詩人:どるとる | [投票][編集] |
木枯らし吹きすさぶ季節は切なくなる
ひゅるり 風に吹かれただけで 悲しくて悲しくて仕方なくなる
ただ いつものように愛は季節を越えて 時代を越えて いつまでも続いていたね
でも唐突に終わりはやって来るんだね
素っ気なくさよならなんて それだけで終わった
君の瞳もまともに見つめられないまま
煙草をふかしていた僕に 冷たい視線が突き刺さる 僕は何も言えなかった
それはまるでドラマのような恋だったのに 現実に戻ったように やがて訪れた二人の恋の終わり
夢から覚めたように別れた
木枯らしが吹く寒い11月の終わり
永遠に思えたはずの
終わらないはずだった物語は終わった
そして完結へ
ピリオドは打たれた
もう君の背中も見えない
僕はひとり また木枯らしの中へと帰る
今年もまたやって来るんだね
寒さが心にもこたえるだろう。
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この世界には今もくだらない争い続けてる国もあるし
みんなが平和すぎて
心にゆとりを持ちすぎて幸せにおぼれてる僕らの国みたいな惚けた場所もある
様々な人間模様が織りなす光と影 新聞に取り上げられたあの事件解決したかな
いつの間にか忘れられたように捕まる犯人と取り残された被害者。また総理が変わったらしいけど 僕にはあんまり関係ないことだ だって何を言おうが塀の向こうには僕らの声は届かないから
全くおかしなもんだね 狂った天才もいれば まともな馬鹿もいるんだ
狂った天才になるくらいなら まともな馬鹿のほうが何倍もマシだろう
繰り返し何度でも
今日は来てまた
知らん顔したまま
いつも同じタイミングで日は暮れて夜になり 昨日と同じ寂しさがわけもなく僕の頬に涙の川をつくるよ
テレビの天気予報 台風が上陸してる場所からだいぶ離れた場所では そんなこと嘘みたいに晴れた空の下笑ってる僕らがいて 一方ではまともに台風の影響くらって困ってる人もいる
運命の悪戯と割りきってみても これはあんまりだ
僕ら平等を叫ぶけど
この世界のどこか平等だといえるのか
あふれんばかりの矛盾と理不尽と不条理
貧富の差がありすぎる僕らの世界
どう足掻いても何もならないけど
何とかしてあげたい気持ちはあるんだよ
今日もまた誰かがどっかで心ない誰かに命を奪われても
泣きを見るのはいつも弱い人のほうだね
大切なもの 大事なこと 当たり前なこと
生きてるだけでただそれだけで十分すぎるくらい満ち足りた気持ち 必要最低限の衣食住 必要なものなら必要すぎるくらいここにあるのに
なんでこんなに世界は病んでいるんだろう
悩みがまた増えた
疑問がまた増えた
平等ってなんのためにある言葉なんだろう
平和ってただ謳ってるだけで みんな本当はわからないんだ
誰かの涙が雨粒のように落ちた水たまりに映る君の笑顔。
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愛って言葉の中には
たくさんの優しさが詰まっているんだ
君は知ってるかい?
夢って言葉の中には
たくさんの希望が詰まっているんだ
僕は知ってるよ
君がくれた愛と夢
僕は自分を 愛すこと
君をずっと愛すこと
その喜び 知ったよ
たまにはアイラブミー
いつもアイラブユー
すぐ近くにある
でも一番見逃してしまう大事なもの つまりは愛すべき君
雨に濡れても 美しさを損なわない 可憐な花のような君に 惚れたよ
特別なことは何もできないし 馬鹿でドジでまぬけだけど
精一杯愛すから
ずっと死ぬまで
そばにいてくれないか
たとえば同じ空を
同じ場所から見つめてるだけで 幸せなどすぐ見つかるから
たまにはアイラブミー
すかさずアイラブユー
大事なものであればあるほど見失いやすいから 気をつけて
気をつけ 前ならえ
さあ 愛すべき君のところへ
愛という言葉の意味を辞書で調べても
きっと神様は言うだろう 君は君の愛を貫かないと無意味だと
だから僕は僕らしい愛で君を愛してゆくんだ
たまにはアイラブミー
いつもアイラブユー
すぐ近くにある
でも一番見逃してしまう大事なもの つまりは愛すべき君
地球が滅びる時までは一緒にいてあげられないけどせめてこの命尽きるときまで
バカみたいに楽しく二人でやっていこうよ
そうさ 人生なんてそんなにかんたんにはいかないもんだ
だからあきらめたって罰は当たらないはずだよ でもね愛だけは 愛だけは 捨てないで いつまでも大事にしようね
アイラブユー ずっと。
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どしゃ降りの日 雨から身を守る傘が無いなら 僕の傘の下に入らないかい?
