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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3615] シューティングスター
詩人:どるとる [投票][編集]


僕らは 一人一人
星のように 輝くシューティングスター

君のパパもママも輝くこの星に いつか生まれた たったひとつの星さ


お腹の中に お空の彼方からやってくる
新しい命よ
流れ星のように
またたきながら
やってくる

シューティングスター
輝いてる。

2012/01/11 (Wed)

[3616] 白昼夢
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何もないところから
何かが生まれる
何もないところで
何かが始まる

笑ったり 泣いたり
それなりに忙しい日々
何かが終われば
どこかで またどこかで 何かが始まる

そんな予感 抱いたまま 夢から覚めた 午後の白昼夢

陽射しの中に 春が 少しだけ見えた気がした

それは疑いようのない 幸せの予感
嘘じゃないよ
思い違いでもないよ

あなたがくれる微笑みのよう

なんとなく
伝わるものさ

なんとなく
伝えるものさ

熱が下がったあとの
あっけない 感覚
それによく似た
空っぽの気持ち

ほら 僕の中
君の中
まわる 季節の映写機 泣いたり笑ったり
それだけで 楽しくて
つまらない 欲は 消え去って
二人はまた 向き合うのさ

いつもみたいに笑って久しぶりによく晴れた午後の白昼夢の中で

夢でも 幸せになれるんだよ

僕はわかったんだ。

2012/01/14 (Sat)

[3617] 君だけの景色
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今日だけの笑顔
今日だけの涙
昨日だけの悲しみ
昨日だけの喜び
そして
その日だけの記憶

たくさん今日も
笑ったね
たくさん今日も
泣いたね
そして
疲れたね

なんとなく 悲しくて
なんとなく うれしくて
生きることが 生きていることが
不思議で たまらない そんな1日の中に

この街に住むたくさんの人たちの瞳に映る夕焼けの色
少しずつ 沈んでゆくけれど あの夕日ひとつにしても いろんな見方があるだろう
あの夕日は君にはどんなふうに見えているんだろう

君だけの景色を教えてよ

そっと。

2012/01/14 (Sat)

[3618] いつも何かが
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今日も何かしら
悲しくて
明日も何かしら
うれしくて
きっといつも
何かが大切で

どこからの眺めなのか
近いような遠いようなつかめない距離感
見上げる空は高いだろうか 低いだろうか
君の瞳の中に生まれる光 今日もほがらかに笑っていた

特別でもなければ
当たり前でもない景色
僕の目の前に広がっている

きらめくような
言葉よりも
輝くような
宝石よりも
何よりも
誰かのぬくもりが
誰かの優しさが
つよくつよく灯る夜
さびしささえまるで
感じないね

いつも何かに守られて
いつも何かに助けられて

僕らは生きているんじゃなくて
僕らは生かされていると知った。

2012/01/14 (Sat)

[3619] 涙に降られて
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夕暮れ
いつもの帰り道
僕はなぜだか
泣きたくなった

土手沿いを歩けば
なんだか
切なくなってさ
大人のくせに
泣きたくなった
泣きたくなったよ

ああ もう何もかも
わからなくなってしまった

生きていることが
わからなくなってしまった

降ってはまたやんで
やんではまた降って
そんな涙に降られて
僕は一人立ち止まり
空を見上げて
悲しみ ごまかそうとするけど ごまかしきれない
にじんだオレンジ色
もうすぐ夜が来て
もっともっとさびしくなってしまうね

こんなふうに人はさびしさを 抱えて 歩いていくものなのかい?
ずっと思ってた
人生は楽しむためだけにあるものだと
ずっと思ってた
大人になればもっと自由になれるものだと

行き場のない思いを抱えて 歩く帰り道
なんとなく
なんとなく
泣きたくなったんだ
泣きたくなったんだ。

2012/01/14 (Sat)

[3620] 今日もあしたも
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今日もあしたも
僕は 生きたい
当たり前のように
泣いて 笑って

雨でも 晴れでも
はたまた 雪でも
生きているから
きっと生きてる
喜びを 知ることができるから
あしたもまた僕は
変わらずに いたい

頭は わるいかもしれないけれど
運動神経も わるいかもしれないけど
何かが 僕にはできそうな気がする

まじめじゃなくてもいいよ
悪いことしなければ
嫌われ者でもいいさ
死にたくならなければ
優秀じゃなくてもいいよ
優しさ 忘れなければ

頭はわるくても 優しい人はいくらでもいるさ
勉強できなくても 素晴らしい人はたくさんいるはずだ

そうさ 僕は 僕を 大切にしよう
そうだ 僕は 自分を大切にしよう

傷だらけになっても
吹きすさぶ風の中
しっかり 自分というものの存在の居場所を叫ぶよ

僕は ここにいるよ
ここにいるんだよ
ちっぽけな僕だけど
しっかりと地に足をつけて立っている

今日もあしたも
僕は ここで生きていたい
泣いたり笑ったり
日々増えていく思い出も数えきれなくなるまで たくさんの輝く記憶を心に刻みたい

今日もあしたも。

2012/01/14 (Sat)

[3621] 大切なもの
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僕の周りにはたくさんの宝物がある
人々の笑顔やあたたかさが 宝物だよ

