詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の好きな歌は
夕暮れみたいな
優しい歌
誰かの心にそっと
触れるか触れないか
そんなそよ風のような歌
何かと忙しい毎日の中 絶えない人の流れの中 あなたはそこに何を見る?
あふれているたくさんのメロディ
当たり前な笑顔や
ありふれた言葉に
何より愛を感じたら
なんのこともない毎日が特別に変わるから
僕の好きな歌は
あなたのような
優しい歌
時には笑って
時には弱さ見せて
時にはわがままで
拗ねたりへこんだり そんなあなたのことを見ているとなんだかそれだけで何もかもが 輝いて見えるよ
不思議だね
魔法みたいさ
ほら、いつの間にか
こうして二人で寄り添ってることが当たり前に思えるよ
今、心ひらいて
嘘も強がりも
隠してる傷跡も
あなたのことなら
なんだって
知りたいよ
側にいるよ
いついつまでも
あの青空のように
ただ澄んだ瞳で
歌うように
幸せ運んでくる
あなたが大好きだ。
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大切な人や
心から愛してる
そんな人が誰にでもいるんだ
僕にもそんな人が
側にいるよ
優しくておだやかで
陽射しのようにあたたかくて
ふかふかの布団のようにやわらかな
そんな人なんだ
あなたの存在に
僕は守られている
あなたの存在に
いつも助けられてる
あなたがいることで
僕の存在はこの場所で肯けられている
回り続ける地球の中
泣いたり笑ったり
そんなことの全てが
一人では味わえない
二人だからわかる
喜びが 幸せが 輝きが ときめきが ほら
あふれているよ
まるで、僕といっしょにいることが朝起きて顔を洗うように当たり前のように
あなたは僕を好きでいてくれる
大切な人に
心から伝えたい
そんな気持ちが誰にでもあるんだ
時にはすれ違って
離れたさみしさに気づく
けっして飾らない
自分より人を気にかけてくれる
側にいるだけで生きる喜び感じる
そんな人なんだ
あなたの存在が
僕の全てを変える
あなたの存在は
僕にとってなんだろう
まるでそうだね空気を吸ってないと生きれないのと同じように
かけがえのない世界でただ一人
ただ一人の存在なんだ
あなたが僕を好きでいてくれる
だから僕もあなたを好きでいる
ただそれだけのことなのにただそれだけで僕は一生ぶんの幸せをいつも感じてる
ありがとう
愛してる
こんなことしか言えないけど 本当なんだ。
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今日は何があるだろう
今日はどんな日になるだろう
おはようの一言が食卓に咲く
テーブルには湯気を立てるコーヒーと卵をのせたトースト
はじまりの朝が 今歩き出した ほら、窓の向こうにはまだ見ない今日が待ってる
早起きの時計が 朝を連れてきた ほら、待ちきれずにもう河川敷を走る人がいる
悲しいこともあるだろう
嬉しいことだってあるだろう
新聞広げれば気づくだろう朝から嫌なニュース流れるだろう
それでも、みんな
それぞれの朝を探しに出かけるだろう
はじまりの朝に出くわすだろう
さあ、1日のはじまりだ
今日も頑張ろう
行ってきますとドアを開ける その背中に聞こえる行ってらっしゃいが やさしくて
ただやさしくて。
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戦争なんてばからしい
そんな暇があるなら
笑ったりしたほうがいい
いじめなんてばからしい
そんな余裕があれば
寝ていたほうがまだいい
やっていいこと
だめなこと
それさえわからない
そんな大人ばかり
新聞広げても
テレビ見ても
街を歩いていても
やたら目につく
人の心ない姿
なんでもっと
人を思いやれない
どうして素直に
人と向き合えない
頭の良し悪しじゃなく心の良し悪しだ
嫌な場面に気づくたび 僕の心は言い様のない痛みにおそわれる
悲しいな 苦しいな
当たり前なこと
たしかに人それぞれ
価値観も違えば
考え方も違う
それでも大切なこと
それはどこへ行こうが同じこと
ただ、心をあたたかく 持っている
それだけでほら不思議だな
人に優しくしたくなる
人のために何かしたくなる
想像してる いつかの世界 平凡でも退屈でもいい
そこにおだやかな風が吹いていれば
さあいつか現実にしよう
たどり着くべきまぶたの裏の明日まで。
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ひっくり返せば
表です
もとに戻せばまた表
裏を探すのは一苦労
裏を探せばたちまち表に早変わり
闇の中目を凝らせども見えません
一体裏はどこでしょう
例えば足の裏にある
小さな小さなマメのように
気づかぬうちにできていた掟に沿うように生きれども
向き合うべきは現実と誰もが首をまっすぐに振りやせぬ