君は少し迷って そうするわって鼻を鳴らして 僕の隣に来たよ
何か悲しいことがあっても二人はお互いにその事についてあまり深くは聞かないで ただ時間があれば 時間があるだけ笑いあって 楽しく過ごした
僕は今 夢を見ている 終わらない夢を
君という人と出会えた日から見てる夢さ
目覚ても変わらず夢を見ている僕の心の中にあふれてる君への思いは 素敵な模様を描きながら 君を見つめてる。
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人と人が会話するために使われるだけが言葉の使い道じゃないのさ
言葉は心がこもっていなければなんの意味もない街の雑音とそう変わらない
あなたの言葉で今日ももしかしたら
思いがけず誰かが救われているかもしれない
どんな簡単な言葉でも使い方と言い方ひとつで人に与える印象を変えることができるんだ
どうせ言葉を送るなら 誰かのためになるような 角の立たない 丸みを帯びた優しさを込めて 届けたい
誰かを傷つけるための言葉になど優しさなんか微塵もないから 言葉に優しさを込めたいなら その人のためを思って 伝えよう
難しい言葉じゃなくて簡単な言葉で
優しさや愛を伝えるために言葉はあるんだ
だから 言葉には優しさや愛が込められていなきゃ 無意味だ。
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思いのままに生きて何が悪いの?
自分の人生結局好きなように生きる事が一番の幸せだ
誰に評価されたって僕はべつに構わない
そんな評価など結局他人のあてつけだろう
この世界を守ってる法律や決まりだって結局は誰かが決めた事であって 正解とは言い難い つくられた掟
夢もなくて べつにやりたいこともない
将来の夢などない
少年の瞳に映っていた未来は 悲しいくらい現実味に満ちた果てしなく長い退屈な時間だった
日々命をすり減らしながら 生きている僕らの信じてる
正しさなど結局はなんの役にも立たないただの自分勝手な言い分じゃないか
そこにある1日がなるべく 平穏でありますように ただ願うだけの僕や 誰のためなのかがんばっちゃって必死に働く大人の姿 すれ違う全くべつの人生を生きてる人
限りある人生において 甘えや妥協は許されない
みんながみんなそれぞれの今を必死に生きてる そして現実と向き合っている
たまには深く傷つくのも生きていればこそ味わうことのできる いわば生きている証のひとつだといえるから 明日も生きるんだ 這いずってでも
そうだ 僕には生きることができる
笑うことができる
泣くこともできる
できることがたくさんある 数えりゃまだまだある
時間がある 夢がある 希望がある チャンスがある
守るべき人もいる
予定がなければ
つくればいい
なんだ簡単なことじゃないか
そうさ 僕にはやれることがある
あれもあるしこれもある あんなこともそんな事もまだまだたくさんある
役立たずなんかじゃない 僕がいることで助かってる人がひとりはいるはずだから 今を生きる全ての僕や私に 考えてほしいんだよ
僕らの明日はいつでもそこに用意されていること
待たなくてもやって来るのが明日だけど
途中で生きること放棄したらやって来ないのが明日でもあるんだ だからどうせならダメ元でも生きよう。
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何もない場所に 問いかける質問
クエスチョン僕が生きることには意味があるか ないか考えてみる
生きることには意味なんてなくても
生きていくことでその無意味な生きることに意味のある喜びや幸せを見つけ出すことが今日の僕の役目だ
明日の僕が笑えるように
名前もろくに知らない 国で起きてる 戦争の悲惨さや 悲しみなら テレビを見りゃ一目瞭然で 判るけど本当に判るのかは本人にもわからない
流れるままに生きてきた旅人のような僕だから 少しはわがままなところがあるかもしれないけど
アンサー 答えを教えて 誰もが納得するような 絶対的な正解を僕に示しておくれ
そんなもの最初からないことなんて知ってても知りたいよ
ねえ クエスチョン
正解かどうかもわからずに信じるままに生きている僕の今に間違いはありますか?
