詩人:どるとる | [投票][編集] |
何もする事もなく時間持て余してる夜
これといって何もないつまらない夜
今日あったいやなことを思い出しても仕方ないから
悲しい事に手を振って笑えないでいる自分の良いところだけ見つめよう
流れる星に願いを
星たちが輝く天に祈りを捧げて
せめて今夜は
安らかに眠れるように
せめて明日は
素晴らしい1日になりますように
余計なことも欲張ることもしないから
よくある 幸せな日々よ 流れるようにつづいていけ
川の流れのように
小石投げれば
波紋が広がるのが
人生だけど
小石よけて歩けないのが人生だけど
せめて涙に濡れた1日の次は 笑顔であふれる1日になれ
僕は星に願いを捧げた
いるはずもないけど
都合のいいときだけ
信じることにしている神様に祈ったよ
どうか どうか
どうか どうか
明日 いい日に
明日 いい日に
なりますように
何かいいこと
ありますように
ためらわずに
笑えるような
出来事あるように
星に願いをたくし
夢の中に吸い込まれた意識 そのまま意識は夜明けへと運ばれていった。
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君を想うと夜もまんぞくに眠れないんだ
自分でも不思議なくらい いつも頭の片隅に君の顔が浮かんで離れない
何か考えるたび
君が頭の中で
僕に優しく笑いかけるよ
夜空の遠くで輝く
大きな六月の月と
窓をかすめるように
流れていった彗星
どうでもいいことかもしれないけどただ君に優しくしたい
時間があるなら 君と肩を並べて 同じ時の中で くだらない話でもいいから できるだけ一緒にいる理由が欲しい
そんな気持ちが僕の中にある
知らないあいだに僕も人並みに誰かを好きになってた
君といるときほど幸せな時間はないよ
もしそれを愛と呼ぶならば
進むべき道は見えたね
僕の『ねえ』の一言で 僕らの旅がはじまる
愛はえてして難解で はからずとも複雑なものだって 分厚い本の中で 学者が語るけど 本当は すごく簡単で
ただ 互いを思い合う気持ちがあればいいだけだ
そして 永遠に消えないような 何かをお互いに持っているだけでいい
それが見えないものでも 二人にはわかるから
夜明けとともに僕らの旅ははじまる。
もし誰か愛する人がいるならば
その人に全てを捧げても惜しくはないね
もし僕を誰よりも愛してくれるならば
これ以上幸せなことはこの世にはないね
もしそれを愛と呼べるのならば
迷わずに抱きしめればいい
ためらわずに愛せばいい
それを僕らが愛と呼ぶのならば 疑う余地など どこにもありはしないから
愛し合おう 死ぬまでずっと
そこにある愛に もたれかかるように
心の中で熱く燃える思いを ひたすら愛と叫ぼう。
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ああ 今日もいい日だったな 特別なことなんて何もないけど
自分でも不思議なくらい笑顔あふれる素晴らしい1日だったよ
ほんの少しのことで
単純な僕らは泣いて笑って 気づけばもう早いもので夕暮れで 別れ道
いつものようにさよならしたよ
でも悲しいことなんか
何もないのに
1日が終わるって
ただそれだけで
こんなにも
悲しくて
こんなにも
切なくて
涙が止まらない
友達とだって明日になればすぐに会えるのに
変わったことも
何もないのに
なぜかこみ上げる涙
夜の片隅で花びらのようにこぼれ落ちた
そうして繰り返す日々よ
今日も明日も 忘れられないくらい幸せであれ
特別なことなんて何もなくて構わないから
ただいつものように
泣いて 笑って
気づけば日が暮れてるような そんな1日がずっと続けばいい
今日も明日も変わらなく ふいに涙流れてもそこにはきっと意味のある痛みや心地よさがあるから
僕は知っているから
今日も明日もまた昨日のように泣いたり笑ったりしてる僕がいればいい
単純にそう思う
今日も明日も
夜空の向こうで今
星が流れたけど
欲を出して願うことなど何もないよ
今日も明日も ずっといつものような 日常がそこにあればいい。
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1日一生懸命不器用ながら働いて
汗もかいてため息ついて何度も迷ったり悩んだりしたけど 気づけば日は暮れていた
帰り道はいつも一人
残業した日には
