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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[2975] ノックアウト
詩人:どるとる [投票][編集]


理不尽な世の中です
矛盾や嘘だらけの世の中です
愛想笑いしている
お世辞をこぼしてる
できるだけ好かれたいから 嫌われたくないからって 媚びを売る人の姿 なんて情けないんだろう

常識なんて利き手でぶっ飛ばして 少しでも理不尽な態度を見せようものなら 常識を掲げて叫んでやるぜ
それがはたして常識で片付けていいものかどうか

こんなふざけた世の中に きつい一発をお見舞いしてやるさ
右ストレートアッパーで あの世へ送り返すぜ 不幸のダイレクトメール
3秒でノックアウト
リングにねじ伏せた
社会というライバルの懲りないこと 懲りないこと 何度倒れても10カウントまでに起き上がって ファイティングポーズで威嚇する 延長戦は確実 勝敗は見えない
勝負の行く末は如何に

百年後に持ち越されるでしょう。

2011/06/16 (Thu)

[2976] 今日ほどいい日はない
詩人:どるとる [投票][編集]


今日もいろんなことが思い起こせばありました
点数つけるなら何点だろう
百点満点にはほど遠い一日でも うまく言えないけどどこか素敵な一日だったと思うのさ

一日に浮かべた笑顔が 数回しかなくてもきっと流した涙の多さよりずっと それは貴重なものだから
忘れないでいよう
数少ない 輝いた笑顔を

今日の自分を好きになれなくても 失敗しちゃっても誰かにしかられても
頑張った自分を認めて あまり自分を責めないで 過ぎたことはあまり考えないでこれからのことを考えよう

見方を変えれば明日は今日よりわるい日かもしれない
だから今日ほどいい日はない
そんなふうに考えられたなら ほらね
多少の涙や多少の苦労など へでもないね
おしりペンペンさ

沈む夕陽に手を振って 世界が夜に包まれるその時
僕は涙を抑えきれない その涙も忘れないで 心のポケットにしまっておきましょう

自信なんてないし
期待より不安のほうがたくさんあるけど生きていく勇気もまた強さだと僕は思うから 踏み出す明日
開く扉 迎えた朝
カーテンを開いて
始まる 新しい一日

さあ 楽しいこと
探しに行こう

風に吹かれて。

2011/06/17 (Fri)

[2977] 数千の涙と一握りの希望
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毎日のようにテレビに取りあげられてる悲しいニュース
朝から憂うつになるような惨たらしい事件 腐るほど起きてる

人間の闇が影のようにつきまとう時代に
理由もなく 人は人を殺し なんの恨みもなくただ退屈しのぎのために人は殺されて

常識やルールがなくても 人は人の命を簡単に奪っていいはずなんてないのに
常識やルールや法律があっても人は人の命を簡単に奪う毎日

それも時代だと ため息ついて 諦めてもまだ 癒えない傷がある
理由もなく 殺められたら 命も浮かばれないでしょう
そんな簡単な事じゃないし 理屈や常識の通じない人に 人の涙や痛みなんてわからない
今日もメディアはありのままを伝えてる
誰かの涙や命の灯火を 見せるように

数千の涙と今にも消えそうな一握りの希望を 僕らは守れるのかな
明日に希望はあるかい?
信じられるものがあるなら教えてほしい
油断したその瞬間に燃え尽きる命って言っても大げさじゃない時代が今なんだ

ほらねまた今日も誰かの涙が流れ
人為的に奪われる命
その限りはようとしてしれない

たったひとつの流れ星にさえ目をこらして願い事をする
誰かの最後の姿に僕は言葉をなくし
訪れた真夜中に
はかなく散りゆく
花びらになろう

過ぎ去る時間と
同じ速さで歩くよ
やがてたどり着く
まばゆい夜明けまで
あなたの笑顔が消えないように
あなたの元気がなくならないように
傍にいるよ
だから暗闇をおそれないで何かを信じてごらん
この嘘ばかりの世界でも 信じられる何かがあるなら 信じられる何かにすべてあずけて 嘘偽りのない涙をそっと流してごらん

きっと常識やルールよりも あたりまえなこと 言わなくてもわかる人の心を知っていれば 命など最初から何よりも大切なものだといえる

他人の笑顔や命を奪ってまでも 何かを手に入れようとするならそれは間違いだと。

2011/06/17 (Fri)

[2978] 透明人間になった日
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何かと片付かない散らかったこの時代に
人生に価値を求めたら
きっときりがないね
きっと人生なんて
生きてさえいればいいね
それ以上難しいことはできないよ

存在の濃さや薄さなんて 実は関係なくてその人がいるという事実があるなら
透明人間なんてどこにもいない

僕の中の僕が言う
おまえは今生きているんだと
君の中の君が言う
もっと笑え もっと泣け もっと人生を楽しめ

本当のことは巧妙に隠され ごまかされ
もう 何も見えない
明日がよく見えない

透明人間になった気がした。

2011/06/17 (Fri)

[2979] 時間よ戻れ
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通り過ぎた遠い日の思い出を名残惜しみ
頭の中の望遠鏡でのぞき込めば 見える
万華鏡のようなめくるめく思い出
輝きながら今も鮮やかな色をしている
できるなら時間よ戻れ

