詩人:どるとる | [投票][編集] |
無理せずに 心から素直に笑えるかい? 今そんな気持ちになれるかい?
あしたに希望が持てなくても 今を生きる自信だけは捨てないで
『きっと生きるためにさ
僕らは生まれたんだよ』
きれい事でも僕には少なくとも本当のことなんだ
人は皆
悲しみの中
人は皆
喜びの中
今日もたくさんの
人がそれぞれの
現実と見つめ合い
時に目をそらす
色んな事情と闘っているんだね
夜の中 朝の中
部屋の中 家の外
誰かの隣
街外れ 的外れ
いつも わかってることさ
まばたきの合間にできるわずかな空白の数秒間に うっすらと見えたおぼろげだけど確かな光
抱きしめながら
歩いて行けたなら
素晴らしい
僕の中にある愛
そして果てない
記憶のジグソーパズル 最後のワンピースまでしっかりと 生きるのだ
無意味なことなど何ひとつないさ
希望の光は 消えないさ
君が願い続けるかぎり 誰かの愛が傍にあり 誰かの優しさが寄り添ってくれる あたたかい時間が生まれる
海の隅から隅までを照らす灯台の光のように 誰ひとり 特別な星のもとに生まれた人などない
みんな等しく人間だ
ただ、生き方を過ったりすると だんだん心が 蝕まれるだけ
人と人の間に
人が生まれ
人が育つ
人と人の中に
人がいる
人が歩く
人と人の中で
人は生きて
人は笑う
そんなありふれた日々の中 瞬く間に歳を食い 誰もが同じ場所に旅立つんだから
つまらないこと騒がずに あんまり無理せずに
希望の光を 少し 信じてみる 余裕を見せてごらん
きっと信じなくては始まらないこともある
さあ 夜明け前の空
飴色の雲
一筋の朝陽
すべてが希望の光のように見えたら
きっと また 笑顔が生まれるよ
すべてが希望の光のように見えているなら きっとまた 人を信じられる
そして疑いもなく
僕ら 人を愛していけるだろう。
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困ってる人がいたら
親切にしてあげましょう
もうそんな気持ちさえ蔑ろにされがちの世の中
世間に吹く風がまたいちだんと冷たくなった
そんなこと思うこの頃
誰かの痛みを知ることは無理だけど
わからないからこそ
わかり合おうとする
僕らは人の痛みをじかに知ることはできない
だからこそせめて人の立場になって できることをすべきさ
この世界から優しさや人を思いやる心を消してしまったら
ただ 人の憎しみやうす汚い欲望が 残るだけだろう
だから僕たちが今すべきことは 消えそうな誰かの笑顔を守ることだ
人の痛みはわからなくてもその気持ちはわかることができるから
人の中で人は人を思い
そして人は人によって救われる
こんなにもたくさんの人がいる中で優しさや心遣いを知らないでいるのはどんなに悲しいことだろう
群れをなす人の中に
救いの声は届くかな
ただ痛みをこらえたまま 誰にも話せぬ世の中は きっとさびしいだけさ
人の痛みのほどを
その悲しみの果てしなさを ともにわかち合おうとすることこそがこれからの僕たちの目指すべき生き方
歳の差なんて関係ないさ
人を思うことには
性別やお国柄や
国籍や趣味の違いや
そんなことはくだらないさ
ぶち壊せ 国境を阻む壁
乗り越えていけ 海も大地も 人の痛みをわからぬものなどいやしないんだと
誰もが本当は唄いたい
あなたの痛みをすべてわかることはできないかもしれない
それでも同じ人だから
わかり合うこともまたできるはず
だから僕らは 互いの負った傷跡を誰ひとり笑うことはできないんだな
痛みはなくならない
かさぶたはたやすくすぐに剥がれてしまうから
あふれるのは血潮ではなく涙
だけど傷跡から流れるのは いつだって優しさであってほしい
すきま風吹く時代に訴える 痛みの唄。
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歩く速さなど 遅くても速くてもいいじゃないか
その人のペースで歩いていけばいいのさ
人の速さにわざわざ合わせなくていいんだよ
大人の皆さんそんなこともわからないのかい?
人生はただ単純に楽しむためだけに
生きていくと僕は思う
どうせいつかは
みんな仲良く
おっちんじまうんだから なるべくなら泣きたくなどないはずなのだ
まあまあな暮らしの中
二人はお互いすっとぼけながら
楽しくゆかいに笑いながら
生きていく
なんて素敵な日々だろう
亀のように のんびり気ままにだらだら歩こう
手を繋ぎながら
君を誰よりわかってあげられるのは僕で
僕を誰よりわかってくれるのが君で
くだらない日々の中
愛すべき人と二人
予定もたてずに
迎えた朝さ
待ちに待った朝さ
さあどこへ行こう?
