詩人:どるとる | [投票][編集] |
冷たい風に吹かれ
ふいに心射抜かれて
言葉をなくして
立ち止まるいつもと同じ帰り道
僕はどうして生きている?
僕はどうして生まれたのさ?
誰か答えてくれないか?その答えを知っているのなら
道端に群れをなして
動き回る アリたちを知らず知らずに 踏みつぶしたって 何も感じなくなったら
僕らはもう人じゃない
いろんな出来事を適当に片付けて
様々な悲しみや喜びに理由をつけて
僕らは その足を止める
思い返せばすべてがまるでひとつの映画のように
ばらばらのストーリー
手繰り寄せれば あらすじのある物語
何気ない横顔に
いくつもの場面が見て取れるだろう それをたやすく笑い飛ばすことは誰にもできやしない
教えてよ 目の前に広がる世界が 嘘っぱちでもはては幻でも
僕らは受け入れるしかないのだから
そこにある愛や
優しげな微笑みに
僕らの生きる意味があるからまだ 僕はこの世界を去れないよ
ロマンもなければ夢もない日々だ
それでも僕は限りなく明日を目指す物好きな旅人
さあ 進め
終わりのない最果てを目指すための旅へ
明日からまた明日へと続いてゆく日々よ
僕を置き去りにして
いつかは すべてが夢のように終わっても
僕が見たはずの光や感じたはずの確かなぬくもりを忘れない
僕の存在はやがて影ごと消えても きっと無意味じゃないんだ。
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行き当たりばったりの日々だ
取り留めもない会話を続ける なるべく機嫌を損なわないようにある程度の間合いをとりながらわざわざ話を合わせるように
巷じゃ流行りの 愛想笑いと歯の浮くお世辞を ひっつかんで 出かけていくんだ
おめかしは心までバッチリで
そういえばあいつが言っていたっけな
人生は楽しんだやつが勝つんだと
だけれど楽しくないやつは何を楽しんでいいかわからないから
たちまち生きる意味をなくすよ
暗闇の中に取り残されるように
頼りの道しるべを見失ってしまうんだよ
さあ!目の前の光を見失わないように
長いトンネル抜けたらそこは夢見た楽園の扉 開けゴマ! 僕の夢は叶うかな
まあどうでもいいや
とりあえず君が笑ってくれるならば
なんでもないような出来事が思い返すとあら不思議
ほらほら 案外そういう思い出が一番大事だったりするのね
神も仏もない 無情なるこの世の中に
今日も被害者と加害者がきれいに総立ちだ
罪の意識に苛まれ
罰が下るその時を
今か今かと待つ民衆の群れの中で 僕は場違いな 気持ちで ニヤニヤと笑っていた
泡立つソーダ水のような ふつふつとわきたつ気持ちを抑えながら 至福の時間を首を長くして待つのさ
さあ! 民衆の喜びの声の中に ひとり さみしく佇むように 涙する人の悲しみをはかれない世の中の愚かさよ 君はどう見る? さてさて希望はあるか?
さあ!目の前の光を見失わないように
長いトンネル抜けたらそこは夢見た楽園の扉 開けゴマ! 僕の夢は叶うかな
まあどうでもいいや
とりあえず君が笑ってくれるならば
僕の中の 太陽は沈まない
ならば!待っていましたとばかりにあふれ出す気持ちに
もう逆らわず 思いのすべてを解き放ち心から笑うとしよう。
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どうだっていいことは本当にどうだっていいよ
忘れてしまいさえすれば 楽にもなれるから
捨て身で立ち向かう
真夜中の死闘
実像と虚像の一騎打ち
これは見物 つまみは干物
さあ 繰り返される毎日に 光と影のスポットライト
僕を照らす 星や月の明かりは どこか切なげに今日も揺れながら 差し込むよ
悲しい思い出をつまみに 涙を飲み干す夜に 僕は思い出すだろう あの日の後悔
そしてその時の痛み
すべてを 忘れるのならば あの日の笑顔も時の彼方へと消えてしまう
どうだっていいことは本当は結構大事
思い出すたびその時の栄光が少しだけ力を貸してくれる
勇敢な戦士のように
戦場に散るならば
本望と戦う真夜中
時計の針を 巻き戻してできるなら何度でも君と交じり合いたい
そっと思い出す あの日の涙 そして笑顔
何度でも 僕はこの場所に返り咲くだろう
もう二度と思い出すこともないから
それはそれでいいさ
時の流れに彼方に僕は 海にただよう貝殻のように はかなく 揺れて 揺れながら
時間規制法に縛られて 今という時間から抜け出すことも過去へ後退したり 未来へ前進したりできないけれど
悲しい思い出をつまみに 涙を飲み干す夜に 僕は思い出すだろう あの日の後悔
そしてその時の痛み
すべてを 忘れるのならば あの日の笑顔も時の彼方へと消えてしまう
最後の雨降り ふらりふらり 肩先にこぼれ落ちて
ため息だけが 寄り添ってくれる夜さ
もう何もかもが滲んでゆく。
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さあ 僕の歌を歌おう
君と二人
さあ 楽しい歌を歌おう
みんなで
羊を数えてもいくら数えても 眠れない夜ならば 気晴らしに外に散歩に行こう
悲しみも喜びもひとつの世界の中で続いてゆく幸せ ふいに心躍るよ
このつまらない世界で 何を生きがいに生きていこうか?
