詩人:どるとる | [投票][編集] |
生きるということは
ただそれだけで大変で
ただここにいるだけじゃ生きてはいけない
生きてる人を笑うことはできないよ
自分の頑張りを認められなきゃいつまでも明日は見えない
だから雨が降っても
明日は晴れる
明日こそは笑おう
まずは生きて好きなだけ笑うんだ
わがままでもいい
欲張りでもいい
生きることこそが
すべての始まり
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ありふれた毎日を
心から愛せるかい?
特別なものを
求めなければ
幸せになることは
簡単だよ
笑って 泣いて
また 笑って
また 泣いて
繰り返すだけで
いつか僕も
土の中
やりたいことがまだたくさんあるから
行きたい場所がまだたくさんあるから
まだ死ぬわけにはいかない だから悲しい事があっても 生きているんだよ 今日も
特別な事なんて
何もなくていいから
ただ1日が平穏に始まり 平穏に終わればいい
平々凡々 それ以上は何も求めないよ
そこにある平穏に
ありがとう
そこにある幸せに
ありがとう
太陽の恵みと滔々とあふれる水が花を生かすなら 僕を生かすのはちっぽけな幸せとあなたの笑顔
それだけあれば
幸せになんて
いつだって
なれてしまうよ
ああ今日も平和だな
そう思えたら
幸せになれるよ
ありがとう
平凡に感謝
ありがとう
平和な今に感謝
今日も世界は僕の知らない原理で回り続けるだろう
でも僕にはそんな事さえ関係なくただ
今日を一生懸命生きるだけさ
そしてあなたに笑いかけるだけさ
そんな僕の平々凡々な毎日
カレンダーをめくった7月の朝。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
人の命は煙草のようにやがて時が来ればどんな人の命も燃え尽きてしまう
お墓という灰皿の上で安らかな眠りについて永遠に覚めることのない夢を見続けるのさ
僕も嫌とはいいながら今まで世の中のルールとか誰かが決めた決まりに逆らわずそれが正しいと守ってきたけど
やっぱり僕は間違っていた
僕の道は僕が切り開くのさ
僕の人生を好きに生きて何が悪いんだ
理不尽なことばかりさ
矛盾だらけの世界さ
本当のことなんて何もありゃしないんだよ
誰を信じ何を疑い
何を生きがいに生きていけばいい
日々をさまようように旅人が最後に行き着く場所はきっと
終わることのないさびしさだけが確かな
孤独という宇宙
僕の居場所はこの世界にはない
降り続く雨の冷たさよ
突き刺すようなその醜さよ
僕を睨むたくさんの人の視線よ
僕はもう自分以外信じない
さびしくても構わない
悲しみをだきしめて
歩いて行くさ
ずっと。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
子を見つめる母の眼差し
母を見つめる子の眼差し
恋人を見つめる彼女や彼氏の眼差し
長年連れ添った人を見つめる妻や旦那さんの眼差し
年老いた父や母を見つめる成人した子の眼差し
いろんな眼差しがこの世界にはあって
どれひとつくだらない眼差しはないんだよ
もしもの雨に今日も降られ 誰もが肩を落とすとき 誰かの眼差しがなんらかの救いをくれる
誰もが誰かを大切に思い
誰もが誰かを今日もあたたかい眼差しで
見つめている
見つめられている
目には見えない 愛がきっとその眼差しにはあって きっといつもは気づかない
でもあるときふいに
その愛に助けられ
その愛に優しくされ
その愛に抱きかかえられ 肌を伝ってくるぬくもりや体温がその愛を 教えてくれるんだ
そしてただ笑ってくれるその笑顔だけで
僕は なんとなく幸せになれてしまうんだ
照れくさいけど
ハズかしいけど
伝えたい 届けたい
へたくそだけど
ぶきっちょだけど
この世界で一番
愛してる人へ
愛してるって
この世界で どうせ生きるなら 大切な誰かと一緒に励まされたり慰められたり優しくされたり そんなふうに生きたいよ
今日も誰かが誰かを見つめてる たくさんの眼差しに包まれて
今日も僕もあなたも誰かに優しくされ 助けられるだろう 僕もあなたも誰かに優しくしたり 助けたりするね そんなふつうの毎日が多分一番幸せなんだね
特別なことは何もなくても そこにあなたがいて ここに僕がいて
それだけで
ただそれだけで
明日も頑張れる
笑って生きていける
今日も生きている
みんな同じだ
単純な頭は
誰かをまっすぐ愛するためにできている
つまらない余計な言葉など要らない
必要なのは僕とあなたがそこにいること
そしてそのふつうのことをどれだけ愛せるかということ
ただそれだけだ
ただそれだけで
僕もあなたも幸せになれる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
言葉じゃない何かで繋がってる 僕らの関係は
思いやりとか気遣いとか そんな関わりで人と繋がろうとする
友達でも身内でも
全然知らない他人でも 挨拶交わしただけでもうすでにお互い顔見知り
