詩人:どるとる | [投票][編集] |
人を疑うってことは
その人を心から信じたいという心のあらわれ
人を信じたいと思う気持ちがあれば人を疑いたくもなるものなのさ
信じるだけの関係など続けていても互いの間違いや過ちなんて判りっこない
だから疑ってしまうほど誰かを信じたい
心の底から ああ
僕は今君を疑っているよ 信じてるから
心の底から そうさ
信じてるのさ
だからこそ僕は君を際限なく信じ時に君の過ちや間違いにそっと疑問を持つ
ただそれだけの理由で生まれる優しい疑惑
今 そんなちょっとしたおせっかいが君をどう思わせてるのか
気になるところです
ぼくは疑ってしまうほど誰かを信じたい
心の底から ああ
君もぼくを疑っていいよ 信じてるなら
心の底から そうさ
ぼくの間違いや過ちに微笑みながらも疑ってください
それがふたりの未来にささやかな虹を架けるというのなら
疑いもまた明日をひらくためのひとつの鍵になるから
ほら疑いながら信じながらやがて何か大切なことに気づけるといい
信じてばかりいる
必要はないよ
だから ああ
疑ってしまうほどに君を信じてる
疑われるほど君に信じてもらいたい
今はただそれだけが僕の大切な大切な鍵なのです。
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悲しみの底へとただ真っ逆様に頭から落ちてゆく自分を
絶望の淵へと今落ちてゆく自分を
まるで他人ごとのように当たり前なことのように眺めている
笑いもせずに
怒りもせずに
ただそんな映画なんだろう
そんな現実味のない緊張感までもが欠けすぎた愚かな僕が僕の終焉を眺めていた
あきらめてしまったように崩れるように終わってゆく未来を眺めていたんだ
だから僕は僕の終わりを知ってしまった
知ってしまったんだ
今 悲しみの底へと落ちている途中 永遠にそのまんま
地に足がつかない
ずっと落ち続ける
暗い暗い闇の中を
果てしなくどこまでも
悲しみの底へと
絶望の淵へと
ただ真っ逆様に
僕は落ちて 落ちてゆく
その様をただ 眺めている僕だった
すっかり色をなくした未来はまるで死んだようにこくりとも動かない
僕はしまいには薄笑いで悲しみを慰めようとしていた
空には涙にも似た雨が降り出したよ。
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たったひとつの答を知るために僕らは生きているとしたら
その答を知ったとき僕らは世界の終わりを同時に知ることになる
なぜ生きてるのか
なぜ生まれたのか
そんな疑問がもしも解けたら僕らきっとここにいないだろう
なにかを求めては
雷鳴におそれて
前に進めない
僕らは果てしなく弱い
手に入れては失うことをおそれてばかりいて
ただなんとなく生きているうちになぜ生きてるのかもわからなくなるんだ
だってそんなもの自分で決めることだからなぜ生きてるかもなぜ生きていくのかも答は無限大だよ
人の数だけ答はあるのだから
自分の中にだってさらに無限大の答があるはずなんだ
探してごらん
容易には決まらないだろうけれど
今 光を避けながら
闇を好んで歩くのは
自分の中に眠る不安や恐れを紛らすためなのかなあ
限りなく 悲しく
限りなく 切ない
さりとて今さら投げ出せぬ旅だから
しかたなく生きてるけれど時に笑い時に涙する 日々をどこまでも
果てしない旅の背に潜む翳り
今 垣間見えた
垣間見えたんだよ
ほら ちょっと目を凝らせばすぐに気づく
小さな ほつれ
生まれたことをうらんでもしかたない
生きていくことを投げ出しても何も幸せなことなどない
それより悲しみを乗り越えてその先に見える確かな光を追いかけることが大切だろう
生きていればかならず晴れるから
死んでしまえばもうそんなの関係なくなるから
本当に悲しいのは悲しいという気持ちさえなくなることだから
僕らは悲しむためにも生きてるのです
だから後悔もね失敗もねすべては生きてるからこそ起こり得る曲がり角の運命なのさ。
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その角
曲がれば
胸いっぱいの幸せが待っている
そんなグッドタイミングを望んでいるならあなたは天性の愚か者にも違えない
何事も成功は失敗や後悔の繰り返しで生まれるものです
失敗や後悔が嫌で楽に成功することばかり考えてたらそんなのは端から不可能で
