詩人:どるとる | [投票][編集] |
人を傷つける人がいる
人を助ける人がいる
そのふたつがあって中和がとれている
人を気遣えない人がいる
人を思いやれる人がいる
なぜか交われない色と色は混ざらない
それでも中和がとれている
光と影 陰と陽
青は青でもいろんな青があるように
それはそれで中和がとれている。
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君が好き なんとなく好き
君が好き どこかしら好き
君が好き 何気なく好き
君が好き とにかく好き
一緒にいると いつの間にか時間が過ぎて
楽しくて 楽しくて
いくら時間があっても足りない
好きだよ 好き好きアイラブユー
夜が来て 眠くなって 昨日のお話の続きをしよう
喧嘩してもすぐに仲直りすれば ほらね
つかの間離れていたさみしささえ うそのように消えていく
この世界中で いちばん好き
大好物よりも ずっと好き
すき焼きよりも好き 好き
どんな誰よりも 好き
どこを探してもいないような人だから好き
君のわがままなところも 不器用なところも全部好き
悲しいときも嬉しいときも世界の終わりの時さえも 君と一緒にいられれば
幸せは探さなくてもここにある そうさ
君の存在がもう宝物
好きだよ 好き好きアイラブユー
歳を重ねて 老いさらばえても 心だけは若いままで 笑ったり泣いたりしよう
変わらない気持ちでプロポーズしたり
恥ずかしいくらいの愛の言葉ささやいたり 僕ならね君にならね できるんだよ
ああ なんだか 言葉にならないな
あたたかな気持ちに包まれて
僕は幸せだよ
好きと言うほど好きになる
だけど言葉ではあらわせないほど好きなんだ
好きよりも好き
難しいけれど簡単さ
複雑だね だけど
伝えたいことはいつも同じさ
好き好き アイラブユー
好き好き アイラブユー
きりもなく 終わりもなく 届けるよ 君に。
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まだ戦争続けてる国もある
だけど戦争は新たな戦争生み出すだけだ
無意味だ
すぐやめるべきだ
大人ならなおさら
子供でも同じだ
大きな国と国との争いもあれば
小さな人と人とのいざこざもあるよね
いじめとかする人の気持ちがわからない
だって人と人なんて
傷つけあっても悲しいだけだ
そんな当たり前な
ことさえもわからない
人が多すぎる
人を傷つけることより人を助けられる人になりたいよ
願っても終わらない 国とり物語
どうして人は人を無慈悲に殺め 傷つけることをやめられないのかな
その犠牲になってるのはいつも罪のない 美しい瞳を持つ弱い立場にいる人なのに
世界の空は晴れない
ここから見える青空は 見える範囲での美しさしか映さない
海を隔てた向こうの国や 壁を隔てた建物の中ではまだ戦争はつづいてる
人の心はその壁や距離を こえて行けないものなのかな
僕は戦争を憎みつづける
そして人と人との愚かな争いを嫌いつづける
そこに人の命や存在の重さが蔑ろにされる現実があるから
祈っても終わらない 椅子とりゲーム
誰よりもまず先に自分が優先 そんな考えをぬぐい去れぬばかりに 心は生きたまま腐るのだ。
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もう昔から言われてることだけど 自殺する人が 飛躍的に増えてきた
新聞やテレビでもよく取り上げられている でも今に始まった事じゃない
もしかしたら その原因は世の中にあるのかもしれない
人が人を大切にできない世の中じゃ 希望など持てない人が出てきてもおかしくないだろう
人生に悲観して 自殺した人が見ていた希望は きっとこの世界にはひとつもなかったんだろう
だからその人は命を絶って さようならの向こう側に 希望を探しに旅立ったんだよ
僕もよくわからないけど 自殺する人の気持ちは
でも確かに 世の中はたまに死を誘発するような 嫌なことばかり起きる
新聞やテレビでは報道しきれないほどの自殺者が あとをたたない 今日もどこかでその命を絶とうとしてる人がいる そんな現実さ
僕やあなたには一体そんな人になにができるだろうか
考えるけど きっと希望のない人に 救いの手を差し伸べるのは容易なことじゃない
でも誰かがあたたかく 接してあげなければ命は風に散る花のように簡単に 消えちまう
人生に絶望して自殺した人が見るこの世界は きっと 死ぬことよりも生きることのほうが辛くなるほどの世界だったんだろう
だけどどんなに悲しくても生きる人もいる 僕ならばそんな人こそ本当に強い人だと思うから 僕にはさようならの向こう側には何も見えない
それでも否定できないのは 僕にもさようならの向こう側に行った人たちの苦しみが手にとるようにわかるからだろうか。
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窓の外は真っ赤な夕焼け空
カラスも家に帰る
気づけばほら
窓の外はきれいな星の夜
月も輝いている
それぞれの窓に映るささやかな日常の風景
幸せを描いたような
そんな風景に 僕は花束を捧げたい
ありふれた毎日の中
気づけば 当たり前な生活ほど幸せなことはない
気づいたんだ
今日も窓に映る
