詩人:どるとる | [投票][編集] |
どこかで 聞いたよ
何かの本で見たよ
誰かに聞いたよ
ひとりでできないこともふたりですれば
ひとりでできないこともふたりならできることもある
ひとりの力じゃたいしてできることはない
ふたりの力を合わせればできることは格段に増えるよ
だから 僕らは 1+1でとりあえず2になろう
時には田んぼの田とかいってふざけたりしてさ
そんでもってその1+1は 2以上になるときがたまにあるよ
驚くべきことだ
愛の力は限りない
どんなことでもできる
すれ違い心離れ離れの時にはこぼれ落ちた優しさをひろい集めてまた1と1で2になろう
僕らは 僕らは ここまでふたりの力で歩いてきた 時には急な上り坂 でこぼこ 砂利の道 悪路に悩まされ 時には転んだりもしたね
そして そんなふうに少しずつ 1と1は 心までひとつになるんだ
君と僕がそろえば
1+1で2になる
ほらね上手にできました
悲しみも喜びも
嘘で隠さずに
見せてごらん
君の傷跡も
弱虫で 威張りん坊で 不器用な欠点だらけの僕ですが これからもよろしくね
僕が1で
君も1で
ふたりそろえば
ほらね 2になる
そして限りない
力を出せる
特別なことではないけれど
当たり前なことというにはステキじゃないかい?
だから 僕らは 1+1でとりあえず2になろう
時には田んぼの田とかいってふざけたりしてさ
そんでもってその1+1は 2以上になるときがたまにあるよ
驚くべきことだ
愛の力は限りない
どんなことでもできる
さあ 何度でも訪れる夜をひとっ飛びして
たどり着いた新しい1日に また 僕らの笑顔が咲くのだろう
1と1は一緒にいても−にはならないんだ
すれ違ってもまた仲直りするころには大切なことを知ることでしょう
1+1の答えを 塗り替えるほどの何通りもの答えを。
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君の心に灯っていたいんだよ
ただ揺れながら揺れながら
いつも君に思われていたい
大事なことはいつも
言い掛けては 言えないまま いつだって
夜に隠されて見えなくなるんだ
あなたが好きだから
一緒にいるんだよ
こんな僕だけど贅沢言うなよ
あなたが大切だから
僕が守らなきゃね
ほかに守る人がいないなら 永遠という扉を開けてもいい
君の心に灯火をともし
寒さにふるえる君の夜をあたためたい
できることは限られる 僕は不器用だから
だけど ほかに何ひとつできない僕だからこそ 君を愛すことだけは できそうな気がするよ
うまく言えないけど
誰よりも愛してる
これでいいのかな
君に聞くのもおかしな話だけど
これが愛なのですか? 神様 教えてください
僕の心にも灯火が揺れている
君という灯火が揺れている
だからね僕も君の中で揺れていたい
そして君に思われていたいんだよ
抱きしめていたい
愛されていたい
そして愛したい
抱きしめられたい
ああ そしていつか
歩いてきた道のりを振り返った時
二人で過ごしてきた日々が宝物になるようなそんな 今を 明日を ずっと 生きていきたいよね
そして 何歳になろうとも 変わらない
愛で 気持ちで いれたなら きっと僕らは幸せになれるんだ
そうさ 間違いであるはずがない
運命と呼んでもいい
そうさ 正解過ぎるほど二人は 重なる 部分がたくさんある
僕の心にも灯火が揺れている
君という灯火が揺れている
だからね僕も君の中で揺れていたい
そして君に思われていたいんだよ
抱きしめていたい
愛されていたい
そして愛したい
抱きしめられたい
ああ そしていつか
歩いてきた道のりを振り返った時
二人で過ごしてきた日々が宝物になるようなそんな 今を 明日を ずっと 生きていきたいよね
そしてまた嘘偽りのない気持ちで愛してるって言うんだから。
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くだらないものばかりあふれたこの世界で
僕が抱きしめているこの気持ちを
捨て去る方法を探して歩く
後ろ向きの日々を生きているんだ
虚空を見つめたまなざし あらぬ方向に泳ぎ やっとこさつかまえた景色は 君の悲しそうな横顔でした
愛されている
抱きしめている
思う以上に
思ってる以上に
誰もが同じ気持ちで
今という時間を
そっと生きているんだ
流れてゆく 時間
いつか終わるなんて
考えもしないで ただその時を楽しく生きている
でもそれくらいでいいんじゃないかな
多分それくらいでいいんだよ
雨降りも1日でそれで楽しくなる
救われる
時に人を傷つけて
時には人に感謝して
同じ人なのになぜこうも違うのかなって
人と人を比べて
すぐに人の悪い部分を探すくせなんかついてしまったよ
重ね重ねくだらないことだ
思われている
そして思ってる
考える以上に
想像よりはるかに
誰もが 殺伐とした今を駆け巡り 様々な出来事に振り回され それでも今と向き合ってる
僕も 足並みをそろえるように
みんなに追いつかなきゃ
置いていかれるばかりだ
でも僕は走らない
ペースを上げもせず
下げもしない
なんでなんだろう?
