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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[3927] 感謝しよう
詩人:どるとる [投票][編集]


当たり前な日々
それもまたいい
いつもと変わらない
なんの特別なこともない今日に出会うこと

それはなんて素晴らしいのかな
さあ 目覚めましょう
深い眠りから
ただちに目覚めましょう

あなたにもあなたにも感謝しよう

感謝すべきことがまだまだたくさんある
感謝しなきゃいけない人がたくさんいる

感謝しよう
今こそ
感謝しよう

感謝しよう。

2012/04/14 (Sat)

[3928] 見えますか?聴こえますか?
詩人:どるとる [投票][編集]


空き缶投げ捨てて
街を汚す人がいる
煙草の吸い殻ポイ捨てしたり喫煙所以外の場所で煙草吸う人がいる

僕が見た世界はこんなにも美しいのに
それに比べ人の心は荒んでいます

君から見た世界はどんな風に見えていますか?
人の心うつしたようにいつしかこの街も見るに耐えなくなってしまうのかな

障害者の人たちをあざ笑う人がいる
人のことを平気で「死ね」という人がいる
道徳のない世界には平和はあっても安らぎはない
いじめをする人
人を殺す人
大差はないさ
同じ位身勝手だろう

あなたには見えますか?聴こえますか?
目の前の悲しみが
誰かが流す見えない涙が 聴こえない叫びが 他人を思いやることを忘れてしまえばそこにはもう人らしい人間なんていない

頭で考え、心で感じること 人にはできるから 頭で考えることが苦手でも心で感じてごらん 瞼閉じれば見えないものでも見ることができます

僕らが築くべき世界はまだまだ先にある
要らないものばかりを生み出すよりも
新しい機械を作り出すよりも ただ人らしく 優しさや思いやりを忘れないでいることが本当に美しい未来だといえるんだから

頭じゃなく心で生きてごらん

見えるもの そこにあるもの 本当に見つめるべきはその向こう側にあるから

目をつむって 耳を塞いで そこに見えるもの 形じゃなく 手触りでもなく なんとなく感じる幸せや安らぎ

そこに明日がある
そこに希望がある

改めて聞こう
あなたには見えますか?聴こえますか?

そこにある明日や
そこにある希望が。

2012/04/14 (Sat)

[3929] 君に出会えて
詩人:どるとる [投票][編集]


これでお別れだけど
今日でサヨナラだけど
君に出会えて良かったな
そんな風に思うよ

とっぷり日も暮れて
いつの間にか帰る時間
カラスが鳴く

電信柱の影が伸びて
はるか向こうには
夕闇が迫るころ
僕はあなたに
愛の言葉 言いたいけど

あなたは僕じゃない人を好きだってわかってるから
言えないよ 言わないよ
だからせめて君に出会えたことをずっと忘れずにいることが
君を好きになったことを素敵な思い出にすることだと思うから
笑ってサヨナラするんだ

ああ なんてきれいな夕焼け空なんだろう
切なくて 切なくて
泣いてしまうよ

僕が抱いた思いが時代遅れの恋だと
笑うのならば
いつだって
一生懸命だった
いつかの僕を笑うのと同じだ
だから、僕はあの日の気持ちを捨てずに今も抱いているんだよ

君に出会えたこと
君を好きになれたこと
ぜんぶ忘れないよ
ぜんぶ覚えているよ

だからどうか幸せになっておくれ
僕のぶんまで幸せになっておくれ

ウェディングベルが鳴る
君がバージンロードを歩く そんな姿に僕は君に出会えたことの喜びを見たんだ。

2012/04/14 (Sat)

[3930] どうして票が入らないんだろう(2)
詩人:どるとる [投票][編集]


最初は確かにそう思っていたけれど
だけど気づいたんだ
評価や票の数でその詩の良さは決まるものじゃない

簡単だった
僕は間違っていた

どうしてあんなこと
思っていたんだろう
自分でも不思議だ
自分でもわからない

惑わされていたよ
票のあるなしに関わらずその詩の良さは輝くものだとあの時気づけていたら…

だから僕はこれからは好きなように書きたい
好きなようにうたいたい
「どうして票が入らないんだろう」
その言葉はこれからの僕の課題になるかもしれない
と同時に戒めにもなるかもしれない

間違いでもあるけれど本心でもあったから

だけどそんな過ちを糧に僕はこれからも詩を書いてゆく

どうか見守っていてください

悲しみも喜びも憎しみも切なさも生きる辛さも 全て偽らずに描くから。

2012/04/15 (Sun)

[3931] 涙の話
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誰かの頬に今日もまっすぐに落ちるように流れる涙の話をしましょう

僕や君にはきっと関係ないこと
でもね気持ちは解るだろう
だから関係のないことにでも僕らは誰かの涙に関わろうとする

例えば今日どこかで誰かが流す悲しい涙があるならば
せめてその人の涙が次に流れるときには喜びの涙に変わるように願う

長い長い時間をかけて 人が歩くほんの数十年 百まで届くかこの命
魂さえも燃えている
くだらないようで
切実な涙の話は続きます

悲しいような
嬉しいような
涙のわけはたわいもない会話の中で続きます

ねえ例えばあなたがよく知る人の毎日に 流れる涙があるならば あなたができる限りその人の涙の話に耳を傾け わがままさえも残さずに聞いてあげる それもまた優しさだろう

僕にもあるし
君にもある
涙の話は終わらずに世界の終わりまで続きます

切ないような
むなしいような
時間の中で少しずつ削れていく命を感じながら それでも続ける 涙の話

いろんな場所で今日も聞こえる 涙の話

明るい場所でも暗い場所でも 賑やかな夜でも沈んでる朝でも

悲しみでも喜びでも涙を流すたびに生まれる 涙の話さ。

2012/04/18 (Wed)

