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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3305] 心と心で
詩人:どるとる [投票][編集]


寂しさに打ちひしがれ
言葉にできない

何が正解で何が間違いなのかすらもわからない

歩いて行く道の先に
答えがあるのならば
まだ僕は生きなきゃ
そんな気がしてる

痛みを知る時 こぼれ落ちる涙に罪はない
素直な気持ちの塊さ

抱きしめられているような そんなぬくもり
優しさ溢れ出す
夕暮れ

心と心でお話したら
何もかもが輝き出すよ

2011/10/05 (Wed)

[3306] 愛してるって言いたくて
詩人:どるとる [投票][編集]


愛を一言で言うならばそれは 愛は愛だということ

特別でもなんでもない二人がいるだけで
きっと魔法のように
不思議なくらい愛し合える

当たり前なようなことが当たり前のようにつづいていくことの幸せ 感じてる

秋風の街 ロマンスひとさじ ちりばめればほらね 寒さなんて吹き飛ぶ あとに残るのは二人の笑顔

ポケットにしのばせた 紅葉一枚
どんな魔法でも
描けない景色が
目の前に広がって
やがて 夕闇に包まれて夜が来たら なお一層寂しさ増す

秋風の街 ロマンスひとさじ ひとつの缶コーヒー 二人で分け合う夜 ため息さえもあたたかくて 優しい夜

愛してるって言いたくて 言えなくて
それでも いいかなって思えたのは 君が先に言ったから

秋風が吹けば 僕らは寄り添う理由ができる

秋風が吹くたび からだ寄せ合い 愛してるって言い合うよ

そんな幸せ
感じてる

夜。

2011/10/07 (Fri)

[3307] ありがとう
詩人:どるとる [投票][編集]


きっとあなたにもあなたにも感謝するべき人が周りにたくさんいるはずだ
親切にしてもらったら すかさず言おう
とても素敵な言葉さ
ありがとう
センキューベリーマッチ

優しさをもらったら
その人にも優しくしたい なんてありふれた気持ちなんだろう
だけど大切な気持ちさ

形に残るものよりも
ずっと素敵だよ
ありがとうって ただその言葉だけで
いつまでも忘れられない歌になる

シャラララ ありがとう
優しくしてくれて
とても嬉しかったよ
何もあげられないけど困ったときは今度は僕が助ける番だよ

ありがとうって言いたい
ありがとうって言われたい
そんな繰り返しが幸せだと僕は思いたい

色とりどりの花を束ねた花束より かわいいお手紙より 金色に光る宝石よりずっと
素敵な言葉さ
ありがとう
ただそれだけで
心が優しくなる

シャラララ ありがとうって言葉があふれる そんな世界なら戦争もなくなるね
素敵な明日がやって来る 恥ずかしがらずに遠慮せずに ありがとうって言い合える世界には争う理由なんてないから

だから僕は感謝したらすかさず ありがとうって 言うのさ
優しくなれるから

言葉は魔法の呪文のように心を優しくするから

ありがとうって言葉を今日もどこかで耳にして 僕も口にして
ありふれた景色に咲く笑顔の花が 咲き誇る 場所に 今日も僕はいます

そして歌うように
言うのさ 素敵な言葉
ありがとう
たまにはかっこつけて
センキューベリーマッチ。

2011/10/08 (Sat)

[3308] 旅人に憧れて
詩人:どるとる [投票][編集]


目には見えない雨に降られ 人はそれでも生きていく
大丈夫じゃないのに
強がって笑ってる今を生きて
悲しみなんて通り雨
喉元過ぎれば熱さなど忘れる それすなわち夢の如し
花も散りゆく季節北風が吹きすさぶ街

時には立ち止まって
季節の美しさに目を傾けよう
せわしなく続く日々に疲れ果てたからだを休めて

そんなに自分を責めるもんじゃない
自分だって頑張ってるよ それでいいじゃないか
自分を責めても何も変わらない 悲しくなるだけだ

時には立ち止まって 普段とは違う自分で
自由な開け放された時間の中 なくした笑顔を探しに行こう

海へ 山へ ふるさとへ
大好きな菜の花揺れる あの場所へ

時には わがままを許して 幸せになろう
時には 勝手な自分を抱きしめて 目の前にある寂しげな現実に救いを求める旅に出かけよう

時には立ち止まって
ゆっくり 空を眺めよう

さすれば何かが見えるでしょう

神様が頷いた気がしたよ

流れる雲の行き先は
誰も知らない
浮き雲よ いずこへ行くの?
返事もせずに遠ざかる 旅人に憧れて
僕も自由という名の旅に出たい

縛るものの何もない
本当の自由という旅へ。

2011/10/08 (Sat)