家族団欒のシルエット
聞こえてくるのは
楽しそうな笑い声
話題は様々
時折泣いたり
かと思えば笑ったり
僕らの生活がそのまま窓に映る日常
窓を通して見える生活の風景
これを幸せと言わずしてなんと呼びましょうか
これを幸せと呼ばずしてなんと呼びましょうか
ほら今日も窓に映る風景が 笑ってる 光ってる 輝いてる
幸せそうだな
窓に映る日常
ただ一緒にいる
それだけで
伝わってくるものがある
ごく当たり前な日々
窓に映る日常
ただ寄り添ってる
それだけで
価値のあるものがある
ここにある
それこそが幸せというものさ。
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ねえいつか
ママに教えてもらったよ
僕らは空の上からねやってきた
神様からの贈り物なんだって
命は一度しかない
ママも僕も同じ
だから素敵で
悲しくて切ない
だから精一杯生きる
笑うときも泣くときも
今日も明日も目一杯遊び 働く
こんなに大変
こんなに忙しい
だけど、楽しい
ママはやがて冷たくなって僕の前からいなくなったけれど
いつかママから教えてもらったあの言葉は大人になっても大切にしているよ
僕らは神様からの贈り物
だから命は粗末にしてはいけない
自分の命も他人の命も同じこと
同じ重さ 何も変わらない
だから僕は生きている
悲しくても辛くても
生きることだけが
生きていくことだけが いちばんの努力だと考えて
ママから教えてもらったように
僕は不器用でも歩いてるよ
たまには泣いたりもするけれど
ママと呼んでいたあの頃のように素直になれない僕だけど
神様は僕が死ぬことなんか望んでない
だって僕らは生きるため 生まれたんだから
だって僕らは幸せになるため 生きているんだから
きっと。
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悲しいからこそ 笑うのさ
嬉しいからこそ 笑うように
強がらずには いられない
泣いても 何も始まらない
強くなれない僕らでも
強さを装うことはできる
どんなに弱い人にでも
強いられるのが人生だ
希望のドアを開けるには絶望という道を辿らなければたどり着けない
あたたかい晴れ間に出会うには悲しみというどしゃ降りにうたれなければ出会えない
希望のドアを開けてもまたその向こうには絶望や悲しみが待ち受けている
それでもその絶望や悲しみを通り過ぎたところに希望のドアは待っている
僕らはきりもなく
開いたり閉めたりする
そして再び笑えるその日を期待する
どんなに悲しくても必ず明日は晴れるだろう
どんなに辛くても
やまない雨はない
明けない夜はない
そんな希望を胸にして人は行く。
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愛の歌を歌いたい
大好きな人や
日頃お世話になっている愛すべき人へ
歌は下手だけど
気持ちを込めて
歌いながら泣いちゃうくらい いろんなこと考えながら
愛の歌を歌おう
ありがとうや
愛してるじゃ
伝えきれない
だけど言葉は足りなくても
言葉をこえた何かが届くから
耳をふさいで
目を閉じて
心の中にそっと
流れるメロディ
受け止めて
抱きとめて
僕のつくった愛の歌です
長生きしてね
たくさん笑おうね
これからもよろしくね
愛の歌を歌おう
一緒に歌おう
楽器なんか弾けなくても
歌なんかまるで歌ったことがなくてもいい
好きなように歌おう
自由気ままに歌おう
愛の歌を歌おう。
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誰のため 僕はいるのだろう
なんのために 僕は生まれただろう
その意味が見つかるのはもう少し先になりそうだ
歳を重ね 頑固さに磨きがかかり 他人に迷惑もかけて嫌われるより誰からも愛されるようなおじいさんになりたいな
理由もなく僕は明日も笑い
理由もなく僕は明日も泣いて
ただそこには漠然とした道が広がり
僕は今日と同じように優しさぶら下げて
理由のない一生を歩いてる
ベランダの畑で
花や野菜を育てて
のんきに気ままに
日々を生き
愛する誰かと生きていく
そんな当たり前な未来なら僕は幸せ
誰かのためにたまには役立てるような
人間になりたい
不器用でも一生懸命な人でいたい
理由のない一生歩いてく
てくてく
てくてく
道なりに何処までも。
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この世にひとつしかないものや
この世にひとりしかいない人
僕も君もそれを考えたら貴重な存在なんだね
唯一の人と唯一の時を歩む日々 急ぐこともなく あわてる理由もなくただ雲のように ゆっくりとのんびりと生きる
ふと見上げた空に
流れる星を見逃さないことが何より大事なんだ
気づいたんだよ
あなたを愛してるのはただいっしょにいたいからだけじゃなくてさ
あなたじゃないとだめな理由は きっと言葉じゃ言えないけれど
愛ってそんな単純なものじゃない
だけど行き着く答えはいつも同じ
「愛してる」
たったそれだけ
愛の歌って本当は
たった一言ですんでしまうんだよね
だって言いたいことは結局いつも同じ
「愛してる」
たったそれだけ
唯一 言葉に出せることさ。