[3932] さようならまたあした
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も誰かが さようならの向こう側へ
消えていく その後ろ姿も見せないまま

最後の時に言葉を残すならば どんな言葉を残そうか どこの誰に残そうか
僕にはそんな人はいるだろか

少女が一人きり 佇んでいる河原
遠くに見える希望とも不安ともつかない
あしたという場所へいろんな思いを募らせて まだあどけない瞳で 優しく微笑んだ

さようならは繰り返される
人と出会えば別れがあるし
今日と出会えば明日は今日の今日ではなくなる

それでも僕らは常に先へ先へと歩いてく生き物だから
「さようならまたあした」と少し希望にも似た期待を胸に新しい日付へと続く扉を開けるんだろう

「さようならまたあした」と言葉にはせずとも強がりにも似たなけなしの勇気で不安さえ見えていないかのように振る舞うのさ

時が過ぎれば幼かった少女さえも 腹に子を身ごもり 母親となる
旅立った母や父のあの笑顔あのぬくもり
少女は死ぬまで忘れまいと我が子を抱きしめる

そして同じように
陽射しのようなあたたかな眼差しを注がれて育む命に知り得る全ての愛をおしえる

さようならと
はじめまして
繰り返されるはじまりと終わり

悲しみばかりに気をとられ 泣かぬことのないように
生まれたことの喜びや生きていくことの素晴らしさ
我が子と愛する人と手をつなぎ探していく

ささやかなれどあたたかい家族と。

2012/04/18 (Wed)

[3933] いのちのうた
詩人:どるとる [投票][編集]


命は不思議なもので 生まれた瞬間からなくなる命もあれば
百をゆうに越す長い時間を生きる命もある

それが良いのか悪いのかわからないけれど 生き続けることも苦労が伴うし
早く死ぬのももったいない

やりたいことは沢山あっても面倒なことばかりじゃまをする
したいことは山ほどあっても嫌なことも進んでしなくちゃ生活はままならない

なにが幸せでなにが人にとっていちばんいいのか最近わからなくて 命という漠然としたものに迷いが生じたとき自分自身の存在さえ疑わしく思えた

あらゆる概念に縛られている とらわれている
僕は誰だ?
この時間はなんだ
いつかしかるべき時が来れば僕も音も色もなにもない暗闇の中へ 旅立つのかな
見つめてるずっとずっと先の未来を
嫌なことばかりが思い浮かぶよ
笑うことも最近じゃむなしく思えてる

幾たびも幾たびも
繰り返される朝と夜
何度でも何度でも
笑って 泣いて 傷ついて 傷つけて たどり着く布団の上
窓を開けて 風を感じても ただそこには果てしない空が僕の中の悩みさえちっぽけなものに変えてしまう

ある人は命を自ら投げ出して
ある人は命に制限時間を課せられて
ある人は命を身勝手にたやすく奪う
そんな沢山の命を知ってる

僕は僕の命を うまく唄えずに わけのわからないうちに大人になってしまった

「どうして生きているのかな」
あるはずもないその答えをまだ探し続けている

陽射し差し込む 部屋の中や 絶え間ない人波の中に その答えがあるのならまだまだ僕にも生きる意味はあるのかな
それさえわからない
それでも生きて生きて 生き続けて
やがて全てがなかったことになるのを待つ

もっと笑いたい
もっと幸せになりたい
なぜかわき上がる
くだらないくらい当たり前な気持ち

向き合うべき現実に背を向けている

悲しいほどの毎日なのに僕にはまだ光が残されているようで。

2012/04/19 (Thu)

[3934] 降水確率
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誰かが言った言葉を鵜呑みにするなよ
誰かが決めたルールに拘りすぎるなよ
そこにある出来合いの常識に囚われすぎるなよ

降水確率のようなもの
はずれるときもある

自分の意思や思いを捨てないで自由に生きても間違いじゃないよ

そのほうがけがしても痛みは少ないよ

雨に濡れてもきっと笑っていられるよ。

2012/04/19 (Thu)

[3935] 不確定理論
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根拠のない事実に惑わされ そこに生まれるかりそめの真実ほど危ういものはないね

目障りな不確定理論
破綻は間近。

2012/04/19 (Thu)

[3936] こんな時代に
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矛盾ばかりの世の中さ
一見正しいようで間違いだらけの人たちが
日々矛盾を増やす
正しいのが大人だと信じたい僕らを平気で裏切り 悪に手を染めてる

理不尽なことだらけの世の中に
はびこる正義は嘘だらけ
間違い探しをしてみれば 間違いだらけの世の中さ
金に汚い大人たちが今の世の中を動かして 本当に大切なものをわかっているのかわからないのか
表面上の悪だけを憎めとおしえる愚かさと
ただ漠然とした正義に固執して 光も影も見分けられない
目の前の若者に正義を説いたその口で汚い言葉をまき散らす
こんな時代に生まれてきてしまったよ
そんな時代に生きているんだよ

優しさだとか愛だとか 単純な思いやりだけで誰かと向き合えたらきっとそれが正しいのに
争うことで得るあしたになんの価値があるのか 小難しい理屈や理論で答えを探してる 世の中なんてくだらない

ただ優しいだけで
ただあたたかいだけで
こんな時代を変えられるのに
こんな時代はいつまでつづくのか
水掛け論を繰り返す
こんな時代にむなしさが漂う
そんな時代でも探せば希望はあるものさ
僕はただ生きる

こんな時代にこそありがたい 闇の中にも一際輝く 光に照らされて。

2012/04/20 (Fri)
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