詩人:どるとる | [投票][編集] |
いつも 大好きな君のこと 考えてるよ
雨が降る日も 太陽が微笑む日も
いつも 大好きな君のこと 思ってるよ
どうしたら 君は 振り向いてくれるかな
はつこいの甘い夢に溺れたあの日から
僕はもう引き返せない列車に飛び乗ってしまった
ずっと この恋がかなわなくても 君を思い続けていていいですか? 君を好きなままでいていいですか?
なぜか 大好きな君の前じゃ おしゃべりな僕も とたんに無口になってしまうよ
星が輝く夜も 何かに思い悩む朝も
頭の中には いつでもあなたがいるのです
出会わなければ良かったと思ってしまったよ だけどきっと君と出会えたからこその知り合えた喜びがあると 片道切符握りしめ 僕は君という駅を通り過ぎたのさ
たとえ どんなに時が経っても 君を忘れないよ 君を好きになれたこと 痛みとともに思い出すことがあれば
またその痛みもやさしい思い出に変わるから
はつこいの甘い夢にさそわれて たどり着いた未来に もしも君がいなくても
君を好きになれて良かった
そう思いたい
こんな僕にも秘められたはつこいがあった
桜散るように 終わったけど あのやさしい君の笑顔を思い出すと痛みさえ あたたかな安らぎに変わる
訪れし春の幻
いつかの僕の涙が陽射しの中ゆれていた。
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この世界でいちばんたいせつな人のために
僕ができることそれは何かな
死ぬまでの長い間
一緒に生きていく
約束はしたけれど
先のことはわからない
なんだか不思議だな
生きていくことや
生きていること
今も疑わしくて
自分の存在すら
あやふやだ
愛しきみへ 伝えたいことはたくさんあるだけど 肝心なとき 言葉は 出てこないな
だから 黙ったまま
ごまかすように 口づけを交わすんだ
愛しきみへ めぐるめぐる 季節のなか 同じような景色眺めてもきみとならば 飽きない いつでも僕の知らないきみの表情が見えるから
涙流すような そんな時には
唇に指をあてて 言葉はしまって 流れるように心さらけ出して笑おう
めのまえの現実に肩を落とし ふるえる夜なら そのさみしさをせめて分け合える人を愛してね
たとえば僕なら いつでもドアを開いて 待っているよ。
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もしも天国があるなら
生きていた頃のように
くたばったあとにまたみんなそろって笑いあえるかな
もしも天国に行けるなら
生きている今のうちに
いいことをやっておこう
花々に囲まれて 鳥が唄う緑あふれる場所で
僕は君と笑うんだ
天国に行けるようなやさしい人になりたい
天国があるなら
だれかを傷つけた代わりに 傷つけた人より多くの人を助けたい
天国があるなら。
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だれかを傷つけたのならそのぶん今日はやさしくなろう
今日笑えずにいたのならそのぶん明日は笑いましょう
他人にやさしくできなかったときは次こそはやさしくしよう
無関心が服を着て歩くような時代のなかで
僕らがいかに人を思いやれるかで決まるのさ
本当はやさしいくせしてさ 素直になれない僕だけど だれかにやさしくされたら
やっぱり僕もやさしくしたくなるよ
だれかを傷つけたら
やっぱり いい気はしないだろう
だけどねだれかを助けたときはやっぱり気持ちがいいだろう
だからやさしくなろう
そうさやさしくなろう。
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何もない街 やたらと明かりだけが 夜でも目障りなくらい輝く
無駄なものだらけだ
街は今日もゴミを出す 贅沢ばかりしている人たちが肥え太る
お金があればなんでも買えるけど 肝心なこと勘違いしていたよ お金じゃとても買えないものがあること
さよなら また明日
もう何も見えない
めのまえの愛に比べたら
僕はなんてちっぽけなんだろう
無声映画のように
ジェスチャーで伝える感動と笑い
ほらね僕らの人生もそれと似たようなもんさ
言葉はなくとも届くんだ
果てない距離さえ問題ない
問題ないのさ。
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ほら見てごらん
望遠鏡のレンズから
見える夜空に散りばめられた星たちを
あの星たちと同じように僕たちが選べる道も様々にある
みんな同じじゃつまらない
思うまま やってみよう
結果はそのあとさ
未来をのぞける望遠鏡があったなら
きっと違う道を選ぶだろう
過去をのぞける望遠鏡があったなら
あの日の後悔を今こそ笑うだろう
だけどこの望遠鏡には今しか映らない
