詩人:どるとる | [投票][編集] |
花は咲きそして枯れて散りゆくのが定めなんだろう
いつでも忘れないで
その定めは君を見つめてる
いつ終わりが来るかわからないから
たとえ悲しいことがあったとしても
たやすく死にたいなんて言わないで
君は望まれてこの世に咲いた花
なんてきれい事で片付けるつもりはない
けれどせっかく咲いた花ならば
最後まで 散りゆくまで咲くほうがいいじゃないかい?
ひとひら また
命が散っていく
僕はそんなふうに
少しずつ空に命を捧げながら生きてる
実感はまるでないけど
ほんとなんだ
気づいてないだけで
花よ 咲け
命のかぎり
花の姿 花のありのままの形を貫けよ
花は咲くためにある
枯れるためにはない
そりゃいつか枯れもするし散りもするけれど花は咲くために咲くのさ
忘れないで…
忘れないで…
花が花の在るべき姿を
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君の心に僕が映っているならば
僕はそれで構わない
小さな存在であればいい
君の中に広がる果てしない宇宙にちょっとでも僕の存在が光ってればいい
いつも言えないんだよ
大切な言葉
タイミングなんか選ばなければ
いつでも言えるのに
なぜだろう
愛はとても難しいものだね
不器用なこの僕には手懐けられるかな
いつまでも君の瞳の中で光っていたい
いつまでも君の心の中に咲いていたい
僕は君が好きで
君は僕が好きで
そんな二人の気持ちが重なって愛になる
ほら愛の出来上がりさ
なんてさ
ラブソングなんて僕には似合いそうにないけれど
君のためにうたうよ
この声とこの気持ちで
天に捧げるようにうたうよ
どこまでもやさしい歌を
どこまでもやさしい声で
今 世界中でただひとり
あなただけに届けたい
フォユー
ラブ ラブ ラブ ラブソング…
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らぶそんぐをつくりたいんだけど
どんな詩をらぶそんぐっていうのかな
それさえわからずにつくってみたらぶそんぐはただ愛を連ねただけのお粗末な拙い文章になってしまった
でも そのあとに考えたんだよ
らぶそんぐって
愛の詩ってことだから素直な気持ちをこめてつくればいいんだってことが
だからね
愛してるだけじゃ物足りなくもなるさ
だからね
好きだよだけじゃもどかしくもなるさ
愛してるや大好きをこえた何かを書きたい
そんな思いがらぶそんぐをラブソングへと変えてゆく
曖昧なひらがなのらぶそんぐからしっかりとしたカタカナのラブソングへと変えてゆく
わかるかな、これが ラブソングのつくり方だよ。
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孤独な自分のことを かわいそうだなって思うよ
だけど無力な僕にはどうしようもできない
ただ泣くことしか
友達も恋人も何もいない
ただ静かな部屋の中
終わらない闇を見つめてるだけ
窓の外に見える申し訳程度の月明かり
僕の心も照らしてくれよ どうせなら
なぜか真夜中 のどがかわいたわけじゃないんだけど
近くの自販機にジュースを買いに行く
足取りはきわめて重い
生まれた意味や
生きてく理由
なぜかそんなの見えないはずなのに心の中でね形のないそんな気持ち消えてしまった気がした
僕をかろうじて照らしてる光
死んだように闇に横たわる影
今はまだわからない
生きてく理由も生まれた意味も
だけれどやがてはわかるだろう
希望なんかないけど
とりあえず嘘でも強がりでも僕は思うことにするよ
こんなに寒いのにねなぜか買ってしまった冷たいジュースは
まるで僕の心のようでなぜか抱きしめたくなった
しばらく自販機から動き出せなかった
今もまたすぐに昔話になるかな
でも忘れないよ
この胸を焦がすほど記憶に焼きつきそうなかげり
ほら 携帯からは
いつも母の留守録
「早く 帰れ 母より」
なんでかな
巣立てない僕
抜け出せない部屋
日々は甘えたままの僕をそのままに過ぎ去ってゆく
もう 夢も理想も今さら追いかける歳じゃないし
ああ 何もない夜空に見える月がなぜだかうらやましくなったよ
結局 学んだことや
幼いころに一生懸命に書いた夢と理想にあふれた作文なんて無意味だったね
孤独な僕にはそもそも協力なんて言葉も悲しいだけだから人通りの多いこの街じゃ息をするのも苦しいくらいさ
僕をかろうじて照らしてる光
死んだように闇に横たわる影
希望だけじゃ
人は生きられない…
心の闇にすがりつき
通り過ぎるばかりの時間の上にあぐらをかいて不都合な現実に五感を塞ぐ僕。
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生まれた意味や生きていく理由をどこかに落として生まれてきてしまったよ
僕の心の中探しても見当たらないから
きっとどこかに落としてきてしまったんだ
生まれたその意味を
生きてるその理由を
ここにいるこの意義を
もしも決めてしまったなら僕はもうここにいれない
わからないからこそ僕はここにいる
地球が生まれた日から僕が生まれた日に
何百何億という旅の末にたどり着いた光
それが僕や君なのさ
君が生まれたその日に奇跡は起こった
君が生まれること
運命なんかじゃない
きっときっときっときっと君がここにいる今も誰も予想できない奇跡なんだよ
神様も 誰もわからないんだろう
たとえは至極悪いけど
原因不明の病気みたいにねきっとわからない
