしたりして
なんとか生きていけたなら それは素晴らしい人生だろう
それが人間らしい人生だろう
だから僕は人間が好き
時には嫌いになる
だけど自分が好き
いつも自分は好き
得意なことも特別なことも何もない空っぽのただの人間よりただの人間だけど
ただの人間だからこそ つまらないこと考えずに好きなことができて まっすぐに生きることもできるんだ
僕はいわゆるザ・人間
単純な人間
どこにでもいるけど
僕はここにしかいない
世界でたったひとりの人間
人から秀でたところもなにもないけど
だからこそ 本当に正しいことと間違ったことが見分けられる。
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本当に正しいこと
間違えていること
わかってるけれど
人はわかってても
影を背負うように
光を遮るように
時おり 道を外れる
道端に捨てられている空き缶や吸い殻は
人のモラルのなさを示しているのと同時に人の中にある影を映し出しているけど
それを拾いゴミ箱に捨ててあげる人間の姿は光を映し出している
この世界から 正しいことだけができる人以外 いなくなったらきっと せわしない毎日が待ってるよ
正しいことは間違えていることがあるから 生まれる光
正しいことがあるから間違えていることが 悪になる
これをしちゃいけない
あれをしちゃいけない
様々なルールがあるけど 大切なことはいたって簡単で
それは人間がしていい範囲の悪を見定めること
悪いことは悪い
それは絶対だろう
でも人を殺めるよりはマシなこともある
いいことだけをしている人間なんていないんだ みんな影を背負って生きてるから
大切なのはその影にむしばまれてしまわないようにたまにはいいこともするから
僕らは人間で居られる
今日も光に照らされて
僕らはここで生きてる
時おり悪さをしてしまう
僕らは悪魔でも天使でもない
悪さもするけど
正しいこともちゃんとわかってる
そんな曖昧な生き物だ
今日も明日も
僕は悪いこともする
だけどあとで気づくよ 自分の悪さに
いいことをしたときはとても幸せな気分だけど悪いことをしたあとはとても悲しい気分になる
そんな気持ちがあるならば 僕はずっと人間で居られる
もっといいことをしたい
もっと人の役に立ちたい
自分がしてきたことを挽回したい
そんなふうな気持ちで今日も空の下
生きてる
悪すぎることもなく
良すぎることもない
僕はこの世界の片隅
僕の存在は何にゆるされ 何に管理され
何に従わされ 今日も生きているのかな
なんにしても僕は僕だ
死ぬまで。
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世界でいちばん 大好きな君へ
特別なことは 何もしてあげられないけど
君が笑っているときは 僕も嬉しい
君が泣いていると僕まで悲しくなる
そんな心と心の繋がりが二人の愛だ
それが今わかってるただひとつの確かなこと
ギターひとつ 弾いていると いろんなイメージが浮かんでは消える
もしもこんな僕の声で良かったら ラブソングってありふれた題名つけて どうせなら世界一愛してる君に届けたい
かっこいいこととか
ものすごいこととか
言えないけれど
思ってることを全部素直に歌に織り込むよ
大好きだよ 大好きだよ
世界一 いつまでも
愛してるよ 愛してるよ
もしかしたら宇宙一
この広い世界で 君に出会えたのは奇跡とさえ思ってるから
その思い全部 残らず伝えきるのは難しいけど 気持ちに届かなくても 今わかってることだけ伝えたい
アイラブユー
何度も何度も
書き直したから
傷だらけのような
ものだけど
そんな傷のひとつひとつまで君に届けたい
受け取ってくれるなら 僕は死ぬまで君だけを愛すよ
アイラブユー
当たり前のような
そうじゃないような
特別なような
ありふれてるような
そんな歌を歌う。
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今日もいつもと同じような 大した事のない1日だったよ
一日中ほぼずっと 早く仕事が終わればいいな
そればかり考えていた
おぼえておくまでもないような事ばかり起こる ありふれた一日
それでも何かと忙しかったから心はもう疲れ果てて
残業続きでぐーの音も出ないくらい 今僕はおつかれモード
険悪なムード なかなか弾けないGのコード 戸惑ってオドオド
綺麗ですね 青色発光ダイオード お馬さんハイドードー
ため息ひとつ
こぼれた花びら
少し歩いて
また立ち止まって
ひと息ついて
空を見上げたら
オレンジ色の夕暮れ
ふいに泣きたくなる
ふいに切なくなる
やがてあたたかいものがほほを流れた
やさしい気持ちが広がってゆく
さよなら さよなら
また明日 まあそういうことで
お友達に 遠くで手を振る誰かに
遠ざかる今日という一日にお別れをいたしましょう
バイバイ バイバイ
また明日 次回へと続くよ
彼氏に彼女に 親しいあの人に
通り過ぎてく一日に背を向けて 沈む夕日にお別れを…
お別れを…
今日はいろんなことがありました
だけれど 思い起こせばどれもこれも楽しかったな
まあそういうことにして 夢の中へ 夢の中へと
おつかれモードから
おやすみモードへ
おやすみモードから
おめざめモードへ
そうやって繰り返す
ずっと ずっと
いつまでも
死ぬまで
悲しいような
嬉しいような
どっちでもない
そんな気持ちで
今日もまた
おつかれモードです
やる気もなく
根気もないけど
誰よりも
誰よりも
おきらくモード
しきりにため息つくけれど
たまに泣きそうになるけれど
そんなの 明日になれば きれいに忘れてる
だから大丈夫
気にしない
気にしない
そんなふうに明日も自分らしく 歩いて行こう。
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切なさをぶら下げて
帰り道を歩けば 空には金色に輝く月がひとつ
水面に浮かんだ月は少しの風でゆらゆら揺れて 石なんて投げ込めば 一瞬月の形が崩れるよ
夜気が体中を包む
等間隔に点在する
街灯の下を通るたび
暗闇から突然浮かび上がる僕の間抜け面
車に追い越されただけでなんだかさ
切ないやら
むなしいやらで
もどかしいんだよ
涙という雨が降る夜
味方は誰も居ない
独り言が目立つ夜
聞いてくれる人は居ない
ただ さびしくて
どこか いたたまれなくて それでも 街灯はびくともせずにどんと道に立ちつくす
立ちつくす
あたたかくもない水銀灯の光の下には 小さな自動販売機
生ぬるいお茶を飲んで 見上げれば小雨降る夜
傘を忘れた事さえどうでもよくなるほど涙に濡れた夜
濡れたくなかったのは体じゃなくて服でもなくて心だったんだよ
心だったんだよ
ただ通り過ぎてく
街灯の横
ただ通り過ぎてく
時間の片隅
置き去りにされた
僕の涙 忘れられたようにたたずむ誰かの影
かすかに揺れている
眠れるはずもない夜
涙という雨に降られて 行き止まりの夜
行き止まりの夜
ぽつんとたたずむ
街灯のように
強くはなれない夜
ひしゃげた心
誰かのせいにして
愚痴に明け暮れて
夜明けにたどり着けずに夜を背負ったまま 迎えた朝なのさ
迎えた朝なのさ
街灯が消えないよ
無意味なくらい
心の闇を照らす
昨日の僕の涙
昨日の僕の涙
それは光のように笑えぬ僕を慰める。