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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3635] 鉄格子の奥の住人
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わるいやつじゃないくせに人を殺める
ばかじゃないくせに取り返しのつかない事をする
金に目がくらんで
何も見えなくなってしまう

鉄格子の奥の住人よ
その瞳に何が映る?

あなたたちの瞳に映る世界は美しいかい?

2012/01/17 (Tue)

[3636] 人生に答えなんかいらないだろう
詩人:どるとる [投票][編集]


人生に 答えを求めたら きりがないよ

悲しいことも うれしいことも 星の数ほどこの世界にはあふれているんだね

人生に答えなんかいらないだろう

ただ 楽しかったねってそれだけで終わる映画のように

エンドロールに見送られながら あっけなく終わる人生もいいもんさ そんなもんさ
人生なんて 似たようなものさ

だから 生きてく今を
生きてる今を 楽しむんだよ 後悔しても仕方ない
だから 後悔よりも
目の前をまっすぐ見つめて 歩いて行こう
答えのない人生を生きよう きっと輝きはそこにあるはずだ

太陽は沈んでも 何度でも昇る
明けない夜はない

だから 行こう
行こう 行こうよ
宛てもないままに
漕ぎ出す 明日へ

人生に答えなんていらないだろう

ただ 幸せだった はかない時間の中に 永遠に消えない思いが残る

ただそれだけの時間も いつか跡形もなく消え去っても 最後の笑顔は まばゆく輝くんだ

そうさ 生まれた意味も 生まれた理由も何ひとつわからないけど
そんなものなくても生きている今を誇りにさえ思うから
まっすぐに まっすぐに歩いていこうとすればするほどに
裏腹なまでに曲がっている 道だけど
歩いていこう
行こう 行こう

答えなんてないから
思いのままに 行こう
人生に答えを見いだすのは その人生を生きるあなたです

あなたが決めた人生が答えです

それが人生の答えなんです。

2012/01/19 (Thu)

[3637] 百花繚乱
詩人:どるとる [投票][編集]


そこに咲いてる花さえもいつか散りゆくという運命を背負ってる

だけど花には感情がないから 悲しいとさえ思わないのだろう

だけど僕たちは感情があるから 悲しいと思うんだね

余計なものがありすぎる
必要ないものばかりであふれてる
この世界にはまだまだ 足りないものが多い

この世界に 華々しく咲くには 僕には足りないものが多いな

それでも人は 日々
今日という1日の中
精一杯に咲くように
生きるんだ

散りゆくまでは
風が吹こうが
嵐がこようが
百花繚乱
乱れ咲き

命を体中で示すよ

生きるんだ
生きるんだ
生きてるんだ
叫ぶんだ。

2012/01/20 (Fri)

[3638] 遥かなる果てから
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夜が 街を 包み込み
静けさの中に咲く声
お休みのその一言で
夢の扉開くんだよ
まぶた閉じれば
ほらね 遥かなる果てから 押し寄せる太陽

夢の海を 泳ぐ船は勝手気ままに 波に乗り 行く宛てを決めないまま 明日を 夜明けを目指すんだ

余計な言葉は 今だけはしまっておこう
つまずきそうになったなら 口づけでごまかすんだ

唇と唇が重なる夜
静けさの中にも咲く愛
愛してるのその一言で全ての悩みは消えるんだ
雨あしも通り過ぎたら まるで嘘のように遥かなる果てへと沈んでゆく1日よ

夜が 街を 包み込み
静けさの中に咲く声
お休みのその一言で
夢の扉開くんだよ
まぶた閉じれば
ほらね 遥かなる果てから 押し寄せる太陽

黙ったまま心の中で喋り続ける くだらない会話がしばらく続く

耳をふさいだまま
目を閉じて 薄暗闇に浮かんだ 君の笑顔を明日の君に 重ねたら 明日の君は笑ってくれるのかな

波風立てずには生きれない 足音さえも存在を消せずに街に溢れる 誰かの影 それを照らす光

今日もあなたの傍で
僕の傍で息づく未来

遥かなる果てから
忍び寄る気配

今 さざ波のように
押し寄せるよ
そして今日という1日を波がさらうときさえおだやかに 優しさを残していくよ

遥かなる果てから
遥かなる果てへと
遥かなる果てまで
続く景色を 見送る
今日も僕は何ひとつ
忘れずに 僕のまま
心の輪郭をなぞるように くだらないくらいの毎日を生きる。

2012/01/20 (Fri)

[3639] 次の駅まで
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ある日の夕暮れ
初恋の人と
乗り合わせた
電車の中
気づかれないように
並びの席に座った

次の駅まで続いた
その 緊張は
なぜか 少し 懐かしさを 漂わせていた

時計を見るしぐさが
あの頃のままで
なんだか切なくなった反面 嬉しくなったよ
君を さり気なく見ていたけれど
君は気づかないまま
本を読んでたね

次の駅まで続いた
不思議な二人の会話のないめぐり逢い
寒い冬の 電車の中での出来事

次の駅まで 君が降りるまで 続いた
あの時間

僕を童心にかえした

電車から降りる君の背中を見たとき
その背中を追いかけたくなったけど
少し腰をあげかけて
追いかけられなかった僕は動き出す電車の中から そっと改札を出る君を見た

夕闇近づく頃
東の空を紫色に染めていた

次の駅まで 余韻のようにいつまでも 切なさが ついて回った
名前さえ 覚えちゃいないけど 懐かしいあの顔 初恋の人さ。

2012/01/20 (Fri)