そう問いかけながらも僕はその答えをもう 僕の中で出しているんだ
間違えなどあるはずはないのだ。
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生きることが当たり前なら生きる意味なんてなくなってしまう
生きることが当たり前じゃないから生きることが特別な事になる
生きることを当たり前な事と思ったら生きる意味がない
だから僕は生きることを当たり前だなんて思わない
生きることは正解でもあり間違えでもある
どちらでもない答え。
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どこにでもいるようでここにしかいない
特別なような ありふれてるような 君だけに伝えたい 本当の気持ち
いつでもどんなときでも情けない僕のこと ためらうこともなく見守る君に
僕はなにもしてあげられないけど 君はいつも言うよ あなたがいるだけで私は幸せって だけどそんな君の優しさにいつまでも甘えたままじゃいられない
この世界中で一番大切なものを僕は知っている
それはほかの誰でもない君のことさ
大したことはできないかもしれないけど
君がいつも笑っていられるように
君が一番よく知っている僕のまま いつまでも君の傍にいるから
時には喧嘩もするだろう 人間だから 間違えも犯すだろう
だけど何度でも 仲直りして 明日には二人とも 何事もなかったように笑いあえるから。
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悲しいことがあったときは我慢しないで泣きたい
大人だとかそんなもの関係なく
涙を流す人を笑う人は愚か者さ
その人にはその人の悲しみや切なさが誰にでもあるから
いつでも人生は
いつか死ぬことが決まってるから
なんだか焦ってしまうけど 慌てずにゆっくりと残された時間を僕なりに生きていきたい
涙を背負って 時に深く傷ついて 気づくといつも風に吹かれ黄昏ている僕がいるんだよ
ふと気づくといつも
ため息をついて
わけもなく泣いている僕に気づくんだよ
生きていれば悲しいことくらいあるさと
簡単に笑えるのんきな人を僕は好きになれない
いいじゃないか大人だって泣いたって
わるいことじゃないさ
大人が泣いていたって べつにおかしくない
今日もいろんなことがたくさんあったけど何ひとつ どれひとつ 僕は明日になれば忘れているだろう
当たり前な毎日を 愛せない僕には きっと幸せになる資格もないんだろう
思うより人は自分が思うほど強くもなくて
でもそれほど弱くもないんだ
でも泣きたいときはやっぱりあるから
そんなときは我慢しないで 泣けるなら泣くのがいいんだ
悲しみには誰も勝てない
その涙は明日には笑顔に変わってるから
心配しないでいい
きっと人生は辛いことばかりじゃないさ
きっと自分が思うほど世の中は腐りきってはいなくて
きっと自分が思うほど自分の価値は低くなんかなくて
ただ失敗や間違えが多いのは それは人間であることの証だから それほど気に病むことはないのさ
明日も変わらず生きていこう
気の向くままに
雨のあとには虹が架かるように
涙のあとには笑顔が咲き誇るから
目いっぱい悲しいときは泣いて
泣きやんだら目いっぱい笑えばいい
それがきっと僕らしい生き方だ
そしてまた夜が訪れて 星を数えて
たわいもない会話をするだけの時間もなんだか特別に思えたら大事にできるね。