ありふれた日々の美しさは どんな貧しさも笑い話に変えてくれる不思議な魔法のよう

このままどこまでも舟を漕ぐように
僕は歩いて行くよ
のらりくらり
その日暮らしで

凡庸な人 無欲な人
欲しいものなど何もない 背中で語る僕は詩人でもあり哲学者でもある

美しい言葉を捧げよう
時間よ戻れ
あの頃の街の匂いも
懐かしい輝きも
もう永遠に
かえらない幻

時間は戻らない
戻らないけれど
あの頃の僕と
何ひとつ変わらない
僕がいる それだけであの頃の楽しかった思い出はずっと胸の中に輝き続けてる。

2011/06/18 (Sat)

[2980] 百年の旅
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百年あまりの 与えられた時間の中で
自由に生きなさいと人は言うけど
自由とは名ばかりの常識に縛られた
人生の中で 愚痴を言わずには歩けない

進むべき道を見失ってもう数年が経ち
どちらが前なのか
どちらが後ろなのかもわからない
変わらないもの
変わったもの
変えなきゃならないもの
どうでもいいもの
考えることさえ面倒だ

百年の旅が始まって
もう二十年が経ち
昔も今も変わらない僕が ここにいるよ
途中で諦めていい人生じゃないから どんな事があったって強く強く生きていくんだ

運命という風が吹きつけて 全て常識で片づけられた部屋には何もめぼしいものは残らない

百年の旅が終わるまで僕の涙と笑いの日々はどこまでも続く
悲しいこと
嬉しいこと
さして考えるまでもないこと
いろんなことに今日も押しつぶされて 追い込まれて たどり着いた行き止まりの夜
変わらないのが僕なのか
変わってしまうのが人なのか
わからないから
僕は僕なのかもしれない

空の色も
草花の青さも
街の匂いも
思えば何も
変わらないね
僕もそれでいい
それでいいのかな
百年経ち
いつか死ぬまで
旅は続くよ
旅は終わらないよ

覚悟の雨は降り
何度でも後悔重ね
行く年来る年見送り
いつか 地に還るまで
僕は死なない
旅は終わらない

それが百年の旅人の背負う十字架の重さ。

2011/06/18 (Sat)

[2981] ピープルイズ
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一般ピープル おいらは平々凡々な毎日を暮らすどこにでもいるごくごく普通の人間です
なんの変哲もない
日本国籍のただの人間です

得意なことも
人から秀でたところも何もないけれど
五体満足心やさしく清らかな人間です
人間はやさしい心があってこそ 素晴らしいんだ

ピープルイズザベスト
今日もふらりふらふら
自由気ままに 歩く
二足歩行の哺乳類

会社に行けば文句のひとつも言われて 凡ミスしまくりのダメ社員 それでもそんなおいらにもでっかい夢があるのです

進め 道なき道を行くのさ 情けないのがおいらのいいところ
のんびりゆっくりだらだら いい加減なのがちょっと玉にきずだけど 常識に縛られすぎてると人間は冷たい心を持っちまうから だから僕は僕のまま ずっと生きていくんだよ

つまらない常識なんて靴のつま先で 空の彼方に蹴り飛ばして
笑ってやるさ

ピープルイズザベスト
普通が一番素晴らしい
今日も明日も口笛吹いて生きているよ

空振りばかりの日々も むなしくノーカウントでも一生懸命フルスイング 結果は別として頑張って生きてるんだ。

2011/06/18 (Sat)

[2982] コミュニケーション
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知らない人とでもお話しようよ コミュニケーションが必要さ

国籍も 言葉も 肌の色も 趣味や頭の良し悪しも何も関係ないさ
お話して 心が重なれば それは友達 もしかしたら恋人になれる

手を繋いで 心を重ねて みんなが幸せを願い 平和を望む世界には戦争なんか起きない 大切なのはあたりまえなことで考えるまでもない簡単なことなのさ
それはみんながみんな誰かのことを考えられる そんな世界にすることだ

さあ始めよう
レッツコミュニケーション!

2011/06/18 (Sat)

[2983] 気まぐれマイライフ
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好きなことはとことんまでやれ
嫌いなことは嫌いなままでいい
好きなことをしてこその人生さ
嫌いなことしても全然楽しくない

人の人生なんて百年くらいしかないから
好きなことをしても嫌いなものは嫌いでも神様はゆるしてくれるさ ちっとも罪じゃないさ

人生のテーマはいつも自分自身がまず笑えることだ
そしていつか生まれて良かったと 誰かに心の底から感謝できる日が来るといいよね

気まぐれな僕の日常
山の天気のように
気持ちの変化が著しいよ

でも僕は僕なりに
そんな今を楽しんでるつもりさ

それが幸せなマイライフ

2011/06/18 (Sat)

[2984] 最後の嘘
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大切なことはいつも
嘘や愛想で隠されて
本当に言いたいことは モザイクがかけられたみたいに 僕の中で あなたの中で 言葉にならずに枯れていく

悲しくなんてないよ
切なくなんてないよ
強がっているけど
いつまでつづくかな

僕はいつも嘘ばかり
ついているんだ
大切なことなのに
何も言えないまま
何かをおそれるように 見えない明日におびえていたのさ
そんな僕を責めないで

さよならが言えなくなるから

最後の嘘は皮肉にもそんな僕を後押しした

覚悟の雨は降り止まない

最後の嘘が本当にでもならないかぎりは

僕はうそつきのままさ。

2011/06/18 (Sat)
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