そうさ瞳のスクリーンの中 広がる世界が全てなんだよ
たくさんの人の波の中にのみこまれないように 自分見失わぬように生きたいよ
何かを叫んでも 靴音にかき消されてしまう とかく忙しい世の中さ
他人より自分が大切だ
自分という存在を確かめて 現在地から歩き出すよ
小さな望遠鏡を担いで
いつか 輝くような今を のぞくように。
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ただいまと言える人がいる
おかえりと言ってくれる人がいる
それだけでもしあわせなことさ
離れると寂しくなる
一緒にいると喧嘩ばかりする
だけどこの世界でたったひとつの血のつながったファミリー
特別なことなんて多分なにもない
だけど当たり前の中にもしあわせはある
いつもすれ違うたび
思うよ やっぱり僕の帰る場所はここしかないということ
目で見てさわれるあたたかなファミリー
喧嘩するほど仲がいい
ことわざにもあるくらいだから
いつの間にか笑いあっている今日も家族がそろう部屋
たくさんのしあわせがわらわらと揺れている
なにげなく繰り返す毎日はしあわせだ
離れてみたらわかった 寂しさがまた家族をひとつにする
愛してると言える人がいる
心配してくれる人もいる
叱ってくれる人がいる
それだけで本当はしあわせなんだろう
離れると寂しくなる
一緒にいると喧嘩ばかりする
だけどこの世界でたったひとつの血のつながったファミリー
目で見てさわれるあたたかなファミリー
扉を開けば あふれるしあわせ 今日もすぐそこに。
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悲しいときにでるのが涙だけど
嬉しいときにもでるのです
悲しいときにも嬉しいときにも心がふるえたときには涙がでるのです
ほらねほらほら
心が涙を流すから
僕も泣きたくなるんです
みんな泣きたくなるんです。
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負け犬の遠吠え 声なき声が今日も聞こえる ほの暗い闇の中から
ため息の行方 そして迷子の心 置き場のない悲しみ そんなものから一刻もはやく逃れたくて 僕は大人になったのに
負け犬が月に吠える夜だから 今夜は背中合わせで会話しよう
見えない表情 思い浮かべる声と声だけの心理戦
どんないかさまも通用しない
嘘偽りもなく
僕は悲しくて
嬉しいのです
分かり合うのが
面倒な時は
いっそ傷つけあうくらいの醜さを曝そう
傷跡を舐めあう口実にしよう
負け犬が月にプロポーズ 愛してるよハニー
その輝きは僕だけのもの
ねえダーリン 振り向いて どんな追っ手も振り切ってみせるから
謎が謎呼ぶ 魂同士の駆け引き
負け犬が月に吠える時には その口をキスで塞いでね
どんな悲しみもいいわけも愛が 強さという勇気に変えてくれる
尻尾垂れ下がった犬のよう
言い負かされた夜
心理戦は今夜も僕の負け
また負け犬になる
セイ!マイガール
たまには一緒に吠えようよ
常識じゃはかれない何かが この胸をさらうときには
きっと 負け犬は増えるから
だから僕らは弱みを見せまいと月に吠える。
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手のひらの上に 悲しみ乗せて 転がしてみせる
涙もまるで 軽々と
重さも感じないさと
平気なふりを装います
手のひらの上に喜び乗せて こんなもんかとため息ひとつ
幸せも幸せ過ぎると欲が出て 人間の醜さがそこにあらわれる
僕らは絶え間なく
悲しい生き物だ
だけど
僕らは絶え間なく
幸せな生き物だ
今日も 泣いても泣いても まだ泣き足りない
悲しみは通り過ぎても あとでまた降り出す雨と同じ
どんなに笑っても 笑っても まだまだ足りない
喜びは 陽射しのよう
打ちひしがれた心にそっと生きる希望をくれるから
不思議なくらいに僕は生きたい
不思議なくらいに僕は生き続けたい
足りないものばかりだ
だけど、見えない手のひらひらけば あふれるほどにたくさんの希望がこの世界にはあふれてる
考えてみれば簡単さ
単純なことだった
手のひらの上に何かを乗せるようなもんさ
受け入れる前までは勇気がいるさ
受け入れてしまえばあとは流れるままに変わらない日々が過ぎてくさ
地球も 命も 手のひらの上に乗せて その重さや手触りを なんとなく 感じれるんだ
だからこそ僕らは目の前の愛や優しさに今日も途方もない未来を垣間見るのさ
手のひらの上に僕を乗せて その重さに気づいたら
きっとこの一歩だけで夜明けまで 足が届くね
さあ 目を開けてごらん
もう 悲しみはひとつも無いよ
忘れていた笑顔を取り戻すんだ
生まれた光 そっと卵から孵して けたたましい幸せの産声に 耳を傾けよう
あの 耳に優しい ささやくようなこの街に流れる命のメロディ。