ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 投稿順表示

どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3315] サンデードライバー
詩人:どるとる [投票][編集]


お日さま ギラギラ
青い空 それと白い雲
オマケに笑顔の僕ら
日曜日くらい
浮かれたって
いいでしょ

極力マイペースで歩こうよ
長い長いこの道を
死ぬまで楽しく
笑いながら歩いて行こう

希望という名の船に乗り
荒波はげしくうねる涙の海を渡るんだ
大丈夫さ なんとなくだけど
お気楽で脳天気なのがたまにゃ役に立つよ

車の流れの中 ゆっくりぼやぼや走ってる
サンデードライバー
僕もそんなふうに生きて行きたい

頭は空っぽでも
ひたすら
誰かを思うような
一途な心で

本当は人間なんて優しさと思いやりがあればいいんだよ
だけどそれにいろいろくっつけたがるのが人だから面倒くさいんだな

いつも心の空も晴れとは限らないから
雨の日もはたまた嵐の時もあるさ
その時々で色々変わる

悲しみを避ける笠もないけれど
悲しみを乗り越えて
笑いたい 笑いたい
笑ってやるさ
そうさ 肩の力抜いてあんまり無理せずなんでもほどほどに行くさ

サンデードライバー
横目に こちらにピースサインする 前を見て運転してよ
日曜日の魔力で
僕の思考回路も
ふやけてしまう

でも日曜日くらい
そのくらいじゃないと 疲れちゃうよね

トンネル抜けて
海にでも行こう
この際 白菜
ジュンサイ
山でもいいから
とにかく家から出よう

サンデードライバー
ハンドル握る手がみょうに汗まみれ 不器用なドライビングテクニック
マニュアル通りの生き方じゃつまらない

だから自分の思ったようにとりあえずやってみよう

たまにゃいいこと言うね たまにははよけいだよ そんなありふれた会話の中で 愛や友情は生まれるんだね

今日はせっかくの日曜日

楽しく 行こう
あの壊れそうな
ボロい車で。

2011/10/10 (Mon)

[3316] 恋しくて愛しくて
詩人:どるとる [投票][編集]


言葉にならない思いや
言葉にできない思いが
この胸に芽生えた時
人は恋をするのだろう
それは誰の心にも芽生えるのさ

僕は誰に恋をして
誰を愛するのだろう
もしかしたら一生
そんな機会にはめぐりあえないかもしれない

恋しくて愛しくて
そんな気持ちになってみたい

今日この頃。

2011/10/10 (Mon)

[3317] 
詩人:どるとる [投票][編集]


傘がない
悲しみを避ける
傘がない

時代を映す鏡のような心に雨が降る。

2011/10/10 (Mon)

[3318] 心に聞いてみてごらん
詩人:どるとる [投票][編集]


嘘こいて屁もこいて
びっくらこいて
夕陽も落ちて
空も暮れゆく頃に時間を見計らって
そろそろ家に帰りましょう 親しい誰かと手を繋いで

空には大きな満月がきれいに輝いてる
なんてことのない景色だけどどこか特別な景色だね

当たり前のようなことがいつもいつでも幸せであるように
気づかないうちに人は十分幸せを手にしている

欲しいものはたくさんあっても なかなか手に入れられない
一番欲しいものはきっと 欲張りな僕じゃ決められない
それでもなくしたくないものと聞かれりゃすぐに答えられるね それは命だよ

命があれば いつでも笑える とりあえず命があれば 何度でもやり直せる その可能性があるんだよ
だから無理に欲張らずに あるものだけで満足するのが難しいなら 心に聞いてみてごらん

僕にはまだ若さがある
若さがあればまだあきらめずにいれる
時間がある
夢もある
金はないが理想がある
何もなさそうな顔してるけど本当はたくさんのものを持ってる

思う以上に愛されて
救われて
思う以上に思われている
気づきづらいけど
ふいに気づくよ
誰かの優しさに
教えられるんだよ

自分の愚かさを知ってるからこそ僕は痛む胸を そっと撫でながら 何かを思い 過去を振り返る

涙があふれて 土砂降りの夜は 何も言わず何も考えず ただ泣きやむまで 泣こう
切実な気持ちはいつでも ひどい扱いをされるけど 自分さえ自分を信じていれば
きっと心を照らす太陽は沈まない

ふと立ち止まるとき
心に聞いてみてごらん
きっと何かが見える

果てしない闇のその向こうを照らすような光が見えるよ。

2011/10/11 (Tue)

[3319] 心の景色
詩人:どるとる [投票][編集]


