詩人:どるとる | [投票][編集] |
君はこの世界で 一番僕が愛する人さ
でもちょっとしたことで人は人を嫌いになれてしまう
どんなに大好きだって 嘘もつけるし
傷つけることもできる
そんな醜い心は 清らかなはずはないね
雪のように降り積もってゆく 時間の中でもとの白さを取り戻すように 過去を振り返り 今の自分を
嘆き 悔いる悲しき物語
君なんか 大嫌いだよ
目障りだから 消えてくれ
そんなこと嘘だけど
別れが辛くなるから
今は嫌われたいんだ
君のことを好きだという気持ちを消したい なんて悲しい気持ちなんだろう
君につく最初で最後の嘘さ
大好きだけど大嫌いさ。
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時には 悲しいこともあるさ でも大丈夫
なんの保証もないけど とりあえず笑っておけばいいさ
思いがけずに 傷ついた時 僕ら案外 ノウテンキ
晴れ渡る空に白い雲
まるで当たり前な景色なのになんて 素敵なのかな
旅に出かけよう
僕を探す旅へ
ノウテンキに
出かけよう。
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君と僕の笑顔は似てるようで違うんだ
でも 嬉しいとき 浮かべる笑顔は同じ
笑わない人生なんて
つまらないと思わないかい? だから笑おう
もっと笑おう
誰かのために
自分のために
スマイルひとつで
ほらね 楽しくなる
スマイルひとつで
ほらねみんなの
笑顔が集まれば
幸せなんて すぐに訪れるよ
だからほら笑おう
笑おう 笑おう。
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『今日はあいにくの雨だけど きっと明日は晴れるでしょう』
今日 どんな悲しいことがあっても 大丈夫だよ 鼻で笑って忘れちまえ
君が今笑っていることは無意味なことじゃないんだよ
何度だって 泣けばいいさ
何度だって 立ち上がればいいさ
天気予報がめずらしくはずれた日の朝に
からりと晴れ渡った僕の心 嘘偽りは何ひとつないんだ
天気予報は心の天気までは当てられない
ほらねどんなに土砂降りでも 笑うことはできるんだよ
天気予報のお姉さんが 指し示した天気図を 僕は無視して 雨の中で濡れながら
笑っていた
笑っていた。
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弱虫の人も
怒りんぼうの人も
みんな笑えば
同じ顔になる
同じシワが出る
声に出して笑おう
気が軽くなる
気持ちが軽くなる
怒っていたって
疲れるだけだよ
人間笑ってるときが
一番幸せなんだよ
笑顔に勝る ものはない
さああなたもそこの君も笑おう
笑顔になれば 自然にうれしくなる
自然に 嬉しけりゃ笑えるさ
だからさ 笑おう
天気図に傘マークが
あふれてても
雨だろうと嵐だろうと笑顔になれれば 素敵だね
さあ君もさあ レッツスマイル
ハイチーズ 笑顔の花を咲かせましょう
枯れ木に花を咲かせるように 笑おう
涙なんか 振り切って
虹のかわりに 笑顔が唇の端から端まで三日月型に架かる
素敵だね 素敵だね
さあさあ レッツスマイル。
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どこまでも 歩きましょう
てくてく とぼとぼ
いついかなる事態でも歩きましょう
地の果てまで 海の果てまで 誰かとでもいい ひとりでもいい
人生は歩くことから始まる 猿から進化して人が生まれたように 歩いて 歩いて
やっとここまで 来たんだよ
笑うことも 泣くことも 大切だけど
まずはとりあえず
歩こう
悲しみも喜びも
切なさも憎しみも
とりあえず置いといて 行けるところまで歩けば 気づいたときには何が悲しくて 何が嬉しかったのかさえ忘れている
そしてまた新しい
旅を続ける
どこまでも歩こう
悲しくなったら
泣いて
嬉しいことがあれば
笑えばいいさ
何も迷うことなどない
思うまま 歩こう。
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人は人のことをなんとでも言えるさ
人の悲しみや痛みをわからないことを理由にしてしまえば
だけど僕は 間違ってるのかもしれない
でも それでも いい
僕は僕の思うように毎日を気ままにただ生きていくだけさ
風の吹くままに 思いのままに生きることの何が悪いのかな
降り止まぬ雨に濡れながら僕は生きていこう それはなんて素敵な生き方なんだろう
本当の自由とは孤独になることなのかもしれないけれど
それならそれでいいさ
どんな悲しみも笑い飛ばしてやる
どんな悲しみも受け入れてやる
そしていつか 自分の選んだ生き方が間違ってなかった証に
