詩人:どるとる | [投票][編集] |
今日も日が暮れて カラスも巣へと帰る
夕闇せまる頃 人足が途絶えた街に訪れる夜
空には大きな月が輝き
切なさだけが街の灯を揺らすよ
少しくらい 言い訳したっていいじゃない
間違いは誰にでもあるんだから 人間らしくいたいなら 我慢しないで泣くことさ
人生は長いからいろんなことがあっていろんなことに躓いて
いろんな失敗をするけど 生きていくと決めたなら 悲しみに負けずに今日も笑ってみせてごらんよ
誰かが今日もどこかで泣いていたんだろう
そして誰かが今日もどこかで 笑っていたのだろう
僕が泣いているときは必ずどこかで誰かが笑っていて
僕が笑ってるときは必ずどこかで誰かが泣いている
そこはお互い様ってことで お互いに悲しいときは悲しいなりに泣いて 嬉しいときは嬉しいなりに笑うのがふつうのこと
神様や仏様なんかこの世界にはいやしないから
自分自身だけが死ぬまで頼りなんだろう
辛いことや悲しいことがあっても 生きていくことのほかに大事なことなど何もないから そんなにえらそうに言うなら
生きていってみせろよ
くたばるまで
少しくらい 傷ついたっていいじゃない
簡単な話悲しいなら 泣けばいいのさ 我慢なんかしたって 意味がない
金もない 夢もない
そんなの大したことじゃない 僕らにはまだまだチャンスがある
いくらだって笑うことができる あきらめるな 立ち上がれよ
生きることだけはやめないで 必ず 雨が上がれば 笑える時が来るから 雨上がりを逃さないで 生きて明日も笑うのだ
だからこそ悲しみを乗り越えて 笑うのだ
命を燃やして
切なさなど踏み潰して
今日も明日も
悲しいことがあって
泣いているくらいが人生なんだって思えば痛くもかゆくもないのです
大丈夫
悲しいって思うってことは生きてる証
生きていくのだ
今日も明日も
そうだその勢いだ
空回りでも前に進んでる。
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生きることってとても難しいことなんだね
ただ泣いたり笑ったりしているだけじゃ務まらない
神様なんていないからどんなに苦しいときも 自分自身でどうにかしなきゃだめなんだね
悲しくても
切なくても
雨にうたれながら
歩いてゆこう
何が正解で
何が間違いなんて
事よりも大事だよ
あなたは今
笑っていますか?
大人になるとまた
ちょっと 面倒なことになる いろんな要求にこたえなきゃならないから
億劫なことばかり
世の中にはあふれてる
でも生きることにしたのです
傷ついても
躓いても
明日があるから
また笑える
誰のために
なんのために
僕は生きているのだろう
その答えはきっともう出てるだろう
僕はまた笑うため
明日も生きるんだ
僕はまた笑うため
明日も泣くんだよ
眠れない夜
枕に顔をうずめて
何をそんなに
悲しむの?