とりあえず
出かけてから考えよう
口笛を吹き鳴らし
僕ら歩いていく
空は真っ赤に染まってる 夕暮れだね
言葉は何も出てこないや
それでも
なんだか楽しいエブリデイ
なんだか捨てたもんじゃない エブリデイ。
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悲しいことが
あった時は
独りきりで
空を見上げてる
冷たい夜風が
頬を撫でて
心ふるえて
涙がこぼれたのさ
こんな夜は
何も考えずに
ただ夢の中
どこまでも
溺れよう
こんな夜が
誰にでもあるから
自分ひとりだなんて
思わないでほしいけど
あなたの痛みはあなたしかわかることができないんだってこともわかるから
こんな夜は
何も言わないで
涙をこぼすのさ
優しさやぬくもりが傍にないのなら
自分をわかってあげられるのは自分しかいないはずだ
安易に自分自身を責めることは愚かなことだと知りなさい
こんな夜は
こんな夜は
自分への
優しさだけが
たったひとつの星。
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傷ついた君の頬に流れる涙
どうかしたの?なんて聞けるわけもないね
僕に何ができるだろう
君に何ができるだろう
途方もない旅路の果てに何が待っていても
ふたりなら いつだって幸せそうに寄り添いながら 笑っていられるはずだよね
そんな約束も遠い
幻のように 消えた
長い夜の途中で 君の写真が やさしくほほえむから 思わず会いたくなる
何もかも ゆるされるなら 君を抱きしめて このまま 君とふたり 世界の果てまでも 逃避行してしまいたい
最後のメモリー 降り注ぐように 重ねた唇がはかなげに濡れる
そんな切なさただようストーリー 僕らの恋の終わりは
どうしてこんなにも
こんなにも 優しいのだろう
まるで それは 物語の中によくあるような ありふれたただの恋の物語
拍手なんていらないから ふたりがまたどこかで出会えるのならばいいな
そんな期待をしながらも日々はただ僕をはこんでゆく。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
歌の中には何がある
君を思う気持ちがある
歌の中には何がある
君を気遣う心がある
一途に平和を願う気持ちがただあるだけ
歌の中には何がある
果てしない悲しみがある
歌の中には何がある
きらめく幸せがある
さあ 歩いていこう
どこまでも
さあ 笑い飛ばそう
邪魔する誰かから逃げたら
さあ 歌を歌おう
素敵な歌を
歌の中に
光が見える
歌の中に
闇がひそんでる
僕の歌はそんな歌
歌の中には歌がある
歌を歌おう
素敵な歌を歌おう
歌を歌おう
輝くような
歌を歌おう
傷跡も
消したい記憶も
隠さずに
歌にできたら
歌はもっと輝くだろう
歌の中に今日も愛と優しさを込めて歌おう
生きるとは歌うこと
歌うとは生きること
歌うとは笑うこと
歌うとは泣くこと
歌うとは 歌うこと。
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やさしさは 売りさばくものではなく
やさしさには 値段もない
だけど人に やさしくするとき
やさしさのかわりに受け取るのは 同じようにやさしさなんだろう
ああ 今日も この 街にやさしいうたがきこえる
あなたにもきこえるかい?
やさしいうたには
当たり前だけどやさしさがある
でも どんな人にも
やさしくできなきゃ
やさしいうたとは
いえないんだね
だから人にやさしくされたきゃ 人にもやさしくしなきゃだめだ
人と人のあいだにはさまれて 生きてるような僕らには 必要な感情さ
やさしさを持ち寄って ただ素直なままに 誰かを愛して 誰かに愛される そんな不動の形を イメージすればわかるだろう
すれ違っても やさしさには なんの 問題もない 傷つけあうことで人は 人の痛みを知ることができるから
やさしさとは常に人の痛みや悲しみを 理解できないまでも わかろうとするきもちの中にある 感情だから
すべてがすべて あたたかくなくていい
きびしさの中にあるやさしさもあるのだから やさしさにはちゃんととした 人間の持つ 血の通った温度があればいい
ただ単にやさしいだけではやさしいうたとはいえないんだ
やさしいうたが心地よくきこえるけど
やさしいうたにはいつでも 少しばかりのきびしさがないとだめなんだね
やさしいばかりではやさしいうたにはならないから
ああ 今日も この街の中 やさしいうたがきこえる
君にもきこえるかい?
街の喧騒や足音に紛れて やさしさがきこえるよ
あなたにもきこえるかい?