なんだかいつもの道なのに 長く感じるような夜は きまって悲しいことがあった日だから 涙があふれ出してくるよ
それでも誰も慰めてくれる人はいない
自分の涙は自分自身が拭わなくちゃならない あたりまえだけど たまには誰かに慰められたり ほめられたりしたいのさ
『頑張ったね』 その一言で なんとなく幸せな気持ちになれるから
幼いときはなにをしても頑張ったねって言ってもらえたけど
大人になって いろいろ頑張ってても そんなものあたりまえと誰も見向きもしないよ
生きるだけでこんなにも苦しいなんて
思わなかったよ
それでもどこかで信じてる 明日になればきっと今日が嘘に思えるくらい晴れ渡る日になるんだと
それでもいつも裏切られて 雨に降られてることのほうが多い
それでも 何度でも僕は信じてる
明日になれば きっと
明日こそは きっと
今日の悲しみなど笑い話にできるくらい
いい日になると 考えながら考えながら 今日の涙を必死に押し殺すのさ
あたりまえと言うけどそれは違うよね
生きることは思う以上に大変なんだよ
いいさ
他人に何を言われても
気にしないさ
明日になれば そんなこと忘れてしまうくらい 僕は笑ってるから
天気予報になんて
惑わされないぞ
雨だって
台風だって
猛暑だって
いつもと何ひとつ
変わらない
僕がそこにいる
僕はそこにいる
信じてる
待っている
僕は何度でも
そしてやがて
降り注ぐ
まばゆい光は
僕を照らして
言葉じゃない
無音のメッセージ伝わるよ
頑張ったねって言うように
ほらね 涙で汚れてた僕の顔中に幸せの花が咲き誇るんだ
明日になれば
明日になれば
今日の自分を
笑ってる僕に出逢えるさ。
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涙流れて
やがて水たまりから
川になりました
その川はやがて
大きな大きな海になりました
海はやがて
果てしない宇宙を創りました
くるくる回り続ける
母なるこの地球の片隅で ひそやかに生きる僕らの毎日は
それはそれはありふれた毎日だけど
どこか特別で
どこかがすてきなんだ
地球の成り立ちなど
全く関係ないところで僕らは 繰り返すよ
今日も計算など行き届かない 単純な優しさとぬくもりの毛繕い
単純明快な 気遣いと思いやりの あやとり
少しの出来事で 絡まってしまう弱い心だけどほらね
ちゃんと形作られるんだよ へたくそでも不器用でも今日もどこかで愛が愛に語りかける
君を愛してる
私も愛してる
あなたを愛してる
おまえを愛してる
歳や住む場所や
国籍や文化や
言語の違いや
宗教観や
国境さえこえて
愛は繋がってゆく
愛は流れてゆく
愛する人と人のあいだにまた愛は生まれ
繰り返す その連続はまるであやとりのよう
紐解けば科学とか計算とかで説明できるけど説明できないくらい複雑なものもあり 単純だけど大切なものもある
今日も僕らは
明日も僕らは
あやとりを繰り返すよ
あなたの心の形を
誰かの心の形を
涙や笑顔や思い出さえも 触れて 向き合って 見つめ合って
手を繋いで輪になって 束になって
時にはぶつかり合って
探り合い いろんな形に変わりながら 変わりながら
今日も人と人とのあやとりは続くよ続く
涙流れて
やがて水たまりから
そんな繰り返しの先でぽっと咲いた日から続いてる僕らの毎日そして今日
不思議だけど
それ以上にあなたに出逢えて良かった
そう思う
僕はまた
あやとりするように
人と人と交わりながらこんがらがって
そんな風に生きてる
奇なる宿命抱いて
偶然の成り立ちとか
運命がどうこうだとかそんなこという前に限りなく僕は思うよ
生きてることがこんなにも嬉しい。
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ああ 楽しかった
ただそれだけの1日さ
ああ いい日だった
ただそれだけの1日さ
愛想笑いしていた
お世辞もこぼした
暑い中 頑張ってた
さんざん謝りたおしたけど 反省してますなんて 悪くないのに謝ったけど
全部嘘だよ
神様 今 この世界からこの僕を跡形もなく消し去ってくれるなら 僕はあなたを 心の底から 信仰したっていいよ
すてきな今日を送るために
誰かに無理に従うとか
すてきな今日にするために
誰かを持ち上げるとか
くだらないことだね
ああ どうして僕は
嘘をつく?
どうして涙が出ない?