考えて 考えて
何も思いつかなくて
袋小路に迷い込んだ僕は今夜 パーティー パンにゃコーヒー
損はさせにゃー
夢はでっかく 拡がる横隔膜
ああ
わんだふる
わんだふる
何かが何かが
今日も幸せ
毎日 街中
世界中 太陽系
わんだふる パーティー
おもちゃ箱 ひっくり返したようなときめきに体中 奮える
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自販機のコーンポタージュが 出始めたらもう冬の季節だね
あたたかいほうのボタンを押して
熱い 熱いって お手玉しながら 僕は君にコーンポタージュを渡すんだ
熱いから気をつけてって言ってるそばから 慌てて飲む君の熱いっ!っていう顔がなんだか愛おしくて抱きしめたくなるんだ
冬はコーンポタージュとともにやってくるといっても言い過ぎじゃない
くだらないけれどさ
僕は冬といえば何よりもまず先に コーンポタージュが思い浮かぶんだ
そしてまた 時が流れて 僕ら歳を重ねたとき またコーンポタージュを買って 二人で飲もう
あの頃と少しも変わらない気持ちで
いい歳のとり方をしようね
そして コーンポタージュが飲みたくなる寒い夜に 僕は君と二人 あの頃のように
手をつなぎ 寄り添い コーンポタージュを買いに行くよ
思い出を 見に行くように
恋のコーンポタージュ。
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不思議な不思議な
魔法の呪文があるよ
『頑張ったね』 そう言われるだけで どこか自信が持てるのさ
努力をすれば なんでもできる 大人は簡単に言ってくれるけど
努力をしたってできないことも世の中にはたくさんあると思う
いいじゃないか
元気に 生きていれば
それだけで 笑うことも たまに 落ち込んで ひとり涙して 夕暮れに黄昏ることもあるけれど それが人生っていうものさ
人生は長いから
いろんなことがあるんだよって自分を説き伏せてまた僕は進む
怪我しないように
無理は禁物
頑張るのもほどほどに
歩いていきましょう
いいじゃない
少しくらい
痛い思いしたってさ
悲しい 気持ち 感じたら それは生きている証だから
大丈夫大丈夫
今日は雨でも
明日はきっと
晴れるさ
楽しいこと考えて
考えて 明日が待ち遠しい夜
窓の外 空を見上げれば一面の星空
誰からも 嫌煙されている 気がする そんなイメージ離れない
けれどけれど
いいじゃないか
1日 一度くらい
どこかで笑えれば
幸せなほうさ
世界を見渡して
思うんだよ
僕などまだ幸せなほうさ
悩み 迷う 日々は
本当は 幸せだから
僕らは 毎日忙しくしていられる
そう思えば少しは楽なのかな
大丈夫 大丈夫
今日は涙に濡れても
明日こそはきっと笑えるよ 心から
大丈夫大丈夫
今日は雨でも
明日は晴れるさ
大丈夫大丈夫
それは通り雨
すぐに止んで
また晴れ間がのぞくよ
今に 笑えるさ
雨上がりにはちゃんと笑おうね
雨上がりの虹のように 喜びを形にしてみよう
きっといいことあるさ
探しに行こう
見つけに行こう
雨上がりには 空には虹と僕の顔には笑顔が咲くよ
だって世界にはほら
こんなに 幸せが溢れているんだから。
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昨日の雨が嘘のように晴れ渡る土曜日
まるで昨日の悲しみ
すべて残らず 忘れちまったような気持ち
そよ風のように心を吹き抜けていく
楽しいことだけ 考えて 考えて
悲しみにさようなら
さあ もう 笑ってもいいだろう
目の前のあの人に
微笑む準備はいいかい? もう悲しむ必要はないね
たくさんの幸せがあなたを待っている
ビスケットのようにもろく壊れやすい心は優しさと苛立ちの合間を 行き交ってる
悔しい気持ちを 押し込めて押し込めて
悲しみに手を振ろう
もう 泣くのはおよしよ 笑う時間でしょう?