言い訳かもしれないけど 生きることが辛いんだ でも生きることは辛いけど とても楽しいんだ
とりあえず 泣くだけ泣いたら また歩き出そう
失敗だとか後悔だとか人生にはつきもの
いちいち気にするな
生きることは難しい
だからそんなに器用には生きられない
だからこそ間違いを犯す
だけどその間違いは自分が人間ってことを教えてくれているのさ
だから
傷ついても
躓いても
明日があるから
また笑える
誰のために
なんのために
僕は生きているのだろう
その答えはきっともう出てるだろう
僕はまた笑うため
明日も生きるんだ
僕はまた笑うため
明日も泣くんだよ
その涙が笑顔に
変わるまで
僕は悲しいけど
その悲しみは
やがて絶え間ない
喜びに変わる
太陽と月が交差するように
雨が止み日が差すように
当たり前なほど時が過ぎれば
また嘘みたいに笑えるよ
だから明日も笑うため
僕は生きるんだ
そうさいつでも笑うため
僕は生きている。
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今夜は眠れなくてもいい
朝が来るまで 起きていよう
夜空に流れ星がひとつ流れた
切なくて切なくて 痛む胸の中
ふと気づきゃいつも
過ぎ去ってゆく日々
くだらないことが
いつも いつも
大事なんだね
あとから
恋しくなる
恋しくなる
人も時間も
悲しいことも
あの涙も
足跡が押し寄せる波にのみ込まれ
消えてゆくのを見ていた 見ていた
街の灯りをいくつも追い越して 風に吹かれ 夜の片隅で
恋しいあの人のことを思う
なぜか切なくて切なくて溢れ出す涙
いつも いつも
くだらないことが
一番大事なんだね
くだらないことが
いつも いつも
ばからしいことが
いつも いつも
大事なんだね
大事なんだね
あとから恋しくなる
恋しくなる
人も時間も
嬉しいことも
あの笑顔も
そして振り返ると
すべてがいい思い出のような気がしてる。
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ひゅるり 風が吹き抜けてゆく 中秋の紅葉通り
帰り道はいつも ため息つきながら
今日もどこかで誰かの笑い声が聞こえる
涙をつれて歩いてゆこう 孤独な旅はまだまだつづいてく
涙をつれて 生きていこう 寂しさは風 いつかは消える
跡形もなく 花のように ふきこぼれる花のように
日々を悼み
過去を薙ぎはらい
襲い来る時に備えて
我は風になりて
至福の時を待たん。
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この世界で 一番大切なものを守るために 何かを犠牲にして痛みさえ分かち合う人と人を結ぶ愛
人は欲張りな生き物だから 時に罪を犯すけど 誰かを傷つけてまでも守らなきゃいけない大切なものなどこの世界には何もないよ
そこに今日があって
いつもと変わらない景色の中に 君と僕の笑顔が咲いている
それだけでいいみたいな幸せ
抱きしめている
当たり前のように
かみしめている
あなたのぬくもりを
愛されている
そして繰り返される
毎日の中で無意味なものなんて何ひとつない
嘘でごまかすなら 本当の素直な気持ちで生きていけたらどんなに素晴らしいだろう
カレンダーの中に並んだ数字を目で追いかけて どの日が特別でどの日が特別じゃないなんてそんなもの何もない
どんな日も特別であって特別じゃないんだから
変わらないようであって
変わり続けている
僕の中の何か
あなたの中の何か
見つめて 目をそらして 現実にモザイクの雨が降り止まぬ
言い訳も戯れ言も受け止めて あなたを死ぬまで守るから
この愛をあなたに
誓うよ 誓うよ
どんな闇に紛れても
あなたを見失わない。
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毎日、笑えたらいいね
でも人生はそんなに甘くないのです
でも人生 楽しんだ人が勝つんだね
悲しいことさえ 人生を投げ出す理由にはならないと思うよ
歳をとっても変わらない
わがままだし 臆病だし
でもなんだか変わらないっていうのも
素敵な気がするよ
悪いほうに考えたら
なんでも 嫌なことに思えてしまうけど
明るく考えれば ちょっとはマシになる
人生 山あり谷あり
楽ありゃ苦もある
楽しいことばかりじゃないけど なんとかやっていきましょう
言い訳したっていいじゃない
少しくらいいいじゃない
人生は一度しかないんだから
少しくらい 無茶してもいいじゃない