壊せない 鉄の塊
欠けた刃を握りしめながら 途方に暮れる僕は 自分自身としばらくのあいだ向き合いながら 自分の悪を見極めていた
欲望に身をそがれながら
愛されている
抱きしめている
思う以上に
思ってる以上に
誰もが同じ気持ちで
今という時間を
そっと生きているんだ
思われている
そして思ってる
考える以上に
想像よりはるかに
誰もが 殺伐とした今を駆け巡り 様々な出来事に振り回され それでも今と向き合ってる
でも僕は走れない
ペースを上げられず
下げられもしないまま
他人との違いをその接点を
悪なる感情さえも愛すように
僕はいまださなぎのままだろう。
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新しい 日射しが 差し込み
またひとつ季節がめぐる
ほらね 凍えた指先がかすかにふるえている
冬の足音 耳をすまして 聞いてごらん
そぼ降る雨に やがて白い子供たちがじゃれつくように
空から舞い降りるから
ほらあっという間に
冬 到来す
今夜の晩飯オムライス 隣には缶ジュース ケチャップないからかけるのはソース
あまり合わない組み合わせ。
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いつか 月を目指して旅に出たい
そして月面から地球を見てみたい
そしたら僕が悩んでることもきっとくだらないことなんだって気づくこともたやすいだろう
ロケットがあれば
空振りの僕の渾身の一振り
冴えぬ日々と似た景色
短絡的で凡庸な言葉の中に
優しさと愛を詰め込んで
記憶にかかったモザイクを取り払えば
見えるよ 君の笑顔
忘れていた 温もり
いつか 地球を出て
ロケットに乗って
誰でも月に行ける時代になったら
僕は月を目指して
ひとりきり 旅立つよ
悲しみ喜び繰り返す
他愛もない会話
ああだこうだ 言っているあの人のくだらなさといったら果てがない
どっちつかずの僕の気持ちは振り子だ
揺れてばかりで落ち着きのない心
言葉を返すように
言葉にしてみたんだけれど うまく届かず途中でパタリと落ちた
張りぼてのロケットを つくったけど
そんなんじゃ
飛び立てない
逃避行したい
現実から逃げ出せる
ロケットがあれば
空振りの僕の渾身の一振り
冴えぬ日々と似た景色
短絡的で凡庸な言葉の中に
優しさと愛を詰め込んで
記憶にかかったモザイクを取り払えば
見えるよ 君の笑顔
忘れていた 温もり
そして輝いた
日々
僕の 僕だけの月の恋人
今でも同じように
誰よりも 輝いている
あの頃よりずっと
輝いている。
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眠れない夜は
夜空に輝く
星たちにひとつひとつ名前をつけるんだ
果てしない闇の中に
僕だけの一番星を探して
優しく微笑むように僕を照らしたら
このひろい世界の中であなただけを愛してる
いつまでも
永遠に あなただけを見ているから
悲しみも喜びも憎しみも怒りもすべてすべて 抱きしめて
受け止めて 受け入れて そして すべてを愛すから
僕だけを照らしていてね 僕だけの星よ
忙しい朝には
寝癖など気にしない
早々と出かけて
早々と帰るんだ
人であふれた街の中で 人の群れに のみこまれ 個性失いそうになるけれど 君だけが輝いて見えたんだよ
このひろい世界の中であなただけが愛してくれる
どんな言葉でも言い換えられないくらいさ
今日も明日も明後日も何年後も何十年後もずっと何歳になっても変わらないでいることを誓うから
僕だけを見ていてね
傍にいて 一番星よ
ありふれたロマンスさ
思わず叫んでしまう
僕はなんて幸せなんだろう
このひろい世界の中であなただけを愛してる
いつまでも
永遠に あなただけを見ているから
悲しみも喜びも憎しみも怒りもすべてすべて 抱きしめて
受け止めて 受け入れて そして すべてを愛すから
僕だけを照らしていてね 僕だけの星よ
一番星よ。
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涙を流したとき
人は優しくなれる
涙を流したとき
人はまたひとつ
つよくなれる
喜びや悲しみや
切なさが
涙をはこんできて
僕は泣きたくなる
明日の景色が醜く歪んで何も見えなくなったら誰か愛する人よ抱きしめて
時の流れに逆らえない僕らは歳をとり歳を重ね いつしか涙も流せない 空の彼方へと消えていく
それはなんて悲しいことだろう?