世界中の人々に幸せが訪れるように 願える余裕があるならば
手を合わせ祈ろう
世界中の人の心に
例外なく 幸せが
降り注ぎますように
楽しいことだけ 考えて 考えて
悲しみにさようなら
さあ もう 笑ってもいいだろう
目の前のあの人に
微笑む準備はいいかい? もう悲しむ必要はないね
たくさんの幸せがあなたを待っている
たくさんの幸せが
それ以上の喜びが
きっと きっと
すべての人に
訪れる そんな明日が来る
だから悲しみにさようなら。
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ラジオが伝える
明日は全国的に晴れるでしょう
天気図の日本列島太陽マークで埋め尽くされて
明日はどこへ出かけようかな
いろんな夢が膨らむ
青い空 白い雲
邪魔な不安など 蹴散らして
さあ 自転車で風を切り 颯爽と走ってゆく
そうさ 笑うため
僕らは生まれてきた
そして今日だって
より多く笑うため
僕らは生きている
ねえそうだろう?
しからば!
素敵なこと 楽しいこと見つけに行こう
探しに行こう心裸で
泣いている隙なんかないほどに この世界にはまだまだ 知られざるきらめきがあるんだ ほらね輝く太陽がお導きしてくれる
1日のはじまりはいつだって スキップから はじまるんだ
さあ 迷ってる隙なんかない 悩んだって仕方ない
行こうぜ! 楽しいことが僕らを呼んでるよ
収穫のその日を待てずに木々からはじけ飛ぶ果実のように 僕らは 熟して腐るまで新鮮な心で きらめく世界へ飛び出してく!
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地図を描く 君の心に夢に向かうための長い道のりも 二人ならばきっと楽しい
ロマンに溢れた夢の楽園へと行こう 行こう
夢の街が君を待っている
きっと地図は教えてくれる
君が笑えるように
日々広がってゆく街
夢の街だよ
地図に従って歩けばほらね 海も山も美しい夜空の星たちも
君を待っている
夢の街が君を待っている
ほらね ほらね
すべてに感謝する時だよ
夢は叶うさ
きっと願い続ければ
夢の街へと続く地図は開く
そしてドアを開けば
そこはきらめく
夢の街
夢の街さ。
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それぞれの生活の中
誰もが今日も 笑いながら 泣きながら みんな 胸に残り時間を日々刻みながら今を流されるように生きてる
なめらかに ダンスをする 指先
鍵盤の上を舞台に
繰り広げられる
可憐なショウタイム
夜明けまで続く
悲しいことがあって
泣くことの何が悪いというんだい?
月も眠る丑三つ時に
出るオバケ
僕だよ
窓の外に長い梯子を掛けて
君を迎えに来たんだ
ほら夜の散歩に出かけましょう
レディファーストで
さあお手をどうぞ
月夜のお散歩さ
拒む理由など何もないだろう?
自由に空を羽ばたくことのどこかいけないというの?
僕らは縛られてる限りは 心から笑えないんだ
真夜中の 零時過ぎ
古ぼけた魔法使いが杖を一振りすれば
ほらね 時代遅れの
言葉で 輝く宇宙へといざなってくれる
さあ 材料はそろった
はじめよう
真夜中のレディファーストで
唇を盗むよ
心ごと盗むよ
恋とは摩訶不思議
盲目 何ひとつ見えやしない
だから大丈夫
僕も君も 感じたままに生きていこう
理論やルールに縛られてる限り 僕らは飛び立てない
生きてる痛みも知るけれど生きてる喜びもまた わかるよ
さあ 怖がらないで
エスコートさせてね
道は未知なる道へと続く
真夜中のエスコート
させてよ させてよ
それぞれの生活の片隅で 星のように光っている 光っている
愛が ここにある。