生まれてきたことだけでも幸せに思えたなら
光り輝く明日など来なくてもいい
闇を抱きて我はこの世の全てを怪しみ
自分の思いを真実として 抱きしめる
自我の目覚めを 感じつつ。
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僕は無理のない
人生を歩きたい
僕は結果の出ない
努力はしたくない
自分の頭の悪さ
わかってるからね
痛い目を見るくらいなら何もいらないさ
優しさも慰めも押し返すよ
僕が生まれたことは神様の手違いだった
たまにそう思うときがある
でもそんなこと考えても仕方ないから
ため息をのみこんで
苦笑いしているんだよ
強いようで 弱いのさ
弱いからさ 強がってるんだ
さびしさもむなしさも全て胸の奥にしまって さすらいの一匹狼 月夜に吠える
孤独や痛みがあるから僕は強く生きていられる。
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眠れない 真夜中
する事もなく星のない空を眺めていた
カレンダーを見たら
もう十月だと気づいた
なにをするでもなく
ただ息を吸って吐いて 繰り返していくだけの日々
意味はあるのかな
どうして僕は生まれたんだろう
どうして僕は生きていくんだろう
何もわからない
何もしたくない
それなのに
それなのに
今日も生きてる
自分が不思議だ
それなのに
それなのに
今日も笑ってる
理屈じゃないんだ
殺風景の部屋の中
ただ寝転んで習ったばかりのギターのコードを爪弾く
目標や目的もないけど 何のために生きてるのかもわからないけれど
今日もまた昨日のように息を吸って吐いて また吸って
たまに地団駄踏んで
現実から目をそらす
明日は晴れるかな
何回 笑っても 幸せにはなれないな
何回 泣いても 死ぬほどは悲しくないな
どこも行きたくない
誰とも話したくない
それなのに
それなのに
今日も働いてる
自分が不思議だ
それなのに
それなのに
なんだかんだで
1日が終わる
安らぎだけが
救いをくれる
だから 生きていくのかもしれない
全く無意味というには出来すぎたストーリー
理屈じゃないんだ
どうして僕は生まれたんだろう
どうして僕は生きていくんだろう
何もわからない
何もしたくない
それなのに
それなのに
今日も生きてる
自分が不思議だ
それなのに
それなのに
今日も笑ってる
理屈じゃないんだ
性懲りもなく また僕は同じような過ちを犯して
言い訳並べて いるけれど全然ごまかしきれてないね
明日はどんな日になるかな
一応は気になるんだ
それを知るために生きても無駄にはならない
そして今日も夢から覚めて ドアを開ける
電車が行ったり来たりを繰り返すように義務的に繰り返される日常
幸せも悲しみも何もかも 全ては同じ世界の中に。
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人は生まれながらに胸に十字架を背負ってる
やろうと思えば人を殺せるし 食おうと思えば 追いつめられたとき人も食らえる
愛は平和な場所にしか生まれないんだよ
優しさやぬくもりはおだやかな場所にしか生まれないんだよ
昔飼っていた水槽の中のざりがにが いつの間にか 二匹から一匹に減っていたのは
餌をやるのを忘れた僕が怠ったせいでお腹をすかせたざりがにが たまらず共食いしたからだ
人の命も人の幸せも空腹の前ではただの餌になる
優しさやぬくもりなんてもうきれいごとでしかないんだろうか
人を愛し 人を守り
人を尊び 人を敬う
人を労い
人に愛され 人に守られ 人に尊ばれ 人に敬われ 人に労われる
そんな形が間違っても歪まないように
今日も人と人は心と心で正しいことや間違ってること互いに探り合いながら
時にはずるいこともするけど 生まれながらに与えられた優しさやぬくもりで 互いを思いやれる
家族の笑い声 夕飯のいい匂い 家族がそろったところで いただきます
当たり前な幸せも見失ってしまったら あとに残るのはただ
むなしさと切なさだけだ
不器用なのはみんな同じだけど 誰かの涙を無視してまでも通り過ぎる人を僕は人とは思いたくない
そこにある幸せはどこにでもある幸せだけど なんて素晴らしいんだろう
今日も抱きしめよう
ふいに吹いた風に言葉を遮られ タイミングを見失ったけど
時間ならまだいくらでもあるから
今はまだ友達でいい
僕という人は
君という人の
人は完璧じゃない
だから 間違える
だから 傷ついてしまう
だけどそれでも
できることもある
たとえば 誰かを心から好きになること
僕ができることは少なくはないはずだ
人は人と今日も人と人のまま 人らしい
生活を続け 人らしく働き 人らしく時には間違える そして生きる喜びや悲しみに人生の喜びと悲しみを知る。