詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の人生はほかの人の人生と比べりゃ
なんて夢のないなんて希望のない人生なんだと嘆くけど
それは間違えだと気づいたんだ
人の人生と自分の人生を比べる必要なんて全くもってないからね
さあ明日も僕らしく生きていこう
君は君らしく 僕は僕らしく もう人生のテーマさ。
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お母さん お父さん
おばあちゃん おじいちゃん
お姉ちゃん お兄ちゃん
ご近所のおばさん おじさん
飼い猫 飼い犬
ただいま おかえり 言い交わす 慣用句
それは素敵な毎日の合い言葉
好きな人にも 嫌いな人にも 同じように迷わずためらわず言えたなら 1日の始まりも終わりも なんだか気持ちよく始まれるし気持ちよく終われるよね
行ってきますという言葉を残していくなら ただいまという言葉を忘れちゃだめさ
行ってらっしゃいという人のおかえりの声が聞けなくなるから
悲しまないで 今帰るよ あなたやあなたが待っている それぞれの家へ 大切に思う人が今帰るよ
そして同じように大切に思う人があなたを待っている
そして ただいまという言葉をあげるかわりにおかえりという言葉をもらうだろう
長い長い帰り道だった
長い長い1日だった
そりゃ疲れるだろう
そりゃ疲れただろう
そりゃ悲しかっただろう
そりゃいろいろあったんだろう
何があったのか聞かせて 黙ってあなたの話を聞くから
今日も僕の帰りを待っている人がいるから このただいまという言葉を持ち帰るよ
そして間違いなく おかえりという言葉をかわりに受け取るよ
ああ あなたが待っている家へ 今日も帰るよ
それがお父さんだったり
それがお母さんだったり
それが新婚さんだったり
それが大切な家族でも兄弟でも
同じように愛を込めて 言おう
ただいま
おかえり
そのふたつの言葉がそろってはじめて
今日と呼べるんだから
あなたにただいま
あなたにおかえり
ただいま言う人も
おかえり言う人も
誰かの帰りを今この時待っている人も
帰り道を歩いてる人もみんな 誰もが言うんだよ
素敵な素敵な合い言葉
義務的じゃなくてさ
みんなみんな多分
その言葉を言うとなぜか安心するから 言うんだよ
ただいま
おかえり
今ドアを開けて。
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どうしてみんな完璧になりたがるんだろう
完璧になれば間違いを犯さずすむからかな
でも間違いを犯さない人なんているわけもないし
間違いを犯さなくなったらそれは人間とはいえない
不気味な君も
心弱い君も
人間だからこその
優しさがあり
愛がある
多分そんなものが
足りない部分を
補っているんだよ
何も悪くないし
どこもおかしくないんだよ
涙を流している君も
傷つき落ち込む君も
みんなみんな それぞれの今と闘った結果だ
だから現実はあがくだけもがくだけ 無駄っていうくらい残酷な結果を突きつけられる時もあるけど
それは仕方ない
でも人間だからこそ
間違えたんだし
人間だからこそ躓いたんだ
そう思うことで
つぎに繋げよう
人間だからっていえばそれですんじまう話だけど
でも人間だからって言い訳も間違えじゃないだろう
便利な言い訳かもしれないけど
本当のことなんだ
僕らは完璧じゃない
だから間違える
今日も間違える
何かを どこかで
振り返れば気づくよ
そしてあとになって悔やむよ
後悔した数だけ
間違った数だけ
人はだね
そんなのきれいごとなんだね
でも皮肉なことに本当ともいえることだから否定はしないが肯定もしないことにするよ
間違ったっていい
躓いたっていい
それが人間だ
何度も間違えて
何度も躓こう
そして人間になろう
頭はなくても心は大事なこと知っている
そんな人になりたい
そんな人になりたい
ずるがしこく生きる人の生き方も
頭だけ良くて悪いことばかりしたって仕方ない
だからばかはばかなりにばかばかしいほど
本当の意味での人になれる
そんな人になりたい。
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人はそんなに強くなんてないから たまには立ち直れないくらい 落ち込むこともある
でもそれほど弱くもないから また誰かの優しさにふれれば 立ち上がれるのさ
人生は とても長いもんだから
いろんなことがたくさんあるんだ
どうせ生まれたんなら最後まで生きていきたいもんだ
どんなことがあったって それだけはやめちゃいけない
あがいたってもがいたって悲しみからは逃げられやしないから
泣きながらでもいいから 転びながらでもいいから
無理しないで
歩いていこうよ
振り向けば いろんなことが今日もあったな
楽しいことばかりじゃなかったけど それはそれで良かったりもするんだよ
今となってはもう何を後悔しても 戻らない時間だから 前だけ向いて生きるよ
