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どるとるの部屋  〜 投稿順表示 〜


[4747] 気づく
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ちょうどいい距離から
離れた人を見る

近すぎず遠すぎず
大好きな人を見守る

愛は干渉し過ぎてもいけない
愛は突き放しすぎてもいけない
ちょうどいい距離をとって見守るくらいがいい

そしてたまに必要な時
目一杯抱きしめるのがいい

親から子供へ
向けられた愛や
友達や恋人から
向けられる愛も
全て同じだよ

君を思う時 僕も君を思うだろう
君が傷つく時 僕の頬にも涙が伝うだろう
君が迷う時 僕も迷路の中にいるだろう
君が笑う時 僕も嬉しくて笑うだろう

そんなふうにそんなふうに心重なってること

何気なくさりげなく気づく今日の僕です

そんなこと程そんなこと程思い出に焼き付くよ

素っ気なく素直じゃない君の隣で

当たり前だけどとても大切な事に気づく

夜も朝も 二人を隔てるものを全て越えて

届く思いが重なる時
ぶつかり合う
おでことおでこ

抱えてる痛みや苦しみごと愛していたい

不器用でも早とちりでも君だけの僕です

今日も明日もあさっても明明後日もね

何気なくさりげなく気づく今日の僕だよ

僕だよ。

2013/02/15 (Fri)

[4748] お大事に
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僕にとって
あなたにとって
大事に思う人が
傷つく時

僕やあなたには
なにができるんだ
打開策はあるか

結局たどり着く
答えは自信のなさにある

謝ってばかりさ
支えられてばかりさ
ふがいないなあ
ごめんよなんて
また同じことの繰り返しさ

お大事になんて
医者みたい
それだけ言って
さようなら
どうやら
一番傷つけていたのは僕みたい。

2013/02/15 (Fri)

[4749] 何度でもアイラブユー
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君の声がする 世界中のどんな音楽より
素敵なメロディ 心を穏やかにする

君の顔がほころぶ 世界中のどんな花より
きれいなフラワー 明日へと咲いてく

不器用だったりするけれど
危なっかしかったりもするけれど
君のために努力を重ねて 生きるよ

何度でもアイラブユー
伝えたい届けたい事ばかりが散らかっている
全く困ったもんだね
幾らでもアイラブユー
してあげたいこと一緒にやりたいことが沢山ある
楽しい人生になりそうさ 君となら

この命空に返すまで
君と二人 歩きたい

君の涙が零れる 僕にまで悲しみが伝わる
嘘はつかなくていい 強がらないで

君の夢を見た 夢の君はいつも笑ってる
だけど泣きたいときだってあるだろうに

頭がわるかったりするけれど
あんまり口数ないけれど
君のことで心はいっぱいなんだ

何度でもアイラブユー
ありがとうも愛してるもまだまだ言い足りない
幾らでもアイラブユー
行きたい場所見せてあげたい景色沢山ある
幸せになれそうさ 君となら きっと

僕なりのやり方で慌てずゆっくり無理なく少しずつ愛していくよ

時間はかかるかもしれないけれど いつか二人で歩き続ける道の途中で 振り返ると なんだかいい人生だったよ そんなこと言い合えるような
人生を送ろうね

不格好だっていいさ
些細でもいいさ
小さくてもいいさ

いつまでも尽きない愛があれば。

2013/02/15 (Fri)

[4750] 家族
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お父さんがいて
お母さんがいて
弟や妹や兄や姉がいて
おじいちゃんがいて
おばあちゃんがいて
犬や猫や鳥なんかもいるかもしれない

笑ってる今日があって
泣いていた今日もあって
寄り添う今日があって
すれ違う今日だってたまにはあるんだ

なにそんなに特別なことがあるわけじゃない
ただふつうの暮らしの中気づくことが
幸せが何なのか教えてくれるだけで
ただそれだけで家族であることが いつもより少し幸せに思う