絶え間なく繰り返される毎日に なんの意味があるのかな

誰のせいでもないけど
誰かのせいにしたい
口癖のように口をつく『僕は悪くない』

描いて行く 明日という景色を 頭の中のイメージという筆で
自由自在に色をつけ
適当に 題名をつけて
すぐそこにある
日常へと転写する

繰り返される日々の悲しさも喜びもその他のすべての感情も
もう二度と生まれられない闇の中へ消えるから
今を吹き抜ける一瞬の風になるんだよ

へたくそでもいいから 自分の思ったように 人生という 書き直しがきかない一枚の真っ白い画用紙に描いてごらん
それが自画像でもあるんだよ

写生しよう 心の景色をありのまま写し取るように 素直な気持ちひとつだけで目の前の雨も降り止むよ
ほらね何もかも
すぐに解き明かせる

昔の僕などただの幻と同じだ
思い出を振り返るより前を向いて思い出の中の僕を乗り越えるような僕になれ

秋風が 並木道を吹き抜け 僕の心をすり抜けてゆく

答えはいつも
心の中の景色が教えてくれる

秋色モンタージュ
思いつくままに
描いて行こう
少しの違いは
構わないよ
気にしないで
笑い飛ばせ。

2011/10/11 (Tue)

[3320] 落ち葉のダンス
詩人:どるとる [投票][編集]


一本の枯れ木から
落ちた葉っぱ一枚
風に吹かれて
旅に出たのさ
行き先はわからない
風に聞いてよ

秋の街は 少し
寂しげな色で
人足もまばらさ

その涙を拭えるのは
多分 僕だけさ
片思いしてるあの人に 勇気をあげるよ
肩先に 落ちた
きれいな色の葉っぱ一枚それは僕です

さあ 誰もが誰かを待ってる
そう 誰もが誰かを待たせてる

みんな
待ち人で
みんな
待たされ人で

あの子があの子を待っていてべつのあの子はあなたを待っている

気づかない 思われているのに
気づかない 思っているのに

そんな儚い
秋の恋模様

待ち人は誰ですか?

待ち人は僕ですか?

へたくそですがダンスなどいかが?

風になってくれるなら
孤独な僕をさらっておくれ

落ち葉のダンス ヒュルリ ステップは軽やかに 秋の道はステージ。

2011/10/11 (Tue)

[3321] ワーク
詩人:どるとる [投票][編集]


ただ淡々と ただ淡々と
流れる景色を見てた
流れる景色を見てた

ただ鬱々と ただ鬱々と
流されるだけの日々
流されるだけの日々

ただ滔々と ただ滔々と
流されるままに歩く
流されるままに歩く

そんな人生
それだけの人生

今日もただ淡々と
今日もただ鬱々と
今日もただ滔々と

何かをする
何かに打ち込む
何かをこなす

それが僕の仕事。

2011/10/12 (Wed)

[3322] おまえの目玉は本物を見分けられるかい?
詩人:どるとる [投票][編集]


余計なことを考えて
くだらないミスを繰り返す 必要なのは誰かの顔や仕草を見て
その人の価値を決める目より 目を閉じてはじめて見えるその人の見えざる良さを見分けられる目を持つこと

人を見た目や姿形で判断しちゃいけない
そんな当たり前な事すらもわからない

心のままに 生きていきたい 痛みも安らぎも何もかも すべてさておいて 本当に見つめなきゃいけない今をまばたきしないで
見つめるんだ

何も見えない暗闇の中で手探りだけで 愛するあなたを見つけて 抱きしめたいよ
醜さは心の中に
美しいといえるものは 心だけでいいから
目の前にある 君のすべてを そのすべてを知ったような顔していたけど 何ひとつ肝心なことは知らなかった

おまえの目玉はなんのためについている?

簡単なことだ
見えないものと見えるものを見分けるために

そんな口実をどかしてみれば
見えないものを
見ようとするために

僕の目玉は少なくとも あるんだよ
あるんだよ
あるんだよ。

2011/10/13 (Thu)

[3323] 機械仕掛けの林檎
詩人:どるとる [投票][編集]


ある日人は人にたずねました
どうしてあなたは生きているのですか?
それは僕にもわからない あなたにもわからない 質問です

人が生まれ そして死んでいくそのわずかな時間を短いか長いか感じるのは人の勝手だけど確かに言えるのは誰にも生まれた意味はわからない

いつの間にかここに咲いていた
僕らは 自分の生まれたからくりさえわからない 花と同じだ
ただ毎日青空を眺め
ゆらり 揺れて
雨の日にゃしょんぼりして
たまに恋人と寄り添って 口づけをする

僕らは機械仕掛けの甘くて熟した林檎
みんなそれぞれの色を持ってる多種多様な果実

いつの日か 熟れすぎて 腐って 死んでしまうんだ
壊れてく 壊れてく
ほころんでく 余りある時間の果てに
アダムとイヴが手にした禁断の果実を
むさぼり食おう
愛する人との最後の時間とあらば
どんな罪も許されよう
機械はいつか壊れるものと知っているから
僕らは狂おしいばかりに互いを求め
それゆえに傷つけあうのさ

滴まで おいしい
真っ赤な真っ赤な林檎。

2011/10/13 (Thu)

[3324] 光の道
詩人:どるとる [投票][編集]


今を見つめることをやめたら 人には何も残らない 生きていくことを決めたからには 悲しみさえも受け入れる覚悟で生きなければ 光の道は見えぬ

よどんだ 冷たい世の中に 何を望み何を求めているの?

教えて 僕を悩ますすべてを闇に葬り去るための力を

光の道を指し示してよ。

2011/10/15 (Sat)
8416件中 (3201-3210) [ << 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 >> ... 842
- 詩人の部屋 -