どうせ繋がるなら
互いの悲しみや
喜びを分かち合えるような関係でありたい
そして単なる優しさや愛で繋がってるんじゃなく時々意見もすれ違って喧嘩しても またいつものように笑いあえるような
本当の友達として
本当の家族や恋人として人と人との繋がりを大切にしてゆきたい
今日も誰かと繋がってる 僕らは心と心の中で見えない両手で握手をしているんだね
夕げの匂いに誘われて ふと 笑いかけるあの人に 絶え間ない愛や優しさや強い絆を感じるから
今日も僕はあの人やあの人やあの人と一緒にいるんだ
それはそれはすてきな関係
詩人:どるとる | [投票][編集] |
動物をひき逃げしても罪には問われない
でも動物だってちゃんとした生き物なんだよ
命を考えるととてもかわいそうだけど
動物が車や電車の前に飛び出してくるたび
ブレーキをかけていたのではきりがないし危ないから
ブレーキをあえて踏まずに
僕らは動物を仕方なしにひき殺す
今日も動物の死骸を見つけたよ
見るのも堪えないくらいのもんだったけど
仕方ないよね
かわいそうだけど
ブレーキ踏んだら
彼氏や彼女との待ち合わせに遅れる
渋滞の道じゃ仕方ないけれど 余裕があるなら 道を渡るまで止まったり徐行するなりして 動物の命をむやみに踏み潰さないほうがいいはずだから
猫だからとか
犬だからとか
鳥だからとか
関係なくて僕らは
命を重んじて
うぬぼれずに
生きるんだ
人間がこの世界の支配者なんて妄想は捨てて
僕らの辞書に命という言葉があるならば
もしも可能であるなら命を守ってね
よく新聞やテレビで動物虐待とかあるけどあんなのはもってのほか
僕ら強い生き物が弱い生き物を傷つけちゃならないよ
僕らごときに
命に順番や順位をつけることはできないよ
僕ら等しく生き物だから 猫も犬もすべての生き物も人も何もかも命だから
力も頭も秀でた僕らが自ら守ってゆこう
悲しくなるほど
この世界は悲しいかな 事件や事故ばかり毎日立て続けにあるけど
すべて少し考えたら起こらないような事件ばかりだ
もう一度考えよう
命とはなんだい?
僕らの中にある浅ましい感情を通り越したその先にあるはずの清い心を呼び戻して
当たり前を当たり前と呼ぼう 今すぐに
人がひき逃げとか事故で死ねば花やお菓子が供えられる
それでも野良の動物が死んでもかわいそうとは思ってもあまり花やお菓子を備えないだろう
これって偏見じゃないかい?命を軽んじる僕らは罪人だろう?
見向きもせずあろうことか死骸だとわかってもその上を平気で走る。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕らは理不尽で矛盾だらけの社会に生まれ 何が正しいのかは親から ある程度教えられるけど それを守れるかは自分の中の意思にゆだねられる
いつの時代もどんな風潮であろうとも 正しさの形はそんなに変わらない
当たり前な事を当たり前にできる
ただそれだけでいいのに その当たり前を時に疑ってしまうから正しさが嘘臭く見えるんだ
僕らの自由な意思が僕ら自身に語りかけてくる 本当におまえはそれでいいのか?って
納得いかないことにさも納得したかのようにうなずいてみてもそれは所詮 僕の意思じゃないから
悲しくなるのもうなづける
だから僕らは精一杯
抵抗して 時には社会に背を向け 抗うことも時には正しさだったりするんだよ
奮い立つ感情が 僕らを自由へと駆り立てる
誰もいつかは死んじまうのが運命らしいから せめて生きていられるあいだは自由に生きたいから
誰の指図もうけねえ
傷ついたって構わない
僕らが本当に悲しいと想うのは 生き方を誰かの指示に従って生きる機械のようなくだらねえ生き方だ
心をなくした哀れなゴーストたちの歯形がくっきり新聞の一面やニュースの中で祭り上げられる中
自由を求めても怨みを晴らそうと起こしたもんであろうとえてしてリアルに染み渡るのはまたかよみたいな末路だけど
僕はたまに思うよ
こんな時代に生まれて 居場所もない僕らに残された道はひとつしかないと
これは逃げるための逃避行じゃない新しい明日を掴むためのひとつのけじめだ
だけれど 僕には人を殺めてまで 扉を開く勇気はない
そんな弱い
僕に父は言った
『常識を守れない大人にだけはなるなよ』
全てが常識を軸として回る世界で 本当にそれが世界の全てでも僕は疑ったことを悔やむかといったら多分違うね
常識も決まりも法律もすべては誰かが定めた作り物にしか過ぎない
僕らの悪や暴挙を抑えられるのは個人個人の理性だけと感ずる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
誰にでも訪れる 明日がある
明日があるから 明後日がある
でも 人によっては
明日すらない人もいる
だから人は精一杯今日を生きたがる
街に溢れかえる
腐るほどの嫌な話
誰かがまた死んだ
誰かが理不尽に
殺されたとか
虐待とか いじめとか
尽きない この世の中に人々の目を覚まさせる警鐘を鳴らせ!