[3640] 幸せという花
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ただいまのその一言で 救われる今日がある

おかえりのその一言で 救われる今日がある

愛してるのその一言で 安らげる今がある

お休みのその一言で 1日が終わってゆく

誰かの言葉が 僕の毎日に 優しく寄り添って

誰かの言葉に 僕の毎日は 鮮やかに染まって

くだらないような景色の中にも 幸せが咲く

ありがとうと言えば
ありがとうがかえってくる
愛してると言えば愛してるとかえってくる

そんな 波のように押し寄せては 引いてゆく 言葉たち

受け止めて また 誰かにあずけて
キャッチボールのように 繰り返す言葉たち

何気ない会話の中に
誰かの言葉の中に
幸せが 隠れてる

朝の中 夜の中
夢の中 部屋の中
瞼の裏にも広がる幸せ

道の先 屋根の上
窓の向こう側
坂道の頂上
ナビの目的地
海の果て

いろんな場所に
いろんな言葉が
誰かの毎日に寄り添うように 咲いているよ 咲いているいるよ

幸せという花

瞳の映写機が映し出すのは 悲しみばかりじゃないね

雨がやめば見えるだろう まばゆいばかりの世界が

誰かの言葉が 僕の毎日に 優しく寄り添って

誰かの言葉に 僕の毎日は 鮮やかに染まって

くだらないような景色の中にも 幸せが咲く

吐いて捨てるような言葉の中に 大切な思いが宿ってる

僕が君を思うように
君が僕を思うように
それは繰り返すことで 花開く

幸せという花さ。

2012/01/20 (Fri)

[3641] エブリデイ
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なんてくだらない毎日だ
だけどどこか特別な日々
何かを中心として回る地球じゃないから
僕たちは いつだって自由には程遠い

素敵な エブリデイ
何気なく 過ごしてく

並々ならぬ 思いで
生きてゆく そんなエブリデイ

2012/01/21 (Sat)

[3642] 毎日が幸せ
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当たり前な毎日が恵まれてるとも思わずに 僕たちはそれが当たり前だと 鼻で笑う

だけど当たり前な毎日が どれだけ幸せなことなのかを 知っているはずなんだ

泣いて 笑って また泣いて また笑う
そんな繰り返しの中には たくさんの輝く思い出がある

宝物とためらいもなく そう呼べるのなら
どんなに当たり前なことでも幸せと呼べるさ

大切なものなんて探せばいくらでもある
だけど 当たり前な毎日には引き替えられない

そうさ 毎日が幸せ

リサイクルされるように また 同じような1日が やって来る

当たり前な毎日の中に 幸せは あるんだよ 単純な発想だけど たまにそう思うよ

だって どんな幸せも生きていないと手に入れられないから

だから生きていられるうちはいくらでも幸せになれる

そうさ いつでも幸せさ

日が昇りまた沈んでいく日々 僕たちの幸せの価値観はかる心の天秤に優しさと情け深さだけ乗せて

僕らは笑うことはできない 当たり前な日々を

当たり前な日々などと吐き捨てたあの夜も きっと朝日が街を照らし出せば

あの空の向こうから幸せの光が届く

宝物とためらいもなく そう呼べるのなら
どんなに当たり前なことでも幸せと呼べるさ

大切なものなんて探せばいくらでもある
だけど 当たり前な毎日には引き替えられない

そうさ そんな毎日が幸せなんだ

そうだ そんな毎日こそが幸せだ。

2012/01/21 (Sat)

[3643] 満潮
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わけもなく
泣きたくなる
そんな夜がある
ときめきの果てで
約束したんだ
また会いましょう

意味もなく
繰り返す日々
生きる理由は
どこにもない
だけどくたばる
理由もない
僕の中には
何もない
小さないらだちさえ

ときめきがさざ波を起こして 心の中に
押し寄せる 夜の満潮

手のひらの上 幸せを転がして その重さをはかっても むなしくなるだけさ

意味もなく
繰り返す日々
生きる理由は
どこにもない
だけどくたばる
理由もない
僕の中には
何もない
小さないらだちさえ

ときめきが 体中 駆け抜けて 雨上がりのあとの太陽 すべてを照らす

引き潮になったら
切なさはまた胸の中に 舞い戻る
それでも 満ちていく時間 感じながら

一度きりの時間の中
再び満潮の時を待つ

ときめきが 静けさの中に 風を呼ぶ カーテンが開くように

押し寄せる 夜の満潮。

2012/01/21 (Sat)

[3644] 灯火
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愛が足りない世界に優しさという灯りをともそう
夢が足りない世界にロマンという灯りをともそう
涙ばかりの世界に笑顔という灯りをともそう

一人一人の心に幸せという灯りをともそう。

2012/01/21 (Sat)
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