失敗や後悔があるからこそ成功は生まれるものなのさ
だから失敗や後悔のない成功などありはしないのです
日陰を避けて
雨を避けて
歩くことはできない
陽向を歩くには
青空の下を歩くには
いばらの道を否が応でも通らなくちゃ歩けません
だから
覚えていてね
愚かしく忘れないでね
簡単なことさ
幸せにはグッドタイミングなんてない
不規則な日々の先にわずかな予感を引き連れて途方もない未来で叶うものなんだ
ほら その角、曲がればきっと光あふれ太陽が燦々と輝いてる
予感ではそうさ
いつも
だけれど実際は雨降りばかり
天気雨なんてこともあるから
気を抜かないで
僕は自分に言うよ
言い聞かせるように
もう二度と悲しい間違いや切ない過ち犯さぬように
冷たい海でも
果てしない砂漠でも
この足で この頭で
知恵を振り絞って
面倒くさがらず歩くと誓います
その角、曲がってもいつもの道がただ広がってるだけ
だとしてもイメージだけはいつでもその角曲がれば夢のお出まし
そんな気持ちでさあ明日へ行こう
夢から覚めたらそこはいつでも幸せ待つ楽園だ
日々が続くならばいつでも不幸せと幸せの連続
悲しい日も確かにあるだろう
だけれど素晴らしく喜ばしい日もあるから
毎日雨のち晴れ
天気と同じだと思えば
ほら夢から覚めたように曲がり角曲がればそこに幸せがある
胸いっぱいの
幸せがあるはずだ
だから
笑って
少しでも
笑って
行こうじゃないか
自分のために
未来のために
ああ 先ずは明日のために今から。
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僕の特徴のない顔に悲しみという涙が降った
でも暫くすれば涙は降り止んでかわりといってはなんだけど笑顔が咲いていた
僕のなんの特徴もない顔一面に
日々はそんな具合にさ
雨のち晴れで続いてゆく
悲しみはいつでも
喜びはいつでも
僕を飽きずに
永遠に構ってくれる
悲しみは嫌な奴
喜びは良い奴
そんな区別
今 捨て去って
悲しみの中にも
いいとこ見つけよう
人の中のいいとこ見つけるように
ほらねそしたらきっと今よりもっと笑えるから
涙の雨がやんだらね
少し笑ってみたあとでいいからさ
ちょっと試してみようじゃないか
雨のち晴れのそのつぎに。
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夢の種で咲くという未来という花がほらまた夢を咲かせる
夢の続きを見るような気持ちでそっと気づけばたどり着いた場所は楽園にも等しい場所
そこは天国にさえ見紛う素晴らしいオアシス
幸せはきっとそこにある
望めば傷ついたぶんだけ何か得る
信じよう
信じよう
まだ咲かないこの種は未来を咲かすための大事な一粒なのさ
捨てないであきらめないでどんな未来でもまだ可能性はあるはずなんだ。
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光と影は常に互いに共存しあっている
光がなくとも影は存在できず
影がなくとも光は存在できず
だから光と影は常に人の心の中に巣くうんだ
光を求めさまよう右手
つかんだものは光とは似ても似つかぬ小さな星屑
ああ なんでだか
泣きたくなっちまった
君と僕が光と影だとすればなぜ共存できないのか
その答が簡単すぎて悲しすぎて泣きたくなるんだ
それは言うまでもなく君も僕も光と影のような存在にはなりあえなかった
それだけの理屈で。
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なぜ、人は恋をするんだろう
なぜ、人は人を愛すのかな
何百年前からずっと疑問だった
僕ら人間が
どんな哲学さえも
比ではないくらいに
難解な分野だ
その答がわかったとしたら僕らはその時なにを思うんだろう
今から考えてしまう
だけれど今もまだ恋はただ不確かなまま僕らの中で絶妙なまでの存在感をあらわにしている
恋…
瞬間と瞬間の隙間に入り込んで僕らのハートを熱く燃やす。
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強くもなく弱くもない絶妙な加減であなたという人を愛したいよ
素直にそう思うよ
心から 心から…
今 すべての悲しみを受け入れて
まっすぐ歩いていくことどうにか誓うから
僕に光をください
せめて光をください
強く弱い光を僕に今
ください。