僕らのあしたがあるかぎり僕らは誰かを思うだろう
そして誰かも僕と同じように誰かをひたすら思うだろう
僕らのあしたはどこまでもあしたが続いてゆくかぎり終わらないだろう
雨かもしれない明後日も
晴れるかもしれない明明後日も
どうなるかわからない数年先も
人は変わらず生きている そんな保証もないけれどとりあえず今は今を精一杯生きる
僕らのあしたが見えなくなるまで
行き止まりにはまだ程遠い歳だから
今はまだ
今はまだ
余裕があるけど
僕らはあしたは
唐突に終わる
命を暗示する
でも今は
楽しく
笑い
目の前の
友達や恋人や
家族と同じ時間の中
何事かを語り合う
知らないあいだに
自分のからだに
病魔が巣くっててもそれを知らなければ 幸せなあしただろう
さあ僕にはどんなあしたが待っているのかな
よく聞くセリフを言おう
不安と期待をしつつ あしたを待ちわびる
僕らの今日はあしたがあるからこそ 幸せに感じるけど あしたのない今日ならば
今日は悲しみに満ち溢れた 悲しい今日になるだろう
でもそんな日がいつか僕にも来るのだろう
でも今は今を そして残された日々を精一杯生きる
運命られたような
奇なる風に吹かれ
今日も始まる
あしたともいうべき
今日という名の24時間。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
理不尽なことこの上ない矛盾だらけのこの世の中で 僕らはいつしか生まれ
やがて時をかけて良くも悪くも社会人になる
毎日飽きるほど起きてる事件に誰もが首を傾げて理由なき殺人や意味のない暴力に頭の上にハテナを浮かべてる
何を信じ 誰を信じ
どこへ行けばいいんだろう 路線のように入り組んだ僕らの人生 これからどうなるんだ?期待半分不安半分で待ちわびるその時
流行り廃りもはげしいこの世の中に吹き荒れる風にあおられて
僕らは流行に乗り遅れても 自分のプライドを守るちょっと時代遅れの社会と戦うヒーロー サラリーマン
僕らの時代はまだまだこれから。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
名もないその花に名前をつけたのは
ほかの誰でもない僕や君でしょう
自信なんかまるでありはしないけど
なんとなく
それに二人で名前をつけてみた
僕は君を名前で呼んで
君も僕を名前で呼んで
いつの間にか 僕と君という名前の花の真ん中に小さな花が一輪咲いた
今日も当たり前に僕らは笑い そして
当たり前みたいに泣くんでしょう
そして不思議なくらい強い絆で何度すれ違っても また同じ場所で笑う
きりがないね
お互い懲りないね
今日もまた
喧嘩したけど
今日も僕らは
相変わらず
バカみたいに
気づきゃ笑ってる
多分そんな繰り返しでいつまでもいいと思う
だって喧嘩して仲直りするたびに僕らの絆は強くなるから
あしたもまた喧嘩してもちゃんと最後には仲直りしようね
人間だから間違えることだってある
泣き虫と言われても仕方ないけど
泣かずにはいられない時だってあるのはわかってるから
あまり無理はしないでお互いやっていこうよ
今日もあしたも僕らは僕らでしかないからさ
うまくやろうとなんてしなくていいから
それよりずっと大事なはずの優しさと愛をいつも忘れないで
いつだってあなたが笑っていられますように 僕はない頭ふりしぼって毎日それなりに考えているんだ
不器用だっていい
ほかの誰かに何を言われたって構わない
僕らは僕らのやり方で 毎日笑ったり泣いたりしよう
大切なものはいつだってすぐ傍にあること忘れなければ
あしたの今日も僕らは…
泣いてもいいさ
弱音吐くのが普通さ
僕がいるよ
僕がいるじゃないか
君には
あしたの今日も僕らは ただ当たり前に笑いあって 喧嘩してもそれとなく寄り添えば いつものように
ばかばかしい話さえ
楽しく 語り合える
特別なものないかわりに当たり前なものがここにある
それはなんて素晴らしいんだろう
もう離したくない
もう離れたくない。