当たり前なことが
こんなにもうれしい
ありふれた毎日が
こんなにもたのしい
あなたがいるから
一人じゃわからない
人を思う心を知り
傷つける痛みや
離れたさみしさを知る

僕は君のなに
君は僕のなに
ただひとりの人
愛している人

君の家族さ

言われなくても側にいて
居なくてもいい時さえ側にいる

僕の家族さ

目を閉じて
そこに浮かぶ
まだ見ない明日の
扉を開くとき
夜が朝と融けて
新しい朝が
この街を照らすなら
君も照らしてね

家族がひとつになる時
笑顔を見せてね
優しさを見せてね

家族は血の繋がりだけで家族なわけじゃない
家族は境遇だけで家族なわけじゃない

家族は家族だ

ただそれだけでただそれだけのことが

夢を描き幸せを届けるよ 君の明日に。

2013/02/16 (Sat)

[4751] 君の影
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気づけばそこにいて
気づくともういない
大事な人もそれ以外の人も影さえ残さず
消えてしまう

肝心なときにいない
いてほしいときにいない
さみしさはこの胸をしめつけて流すつもりもない涙を誘うよ

眠れない夜もぼんやりした朝も
ひとりきりの食卓も 片づかない現実も
まだ見ぬ夢も 見つからぬさみしさの出口にも君の影が揺れる

部屋の隅っこ 面影だけがそこにある
泣きながら笑いながら 僕は暮らすけど

避けられない孤独に
受け流せない雨に
この身は冷やされて
世界が途端に滲んでく

忘れられるものなら
今すぐ忘れたい
忘れられるくらいなら
とうに忘れてる

けれど忘れてしまうにはあまりに惜しい思い出だ

全く厄介なものを残していったな
死ぬまで忘れられない
拭い去れないあの笑顔

今も揺れる君の影
見守るような君の影。

2013/02/16 (Sat)

[4752] くらし
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テーブルの上に
並んだ夕飯
今日もぜんぶ
平らげられず
半分以上残してしまった

悲しいこと
うれしいこと
暮らしの隅々まで
行き渡るさみしさが
切なさが漂うよ

間違いだらけの日々
穴ぼこだらけの心
油断してばかりだ
だけど愛に溢れてる

暮らしに暮らしが覆い被さって
また暮らしに暮らしが積み重なって
そうやってずっと繰り返してきた
暮らしと暮らしの先で今日も
暮らしを続けてる 何か意味があるのなら
そのこと全てに意味がある

ほら笑う君の顔が
その答えを伝える

ほらたまに笑うと
こんなにもまぶしい
君の顔に気づく

テーブルの上に
並んだ朝ご飯
例えばぜんぶ
平らげられなくても
気にするな 傷を残して人は人となる

暮らしはそうして
続くのだ

イメージの向こう側へもゆける

心地よい場面の中
ありふれた景色の向こう 笑ってる君と僕の輪郭をなぞる幸せが届けるよ

無理してまでも生きる意味やわけをなんとなく君に伝える

ほら笑う君の顔が
その答えを伝える

ほらたまに泣くと
こんなにも素直だ
君のことが好きになる

君の心が見えてくる。

2013/02/16 (Sat)

[4753] あくび
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あくびひとつで
景色が変わる
穏やかな風
吹くような
そんな幸せ
連れてくる

ばかだっていい
計算は要らない
生きるには
頭の良さより
心の美しさが
必要だよ

あくびひとつで
世界が変わる
優しい顔
浮かぶような
そんなイメージ
あふれてる

弱くなんかない
ひとりのさみしさを
知っているのなら
それは強い人の証
心に余裕を持たせて

あくびひとつで
景色が変わる

あくびひとつで
世界が変わる

そんな考えも
あるんだよ
そんな考えが
あるんだよ

泣き止んだ空に
虹が架かるように
君も涙流したら
笑ってごらん

明日が少しだけ
見える
希望が少しだけ
見える

あくびひとつで
自分が変わる

あくびひとつで
風向きが変わる

そんな気がするよ。

2013/02/16 (Sat)