[3309] 幸せのものさし
詩人:どるとる [投票][編集]


幸せとは一体なんだろう 考え出したらきりがないね
人にはそれぞれその人の考える幸せの形があるから

僕にはどんなことが幸せっていえるだろう
どれくらいの幸せなら心から心から満足するのだろう

だけどきっと
お金がいくらあったって幸せとはいえない気がするのは
なぜだかわからないけど
幸せって目には見えないもののような気がするから

僕のちっぽけなものさしじゃはかれない幸せが 本当の幸せだって思うんだ
でも 当たり前なようなことが当たり前のようにつづいていくことの幸せだけは
間違いなく 幸せっていう言葉に当てはまるよ

だからいつも幸せなんだね ためらわずに笑えるから
たとえば道端に咲く花のように 普段は当たり前だと思い込んで 気づかないけど
ふとした時に気づかされるものなんだ

頭の中にある幸せのものさしで はかれるほど幸せは単純じゃないけど きっと複雑でもないんだ

ただこうして 何不自由なく生きていられるだけで僕は幸せだってことに気づいたら 悲しいことも嬉しいことも素直に受け入れられる気がしたよ

幸せのものさしは真っ二つに折れて
僕は幸せの長さをはかることをやめて
目の前にある 確かな幸せをそっと抱きしめたのさ。

2011/10/08 (Sat)

[3310] 涙を置き去りに
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今日も何事もなく終わる いつものようにとてもいい日でした
悲しいこともあった気がするけど
過ぎたことは忘れて前を見て歩こう
ほら見てごらん
月が綺麗だよ

ここに僕がいて
そこに君がいて
ただそれだけで
幸せだといえる
今を僕は愛してる

さあ 歩いて行こう

悲しみも喜びも
今日の影すら
残らずに 過去という闇の中へ消えて
僕は前を向いて
歩いて行く
過去にすがらず
過去にとらわれず
涙を置き去りにして
古傷を引きずらず
楽しいことがあるたび 大げさなほど笑うくらいの今を生きていたい

少し いい加減な僕だから 気にせずにまた笑顔になれるから

明日へ行こう 夜の明かりをいくつも
追い越して 季節はやがて凍てつくような白い雪に覆われてしまう

切なさもむなしさも
何もかもが邪魔くさい でもそれがあるから 喜びが際だつよ
そして僕はまた
涙を置き去りに
現実の中 夜の中
再び歩き出す

さあ 立ち上がろう

悲しみも喜びも
今日の影すら
残らずに 過去という闇の中へ消えて
僕は前を向いて
歩いて行く
過去にすがらず
過去にとらわれず
涙を置き去りにして
古傷を引きずらず
楽しいことがあるたび 大げさなほど笑うくらいの今を生きていたい

涙を置き去りに。

2011/10/08 (Sat)

[3311] 日常描写
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賑やかな僕の住む街に今日も朝がやって来て
いつものように大きくあくびをしていつものように朝飯を食べたらせわしく出かけていく

ばかだっていいじゃない
のろまだっていいじゃない
優しさやぬくもり それより大事なものがいくつもあるから
探しに行こうよ 二人で

本当は時間に縛られず自由に生きていきたい
やりたいことがまだ山ほどあるから

ふがいないこの僕をあんまり責めないで
きっと僕が思うよりこの世界は汚れてないんだよ
人間っていう視点から見ればそんなに僕は悪い人間じゃないはずだ

人も街も昔から変わらないな
それが時に ありがたくて たまにありがた迷惑で

当たり前なようなことが当たり前のようにつづいていくことの幸せ 感じながら
今日もゆらりゆらりと のんべんだらり
暮らしているよ

そんな日々が僕は大好きで そんな日々よ
いつまでも続いていけばいいな。

2011/10/09 (Sun)

[3312] 愛のうた
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この世界で一番愛してる人を 心から幸せにしたいと思う
だけど僕には金も夢もない どんな明日が待ってるかもわからない