そう思えば涙を流すことも 大切な時間に思えてくる。
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ああ わが家のサラリーマン 朝早くに出かけてゆく
電車の中吊革につかまるのもやっとの満員の車内
あっちに押され
こっちに押され
たいへんだ
目的の駅に着くまで
さらに混み合う車内でちょっとしたおしくらまんじゅう状態で
やっと会社に着いた
慣れないパソコンとにらめっこ
あれこのエクセル
答えの出し方どうするんだっけ?
こんがらがる頭の中
思考回路 ショート
ああ 頑張るサラリーマン 今日も汗かきベソかき 瀬戸内海の生牡蠣
ファイト ファイト
レッツゴー
サラリーマン
今日も頑張る
サラリーマン
ああ サラリーマン。
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僕の肉体を束縛する
絶対的な掟に逆らえず
今日もまたひとつ
僕の命が削られる
多分僕は悪いことばかりしているから
死んだあと天国へは逝けないよね
だけど 生まれて良かった 疑いもなくそう思うから 今を抱きしめて 生きていくよ
明日も何かを信じて
見えない明日だけど
見えないからこそ
不安と隣り合うようにして同じように 楽しみも待ってるから
この夢の果てに 何が待っていても
夢が覚めるまでは ずっと笑っていられる
時には悲しいこともあるけど それでも生きていくんだよ
生きていきたいんだよ
疑いもなく そういえるから 希望ばかり抱いて生きれるほど世の中は 明るくはないけど それでも まっすぐに 誰もが同じ場所を目指して それぞれの人生を生きているんだ
僕も自分の 自分だけの人生を生きていくんだ
間違いなど何ひとつないさ
きっと生まれたからには意味がある
そう思うから
あきらめるものをあきらめて
できそうなものならやってみる
それくらいの考え方でいいんだね
夢の果てでもしも幸せに会えるなら 僕の笑顔に会えるなら流れ行く日々を波に逆らうように泳いで行くよ
明日は 生きる と決めた僕らにだけ見える景色だ
ほら 見に行こうよ
夢の果てに待つものを。
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日々ほころんでゆく 時の中で 僕らは生きていく
たとえるなら毛糸玉ひとつぶんの人生
泣いたり笑ったり
時には怒ったり
失敗したりする
生きていく意味や
理由などはいくらでもこじつけられるさ
どうだっていい
仏様も神様もいないこの世界じゃ 自分自身だけが 地図なんだ
絶え間なく 行き交う人の群れの中に 何を求めても 振り返る人は少ない
優しさも愛も そのうち死語になってしまいそうで 悲しさだけがさまようだけ
それでも僕らは 思ってしまうんだ
どうして僕らはここにいるんだ?
僕らはどうして生きてる?
僕らはどうして生まれたんだ?
わからない
わからないから
とりあえず みんなのまねをして 与えられた時間の中 流れに乗るようにして 生きている
実像と虚像が入り交じるとき 真実と嘘の判別ができなくなる
僕は嘘なのか
本当なのか
何ひとつわからない
ほつれた糸を 縫い合わせ 穴を埋めるように 僕の心は何度でも縫っても縫っても
ほつれてしまうよ
日々人が入れ替わり
立ち替わり 生まれたり死んだりする世界の中で 僕も同じ運命をたどるんだ
さあ 幸せとは 一体どんなことをいうのか?
YESかNOで答えなさいと言われても難しいから白と黒の中間の灰色と答えるよ
曖昧な世界のすべてをそのからくりを
持ち出せば 何も言い返せず僕も責められることはない
最初からわかっていたんだ
まほろばのように
跡形もなくなってしまうまではきっと僕も君もお互いの存在の明確さを 維持できるだろう
幻の隣寄り添うように 僕は 昨日の記憶を信じて また今日も昨日の僕のように生きる
それがすべてだと。