見えぬものと
見えざるものとでは
わけが違うと
言うのに
目に見えぬ
心や思いも
そこにある
不思議なものと
縁がある
ふとした拍子に
窪みにはまる
僕は僕さえ
知りはせぬ
地球の裏側にて待つような そんな無理を押しつけられて
僕は生き方見失う
形はあれど影のない
幽霊のような塊を
どうにか言葉にしたとして そこに意味は生まれましょうか
毛虫のからだを覆うような 鋭く尖った毛の一本に どんなに神経注いでみても
大した結果は得られない
だから僕は自分の影を確かに足元に感じ取り
表も裏もない
平たい世界で
生きると決めた
今日から僕はくだらない
中身のない空っぽの歌歌ってる
これが僕の思う世界の歩き方
哲学も論理も要らない
必要なのは生きたいと思う心ひとつだけ
それさえあれば明日の空が 雨風嵐に曇っても 心にもちゃんと朝が来て 僕の顔に日は昇る 笑顔という名の日が昇る。
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一つ、優しく生きること
一つ、逞しく生きること
一つ、穏やかに生きること
一つ、無理なく生きること
頭を育てるよりも
心を育ててゆきなさい
どんなに難しい計算を解けても人を傷つけ悲しませるような人では頭の良さも意味はない
一つ、1日1回は喜び見つけて笑うこと
一つ、悲しかったらなるべく我慢せず
涙を流すこと
一つ、嘘をつくのなら人の心を考えてその人を傷つけない嘘をつくこと
たくさんルールがあるんだな
生きるための決まり事が
面倒なようだがそれなしじゃきっと不自由するだろう
だから僕もあなたもある程度決められた範囲の中で生きるんだ
心がばかをしでかさぬようにルールがあなたのわるい拳を押さえつけてる
じゃまなようだが、大切なルールはいつもあなたのそばで
あなたの心を育ててる
すべての人の心を育ててる
そしていつか いつの日か あなたがたどり着く未来で役に立つこともある
赤信号で止まりなさいとか
食事の前後いただきます、ごちそうさまを言うようにとか
やかましいようで、大切なルールはいつもみんなのそばで
あなたの明日を守ってる
すべての人の明日を守ってる。
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僕は思ったんだ
悲しみ受け流す傘のない君の
傘の代わりにこの僕が
そばで笑っていることが傘の役目を果たすと
僕はわかったんだ
お日さまのように笑う君と
ただ時間も忘れ過ごすことが
どんなに幸せなことなのか いつも気づかされることばかりだな
1日また1日と繰り返す日々の中で
僕は何を知ったのか
僕はどこを目指すのか
今日も日はこうして沈むけど 明日の予定さえ決まっていない
だけど だけどね 僕はこれだけは決めてるんだ
1日いちどは必ず笑うことにしよう
どんなに悲しい日だとしても
今日を生きれた それだけできっと
幸せなことだと思うから
僕は悲しみの雨に降られても 君の笑顔思い出して笑うんだ
ほらもうすぐ 僕の街に朝が来る
今日はどんな日になるかな
色んな事がある
色んな人と出会う
確かに人生生きてれば嫌なこと嫌な人嫌な場面 それを避けては歩けないけれど
生きているからこそ楽しいこともあるからね
わるいことばかりじゃない
生きていれば必ず たどり着ける明日がある
その明日で僕はまた見失った笑顔取り戻すように 笑うんだ
一日一笑 忘れずに。
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今日が雨なら
明日は必ず晴れるよ
そんなことわからないけれど とりあえず照る照る坊主を窓に吊そう
今日の生き方で
明日が変わるなら
誰も今日の生き方を
誤ったりしない
本当にそうかい?
明日の世界をイメージしても
僕はなんとなく今日と何も変わらないと思う
そこには 川が流れて
青い空 白い曇
いつもの街並み
窓から見える向かいの家の屋根
忙しそうに
行き交う人の流れ
そして、幸せすぎるほどの穏やかな時間
明日の世界を描いてみたら
今日いた人も明日にはいないかも
僕も元気かどうかわからないけれど
とりあえず、今日を生きてみるよ
まだ見ない明日の世界にたどり着くまでは
今日泣いたなら
明日は必ず笑えるよ
そんなことは誰にも言えないけれどとりあえず生きるよ
大好きな人の眼差しの中で
僕は笑うよ
僕は笑うよ。
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切れた蛍光灯
取り替えるのも
面倒だ
こんな気持ちは
久々だ
例えば心がひび割れたような
僕の部屋の灯りはつかない
大事なものは照らせない
僕の部屋の灯りはつかない
肝心なものは照らさない
やけに長い夜だな
やけに切ないな
あいた胸の穴ぼこ
もれるように
乾いた笑いがこみ上げる
おやすみも言えない
さよならも言えない
灯りはまだつかない。