夜は長くなる
夜は長くなる
眠れない夜がまた
訪れる
今日もまた
神様は僕を
生かすのみ
すてきな今日を見つけろとでもいうように希望をちらつかせるだけ。
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さよなら さよなら
ああ 今日も あっという間に終わるんだねベイベー
雲の流れが変わっても 青空が見えない日でも 1日の終わりってなんだか切ないね
今日笑っていた人も 今日泣いていた人も
みんなに等しく訪れる今日との別れ
気づけばほらもうぼーっとしてる間に夜になりました
残業してるサラリーマンのお父さんも
部活で遅くに帰る学生も
多分みんながみんな
同じ理由でそれぞれの家に帰るよ
さびしい帰り道を独りきり歩いてる人も
友達や恋人と話しながら 楽しく帰る人も
疲れ果てて 重たい足取りで帰るサラリーマンも 酔っ払って千鳥足で帰るお父さんもみんな みんな
ただいまを届けるために帰るのさ
横を向きゃ何もない道にぽつんとある小さな居酒屋 輝くネオン街 様々な欲望かき分け 玄関のドアを開けて ただいま言うサラリーマンもいるだろう
僕はとても元気にはただいま言えないけど小さな声でもいいからただいま言うよ
だから今日もただいまを届けるために 僕は帰る
帰り路に 見えない足跡をつけて 猫背で玄関開けるけど ただいまって言ったら
ああ おかえりと言ってくれる人がいる幸せ 感じながら 抱きしめながら
今日も帰るよ
ただ 単純にただいまを届けるために 誰かの心のポストにただいまっていう短い言葉を手紙のように そっと確かに届けるんだ
ただその二つの言葉を交わしあえただけで 僕の1日はほんとうの終わりを迎えるんだ
とてもありふれた会話だね
でもなんて幸せになれる呪文だろう
今日も誰かが誰かに
君も僕もあなたも
みんなが言う人にも言われる人にもなるだろう
僕はただいまを持ち帰る人
そしておかえりを受け取る人
だから今日もただいまを届けるために
まっすぐレッツゴーマイスイートホーム。
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ばかばかしいことだけど縁起でもないけど
ないとは言い切れないから時折考えるよ
僕が明日突然死ぬなら
残された今日1日で何をしようかな
どこに行こうかな
そんなこと考える
誰かの記憶の中に残るのならそれもいい
だけれどやっぱり
僕は死にたくない
いつもそこに行き着くけど明日死ぬなら
きっと僕は何をするのかな?
時々 生まれたことを呪い 時には心から喜ぶ
わがままな僕を許してくれるなら僕は有り金全部つぎ込んで
今までできなかったことをしたい
欲しいものをすべて買いたい
でも欲望を黙らせたところで悲しみだけが残るだけ
むなしさだけが残るだけ
だから明日死ぬって想像しながら
それを悲しいと思うことで僕は明日生きれる幸せを思い出し
明日から生きてゆく
明日を大切にする
明日死ぬなら
それもいい
だけれど
生きれるなら
生きたい
そう思うのは
明日があるから
自由な想像で
目の前の明日を
自惚れたような
僕が笑うのさ
明日があることの幸せを抱きしめながら
僕は明日を大切に大切に過ごしたい
明日があるさを
のんきに歌いながらも明日がないとき事もしっかり考える毎日。
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この先通行止めの看板を無視して 先を行く覚悟があるかい?
様々な情報に惑わされ
蟻のように蠢くような街の流れ
とどまることのない
絶え間ない 流行り廃り
僕らの真実はいつもただひとつだけ
ここにいても
そこにいても
世界でただ
ひとりの自分がいて
それは誰にでもいえることで確かなことだ
回り続ける 惑星の片隅で 僕は深く頷いた
黙認されてる理不尽や矛盾だらけの格差社会 地位や名誉だけで定められた僕らの日々
大切なのは そんなんじゃなく 偉いとかそんなの関係なく 人として立派ならそれでいい
明日世界は変わる
明日僕は変わる
誰の予言も当たらない
誰の予測もつかない
明日が僕を生かすのか殺すのか 不安と期待を抱え待ちわびる夜明け
今日も僕はここにいる
ここにいて『その時』を待つ。
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君が笑ってるとなんだか僕まで 楽しいことがなくても笑ってしまうのさ
でも君が泣いていれば僕まで悲しくなって 泣いてしまうよ
1+0=はどんなに計算しても0にしかならないけど
1+1なら2になるから
不器用な二人で手を繋いで 切り開く未来
なんてすてきなんだろう
二人の力を合わせればどんなことでも乗り越えられる気がする
そんな予感抱きしめながら
僕という1と
君という1が
足し算されるように
力を合わせれば
明けない夜も明けて
やまない雨もやんで
できない事もできる
だから 1+1の答えは二つあるんだ 2とアイラブユー
限りなく広がってゆく宇宙のような二人のファンタジー
2以上の何かを
生み出すよ
何もない場所に
笑顔が咲くよ
君と僕が手を繋げば
1+1が百にも千にもなるんだ。