今も尚つづいてる奇跡
そう呼ぶ以外ないのだろう
君がここにいて
僕もここにいる
それ自体がもう
意味であり理由なんだ
探す必要なんてない
君や僕自身がその証
奇跡の成果
奇跡そのもの
光の結晶
大丈夫だよ
君がここにいる
それだけで君は存在している
奇跡を日々起こしながら存在していく
ほら 君こそが奇跡
ああ 僕こそが奇跡
すべての人こそ奇跡。
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涙 流れて
大きな川をつくった
涙はやがて
川より大きな海になった
涙の海は時を重ねついには海より大きな空になった
その空には見たこともない鳥が飛び
やがてその鳥たちに名前が割り当てられた
地上の人々は口々にその鳥たちの名前を呼んだ
そしていつの日か
大きな空は一面果てしない宇宙になりました
キラキラ光る星々
9つの惑星に囲まれて僕らは生きていた
夢のように目覚めれば
今のような素晴らしい
世界が出来上がっていた
世界のはじまりは涙からだったとしたら
誰の涙がこの世界をつくったのかな
なんて想像が僕を果てしない宇宙に連れて行く
嘘だらけの世界を
鮮やかな色で塗り替えてよ
世界を始まらせた涙はきっとうれし涙だよ
だから僕は嘘だらけのこの世界で本当のことを大切にする
あの日、涙流れて
大きな川が
そしてその川が海になり
あの日の出来事や順番がもしもひとつでも違ってたら僕ら生まれなかったろう
この世界も
涙 流れて
大きな川をつくった
涙はやがて
川より大きな海になった
涙の海は時を重ねついには海より大きな空になった
その空には見たこともない鳥が飛び
夢のように目覚めれば
今のような素晴らしい
世界が出来上がっていた
大きな 大きな 宇宙の片隅で光る
小さな 小さな 地球のとある場所で
今日も新しい命が生をうけた
そして誰かがこの世界を旅立った
終わりのない永遠へと向かって
開かれた表紙は閉じられたらふたたび開かれることはない
一度きりの物語
僕らはその中で生きる
明日へ続く物語
少しずつ少しずつ
輝いてゆく世界
涙がそれをおしえているよ
やさしさもぬくもりも下手をしたら消えてしまう世界で与えられた時間がつきるまで今日も僕は僕を泳がせる
まだ 岸にはつかない
まだ 泳ぎ足りない
明日というページがこれ見よがしに捲れてる。
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ほら 僕を呼んでる
明日が僕を呼んでる
ドアを開けて行かなくちゃ 僕を呼ぶ声に導かれて行かなくちゃ
明日には不安が待ち
イヤなこともあるけれど同じくらいだけの喜びや安らぎも待つ
深い悲しみを
暗い夜を
こえなくちゃこえなくちゃ
光は手にできない
このいくつもの夥しい傷跡はなんのために痛むのか
そんなことさえ忘れたら
願わなくても
願っても
明日へ続く物語
生きる人へ確かに届く 明日という生きるべき場所
今日も誰かはどこかで笑い誰かはどこかで泣く
そんな悲しみ、喜び
混ざり合った世界で
僕はなぜ生きることを選んだんだろう
僕はなぜ生きていくことにしたんだろう
今もわからないまま
ただなんとなく
計算も計画もなく過ぎ行くままに日々を送っている
明日へ続く物語
生まれたときからめくられてきた物語の表紙からだいぶページはめくられて
今じゃ20ページをこえようとしてる
明日へ続け物語よ
僕はやっぱりまだ生きていたい
生きたいと思う人すべてにどうか光を絶え間ない光を降り注げ
なんて柄にもない
言葉も素直に言えてしまえる
今日はなんていい日だろう
ただそれだけで心が見違える
昨日とはまるで違う何かが僕を包んでる。
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人生はポーカーみたいに学歴や資格バンバンそろえれば勝ち上がるのだろうけど
僕はそんな熾烈な闘いに巻き込まれるのはごめんだね
僕はおりるよ
たとえいいカードそろうとしても
僕はおりるよ
それこそポーカーフェイスでサヨナラさ
さよなら ポーカー
僕には計算や計画なんて疲れるだけ
さよなら IQ
僕にはそんなもの必要ない 飾り気も何もない裸の僕を見てもらいたいから
さよなら ポーカー
手も振らず言葉も交わさないまま
さよなら ポーカー
僕はそんな世の中からはイチヌケピさ
誰かに探されるまえにどこかに雲隠れするんだ
さよならさよなら
さよならさよなら
てんてこ舞いの日々よ
ポーカーなんてもういやんなったよ
カード 投げ飛ばしてサレンダー サレンダー 叫ぶんだっ!
僕はおりるよ!
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君が笑うとまるで雨がまだ降ってるのに何かが狂って虹が架かったような不思議な気持ちになる
僕の涙をさそう
君は僕の永遠の宝物
僕の胸の中でキラキラ輝いていて ずっと
虹色の涙よ 今 君へとあふれてゆけ
そして伝えておくれ
僕の気持ちの全てを
虹色の涙よ ああ 僕らを満たしてくれ
そして一人きりじゃ癒せない傷口をうめてください
僕はまた涙を流すから
虹色の
君が笑うと
虹が架かるよ
外はもちろん雨
だけれど心だけ晴れ
まったく不思議だね
虹色の涙のせいだ
僕はとても幸せ
君はどうなのかな
ドアを開ければ
君がその向こうで
僕を呼ぶ
そんな幸せに今
体中 とっぷり
浸かりながら
僕は幸せ
とても幸せだよ
だから あふれる涙
虹色の。