[4754] 
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嘘をついたよ
自分に 他人に
嘘をついたよ

嘘をついてた
今日も どこかで
嘘をついてる
今日の どこかで

嫌われぬように
強がっていたよ
悲しくないふりで
闘っているようで
逃げていたよ

僕は嘘つきさ
君も嘘つきさ
みんな嘘つきさ

誰もが誰かに
今日も嘘をつく

それは時に
自分を守る嘘になる
それは時に
人を傷つける嘘になる

嘘をつくことで
何かを守れるなら
僕は嘘をつく
嘘をつくことで
何かを傷つけるなら
僕は本当のことを話そう

嘘をつくことが
あなたにとってのプラスになるなら
僕は黙って嘘をつく
嘘をつくことが
あなたにとっての重荷になるのなら
僕は賺さず嘘をつくあなたを止めるよ

嘘は必要なのかな
嘘は不必要なのかな
この世界に

嘘は正しいのかな
嘘は間違いなのかな
人にとって

千の嘘をついても
百の本当しかないのならわずかな百の本当は嘘に埋もれてしまう
だから千の嘘をつくのなら本当のことだけを掲げて生きたい
だけれど嘘をつかないといられない時も確かにある

だから僕は
嘘をつくんだよ

自分に 他人に
嘘をつくんだよ

少し痛みを伴うよ
少し後ろめたさを孕むよ

だけど嘘をつかないとならない時には
僕は嘘だとわかっても安易に責めないよ

その嘘が君の明日を変えるなら
その嘘が君の心を救うなら

僕は喜んで嘘をつかれるさ。

2013/02/16 (Sat)

[4755] この雨の向こうで
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今あなたの目に映る世界より遠くの場所で
雨に濡れてる人もいる

晴れている空が嘘ってわけじゃなく
世界はひとつじゃないってことさ

時計を逆さまにしたような世界では
朝と夜が逆転して
今僕の見てる
青空の向こうでは
同じ空なのに
夜空があって
星も輝いてる

不思議だな
不思議だな
少しだけ

あの雨の一粒に聞いてみるのさ
あなたの今の気持ちを 些細な淋しさを

この雨の向こうで
泣いている君を
思えば僕も
泣きたくなる

この雨の向こうに
笑っている君を
思うと僕は
笑いたくなる

誰かの不安や
心配をよそに
僕は君を思うよ

僕には雨しか
見えなくても

君には優しい
空があるように。

2013/02/16 (Sat)

[4756] 涙をしまって
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涙をしまって
おやすみを言おう
涙はしまって
愛を叫ぼう

笑顔じゃなくても
生きるように
本心じゃなくても
傷つけるように

涙をしまって
さよならを言おう
涙はしまって
ただいまを言おう

夜がそこに生まれる
朝は待ちくたびれて まだかまだかと
月を急かす

朝がそこに生まれる
夜が待ちくたびれて
はやくはやくと
太陽を急かす

ゆっくりのんびりとはいかないな
だけれど今日は少し穏やかだった
諦めたのかな 月も太陽も

なら僕も諦めて
走るのをやめて
歩こうかなと
思ったよ

涙をしまって
いい夢を見よう
涙はしまって
きらめく明日を描こう

やりきれなくても
進むように
嘘を重ねても
「好き」であるように

意味など最初から何もなく 策などないけれどただひとつだけ
愛してるが言えればいいと思ったよ

涙をしまって
おやすみを言おう
涙はしまって
愛を叫ぼう

笑顔じゃなくても
生きるように
本心じゃなくても
傷つけるように

涙をしまって
さよならを言おう
涙はしまって
今日に手を振ろう

また明日ねと
今日に手を振ろう

涙を引き出しの奥にしまって
また流れ出すまで

涙をしまって
涙をしまって。

2013/02/16 (Sat)
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