弱くもないけど
強くもない 中途半端なのが僕だけど
きっと何かができる
きっと何かしらやれる
いつもそんなふうに
自分の背中を押すのはほかの誰でもない僕なんだ
今日もとりあえず
頑張ろう できるとこまで
今日もとりあえず
やるだけやろう やれるとこまで
悲しみという雨に濡れて
立ち尽くす夜の片隅
ため息ひとつついて
はけ口のない 現実に白旗を上げて
もう今日は疲れた
そんな一言で逃げ帰る
逃げ帰る
月明かりに照らされて 隠しようのない涙に身をあずけて
言葉にもならぬほどに黙り込んだ僕の背中をただ静かに見つめる人よ
ばかだと思うなら
何も言わずに
今夜は一人にさせてくれ
そんな月夜の晩に
降った雨はなんて
冷たかろう。
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なぜか悲しいよ
なぜかうれしいよ
君がいてくれるから
君がいないから
なぜか楽しいよ
なぜか退屈だよ
君が笑わないと
僕も笑えないよ
ふたりの心は
ひとつに繋がってるから 君の悲しみが僕の悲しみになり
君の喜びが僕の喜びになるんだ
大したことのない
どこにでもあるような ありふれた幸せを君と築いていけたなら
僕は君に 特別でもなけりゃすごくもない愛を届けたい
それが僕にできること
それが君にできること
君の存在に今日も
僕は救われているんだよ
ありがとう
愛してる
なかなか言えないその言葉
でもいつかは言いたい素敵な言葉
くりかえす 当たり前な日々 当たり前のように当たり前のことを ただずっといつまでも
風が吹くように 僕らが生まれたことや
生きていることには確かな意味なんてないのかもしれないけど
わけもなく君が好きなんだ
心の底から好きなんだ
愛という答えのない感情に揺り動かされ
あなたを愛さずにはいられない
あなたを好きにならずにはいられない
こんなこと 聞くもんじゃないのかもしれないけど
僕は勇気を振り絞って聞きます
あなたを勝手に愛してもかまいませんか?
わけもなくあなたが好きなのです
いつも思っているのです。
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胸の奥に隠してる
本当の気持ちなんて
醜くて誰にも見せられない
あいつを殺してやりたいとか
あいつを痛い目にあわせてやりたいとか
そんなこと人前で言えるわけもない
人は心では嫌だって思っても やっぱり大人にはイロイロな事情があるから 全く人とつきあわないでは生きていけない
本当のことは 人と人の間では 隠して生きなきゃだめなんだね
だから本当のことは言えないし 人からも教えてもらえない
モザイクがかかったようななんでも隠したがる世の中に
吹く風は冷たい
本当のことは今日も巧妙に隠されてごまかされて嘘ばかりで埋め尽くされた愛想笑い咲き乱れる世の中に少しでも本当のことがあるとすればたとえば君の優しさだよ
他人の嘘をさぐり合えば面倒なことがたくさんわかってしまいそうだから
単純に僕らは
仲良しでいようよ
本当のことも嘘っぱちも信じて疑わないなら それは本当も嘘も変わらない 愛なんだよ
だからみんな本当のことじゃないとわかっていても 口をつぐんで そのことに明確な答えを見出さずそっとタイミングをはかり片付ける。
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大切なものは
意外と人の近くにある
たとえばいつでも
僕の傍にいて
優しく笑ってくれる
君が大切なものだったりするんだろう
でも大切なものほどすぐになくしやすいものなんだ
あとになってから気づく後悔という過ち
仕方ないとは言いながらも ちゃんと落ち込む僕がいる
ちゃんと反省できる僕もいるんだ
一番なくしちゃいけないものは一番なくしたくないものだから
一番大切なものならば一番大事にしなきゃだめだ
人生はいろんなことがあるけどどんなことがあったって大切なものを傷つけたり悲しませる言い訳にはならないよ
だからいつだって
大切なものを大切にする
当たり前な事だけど一番難しい事さ
簡単なようだけど
誰もがみんなわかってるはずなのに
大切なものはいつでも傷だらけ
矛盾だらけの僕のいい加減な言い訳で
今日も泣いている
大切なものであるはずの君が泣いている
大切なものよ
僕は大切にされているのに君を大切にできない僕は死んだほうがいいのかな
大切なものが大切すぎて空回りする愛情。
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何か悲しいことがあって 誰とも話したくない そんな日が誰にでもあるから
そんな日は無理をしないで まっすぐ家に帰ろうね
どうしてみんな そんなに器用に生きれるのか 不思議になるけど 僕が不器用すぎるだけなのかなと思うとしんみりする
心ない誰かの言葉に深く傷ついたとき
なぜか自分の存在を消してしまいたくなるのはなぜかな?