それでも傍にいてくれるなら
嬉しいけど ただ傍にいるだけじゃ きっと幸せにはなれない

抱きしめている
目には見えない愛を
抱きしめられてる
思うより愛されて
そして愛して
ゆっくりと流れる時間にのって

単純なようでもあって 複雑なようなでもある 愛っていうものはいくら時代が進もうと解き明かせない

きっと理屈じゃなくて それは言葉にならないものなんだって
僕は思うから

隠しきれない
涙も傷跡も すべてさらせたならどんなに楽なんだろう

愛されたいよ
痛いくらいに
抱きしめられたい
愛ってものを知りたい
愛する喜びを知ったなら
愛される喜びも知りたくなる

愛されている
この世界の片隅で
今日も愛し合う人の心の中でずっと燃えている 永久に消えない炎 二人の心の一番奥で 静かに燃えている

どんな言葉でも 伝えきれない思いがある
愛してる その言葉にはその言葉以上の思いがあるんだ

何もできない僕だけど 愛してる あなただけを

そんな思いを自信に開く扉

まぶしい陽射しに包まれて
誰より愛すべきあなたが見える。

2011/10/09 (Sun)

[3313] 僕らは静かに消えていく
詩人:どるとる [投票][編集]


日々生産と消費を繰り返して 無駄使いばかりする人があふれ
欲ばかり張るもんだから ゴミばかりたまって財布の中は空っぽ
頭の中も空っぽ

要るものと要らないものがあるなら 僕はどちらに入るだろう
要らないような要るような僕は どっちだろう

夜は長く粘っこく 時間にぴったり張りついて 重たいドアを開けるよ 昨日の夢を引きずりながら やっと眠れる 幸せ 感じながら

どうでもいいさ
くだらないさ

ああ いつか時が来れば 誰もが運命に逆らえず 静かに消えていく もう戻れない闇の中へ

僕らは静かに消えていく

ため息を押し殺す
ビルの群れを抜け
缶ビールを片手に
語る夢 儚く

明日の予定は何もないけれど 生きていくなら ふいの悲しみさえ笑い飛ばせる覚悟で行け

僕の影が伸びてゆく
街灯に照らされて
浮かび上がる僕の顔、頬に 流れる涙
今はまだ悲しみは拭えないけれど
何かを誓った夜
飲み干した缶ビールと空に輝く三日月
時代遅れのスニーカー
色あせたシャツ
すべてが要らないものだとしても 僕はきっと必要なものだね

降りかかる悲しみを 避ける傘がない
それでも 希望 捨てず 歩いて行くよ

太陽が空に昇るから
命尽きるその日まで
僕らは 静かに生きて行く

そしてやがて時が来たら 静かに消えていく

僕らは静かに消えていく

ただそれだけの一生
なんて素晴らしいのか

夜明けとともに沈め
悲しみよ 晴れ渡る心で僕らが笑うため。

2011/10/09 (Sun)

[3314] 冬のラブストーリー
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どうして君だけしか見えない
愛しくて愛しくて
張り裂けそうさ
こんな気持ちになったのははじめてだよ

何もできない 僕だけど君を永久に愛することだけはできそうさ

ずっと傍にいておくれ
死ぬまでの長い長い時間の中
笑ったり泣いたり
めくるめくストーリー ページを操るように日々が過ぎていけばいくほど ふたりの距離は縮まって
やがて ひとつになれるから

時間は雪のようだね
あっという間に溶けるように 過ぎてゆく
切なくて仕方ない

でも君を愛すには時間が必要だ
変わらないことが時には幸せだってこと
教えたいんだ

降り止まない雪が ふたりの瞳の中で ただ静かに音もなく 降り続いているよ
ただずっとそんな景色を眺めていた夜
いつの間にか
寒さも忘れ
ふたりだけの時間の中
見つめ合っていた

白い雪のような 君の頬に流れた涙を僕がそっと拭って 口づけをひとつ 捧げたよ

愛しくて愛しくて
たまらないんだ
何もできないかもしれないけど死ぬまで傍にいるから
さびしくさせないから
どうかこの愛しさがずっとさめてしまわないように
今日という日を忘れないよ

白い雪がつれてきた
淡い冬のラブストーリー まだ始まったばかり

プレゼントも
ケーキも要らない
君だけが僕のすべて
嘘偽りなく
そう言える

何もかもが
透き通る
凍てつく冬の夜

素直な気持ちだけが
あらわになり
君に届いた
見えないプレゼント
そっとフォーユー。

2011/10/09 (Sun)
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