目には見えない輝きが価値観さえもこえた 大きな大きなかけがえのない光を放つ

今日あなたが 笑ったこと 泣いていたこと 何ひとつ無駄なものなんか ないからね

夕暮れ 帰り道
見上げた空に
輝く 星々
家に帰り着く頃には
もう夜だった

そんな当たり前な毎日の片隅に 隠れてる幸せ ふとした場面に気づくんだ

見渡せば大切なものなんていくらでもあるのに
どうして僕らは
そんな当たり前なことにさえ 気づかないのだろう

お金じゃ買えない幸せがある
目に見えるよりずっと価値のあるものがある
それなのに欲望に走ってしまうばかりに
見過ごしてる 幸せがある

それに比べたら くだらないな
僕の迷いや悩みなんて
ちっぽけだ

探さなくても大切なものなんか 腐るほどあるのに
僕らは それに気づかずに お金ばかりを欲しがってる
本当に大切なものはお金や地位や名誉じゃなくて きっときっと目に見えない確かな 愛や優しさだと思うんだ

そしてあなたが浮かべた笑顔 流した涙に灯る光

それこそが 世界でいちばん大切なものであると願う

休むことなくまわる地球の中 大切なものはいくらでもあるけど きっと本当に大切なものを知ってる人は少ない

だからこそ 振り返るんだよ

きっと 通り過ぎた道に置いてきた それこそが大切なものと気づいたから。

2012/01/14 (Sat)

[3622] 人と人
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人は人の中にいる
人と人は
手をつなぐことができる

喧嘩したり すれ違うのも 人だけど
心を 兼ね備えてるから 分かり合うことができる

たくさんの人の中に
たくさんの人の笑顔があり
たくさんの人の中に
たくさんの人の涙がある
人の数だけ 心が 気持ちが 思いがあるよ
きっと 見えないその表情の向こう側に
隠れてる 悲しみや喜びが その答えさ

いつもの朝に いつもの朝食をとる
パンにバターを塗って コーヒーを淹れたのさ
人と人が織りなす
なんでもない日々の中に いくらでも探せば幸せはあるものだと 人は簡単に言うけど 実際探しもせずに 幸せなどないと嘯くんだよ

人の中にはたくさんの優しさがあり
人の中にはたくさんのぬくもりがあり
そして人と人は 心と心を向き合わせて 語り合う

まじめに生きるよりも
計算をして生きるよりも
きっと それより
心から 向き合って
出した答えが輝くようなまばゆいあしたをはこんでくる
あたたかい風を吹かせるんだよ

優しさが足りない
思いやりが足りない
この世間に吹く風はあまりに冷たい

たくさんの人の中に
たくさんの人の笑顔があり
たくさんの人の中に
たくさんの人の涙がある
人の数だけ 心が 気持ちが 思いがあるよ
きっと 見えないその表情の向こう側に
隠れてる 悲しみや喜びが その答えさ

何度でも 何度でも
繰り返す 同じような毎日の中 また今日が始まる

人と人は足並み 揃え 同じゴールを目指し走る

それでも 不思議だね 見る夢も語る理想も生き方もまるで違うんだ

そこが人と人の違い
それが人と人の区別。

2012/01/14 (Sat)

[3623] 宝物
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僕ら人にとって大切なものなんて
いくらでもあるのにね
人はどうしてお金のかかった物ばかり求めるの

価値のない物に価値を見いだせないのか

目には見えなくても確かにここにある
それはきっと宝物
すべてきっと宝物。

2012/01/14 (Sat)

[3624] 暮らし
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枕を濡らして 泣いたあの夜も 遠く 過ぎ去り 僕は大人になった

たくさん 季節を 通り過ぎて 歳ばかり重ねて ここまで来た
そんな気がする

迷いや悩み 尽きそうもない
若さや老いのせいにはできない
大切なのはきっと
何かを忘れないでいること

大人になっても
変わらないものは
変わらないままで
僕は僕にまた
変わっただけ

いつものように
泣いて笑って
たまに苛立って
そんな1日を今日も暮らしていたんだよ

閑古鳥の鳴く街の商店街 過ぎて駅にたどり着いたけど 宛ても決めずに 乗り込んだ電車の中 眺めた空には どこまでも広がる夕焼け空が見えた

ああ 幸せとは そんなありふれた景色の中に あるんだと知った

欲を出せば 泥沼にはまる 無欲じゃ逆につまらない

ほどほどに欲張りで
欲張りもほどほどに
歩いていくのがちょうどいい

吐いて捨てるような
つまらない暮らしの中に いくつもの輝く幸せのかけら 光ってる

枕を濡らして泣いたあの夜がまた 思い出し泣きで 今日の枕を濡らしても
大丈夫、大丈夫
きりもなく言い聞かす僕なのさ

なんの特別なこともない暮らしの中に隠れてる 幸せの意味 その答え 導き出せたら素晴らしい

前だけ見ていたって悲しくなるだけだ
たまには 昔を振り返れ そんなふうに生きたら 楽しいよ

日々の暮らしも どこか輝くさ

変わらぬ暮らしもいいものさ。

2012/01/14 (Sat)
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