せめて一日一笑 それができたなら
きっとこれからの人生は もっと楽しくなるはずだ
いつも一日一笑 それが果たせたなら
きっと生きることが歳を重ねていくたび楽しくなるはずだ
他人と自分を量りにかけて比べてみても仕方ないよ
自分と他人は違うから 自分は自分 他人は他人だ それがわかったなら自分のあらよりもまず良さを探すことだよ
いろいろと面倒な時代に生まれてきてしまったよ
情報が氾濫する世の中じゃ 本当のことと嘘を見分ける目を持たなくちゃ 時代に遅れてしまう
だから一日一笑 悲しみを忘れるために
生きることの喜びをその身で感じるために
そうだ一日一笑 涙をぬぐい去るように
日々命をすり減らし
幾度の悲しみを乗り越えて 訪れた一日にまた笑うのだ
くだらない事なんかじゃないさ
生きることは素晴らしい事だ
死ぬことよりずっと
だから一日一笑 それさえできたら
つまらない一日もどこか特別になるからさ
いつも1日一笑 どうせ生きているなら もっと笑って 泣いている暇などないくらいに人生を楽しむんだ
生きることの喜び
生きることの辛さ
生きることの悲しみ
生きることの大変さ
生きることの難しさ
生きることの有り難さ
すべてを受け入れ
すべてを受け止め
生きることが正しい答えならば
明日を抱きしめて
再び夜明けに出逢おう
再び夜明けに出逢おう。
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今日も愛想笑い
咲き乱れる
この世の中で
悉く手を振る
手馴れた嘘つきども
正しさを貫くために何か大事なものを見失ってるような気がする僕は孤独な人
さあ ピエロが笑うなら僕らも笑おう
さあ ピエロが泣くのなら僕らも泣こう
嘘つきのピエロが泣くくらいだから このサーカスは悲しみであふれた 場所なんだね
高層ビル 屋上からの眺め 飛び散る血潮と鋭利な刃物
刃こぼれしたプライド
ピエロは今日も笑っているけど 笑いながらも心の中では泣いている
僕は知ってる
ピエロの強さと弱さ
ピエロが泣く日には
涙の雨にご注意を
傘を差しても無駄さ
悲しみは避けられぬ。
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無関心が服を着て歩いてるような血も涙もない人の群れ
他人のことなどお構いなしとばかりにくりかえす愚か者たちの責任の押しつけあい
信頼という名のちっぽけな繋がりを絶たないための出来合いのコミュニケーション
それが今の時代さ
あふれすぎた情報に
惑わされる人々最先端を求めて数千里
正しいことを貫けとあれほど教わったのに それを破るのはいつでも完璧なはずの大人たちだろう
モザイクがかかったようなよく理解されていない政治の中に
あるはずの正義はまだ死んでないかい?
単純な話 誰もがみんな優しさと愛を持っていれば 毎日笑って生きられる
誰が良いとか悪いとか そんなんじゃなくて もっと大事なものがある たとえばあなたの中に 積み重なる日々の記憶 それはどんなに時代が進んでも変わらないものだからどんな時代でも
僕らは僕らのままでいいんだよ
ルールを犯そうとするその心を憎め
どんなに時代が流れ過ぎようと 大事なものは変わらない
変わらせるのはわがままな人の欲だったり ずるがしこさだったりするんだよ
時は平成
便利すぎるほど
人の生活は豊かさを持ち それにしたがい人の価値観も変わった
それを時代のせいにするならば僕らはなんて馬鹿なんだろう
でも時代は過ぎた
もう通用しない何かがある
だからこそ
変わっちゃいけない
何かがある。