楽しめるなら ばかなほうがいいじゃない
人生は その人の好きなように生きることが結局一番幸せなんだよ
涙の雨が降り続いている そんな日々も
やがてお日様が差すように いつか笑えるから
脳天気に行きましょう
無理だけはしないで
お体を大切に
明日も自分らしく
笑っていよう。
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ため息つきながら 笑うのはやめよう
切なさに心ごとのみこまれてしまうから
そんなに無理するくらいなら嫌なことから逃げ出しても君を傷つけてまでは 誰も君の選択を咎めないよ
何度でも言い聞かせて
何度でも繰り返した
自問自答も今では夢幻のよう
今日もゆうやけこやけでいつの間にか日が暮れる
涙でにじんだ空に
五時のチャイムが鳴る
いいじゃないか 泣いたって 男も女も関係ない
悲しいから泣くのなら 気がすむまで泣いたって神様は笑ってゆるしてくれるだろう
誰も好きで生まれたわけじゃないんだから
でもどうせ生まれたなら どっちみち生きて行くほうが楽な道でしょう
今日もゆうやけこやけでさようなら
切なさだけが身に沁みる それでもまた明日会える
ああゆうやけこやけで日が暮れる
バイバイバイ 夜があたりを闇で覆い隠したら 泣いてもいいよ
君の涙を隠してくれる。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいことなら
いくらでもあるけど
どんなに悲しくても
生きていくことのほかに正しい道なんてないんだ
君の涙はけっして無駄にはならない
その涙が自分を強くしてくれるんだ
大丈夫 今はこれしか言えないけど
生きていればそのうち いいことがある
それは変わらない
楽園なんてこの世界にはなにもないけど
きっと望む者だけに見える明日こそが楽園なんだよ
嬉しいことが待っているのは 明日だけさ
だから歩いて行こう
片道切符を握りしめた旅人がたどり着く終着駅にはもう迎えの電車は来ない
だから今を精一杯悔やまないよう生きるのさ 生きていく形は好きなようにすればいい
君が求めるような都合のいい楽園はこの世界にはないけれど
幸せってきっと知らないあいだにつかんでるものなんだよ
眠れずにいる夜も
言葉足らずの夕暮れも楽園はここにある
大好きな人と笑いあう今や
好きなことに打ち込む瞬間感じる喜び
そのひとつひとつが幸せなんだよ
気づかないあいだに
楽園に来ていたんだ
知らないあいだに
楽園に生まれていたんだ
大丈夫 なんの保証もないけど あなたなら 僕なら やっていける
大切なのは何よりも生きること そのほかに大切なものなんてないから
悲しくても 切なくても生きているあなたなら 僕なら 明日もまたやっていける
だから歩いて行こう
楽園ともいうべき明日へ。
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無意味なものは何もない
意味のあるものも何もない
価値のあるものなんて何もない
価値のないものも何もない
何も描かれてない 白い画用紙の上に築かれた世界
滴る赤い絵の具
連なる木々の緑
人々の黄色い笑い声
海の青 空の碧
何もない世界から生まれた何も持ち合わせぬ僕らの中に生まれた真っ白な何かが
意志と意思を持ち
今日誰かと誰かに愛を弾き語る
地球の青さも
地球の美しさも
地球を住まいにする僕らの
手にかかり
汚くも美しくもしていける
白きエデンより
あらわれた
命の光よ
夢より覚めしその時に 目の前にある
惨劇に 悲しみはお前たちのその胸を貫くだろう
後悔が心を射抜く。
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拍手もなく終わる
僕のつまらない
人生の最終回
味気なく さよなら
もう言葉も交わせないんだね
小さく 手を振り
もういいよとばかりに受け入れた最終章
ゴールテープを切るまもなくあっけなく
終わったかどうかもわからぬうちに 涙を流す暇もなく
見えざるエンドロールに見送られて さよなら
生まれた意味や
生きていく喜びを
知ることもなく
神様は僕の記憶を
その時 いとも容易く 消し去るだろう
来るべき明日に そこはかとない 悲しさを重ねて 浮き世をさまよう 旅人
時は残酷に
ただ 流れ
感情のない
冷酷さで
救いの手も
差し出すこともなく
つまらない
計算とリアルな
痛みを与えたまま
理不尽極まりない
せわしい時間を
強いるのみ。