悪いことをしたら迷わず頬をたたいてくれるような
良いことをしたらためらわず 大げさなほどほめてくれるような
悲しいときには
何も言わず抱きしめてくれる
嬉しいときにはいつでも喜び分かち合える
あなたの存在を誰より 認めてくれる
そんなうたがはありますか?
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時代に取り残された歌 歌おう
人が忘れかけてる
歌 歌おう
簡単な言葉でつづられた短いけど素敵な歌 歌おう
この世界で まだ
飽きもせず続く
無慈悲な争いが
奪うものは
命だよ
無駄な争いなんかやめてさみんな仲良くすれば平和なんて簡単に叶うのに
レクイエムのような
賛美歌のような
バラードのような
ブルースのような
そんな歌歌おうよ
ひとりじゃ
さみしいからね
みんなで声を合わせ
へたくそでもいい
がんばらなくていい
肩の荷をおろして
肩の力ぬいて
とりあえず『やるだけやろう』そんなきもちで歌おうよ
歌いはじめは
嫌々
それでも
歌ってくうちに
楽しくなる
うきうきする
まるで人生は歌のようなもの
自分の声で 歌えば
いいのさ
歌を歌うように
歌い方に決まりなんかないよ
だから 好きな言葉とリズムでもって
歌えばいい
それが君の人生
それが君の歌。
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何か悲しいことがあった日の帰り道は
いつもより いつもの道が長く感じられるんだ
ポタリ 地面に こぼれた涙
どんなにきもちに嘘ついても 悲しいきもちはね ごまかせないんだな
人生はたのしいことばかりじゃない
そんな事昔からずっとわかってたはずなのに
今夜はきっと 眠れない でも そんな夜だってたしかにあるはずだ
夜空にちりばめられた 星たちが 僕らをやさしく見下ろしている
絵本の中にあるようなストーリー
めでたしめでたしでいつも終わるね
でも 人生ってストーリーは必ずしもハッピーエンドとは限らない
ゆらり 街の明かりが儚げに 遠く 見えたら きっとまた 僕は泣いてしまうんだろうな
せつないきもちはやさしさもつれてくる
いいじゃないか 少しくらい 転んだって
傷跡なんて 笑い飛ばせるくらいじゃないと
この先 やっていけないよ そんな厳しい言葉が胸に痛いけど
明日が例え雨だって 笑うだけなら できるからね
眠れないひとりの夜には
月のかわりに
涙が光るだろう
あなたが眠れない夜には
星のかわりに
僕が君を照らすだろう
簡単なことさ
楽しく生きるには思うように生きていけばいいだけ
それでもそれが一番難しい世の中だ
だから すぐ近くで
いつも さみしさやせつなさを分け合う
愛の歌を歌ってくれる人が必要なんだ
だから 眠れない夜には あなたが星や月のかわりに僕を照らすんだ
やさしいその光は あっという間に 僕の心にためこんだ涙を乾かしてしまう
魔法のうたなのさ。
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生きる為に必要なものなんだろう
愛想笑いもお世辞も本当はいらないんだ
生きる為に必要なものなんだろう
つまらない言い訳も嘘も強がりも捨てて
真っ白な気持ちでいたい
それでも僕らは 言い訳とか嘘がなきゃ
やり過ごせない時が多々あるんです
生きる為には きっとみんな心にたくさんの 重荷を背負わなきゃ
生きれないのでしょう
だけど すべての荷をおろすとき
人は神様になる
空の上 羽ばたいてく
生きるという式の
答えは きっと
人それぞれだ
決まりなんてない
だから君は君の
好きなように
生きなさい
あたりまえなことすぎて 笑っちゃうんだ
生きるという式の
答え導き出せたら
その答えを抱きしめて 一生 生きていくかい? 途中でその答えが変わることもある だけどそれもありだよ だって答えには決まりなんかない
言ったはずだよね?
ばかばかしいことさ
好きなように生きること それが あたりまえ
さあ 君の好きなように 明日も笑って
誰かを困らせることだけはしなけりゃ
きっと 神様は 君を悪いようにはしないさ
いたらの話だけど
だけど きっと神様がいたっていなくたって 守らなきゃいけないこと たくさんある
生き方は人それぞれ
歩き方も人それぞれ
だけど生きるって式の答えは いつも
誰にでも わかってるはずさ
『生きること』
それに懸かってる
だってそうだろ?
途中であきらめたら
悲しいだけなんだ
雨が降ってても
笑うことはできます
そのうち雨なんて
降り止むのを
僕らは知ってるから
今日も悲しみの中でも生きているんだろ
生きるという式の
答えは きっと
人それぞれだ
決まりなんてない
だから君は君の
好きなように
生きなさい
あたりまえなことすぎて 笑っちゃうんだ
ああ なんとなく
生きている
ああ なんとなく
生きたいから
それが生きるの答え。